2014年 09月 29日
オープン・イーヴ二ング(9月22,23日)
毎年恒例の行事で、オープン・イーブ二ングとか、プロスペクティブ・ペアレント・イーブ二ングと呼ばれています。プロスペクティヴ(見込みのある、予想される、有望な) といわれるのは、現在11歳の生徒たちは イレブン・プラスという全国的な知能テストを受けなければならず、その結果によってこの学校に入れるか入れないかが決まるので、学校公開日に参加すればだれでもこの学校に入学できるわけではないからです。公立の学校なのですが、カウンティ(県)全体にこの選抜制度が敷かれているので、この学校に入りたい人よりは、入りたくても入れない人のほうが多いわけです。そうは言っても、大勢の入学希望者に来てもらうことは、学校の勢いにも関係することでしょうから、みんな頑張ってお客様をおもてなしします。
私はいつもの「ジャパン・クラブ」の係り。

この夜は学校の中を、特に教室や、各科目の授業の中味や、クラブ活動や、食堂や体育施設などを、ありのままに公開します。毎年9月に行われる行事で、かれこれ私も10余年「ジャパン・クラブ」の出店をだしてきました。この行事のたびに感謝しているのは、水習字の筆と用紙を譲ってくださったトロさん、日本のおもちゃをたくさんまとめて送ってくださったノロさんです。あいかわらず役立っていますよ、ノロさん、トロさん。ありがとうございます。そのほか折り紙などはここにお名前を載せきれないほど多くの方々からいただきました。感謝。
そして今年は、上の写真のような写真を載せる方法を教えてくれたバーミンガムの日本語教師さそさんにも、感謝。プリントスクリーンというコンピューターのキーボードで画面を自撮りできる方法、とても役立ってますよ。

夜6時から8時ぐらいの間に400~500名ぐらいの親子連れがやってきて、学校中を見て回ります。最近は、20人ぐらいの小さなグループに分かれて、年長の生徒たちにガイドされながら、学校中を回ります。建物の数も相当あるし、学科目の数もかなりあるので、一グループが一か所にとどまれる時間は約10分ぐらい。

でも、クラブ活動(チェス、ウォーハンマー、マラウイ、ジャパンクラブ)紹介の会場は食堂なので、ここではちょっとした飲み物とビスケットをお召し上がりいただけることになっています。その間に何人かの生徒や親たちが「ジャパン・クラブ」のカウンターにもやってきて、カタカナで自分の名前を(おそらく生まれて初めて)書いてみたり、折り紙や、日本のおもちゃで遊んだりしてくれます。
写真にしっかりおさめてなかったけど、チョップスティック・コンペティション(割りばし競争)というコーナーもあり、割り箸を使って30秒間にいくつ豆をつかんで自分の皿に移動させることができるか、ということもやっています。これは数人が集まって「用意、ドン」でやるほうがいいのですが、時間が限られていたり、人数がそろわないこともあるので、一人だけで割り箸を持った場合、係りの生徒が携帯についているストップウォッチで30秒をはかってあげたりします。賞品はドラえもんのシールとか。

この夜手伝ってくれる生徒については、夜間のことなので親の承諾書を前もって出してもらわなければなりません。遠くから来ている生徒たちはどうしても親の迎えが必要だからです。今年はジャパンクラブの生徒たちが、月曜と火曜とそれぞれに5,6人ずつ手伝ってくれました。月曜の夜は、リンゴケーキ(私の18番、ブログ「ばあさんがじいさんに作る食卓」からいただいたとっても簡単なアップルケーキ)をたくさん作って持っていきました。これは本当に簡単で好評。しょっちゅう作るので、写真撮り忘れた。
この夜手伝ってくれた10年生のウイリアム君。ということは、入学は3年前。オープンイーブ二ングに参加したのは4年前のことか。その時ジャパンクラブに来て、ウイリアムとカタカナで名前を書き、その紙(切れ)を今も机の中にしまってある、と言ってくれた。うれしい話。

上の写真はジャパンクラブの隣の、マラウイ・クラブ。というのは、仮名で、この学校はかれこれ30~40年以上、アフリカのマラウイに教育援助活動をやっていて、朝の会で、全校生徒から小銭(1ペンス、2ペンス、5ペンス、10ペンス)を集めて、マラウイの学校に寄付したり、毎年生徒の交流計画を実行している。ちょっとだけ寄付して、上の写真の腕輪をたくさんもらってしまいました。(数年前のプロジェクトの残り物だからか。)
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この二晩、ブリッジ(なんだそれ!?)を犠牲にして勤労奉仕(もちろん給料外勤務)をしたあとでの正直な感想は、「ふう、疲れた!」 でした。
毎年同じことをやっているせいもあるけれど、なんとなく今年、接触した親子の数が少なかったような気がするのは、グループごとにやってくるお客様がこの場所にいとどまれる時間がすくないことと、上の写真のように、リフレッシュメントを召し上がる間、クラブのカウンターなどそっちのけ、というお客様も多いことか。
ま、枯れ木も山の賑わいということで、この程度でいいのかな、とも思えるけど・・・。1300人の生徒がいる学校で、ほとんど2%(26人)ぐらいが日本語の授業とジャパンクラブに関係を持っている生徒なのだから。英語や数学のような主要科目で、全校生徒が勉強している科目の先生たちの労力とは比べ物になるわけない。一人でもこの学校に日本語の教師をおいてくれていることに感謝、というべきでしたね。


