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紅茶国C村の日々

26(月)、27(火)、28(水)のメモ

26(月)、

放課後の11年生のクラスは、11年生の模擬試験期間が終わり、5人ほどカムバック。「アドベンチャー日本語」というカリフォルニアの姉が送ってくれた教材からさっそく「かぞく」のところを数ページコピーし、ほぼテスト形式で、答を書き込んでもらった。これで、11年生の成績評価のカッコウをつけることができる。出来栄えを数値で計算できるから。

この日、今度は私がヘマをやってしまった。女子校の駐車場でバックしていて、他の車をこすってしまった。あああああ。正直にメモ書きをその車のドアのところに貼っておいた。大きな傷をつけたわけではないが、無傷というのでもない。こういうスクラッチ(後で写真載せるつもり。)を気にする人とそうでない人で、対応の仕方がずいぶん違ってくると思う。5時半過ぎ帰宅後、車の主から電話があった。ヘレンSさんというテクスタイルの先生だそうだ。ところがあいにく、こすってしまった車は彼女のではなくて、彼女が借りている(ハイヤしている)ものなのだそうだ。そうなると、レンタル会社なんて、高い保険を平気でぶっかけて来るのかも知れない。あああああ。

27(火)、
朝から車の保険(こすられたり、こすったり)のことでバタバタしていたので、11時からいつもやっているヒグ君の日本語能力検定試験(4級)の個人レッスンに遅れそうに(正確にいうと、忘れそうに)なってしまった。いつもの教室の前の廊下で待っていてくれたので、いつもどおり授業ができた。11時から40分間。でもこのヒグ君、今年の6月にGCSEの日本語試験をお星様付(A*)でパスしたのに、ほとんどの単語を忘れている。約半年の間に、GCSE試験に必要な日本語の知識など、あっという間に忘れることができるんだ!とわかった。

クラブ。ちょっとした手違いで数人が階段教室でアニメの上映を待っていたらしい。結局は10人近くS1の教室に集まって、鶴の折り方を教え込んだ。みんなで少しずつ作っていけば2つ目の千羽鶴が今年もできるだろうから。

午後は11年生、6人。大きな数字。JBPの第5課。「こそあど」の概念はわりと覚えやすいらしい。でも早く一般動詞(目的語「を」をとる動詞)の学習のところまでたどりつきたいと、としきりに思う。

放課後5人の生徒にGCSEの2008年のリスニング過去問をやらせた。途中コナ君がクスクス笑いをおさえられず、しきりに笑うので、What's funny? (何がおかしいの?)と聞くと、あ、いえ別に、とはいっていたが、テープが終わり、自己採点のときに、2008年の問題でおかしいところを見つけたという。

「朝ごはんは何時に食べますか?」という質問に、「7時半に食べます」という答え。これは例題。ところがその次の問題は「朝ごはんは何を食べますか?」という質問で、選ぶべき答えは「何も食べません。」となっていた。それじゃあなんで7時半に朝ごはんを食べます、というのか。なるほどたしかに、これはおかしい。特に同一人物の一日の行動が質問と答えの脈絡になっているのに。

あ、夜は、コントラクトブリッジの試合にいった。今回は東西組みで3位になった。家で空き時間によくパソコンのコントラクトブリッジをやり続けているのが、上達というよりはゲーム(試合)への慣れにつながっている、ということはいえるかもしれない。でも偉大な浪費、と文句を言う人の声が聞こえてこないわけでもないのだけれど。

28(水)

ウッダムのニック(車検をやってくれるカードクター)経由でオックスフォードに行ってきた。HHCキャンパスで、SPSSを使えるようにしてもらうためにPCヘルプデスクのマネージャーにお願いした。親切にすぐ、時間をとってやってくれたけれど、なぜかSPSSが使えるようにはならなかった。マイデルトップ君がHHCキャンパス内ではインターネット接続ができないためだろうか。よくわからないけれど、今日のPC作戦は徒労に終ってしまった。

二人の指導教官にさんざん絞られて、キャンパスをでたのは4時半ごろ。

途中の道路がラッシュで混み、雨のなか、G校にたどり着いたのは予定より1時間以上遅れた6時過ぎだった。この夜は9年生の三者面談。でも9年生には日本語を教えていないので、誰と会う予定もなかった。ただ、この9年生が9月から10年生になったとき、何人日本語を選択するか、そのことのために、だれか相談に来る子(親)がいるかも、ということでしばらく机に座っていたけど、誰も表われそうもないので、しばらくして引き上げることにした。これも、徒労に終った出来事の一つだった。

9年生といえば、何人か7年生の時から知っている生徒達がいる。しばらく会わない(見ない)うちに急に大きくなって、声変わりまでしてきた子が何人かいて、ビックリ。この年頃(13,14歳)の子達は月単位で成長していくような気がするほどだ。
Commented by 大崎繁子 at 2009-01-30 11:53 x
日本人は特に車に傷って神経質だと思いますが、イギリスの方も?
私は若い頃によくぶつけました。バックをしていて何回か。
記憶にある1件は軽トラックで、その場で5000円を払って許してもらいました。もう1件は相手は乗用車でした。車から出てきたお兄ちゃんが、『この車、もうボロイからええわ~~気いつけて運転しいや~~』って言ってもらって、感激したことがあって、私もこんなことがあったら、あのお兄ちゃんのように言ってやろうって思ったものでした。
ミチさんも気をつけてね。
Commented by agsmatters05 at 2009-01-31 08:43
繁子さん、これは「運」ものですよね。同じ事故でもふっかけられるのと、チャラにしてもらえるのとは大違い。「ひたすら気をつける」に限りますよね。
by agsmatters05 | 2009-01-29 08:12 | Comments(2)

紅茶国で(元)日本語教師(今もちょっとだけ)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅や、家族のことなど。

by dekobokoミチ