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紅茶国C村の日々

もう一人のGCSE日本語受験生

今日は平々凡々じゃない日、でした。ちょっと写真がないけど、長い記事になります。読むのが面倒くさい方は飛ばし読みすべき(笑)。

ただしその前に今日のマイ・ランチ。
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残り物をまとめたランチ。でもいろどりが悪くないかもと思ってわざわざカメラを向けました。マッシュポテトには茹で卵とマヨネーズが入っています。サーモンの手まりずし(風)なのは、スモークサーモンをすし酢に浸しておいてから、すし飯を丸めてサーモンで丸くおおいました。茄子は、オーバージーンと呼ばれるベーナスのような大きいもので、輪切りにしてオリーブ油で炒めました。半分はチーズのせ。あとは醤油味でたべました。茄子のいためたのって、おいしいですよね。あとは緑が欲しくて冷凍のグリーンピーズ(ゆでただけ)。丸いスパゲティー風のは缶詰を開けてレンジで温めただけ。残り物ばかりまとめた一品でした。

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私は2016年8月に、13年間パートタイムで勤めていた紅茶国の学校(AG校)をリタイアしたのですが、まだ日本語を勉強中の生徒が数人いたので、引き続きプライベートで放課後、ほそぼそと日本語を教えてきていました。今年が最後の年になる予定で、 AG校で4人、AH校で1人、TP校で2人、合計7人のGCSE日本語の口頭試験をを5月に担当する予定でした。

ところが、三日前の2月1日(木)に、突然ある方からメールをいただきました。日本人のお母さんで、13才の息子さんにGCSEを今年受けさせたいのだけれど、見てもらえるでしょうか?との問い合わせでした。

E街の孫の世話と、C村近辺での夜のブリッジと、そして週2,3回の TP校での日本語サポートと、さらに週2回古巣のAG校で昼休みボランティア・ジャパンクラブをやっているので、かなり時間の調整がむずかしいとは思いましたが、ちょうど C村とE街の往復の途中の場所なので、運転をいとわない私は、わたしでもまだお役に立てるのなら、という思いでお手伝いできますよ、と返事をだしました。

それから お電話で話したあと、とにかく一度行き会って、息子さんの日本語レベルを見て、そのあとでどのくらいレッスンが必要か、とか、レッスンなしでも受験できるレベルに達しているかどうか、などを相談することにしたのでした。それが決まったのが、実は昨日(金曜日)でした。

昨日の今日の話で、あわただしいといえばそうですが、どうせ土曜日は、ボアリングな日。何も予定が入っていない日だったので、グーグルでルートを調べて、夕方4時ごろ、のこのこと運転して、このYさんのお宅に行ってきました。

初めて行く場所、初めて会う人たちで、そしていわゆる「家庭教師」の気分でした。

紅茶国で「家庭教師」をするのは、今回が初めてではなく、13年前の2005年9月から半年間、隔週の土曜日、グレートミスンデンという街でトミー・ヘンダーソン(仮名)という生徒に日本語を教えたことがあった。(今、この頃のブログを読み返してみた。詳しく書いてある記事と、欠けている記事とがあった。  2005年9月12日の記事を、これまで長いこと非公開にしておいたのを、今夜公開に変更しました。) 

とにかく、今日のYくん。たびたび日本へ行ったこともあり、今も隔週土曜日はクモンに行っているそうで、日本語もふつうに話せるくらいに上手でした。だけど、日頃の生活が学校も家族も英語なので、やっぱりかれはイギリス人に近いメンタリティーをもっている様子だった。

スピーキング、ライティングを中心に、Y君のレベルをだいたい測ることができた。もちろんAの成績は確実。 A*はどうだろうか?たぶん星付きまで行けるだろうという気がするけれど、100%保証はできない、というレベルだった。ただし、何かを学ぶということの意味をよくわかっている生徒で、自分がわかっていること、まだわかっていないこと、忘れたこと、それらをしっかりと見定めることができる生徒だった。

熱心に勉強してくれて、やり甲斐も感じた。1時間半、ぶっ通しで学び、終わったとき「ああ短かかった」と言ってくれた。力のある生徒だから、こういう言葉がでるのだろう。

レッスンが終わった後、ご家族と一緒に夕食をどうぞと招いてくださった。みごとなチキンのディナーだった。Y君には、妹と弟が一人ずついて、5人家族だった。お父さんは、少し日本語ができると言っていたけど、日本人に見えるようなイギリス人だった。イーメールでの名前が日本名だったので、国際結婚の家族とは行くまでわからなかった。 

帰り道、、トムトムが血迷って、真っ暗な見知らぬ田舎道を走らされて、ふと気が付いたらルイちゃんちのそばを通って、結局A41のチェシャムというところから C村に帰ってくることができた。

トムトムがアップグレードしてないので、新しい道は読み取れないことがあるので、アイフォンでグーグルマップも開いておいた。その写真が これ(↓)。


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次はいつ行けるか、決まってません。たぶん、2月中に、1,2回の土曜日、かな。

注。上の地図の写真で、赤丸みっつ。一番上がC村。まんなかがYさんち、右下の London のLの字あたりがウウちゃんち。C村からYさんちまではグーグルマップでは44分となっていましたが、今日の帰り道はちょっと最短ルートではなくて、1時間以上かかってしまった。 ぶじC村にたどり着けて、ホッとしたことでした。
Commented by のり at 2018-02-04 12:03 x
みちさん、お疲れ様でした。初めての道でも運転していくみちさんを尊敬します! 実は私インフルエンザにかかってしまいました。ワクチンをしていたので症状がひどくなくすみました。イギリスもインフルエンザ流行っていますか? お忙しいと思いますが、みちさんも体調には気を付けてくださね。
Commented by agsmatters05 at 2018-02-04 21:05
のりさん、
早く良くなってくださいね。
実は、こんなところでちょっとヘンですが、茶封筒を送りました。
お見舞いというより、気晴らしになりますよに。
おだいじに。
Commented at 2018-02-05 00:08 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by agsmatters05 at 2018-02-05 02:54
2018-02-05 00:08 の鍵コメさん、
お返事はイーメールで送ります。
Commented by agsmatters05 at 2018-02-05 03:04
のりさん、
追加というか 訂正一つ。
茶封筒は記憶違いで、真っ白の封筒でした。
郵便局へ行ったときは茶封筒で持っていったけど、そこで白いのに換えたんでした。(笑)

異国で、初めての暗い夜道を一人で運転するのって、たしかにスリル満点(!?)です。すごく緊張します。あんまり薦めたことじゃないです。だからソンケイなんてとんでもない。しないほうがいいのです。トムトム(サテナビ)が間違えたんです。

知らない夜道で、狭い田舎道は、何が怖いって、突然前から人影が立ち往生して出てこられるのが一番怖いです。そのまま突っ走るか、車内のキーを全部ロックして外だけ明るくして、じっとやり過ごすか(!?)。それから パンクとか、事故った時、頼りになるのは携帯だけ。携帯のバッテリーがなくなったら本当にアウトですよね。その時は対向車が来たら、前に立ちはだかって今度は私からSOSをださなくっちゃ。(ヒ、全部妄想ですが。笑)
Commented by Osapyon at 2018-02-06 18:21 x
我が家も一昨年GCSE Japanese受験しました。去年AS、今年はA2受験予定です。
スピーキングについては、我が家も心配しました。もちろん作文も心配でしたけど。。。
でもその生徒さんきっと大丈夫だと思います。我が娘の日本語力でもokでしたから。
Commented by agsmatters05 at 2018-02-07 10:17
Osapyonさん、
お子様がGCSE日本語試験を受けられて、さらにAレベルまでと、日本語をがんばっておられて、頼もしいですね。私の姉はカリフォルニアで国際結婚ですが、女の子3人、結局日本語はゼロとなってしまいました。ま、今は孫が全部で8人、その内訳は男5人、女3人。運命ってほんとうわからないものですね。あ、日本語維持の話からそれてしまいましたね。(笑)
by agsmatters05 | 2018-02-04 10:43 | 行ったところ | Comments(7)

紅茶国で(元)日本語教師(今もちょっとだけ)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅や、家族のことなど。

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