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紅茶国C村の日々

ロンドンな一日(6月25日水) その一(オブックに遭遇した話)

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いきなりロンドンバスの写真。ユーストン駅前です。6月25日(水)

とくればもう避けては通れないっす。
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毎度のことですが、お詣りさせていただきました。
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微妙なブラフマーチャーリアの実験は「偉大な混乱は偉大さのしるし」
ということで、畏怖と懐疑をほどよくまぜてお詣りしてから、

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この日の目指す行く先はこちら(↑)。

SOAS とは、ロンドン大学アジア・アフリカ研究学部。(University of London ‐ the School of Oriental and African Studies)。この訪問の目的は。

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「縁は異なもの味なもの」という言葉が降りてきました。(正直にいうと、縁は異なもの希なものという言葉で検索して、間違いを知りました。何しろこんな言葉何十年も使ったことない。笑)

どうしてかというと、21日(土)のスピコンのとき、やはり審査員をされたJ先生が、この「日本語能力検定試験 JLPT」の係りをしておられて、監督の欠員ができて困っているので監督をやってもらえませんか、と言われたからでした。この試験は7月6日(日)に行われるのですが、その監督をするためには前もって準備セッションをすませておかねばならない、一回目の説明会はもう終わっていて、2回目は28日(土)だと。その日は私はロンドン・アイに乗る予定が入っていましたので、じゃあ空いている日は?ということで、授業のないこの25日(水)に面会の約束をした、という次第。今月はロンドン行きが多いですねえ。

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当日(7月6日)に用意する書類とか、時刻表とか注意事項とかの書類一式を受け取ってから、外にでたとき、上のような景色に出くわしました。↑はSOASの正門です。

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そういえば、うわさに伝え聞いた「無料食料、無差別配給」、昔の甲州の土地の言葉では「おぶっく」というのがありました。ただで配ってもらえるんです。↑の写真の黄色い服を着た方が、世の中に善行を施すという目的で誰かれかまわずほしい人に配ってくれる食料。ともだちのよしこさんからきいていました。好奇心と、実験精神と、タダでもらえるものならなんでもという乞食根性と、おいおいいいのか自分、そこまで落ちてという半信半疑の警戒心と、もろもろの心理をクールな自分が自分で観察しながら、あえて行列に並んでみました。(自嘲も承知。)

ココロは、ニューヨークのホームレスの輩のとなりに並んで、寝ころんでいたオノ・ヨーコさんの気分を追体験してみよう、でした。(マジ)
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食べられるかな、辛いかな、どんな味かなあ?とはらはらしながら並びました。よしこさんが、たしか「おいしいよ。純粋に人を喜ばせるためにやってるんだって。」と言っていたのを覚えていました。

でもって、私の前にいた背の高いお兄ちゃん(SOASの学生か?)が、紙皿にカレーを盛りだしてもらう時、ミニサイズにしてくれと言っていたのが聞こえたので、私も真似をして「同じく、ミニサイズ、プリーズ」と言ってみました。ご飯と、カレーと、果物と、ベーグルと。木の使い捨てスプーンは自分で一本手に取りました。↑の写真のきいろい服を着ている男性のほかに、インド人女性が二人いて、果物とパンを私のお皿に載せてくれたのでした。果物は、リンゴ、オレンジ、バナナ、黒いちごなどのチョイスがありました。

全然辛くなかったです。キュウリとミニトマトも、程よくカレーソースに調和して、なかなか食べやすい味でした。ご飯はもちろんコシのない、ちょっとぐちゃぐちゃになりかけの米飯でしたが、ボロボロバサバサのロングライスとかバスマティ・ライスと比べてどっちがいいかといわれたら、こっちのほうが食べやすくて、日本人の口には合うと思いました。でも、もちろん、これは日本人向けのカレーじゃなくて、インド人がつくる紅茶国風、つまりマルティカルチャースタイルのカレーだったのでした。そしてカレーソースはかなり水分の多いソースでした。

うーん、一日の昼食として十分な量でした。ごちそうさまでした。王様と乞食、貴族と庶民、施す人と施される人という立場の違いに微妙な心のざわつきを覚えながら、すぐちゃっかり、あっさり次のデートの場所に一人急ぎ足で移動した私でした。

行く先はこちら(↓)。
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以下、次の記事に続く。


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「ロンドンな一日」の記事はシリーズで、以下のような具合に進める予定。
1)SOAS⇒2)IOE⇒3)ナショナル・ギャラリー⇒4)フォトナム・メイソン⇒5)ブルワー・ストリート (Taro、ありがとう、てんてんてい)
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Commented by marri at 2014-06-29 09:22 x
なんでも、やってやろう・・・
なんて、パワフルな貴女なんでしょう!まぶしいです。
いくら考えても、異国で、知り合い人も少ない中で、小柄な(?)な
貴女が背の高い隣のお兄ちゃんと同じカレーを食する。
貴女に撮って、普通の事が、今の落ち込みの私にすれば怪物に見える。凄いなぁ~!
とんでもないことに話が飛んで行って・・・^^;; すいやせん!
Commented by agsmatters05 at 2014-06-29 23:06
marri さん、ををを、持ち上げてくれましたね。照れるというより、ちょっと違うかも。私も落ち込んでますよ。そして、一人っきりの異国で(確かに周りに知り合いがだれ一人いない場所)、近くの銅像の土台に座り込んで、これをいただきました。ゆっくり噛んで、おいしくありがた、くいただきました。物乞いをする時ってこんな気分になるのかなあ、って思いながら、ね。(笑)こんなことは、10何年この国に住んでいても初めてのことですよ。この先、このインド人はどうなるのか、あまりにも人気が出過ぎて、継続困難となるか、もしかしたらSOASまたは警察が取り締まりをはじめるのか、衛生状態はどうなのか、資金源はいつまで続くのか、これだけ善行を周囲に施して、はたして本当にこの男性は極楽浄土に行くのか、いけるのか・・・。いずれにしても配る方も貰う方も、実験的な試みであることは確かなようです。私だって(続く)
Commented by agsmatters05 at 2014-06-29 23:10
2000円払ってわざわざロンドン(ユーストン)までC村からこれを食べにたびたび出かけて行くわけにもいかないし・・・。ただ、一つ言えることはこういうことが自分一人でできるのは、ツラの皮が厚くなったからということかもしれません。引っ込みじあんの人にはできないし、気位が高い人にもできない。もちろん食べるものの衛生状態に神経質な人もいやでしょうし、自分は貧しいという意識のない人もあまり興味がわかないかも。それになによりも、この辺りを歩く人の中で、学生や教職員などは、とても忙しくて行列に並ぶヒマのない人が大部分でしょう。あまり目的のない観光客がこの辺をぶらぶらする場所じゃないし。
by agsmatters05 | 2014-06-29 06:53 | Trackback | Comments(3)

紅茶国で(元)日本語教師(今もちょっとだけ)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅や、家族のことなど。