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紅茶国C村の日々

ロンドンの一日(その四 6月11日水)駐車トラブルと混雑税

まだまだロンドンの話がつづきます。車でロンドンに行くってことは、やわな事じゃないです。東京の街中と同じですから。道は狭いし、車も人も多いし。下の写真は、ロンドンはサウスバンク、ロイヤルフェスティバルホールの向かい側にある地下駐車場。1時間6ポンド50ペンスでした。ところがこの機械にお金を入れても、駐車券が出てこない、というハプニング。こういうことは、この国では珍しくもないこと。それでもアノイイングですよね。門衛さんの部屋は、明かりはついていても誰もいない。看板の電話番号に電話しても誰も出ない。こういうことで5分、10分、すぐロスしてしまう。この被害にあった人が外にもいて、いっしょにあちこち探しまわり歩きまわり、近くの工事現場の守衛さんにかけあったら、管理人さんの関連の仕事をしている別の係りの人と連絡を取ってくれて、結局、門衛所の小屋の中の黒板にナンバープレートを書き込んで、何時間でも停めていい だと!!!ったく、こういうことが紅茶国のいい加減なところ、そして鷹揚なところ。いいのか、悪いのか。(笑)
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そういうわけで、実はこの日、サウスバンクをゆっくり歩くことができたのですが、幸運は 悪運と 背中合わせでやってくる。

というのは、たった今おりてきた言葉。この(↑)場所の駐車はなんとか解決できたのですが、ロンドン市内を車で走るときはとっても大事なことがあるのです。それは今日の記事のタイトルにもあるように 「混雑税」コンジェスチョン・チャージ (←は「経理の薬;ロンドンでは 渋滞税」というメルマガに飛ぶ。)と呼ばれているものがあり、所定のロンドンの都心区画内に車を乗り入れると税金を払わなければならない。時間帯にもよるのですが、フツウは8ポンド。事前にネットや電話で払うこともできるし、この区域に入ったあと24時間以内に電話やオンラインで支払うこともできるのです。
コンジェスチョン・チャージ英語: Congestion charge混雑課金)とは、渋滞緩和目的の道路課金(ロードプライシング)のことである。渋滞税とも訳される。
もう、手っ取り早く話を切り上げます。ようするに、この日、いろんな出来事がありすぎて、これを払うのをすっかり失念してしまった。いや、途中までは覚えていた。市内を走りながらも覚えていた。夜自宅に帰って払えばいい、という考えだったような・・・。ジャズを聞いて、ドリス・レッシング(実はミュリエル・スパークだった)の作品を思い出して不思議な感覚を味わって、真夜中のドライブをスイスイと調子よく運転して帰ってきたのがイケナカッタです。結局、かれこれ1週間ぐらいして、ふっとああああ、払うの忘れたあああ! と。これはたしか、そう、14日(土)の昼ごろ、茶碗を洗っていた時のことでした。即インターネットに入り、ペナルティー(罰金)をチェック。ムムム、なんだとぉ、うぬ130ポンドだと。もう目の前が真っ暗になりました。ちょっと待てよ、その後に書いてあるではないか。2週間以内に払うならその半額の65ポンド(=11050円)でいいと。でもでもショックでした。そんなことに払うお金は持ってない私。こんな状態が続くともうこの国には住んでいられないとも思いました。何もする気がなくなり、そのままショック状態で半日寝込んでしまいました。(おおげさ?)寝床でひとしきり悔し涙を流した後、ふっと「モノは考えようか」。悔やんでもなんの足しにもなるまい。ここは開き直って、知らんふりして立ち直るしかないか・・・

ちょうど、ジャズコンサートの後で食事をしながらお向かいの席のマイケル氏と話したもう一つの話題をまざまざと思いだしました。それは、「在英邦人留学生のストレス要因とコーピング」というテーマでアンケートをたくさん回収したときの話でした。どんな苦労をして在英邦人が紅茶国に滞在しているのか、一人の女子高生がこんな風に書いてくれた答えがありました。困ったときにはどうしますか、という問いに Cry, Cry, Cry and Sleep (泣いて、泣いて、泣いて、泣き寝入りします。)と。

この日、私は文字通りそういう状態でした。もう学生じゃないけど、異国暮らしは楽じゃない、自分の落ち度で払わなくてもいいお金を払わなければならないのは、ほんとうに口惜しくて、口惜しくて、かなり落ち込みました。
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数日後、やっぱり来たあああああ!
その時はもうカクゴはできていました。なにしろ一日泣きあかしてましたから。
以上が6月11日(水)ロンドン、ホンシビ、乗り入れ事件の顛末でした。

あんまり情けない話なので、おしまいに(料理でいえばお口直しのように)過去の写真フォルダーから、一、二枚、ヒーリングパワーのありそうなものを探してみました。


お慰めは、こんなの(↓)とか、
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こんなの(↓)とか、
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こんなの(↓)
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は、いかがでしょうか。
過去の写真を見直すことは、ふだんはあまりないのですが、たまにはいいかも。

過去を見直すことも、多少、現在または未来の役に立つこともある。

(完了)。






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Commented by konatum at 2014-06-23 09:57
高い!
でも、払わざるをえないのですね〜。可哀想!

Commented by agsmatters05 at 2014-06-24 05:00
ねえ、ショックで寝込んでから、ふっと考えを変えることができました。「モノは考えよう・・・。」ってね。最初からそう思わんかった私って、やっぱり「頭が固い」か、それだけカネ回りがらくじゃないからか。ま、22100円じゃなくてその半額で済んでよかった。次からは気をつけます。はい。
by agsmatters05 | 2014-06-22 19:46 | Trackback | Comments(2)

紅茶国で(元)日本語教師(今もちょっとだけ)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅や、家族のことなど。