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紅茶国C村の日々

「誰も知らない」是枝裕和監督作品 Aレベル日本語試験、指定教材

まったく焦点の定まらないこのブログですみません。

今日(12月27日、金)は恒例のM&Sのセールの日でした。数年前のこの日には朝早くセールが始まるというので、凍てつく道路をこわごわ運転して出かけて行った覚えがあります。でもこの頃はあまり寒くないし、「慣れっこ」になってしまって、写真一枚撮らなくなってしまった。一応買い物はしてきましたが、目指すものはまだ買い終えてない(涙)。それにかつてのようなセールのワクワク感もゼロでした。

年末になるので、一年のしめくくりをした方がよかろうかという気分に、なったりはするものの、平々凡々の日々なので、ただ思うだけで、なかなか実行できないし、いざ行動にうつってもはかどりません。

とまあ、そういう前置き(いつも長い前置きだ!)はさておいて、

今日はDVDの話題。これは、イギリスの高校生(13年生)が受けるAレベルと呼ばれる資格試験日本語の、指定教材になっているものなんですが、これをようやく見終えたので、ちょっとまとめてみたいと思います。(注、何の資格試験かと言うと、いちおう高校3年生18歳が受けるので、高校卒業資格ともいえるけど、実際は大学入学資格試験というほうが当たっている試験です。イギリスの高校3年生(YEAR13)が、ふつう3科目、多くて4,5科目のみ選んで受けるもの。)

日本語Aレベル試験の指定教材としての映画は三つあります。

是枝裕和監督「誰も知らない」柳楽優弥 主演
西川美和 原作脚本監督 「ディア・ドクター」笑福亭鶴瓶 主演。
宮崎駿「千と千尋の神隠し」アニメ

そのほか、指定されている読本も三つあります。
「どんどん読めるいろいろな話。」
黒柳徹子著「窓際のトットちゃん」
吉本ばなな著「キッチン」


これらを一通り読んだり、見たりして、そのうちからいくつか(三つ)自分で選んでエッセイを書くというのが、イギリスのAレベル日本語試験の課題です。(ま、それだけじゃなくて、和文英訳も英文和訳も、読解力を問う問題もたくさんありますが。---ちなみに、日本で大学入試の記述式問題が取りやめになったというニュースを漏れ聞きましたが、イギリスのAレベルの試験では、〇X式とか選択式の解答をする問題はとても少ないです。実力をためすためというよりも、自分で言葉で説明できる、ということが重要視されるから。


「誰も知らない」是枝裕和監督作品 Aレベル日本語試験、指定教材_e0010856_04230951.jpg


ウイキペディアではこの作品の解説を以下のように記しています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/誰も知らない

解説

1988年に発生した巣鴨子供置き去り事件を題材として、是枝裕和監督が15年の構想の末に映像化した作品である。母の失踪後、過酷な状況の中で幼い弟妹の面倒を見る長男の姿を通じ、家族や周辺の社会のあり方を問いかけた。

主演の柳楽優弥2004年度の第57回カンヌ国際映画祭にて史上最年少および日本人として初めての最優秀主演男優賞を獲得したことで大きな話題を呼んだ。また、キネマ旬報フランダース国際映画祭英語版で最優秀作品賞を獲得するなど、国内外の映画賞を多数獲得した。2004年度の日本映画のうち、高い評価を得た作品の1つである。





「誰も知らない」是枝裕和監督作品 Aレベル日本語試験、指定教材_e0010856_04240967.jpg


あるサイト、賃貸情報サイト“CHINTAI”(↓)には、こういう記事がありました。



あくまでも、イン・マイ・オピニオン (私の個人的な見解としてですが)やはりこの映画について、エッセイを書くとしたら、切り口は二つ。

一つは、この映画を、子供をほったらかしていなくなる母親の問題。これは「社会問題」として扱われるべきものとおもわれました。

もう一つは、是枝監督のドキュメンタリータッチの映像、演技、役どころが、この映画を飽きさせない力になっている点。

もちろん、子供たちがかわいいとか、かわいそうとか、ひどい母親だとか、そういったふつうの(当然誰もが抱く)感情についてエッセイを書いてもいいわけですが、「作品を考察する」となると、なんらかの意見を述べなければならないでしょう。


「誰も知らない」是枝裕和監督作品 Aレベル日本語試験、指定教材_e0010856_04244622.jpg

このAレベル日本語試験は、10年おきに要項(スペシフィケーション)が変わって、新しい問題形式で2020年から始まることになっているのですが、そのサンプル問題というのが、発表されています。(もちろん、課題図書も課題フィルムも新しくなりました。)

それによると、この作品については、次のような問題がサンプルとして出されています。

「誰も知らない」是枝裕和監督作品 Aレベル日本語試験、指定教材_e0010856_09025271.png

両方とも、もう一度作品を見直さないと、ちゃんとしてエッセイは書けそうもないです。

Aレベルって、むずかしい。

とりあえずこれは、「続く」としておきます。






Commented by bashibashi1484 at 2020-01-01 00:02
緑茶国 明けましたよ。

新年明けましておめでとうございます⛩
今年もどうぞよろしくお願いします
Commented by agsmatters05 at 2020-01-01 03:10
小夏さん、
えっと、こちらはまだ大晦日、31日の夜6時です。けども、
いちおう、ハッピーニューイヤーです。また一年が終わって、一年が始まったんですね。いろいろいつもお世話になって、ありがとうございます。2020年もどうぞよろしくお付き合いをお願いします。お互いに健康第一、ブログ第二ですごしましょうね。(笑)
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by agsmatters05 | 2019-12-30 06:59 | TV. 映画、劇、コンサートなど。 | Comments(2)

紅茶国で(元)日本語教師(今は退職)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日常の出来事、イギリス風景、たまには料理や本やニュースや出会った人々のことや、家族のことなど。