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紅茶国C村の日々

13(金)から18(水)まで。ブリッジ、タイヤ、授業その他。

13(金)この日は、赤鼻(レッドノーズ)チャリティーコミックイベントデー。というのはミチが勝手につけた名前ですが、どうやら英国中(?)で、赤いものを身に付けて、コミカルな服装をしたり、ピエロを模したりして、それでお金を集めて困っている人(?)を助けてあげようという日になっているらしかった。詳しいことはわからないながら、ミチが日本語を教えている二つの学校でも、生徒らが制服以外に赤いものを着てもよい、そして1ポンド払おう、ということらしかった。それで、ミチも年末M&Sアフタークリスマスバーゲンセールで買った真っ赤なジャケットを着て登校した。午前中の11年生のクラスでは、二人の生徒はこのことを忘れていたそうで、ふつうの制服だった。午後の12年生のクラスでは、5名中1人だけ、赤いネクタイをしてきた。他の子たちは服装に変化なし。でも校内を歩くと、赤い靴、赤いシャツ、赤いコート、顔に赤のペンキ塗り、等々、思い思いのレッドノーズデイを楽しんでいるようだった。写真を撮りたかったけれど、とりそこなってしまった。校舎内をあるいて、それとなくおもしろいシーンを探してみたのだが、黒い制服にまぎれて、イザ撮ろうというところまで気がすすまなかった。とにかく、日中、校舎内にいるときは、次々にすることがあって、忙しい、というのがその最大の理由。ミチにとって唯一の昼休みの自由時間がとれる金曜日でも、やれ、コピー、やれ、PCと、授業の準備のために時間がいくらあっても足りない状態。

11年生はGCSE過去問。12年生はテキストJBPの第8課、いる・ある。います、あります。
放課後の女子校で、12年生の女生徒3人もレッドノーズデイにちなんで変わった服装をしていた。女子校のほうでは、特に赤を着るということではなくて、自由な服装でメッセージをあらわす、ということのようだった。一人のMちゃんは思いっきりかわいい服で、もう1人のMちゃんは「長靴をはいた猫」の猫に扮していた。顔にしっかりとヒゲや鼻を黒々と描き、フリルの白シャツに、黒のタキシードに黒のブーツ。みごとにおとぎ話の世界から飛び出した服装をしていた。こういうファッション感覚は、どこで養われるのか。とにかく脱帽。

レッスンを5時2分前ぐらいに終えて、車を飛ばして、1時間。ラマダジャービスホテルへ直行した。
13(金),14(土),15(日)の三日間、ジョン・ベアードというコントラクトブリッジの世界ではそれなりに有名で本もいっぱい出している主催者に従って、金曜の夜、土曜の朝と午後と夜、そして日曜の朝と午後の合計6回の試合をした。試合といっても、四人一組のテーブルが、参加者減少のため4テーブルしかなかったので、合計16人のこじんまりとした試合風景だった。詳しい記録を書こうと思えば、逐一書き残すこともできるが、今はその時間がない。すべての食事もおいしくて、写真に残せばよかったのだが、結局、このブリッジホリデー中にとった写真はこの1枚だけ。
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前後左右、食事のテーブルのお仲間に気兼ねして、料理の写真をとらなかったのだけれど、このデザートだけは、他の人が誰も注文しなくて、ちょっと注目されて、話題になったので、それなら写真をとってもよかろうというワケで、堂々とパチリ。

試合の結果は、トップにもなり、下位にもおち、いくつかのヘマをして、そのヘマがなぜそうなったのかを考えることで、いくぶんこの三日間の勉強の成果が得られた、ということになるかも知れない。費用は175ポンド,約2万4500円ぐらいだった。

15(月) いつものように、女子校で4セッションをこなした。13年生は読解の過去問。12年生はWJEC試験のトピック4の表現。そして放課後の11年生は漢字、漢字、漢字。とくに時刻に関する漢字と、家族に関する漢字を扱った。

この日も5時3分前にレッスンを終えて、直ちに車でロンドンに直行することになっていた。女子校のトイレでロングスカートに着替えて、ロンドンのクラブのトークディナー。なにやら核エネルギーの平和利用の話らしかった。分かっても分からなくても、食事はすばらしいし、お仲間と会話できるチャンスなので、お誘いがあれば断らないことにしている。

事故
A41,M25という高速道路を走っていたとき、なんだか今日はヘリコプターといっしょに走っているような音がするなあ、と思った。そのうちにハンドルの揺れも、今日はちょっと大きめだなあとも思って、しっかりハンドルを握り締め直して、運転していた。M25からM40にはいり、M40(という高速道路)がロンドンに近づいて、A40という道路になったあたり、よく土曜学校に通った道路で、もうすぐ先はA406という外環状線と交差する手前のところだった。あまりの雑音が気になるので、いったん車を道路わきにとめて、タイヤや排気口やら外回りを点検してみた。通りがかりのおじさんが、私は車のエンジニアだが、といって点検を助けてくれた。けっきょくどこが悪いか分からないまま、とにかく目的地まで行ってAA(自動車連盟)に電話してみよう、と思って走り出して間もなく、激震、爆音がして、次の瞬間わかったことは、マイトヨカロの右前のタイヤがすっ飛んで、隣のレーンに飛び出し、青い車の下敷きになってしまっていた、ということだった。もちろんミチの車は運転不能。走行中にタイヤがはずれるなんて事故、うまれて始めてのこと。ただし、震動と雑音が続いていたので、あまりスピードは出してなかったので、ケガをすることにはならなかったけれど、なにしろ交通量の多い場所で突然タイヤが飛び出したのには、あああああ。

後から次々にたくさんの車が来るので、3車線道路ながら、追突の危険もあり、とにかく車を離れて、警察とAAに連絡。待つこと1時間半。夕闇の迫るロンドン西郊、ハンガーレーンの近くのA40で、2009年3月16日、渋滞の原因を作ったのは、ミチのトヨカロだったのでした。
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あまりいい写真はとれなかったけど、上の写真中央が問題の車。かなりの渋滞を作ってしまいましたねえ。交通量が多かったのがさいわいして、渋滞続きのばしょでは、追突はおきにくいのもよかった。車の量が少なかったら後の車はかなりのスピードでやってくるだろうから、追突の危険性も高まったことだろう。

1時間半ぐらいして、夜7時35分。AAのレッカー車がやってきた。ひろったタイヤをなんとかもとに納めて、ロープで引っぱってトラックに載せて、AAのおじちゃん、ヴィクターのところにトヨカロをおき、C村までタクシーしてくれた。日本車は性能がよくて、長持ちするって、このAAのおじちゃんも言っていた。タイヤを取り替えればまだこの車は乗れる、とも言われた。

結局何がおこったかというと、あとで分かったことだけれど、先日のもらい事故(といってももう2ヶ月まえのこと)で、保険会社がこの車を廃車にするといってきた。まだ十分乗れるので、いったん廃車にした車をまたミチが買い戻すという形で交渉が落着した。このオンボロトヨカロは500ポンドという値段でひきとられることになり、手数料(廃車手数料)を120ポンドぐらい差し引いた480ポンドが保険会社からミチの銀行に振り込まれた。ところが、いったん廃車にしたものまた利用するためには、MOT(車検)を受けねばならないのだそうで、つい先日このトヨカロは車検に出したばかりだった。そのときウッダムのエンジニアーは、この車の前輪ひだりのスプリングが壊れているのを発見し、新しいスプリングと交換してくれたのだった。(MOTとこの修理代は ほぼ375ポンド=約5万2500円。)
このとき、エンジニアーがスプリング交換をしようとして、間違って左前輪ではなくて、右の前輪をいったんはずしたのだそうだ。そのために、タイヤをしっかりと固く閉め忘れたのだという。エンジニアーはとっても正直な人で、自分の過失を認めて、全面的に手直しをしてくれるらしい。

17(火)ジンセイの冒険はこれくらいのことではおわらない、ということがわかったのは、火曜日だった。
授業はいつもどおり。朝一でビクターに電話し、車のことをお願いして、10時半。
最初はTW君。ハーフターム後から始めた日本語をとても熱心に吸収してくれている。ひらがなもかなりスラスラ読めるようになったし、女子校の放課後クラスで漢字も勉強している。今日はJBPの3課、日付けと時間のところをやった。さそさんが作ったパワーポイントファイルを送ってほしいとメールも書いてきた。これは他の子たちには授業で見せたので、T君にはメールで送ってあげることにした。
4時間目、J君。日本語能力試験4級をめざして、がんばっている。

5,6時間目の11年生イッ君、オッ君。過去問聞き取り2003年。
昼休み、階段教室で、宮崎アニメ第4弾。もののけ姫が終わり、「ルパン3世ーカリオストロの城」を見ることにした。初期の作品らしい豪快さがあるような気がしたのは、気のせいだろうか。

午後は11年生の初級クラス。二人欠席。S君、L君。とくに、S君は2回続けて欠席だ。ウーム。
あります、いますの練習。
「にわに 男の子が います。」
「男の子は にわに います。」
「にわには 男の子が います。」
これらはどれでも似たような意味の文なのだけれど、いざあらたまって「は」と「が」はどうちがうか、と説明しろといわれると、お手上げ。

授業のあとで、ビクターのところに行き、タイヤを取り付けてもらったトヨカロを運転して、ウッダムのエンジニアーのところまで行った。そのあと、家に帰らず、いつもの火曜日、マルティカルチャーセンターでのブリッジ試合に出かけた。

おどろくような出来事はここで起こった。
だいたいこのコントラクト・ブリッジというトランプのゲームは二人一組になり、東西組みと南北組みが競うのだけれど、ある一組の(二人の)女性たちがなぜかミチとお師匠さんのペアを笑いものにしたとか、目の敵にしたとか、なにがなんだかよく分からないのだけれど、この夜この二人(ドロシーともう1人名前も知らないまるまる太った女性)がそれはそれは感情むき出しで、怒り言葉を満載して、ゲームに臨んできた。おかげで、ハートで10回場札(トリック)を取ると宣言したときと、クローバで11回場札を取るとミチが宣言(ビッド)したとき、この二人の女性達がひどく厳しい口調と目つきでミチに迫ってきたので、こちらもそれを受けて、心臓がドッキンドッキン。

A40の高速道路でタイヤがすっ飛んだときでもこんなに心臓はあわてなかったぞ、と思うくらい、昨夜は心臓が早撃ちをさせられてしまった。なんのうらみか、やっかみか、女の嫉妬か、それとも人種的偏見なのか、なにがなんだかさっぱり分からんミチ。名前も知らないあの人たちになんで嫌がらせをされんといかんのか?不思議、不思議。あとで人からきいたことだが、彼女らとの対戦のあとで、ジャパニーズがどうのこうのといっていた、そうな。ふむ、この世の中は、いろんなことがおこる。いい意味と悪い意味の両方で、退屈できない、させられそうもない。ニンゲン、てか、ジブンのことだけど、死ぬ時はもっと退屈なんかしてられないんだろうな、とふと思わされた夕べの出来事なのでした。

さて、これを書いているのは3月18日水曜日。紅茶国の時間で午後、4時15分。今日は朝から晴れ上がりとってもいいお天気でした。これからいそいで女子校へ保護者懇談会に行かねばなりません。12年生の6人のご父母に会ってきます。いわゆる3者面談です。

では。
Commented by のり at 2009-03-19 05:06
タイヤがすっ飛んだ時、ミチさんにケガがなくてよかったです。さぞ怖かったでしょうね。
いろんな事が起こる人生、確かに退屈しませんよね。エネルギーにあふれているミチさんだからこそ乗り越えられているのかもしれません。
Commented by agsmatters05 at 2009-03-19 07:08
のりさん、おひさしぶり。お元気ですか。
え?なになに?エネルギーにあふれているミチさんって、どうしてそう思われるんでしょう?何しろ最近はトシですからねえ。なるべく消耗しないように、という用心が先に立って歩いているんですよ。ただし、場所から場所へ移動(なんていうと、相撲みたいですが)する時はかなり急ぎますねえ。だって、授業と授業の間に休み時間がないので、ある教室で11時に授業を終ったら次の教室で11時に授業を始めなければならないんですからねえ。瞬間移動を要求されているみたいで、とってもあせらされてます。これをやめたらどっとふけこむかも、ね。
Commented by りす美 at 2009-03-19 07:55
次々に色んなことが起きたんですね・・・お疲れさまです。ご無事で何よりです。車の事故、考えただけで身がすくみます。

そうそう、今日、家の上を赤鼻の飛行機が飛んでいました。数機、赤く塗ったのがあるみたいです。
Commented by 月子 at 2009-03-19 08:45
またまた久しぶりにブログを拝見してみれば、、、。

大変だったんですね。タイヤが外れるなんて、、、恐ろしい!外れた瞬間はいったいどんな感じだったのでしょうか。後方からの追突がなくて本当によかったですね。

実は金曜日あたりに私の車を車検に出すつもりです。私のPoloちゃんはいったい大丈夫なのか。しっかり点検してもらえることを祈ります、、、(そして変なところいじられないように)。
Commented by dekobokoミチ at 2009-03-20 06:09
リス美さん、赤鼻の飛行機なんて知りませんでした。リス美さんのところからは飛行機の鼻の色までよく見えるんですね。車の事故はいやですよね。長距離のときはやっぱりいつでも緊張します。
Commented by dekobokoミチ at 2009-03-20 06:19
月子さん、タイヤをとめるねじ(四つ)がはずれたわけですから、その前に相当の震動とか雑音がありました。直前はかなりハンドルに来る震動も大きくなって、もうちょっと運転し続けられないなあ、なんて感じながらスピードを落としかけていたところでした。こういうことは、衝突とか、なにか危険物にぶち当たったのでない限り、事前に変調を察知できる人にはできるんだろうということがあとから分かりました。音や振動などの異変はやはり早めに対処すべきなんでしょうね、特に私のトヨカロちゃんのような古い車は。車検もやはり、一度限りのガレージに頼むよりは、続けて頼めるような信頼関係のあるところに頼むほうがいいでしょうね。その点今回の事故はエンジニアが正直な人で、翌朝電話したら、もうすぐそれは自分が間違って右車輪をはずしたからだって認めてくれて、すっごく申し訳ながって,全面的に修理してくれることになりましたから、お金の上でも、助かりました。なにしろ思わぬ出費は一番のわずらいになりますから。AAにはいつも感謝です。(車の鍵を出し忘れて鍵をかけてしまい、AAにきてもらったことはもう数回ありますので。笑。)
Commented by Q2 at 2009-03-22 04:52
ミチさん、大変な目に遭われたのですね!
A40は一日中交通量の多い道路ですから、ミチさんをはじめ、周りの車も無事で何よりでした。
イギリスのMOTには、主人も何回も泣かされています。オイルのキャップを開けたままにされたり、車検に出したばかりなのにエンジンの調子がおかしくなったり。これじゃあ、何も触ってもらわないほうが人間にとっても車にとってもいいみたいです・・・
ともあれ、これからも安全運転で気を付けてくださいね。
Commented by 大崎繁子 at 2009-03-22 23:56
ブリッジってよく分かりませんが、楽しく競い合うゲームじゃあないのですか?なんだか不可解なお二人さんでしたね~~勝負はどうだったのかしら??
車の事故は、本当に怖いですね~~大渋滞にはなったようですが、大事故にはならなくて良かったですね。エンジニアはしっかりしてもらわないと困りますね。命にかかわることだから、うっかりミスは許せないですよね。

実は今、岩岡の叔母に軽自動車を借りていますが、バッテリーを交換した時に、ついでに点検をしてもらいました。すると高速道路は走らないように、何かが傷んでいて、ひょっとすると前のタイヤが外れてしまう可能性があると言われています。要注意ですね。私はそれには乗りませんが。
Commented by agsmatters05 at 2009-03-26 09:09
Q2さんもドイツで運転してらっしやいますか?ドイツはその点、手抜きがすくなくて几帳面な国民性があちこちに表われている国ではありませんか。フォルクスワーゲンも、BMWも(?) ドイツ車もがんばってますよね。

安全運転、気をつけます。
Commented by agsmatters05 at 2009-03-26 09:17
繁子さん、ゲームはルールを守って楽しく遊ぶ一面と、競争して敵味方となり、激しく闘う要素がありますよね。ルールを守らなくて競争心をむき出しにすると、まわりの人に嫌がられるのに、それを意に介さない人たち(女性ですが)、ときどきいるんですよね。それにしてもいまだに、なぜあの人たちが私のことを・・・?って謎は解けてないのですが。

繁子さんの、釘煮、おいしくおいしく、毎日いただいてます。上手に作ってある、といつも思いながら、味をかみしています。本当にありがとうございました。いつか作り方を教えてもらいたいです。イギリスでは、小魚は手に入らないけど、なにか他のものに佃煮として、応用できるかも、、、?なんてかんがえてます。
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by agsmatters05 | 2009-03-19 01:21 | Comments(10)

紅茶国で(元)日本語教師(今は退職)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日常の出来事、イギリス風景、たまには料理や本やニュースや出会った人々のことや、家族のことなど。