2014年 02月 05日
テオ君、タニちゃん、サイ君、エム君。(仮名)

上の絵は休み時間中にタニちゃんが描いたもの。
もう、タニちゃんたら、ほんとうに絵が好きなんだから。

写真は同じタニちゃんが描いたものを続けて載せていますが、実はここで話はガラッと変わりまして。

火曜と木曜の昼休みに開いているジャパンクラブ。毎回10~20人ぐらいが集まって、好き勝手なことをしています。千羽鶴を作ることに協力してくれとかけ声はかけますが、強制はしたくないので、それぞれ個人の対応に任せています。上手な子とそうでない子がいるので、全員一律一斉に、なんてわけにはとても行きません。
日本語がかなり上手なテオ君も、実は折り紙には不向きで(ここだけの話)彼が途中まで折ってくれたのは、またもう一度はじめから私が折りなおさないといけないくらい、へた。サイ君は器用で一日の昼休みにほぼ10羽ぐらいは上手に折ってくれる。だけどもこのサイ君、宿題はしないし、勉強に集中せずに、授業妨害が趣味みたいな子。困ったところが多い、ちょっと変わった子。
でもってある日、このテオ君とサイ君が仲たがいを。サイ君は10年生、14歳。 テオ君は7年生で12歳。
ふざけあっていたのだと思うのですが、しっかり仲たがいの様子を見ていなかったので、何とも言えません。ただし、テオ君がホワイトボードに描いていた漫画風の絵を、どうやらサイ君がふざけ半分で消してしまったようです。
そのうちにテオ君は涙をぽろぽろ流して泣き始めました。陽気で純真なテオ君、よっぽどサイ君の仕打ちが悔しかったんでしょう。涙をいっぱい流しながら、なおもホワイトボードに向かって、お絵かきをしていました。それで、なんとかこの事態を収めなければと思って、二人の間に入り、サイ君にあやまらせました。サイ君はいちおうあやまったものの、自分がテオ君を泣かしたことへの反省がちと足りないようす。困った先輩です。そうしてテオ君はもうこれからクラブには来ないと言って、部屋から出ていきました。あんなにアニメや日本語の歌や、日本文化が好きなテオくんがもうクラブに来ないなんてあまりにも切ないので、追っかけていってドアの外で私は二人っきりになって、テオ君の慰留に努めました。
あなたの絵はとっても面白いし、上手に描けてる。私、ブログに載せさせてもらいたいの。だからぜひまた来て、なんか絵を書いてね。写真に撮っておきたいから。テオ君は黙ってうなづいて、行ってしまいました。
そして次の週のクラブの時間。なんとサイ君もテオ君もクラブに来ない、見当たりませんでした。困ったねえ、寂しいねえ、とみんなで話しているうち、最初にテオ君、昼休みもなかば終わったころ、突然クラブの教室に駆け込んできました。
わああい、テオくん、よくきたね。ワンダフル。ウェルダン。私は思わずテオ君に駆け寄って、私のほうへやってきたテオ君とハグし合ってしまいました。ぼく、しばらく教室の外に立っていたんだよ、とテオ君はいいました。クラブに入るかどうかためらっていたみたいでした。それからしばらくして、クラブの時間もあと10分か、15分という頃、どこで何をしていたのかわかりませんが、サイ君が入ってきました。二人の間の緊張がいっぺんに溶けたというわけでもなさそうでしたが、とにかく二人とも無事にクラブにカムパックしてくれて、私はホット一安心でした。
そのテオ君がカムバックした日に書いた漫画がこれ(↓)でした。この女の子には名前はないのだそうです。

この年頃の男の子たち。悪ふざけや、いたずらごっこや、からかい合いをしょっちゅうやってるみたいです。いたずらされて、仕返しをして、そうやって人との付き合い方を覚えていくのでしょうか。テオ君には苦い体験だったようですが、それで一段と大人になっていっておくれ、という感じでした。

上のお菓子、8年生(12歳)の放課後クラスでいただきました。京都から送られてきたお煎餅の箱に入っていたものでした。もちろん生徒たち、大喜びでした。
ーーーーーーーーーーーーー
ある日の会話 (カタカナの単語を読む練習をしていた エム君のこと。)
サッカー
私「これを何と読みますか? 」
生徒「sakkaa」
私「意味は?」
生徒 「?」
私「ソッカー、つまり Soccur, フットボールのことよ。」
生徒 「あ、そっかあ。」
私 「う」
最後は、ダジャレですか、そっかぁー^_^
ちょっと前からメモしておいたの。いつ載せようかと、その時を待ってました。
そうなんですよ。こんなこともたまにあります。まあ授業のストレスと比べたら、ちいさなことですけどね。


