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紅茶国C村の日々

C村の教会とワデスドンマナーハウス、ロスチャイルド家の大邸宅。

「朋あり遠方より来るまた楽しからずや」の巻です。


去年の秋に続いて、今年もまた学生時代の友と一緒に過ごす時間を与えられました。

アラレちゃん(自称、ニックネーム)。「60(+10)の手習い!」のため、紅茶国に長期滞在中です。


22日の土曜日は、E街のセガ一家と日本からの親戚を加えて(といっても、支払いはなんとこの親戚様!でしたが)美味しい中華料理を食べました。

そのあとの日曜日(23日)、C村観光を楽しみました。


まずはC村の教会。14,15世紀から続いていると思われますが、詳しいことは不明。バッキンガムシャーで一番古いチェスト(茶箱、道具箱、タンス❓)がある教会だそうで、黒死病のあとでそっくり敷地が高台に移されたというのは、本当みたいです。中は何度も改装された様子で、とてもきれいになっていました。ところどころ石の壁とか、なめらかでないレンガとか、ティンバー(木材の梁)など、古い時代を思わせるものがありましたが、室内はそんなに古さは感じられませんでした。20人でいっぱいになりそうなこの小さな田舎の教会( セント・ニコラス教会、下のウエブサイトをご覧ください。)



写真で見ると、室内は
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こじんまりした普通の教会に見えますよね。だから、やっぱり普通の教会です(笑)。というよりも、ど田舎の閉鎖寸前とも思われるちいさな教会で、週毎の礼拝の人数が果たして二ケタになっているのかどうか?おそらく最近では、牧師はほかの教会と掛け持ちだということで、常住の牧師はいませんから、村の熱心な有志が管理、運営その他を担当しているみたいです。でも、鐘は毎日鳴っています。
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実際は、写真よりももっと寂れた質素な感じがする教会です。雨の中を傘さしてアラレちゃんと見てきました。壁にはこんな(↓)記念板(!)もありました。
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1832年といえば今から186年前、C村近隣のクレスロー村のジョン・W氏が遺言で500ポンドを寄贈し、毎年貧しい人達に服などを施してあげるようにした、とあります。the most necessitous and deserving poor of this parish! (まるで私のことではないかと思えるような・・・笑)


以上が寂れたど田舎の教会の話ですが、ここから一転、天気も次第に晴れてきて、車でおよそ20分。ワデスドン村に行きました。思えば、C村の教会も、ワデスドンのマナーハウス(大邸宅)も、C村に来てくれた友人、知人、親戚、姉妹にゆっくりと見てもらう時間がとれたことがない。残念なことでした。

ワデスドンのマナーハウスというのは、言わずと知れた、かの大富豪ロスチャイルド家のお邸です。チャーチルが住んだことで有名になったマルボロ―侯爵の宮殿、ブレナイム・パレスと勝るとも劣らぬ見事さでした。どちらも税金対策のため、ナショナルトラストに一部身売りしてる。ブレナイムのほうが広大だという印象を持ちますが、このワデスドン、初めてハウスの中を見物しておったまげました。絢爛豪華、これでもか、これでもかと屋内到るところが装飾と芸術作品と金銀財宝ををふんだんに集めたものでした。

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天井、壁、足元の床、どこをみても凝った装飾が施され、正確な価値など分からなくてもうならされてばかり、すごかった。ドアのトッテとて(笑)ふつうのものじゃない。
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この(↑)金ぴかの象の置物は、鼻から耳から足元から尻尾から土台からてっぺんまで、ことごとく細工がしかけてあり、(たぶんねじで)動いたり、開いたり閉じたりしていました。(そばのアイパッドで動画をみせてくれた。)
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こういう風にパーティーをした、ということなんでしょうか。テーブルがセットしてありました。(ウエブサイトにももっとましな写真が載っています。)

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これ(↑)もふつうの机じゃなくて、上の板が開いて、中から小さな引き出しがいっぱい詰まった大きな箱のようなものが取り出され、金銀財宝をしまいこむ場所がたっぷり隠されていました。
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これ(↑)は全部銀製品。

こういう「お金の使い道」について、庶民の私が思うことは決して「うらやましい」ではなく、また「あこがれ」でもなく、「すごいなあ」とは思うけれど、「ここには幸せというものがあるのだろうか?」でした。この財宝のつまった大邸宅を見て、つくづく私の人生は「お金持ちになるような教育はいっさい受けてない」ことを痛感。それは間違いだったのか?お金持ちになるためには、どういうメンタリティーを持てばいいのか?はたと考えてしまいました。(いまさら、遅いですよね、笑)

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このシャンデリア(↓)はモダンアート。有名な作品らしいけど、何でできているかと言うとすべて割れた陶器、皿、スプーン、フォークなどを集めたものでした。うーん、廃品再利用か。でもそう思わなければとてもきれいなラインを作ってるから、いい感じなのですが。
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これ(↓)は本当の生きている蔦でした。何年かかってここまで仕上げたのか、びっくり。巨大なんですよ。私がふもとに立てば最初の三角の上まで背が届かないくらいの…
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これ(↓)もみごとな トピアリーでした。
https://www.google.com/search?q=トピアリーとは&safe=strict&client=firefox-b&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjq-Kyk_9rdAhUqLsAKHZd3BcEQ_AUIDigB&biw=901&bih=401

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庭師、ガードナーのアーティスト魂なんでしょうか。ロスチャイルド家のお好みなのか?
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これ(↓)も、このワデスドン名物の鳥のコレクションです。動物園などにある鳥類の大型飼育檻、エイビアリー(aviary)、このマナーハウス、庭とレストランとおみやげ屋さんと、庭園鑑賞だけなら£12=1800円ぐらいの入場料。ハウスの中まで見学すると£22,約3300円。イギリスの観光地、けっこう入場料が高い。
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このマナーハウスのレストランは、いいレストランです。フルコース(3コース)でおよそ£30=4500円ぐらい。

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アラレちゃんと私は、朝ごはんからまだ間もなくて、お腹が空いていないのに、歩きまわって足がつかれてここに入り、2コースのランチをいただきました。上は私の前菜。スモークド・トラウト(鱒)とウォータークレス(せり)とビートルート(なぜか黄色い)とホースラディッシュ(西洋わさび)のサラダ。美味しかったけど、これだけでお腹いっぱい。
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メインはローストビーフ。それは一切れ(180日育てた仔牛肉)とタンの煮込みでした。付け合わせのハーブ入りパンもおいしくて、ついついお腹いっぱいなのにまだ食べてしまった。


食後は庭園巡り。あられちゃん、許可もらってないのに、アップしちゃうよ。だっていいポーズしてるから。Yoshikoちゃんへ黄色い花のプレゼント(にもならないか。)


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外を歩いていたら、バラ園というのもありました。今年は雨が少なくてあまり大輪のバラの花は少なかったけど。これは小夏さんにどうぞ。

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Commented by Yoshi at 2018-09-29 14:34 x
楽しい記事でした。Cublington Churchのホームページの写真、たまりません。壁が色々とつぎはぎで、増改築の跡が見えるところがかえって魅力的です。

Waddesdon Manor、凄いところですね。19世紀の終わりに出来たネオ・ルネッサンス建築ということで、中世好きの私にはやや魅力に欠けますが、往時の華やかな大英帝国の残照が感じられるところでしょうね。オーナーのロスチャイルド氏も国会議員だったようですし、政治家や王様を含むイギリスの多くの権力者がここで開かれたパーティに沢山来られたようで、まさにダウントン・アビーやカズオ・イシグロの『陽の名残り』で執事が追想する世界ですね。
Commented by mittyan-buhibuhi at 2018-10-02 13:11
ありがとうございます(o^^o)
秋バラは、小さめですけど、綺麗です、よね。

イングリッシュガーデン、花好きの憧れです。
Commented by agsmatters05 at 2018-10-14 07:20
Yoshiさん、コメントありがとうございました。上の記事、楽しんでもらえたようで、載せてよかったです。載せ甲斐がありました。長いことお返事できなくてもうしわけありませんでした。数えてみれば、上の記事の場所に行ってから、すでに3週間、記事を書いてからも半月ほど経ってしまいました。なにかと野暮用が多くて、ブログに来れませんでした。

この間(かん)、孫の影響かもしれないですけど、ユーチューブというものの味をしめてしまい(笑)、ずいぶん多くの時間を食われるようになってきました。記事にしたいことも溜まっています。ただし、古いものの記事はないかもしれませんが。
Commented by agsmatters05 at 2018-10-14 07:30
小夏さん、
イングリッシュ・ガーデンと言ってもピンからキリまであるのは、日本の庭とおなじではないでしょうか。

とかく、冬場はお天気が悪くて、あたりが「色」に乏しいので、花の色ががつい目を引くような気がします。

なんてったって、私がアップする花の写真は、よそ様が育てたものばかりですから、小夏さんちの愛情こもった花たちとは比べ物になりませんです、はい。
by agsmatters05 | 2018-09-27 22:11 | 行ったところ | Trackback | Comments(4)

紅茶国で(元)日本語教師(今もちょっとだけ)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅や、家族のことなど。