2014年 04月 23日
ボーンマス帰り道のハプニング(親指の力)

時折り生徒が私に紹介、推薦、報告してくれる日本関連の本。
ずいぶん前にメモしておいたまま、誰にいつごろ教えてもらったのかも忘れていた本。
それでも、なにやら気になって、Amazon で注文して、入荷したのも今日や昨日の話じゃない。
5-6年前に紹介してもらって、2-3年前に購入して、そのまま読まずに(読めずに)いた本。
ウイル・ファーガソンという著者の、「ホッカイドー・ハイウエー・ブルース」。
日本をヒッチハイクする (Hitchhiking Japan) という副題がついている。
「親指の力 パワー・オブ・サム」
まだ途中までしか読んでないけど、偶然というのはここにも転がっていた。
昨日の記事に載せた地図の写真をもう一度。

ハリー爺ちゃんの岩を見終っておよそ2時半過ぎ。帰りのフェリーがこむ前にフェリー乗り場に戻ろうとして上の地図の海岸沿いに北上していた時のことでした。
上の地図で ④のあたり。ようやく2車線という細い田舎道路でした。何やら前の車の後をゆっくりと走っていた時、道路の左側で腕を上げている人がいました。空色のTシャツを着ていた、細づくりの若い兄ちゃんでした。ふだんヒッチハイカーなんて出会ったこともなく、このときもなんで腕を上げているのかピンとこないまま私は車を停めてしまいました。前の車がゆっくり走っていたので、つられて停めてしまったような。
フェリー乗り場まで載せてくれと。聞けば訛りが確かにそうらしいアイルランドの青年でした。歩けば40-50分ぐらいかな、車ではほんの7-8分という感じの距離でした。無事フェリー乗り場について、ここでいいというのでおろしてあげました。さよなら、Have a good day! と挨拶を交わして別れ、そのままフェリーの行列に入ってほとんどノロノロ運転をしていました。すると、さっきのにいちゃん、空色のティーシャツということしかわからなかったけど、なにやらこっちに走って来るのが見えました。

ちょっとだけ開けた車の窓のすきまから 「フェリーを待ってる間に食べてください」と差し入れ。
食べながらのろのろ運転してたので、いそいでチョコアイスをパチリ。あの青年の写真も撮りたかったな・・・。
上の本を読んでいると、日本人は西洋人(著者のウイル・ファーガソンはカナダ人ですが)がヒッチハイクするなんて、お金がないのか、無鉄砲なのか、みんなやめとけ、やめとけというアドバイスが先。そしてそんなにお金がないなら汽車代を出してあげるから汽車で行け、という人が多いとか。それでも初志貫徹、南の佐多岬から北の宗谷岬まで「親指の力」一つで日本を縦断したという話。この国では、お礼にアイスなんて、本当に珍しいこと。おいしくいただきました。フェリーに乗ってもまだ食べていた。
後日談。この記事を書いているバンクホリデーマンデーの21日(月曜日)、上の本の続きを読んでいて、ふと面白い文章に (ってこの本は最初から最後まで、クスクス笑わずにはいられない、ユーモアと皮肉たっぷりの旅行記ですが) 出会ったので、フェイスブックに載せて見ました。いわく、
「日本では樹木までお行儀がいい In Japan even trees behave themselves.」(37ページ)
という文でした。それをFBの近況にアップしてものの5分。今はオランダで言語心理学の博士課程の勉強をしているG君から FBコメ。「これ僕の大好きな本です」って。そういえば、この本を私に教えてくれたのはG君だったんだ。ということは(とここで、長い時間をかけて過去ログを調べました。)G君は2008年の卒業生でした。あれから6年もたってる。私のメモ用紙ってすごく長生きしてる!(笑)。
以上で、2014年イースターホリデーの旅の話は終わり。
おまけに、もう一枚、花のコラージュ写真をどうぞ。

怖いもの。
でも、こうして、よんでると、いいかも?と思いますねぇ。
メモの長生き、すごいなぁ(⌒▽⌒)


