2013年 12月 21日
(5) 肝心かなめのセミナーのこと。
この日何があったかというと、BATJ (英国日本語教育学会, British Association of Teachers of Japanese) と、J-GAP と呼ばれる団体の共同セミナーがあったのでした。
J-GAP というのは、Japanese Global Articulation Project 日本語教育 アーティキュレーション プロジェクト の略。それじゃあ、「アーティキュレーション」て何かというと、歯科の用語で 咬合(噛み合わせ)といえば、わかりやすいかな。
つまり、世界中の日本語教育が各地でバラバラに行われている中で、学習者が上に進んだり、横に移動したりするとき、日本語学習をどうやってつなげていったらいいか、その噛み合わせ、連関性の問題に取り組んでいる団体。
(この日のセミナーだけでは実像はわかりかねました。何人ぐらいの研究者のどういう団体なのか??? と書いてから、ウイキ様にお伺いしてみました。 こちら⇒J-GAP。 にウェブサイトがありました。
その中で、英国の日本語教育の実情、とくに今回は高等教育機関(大学、大学院)の日本語教育の実情をはあくする調査をして、その発表ということでした。結果的には、
1)英国の大学で日本語を勉強している人たちが何人いるのか、専攻、副専攻、も含めて、その数を知りたかったけど、この日の発表にはその数字は出てきませんでした。(どこか、ほかのところで発表されているらしいのですが。)
2)英国の高等教育機関(大学)で、日本語を勉強している人たちは、どんな人たちなのか?
3)何を勉強して、卒業後はどんな道に進んでいるのか?就職先はどうなっているのか?卒業後も日本語を使っているのかどうか?
4)英国の大学の日本語学習者数は増えているのか、減っているのか?
等々の疑問を おみやげ にもらって帰ってきたような気がします。

この日のセミナーの後半は、今年7月にフランスのアルザス地方、コルマール郊外、キンツハイム村にある「欧州日本学研究所」での日本語教育合宿の報告を兼ねたものでした。
イギリスから参加した四人の日本語教師(全部女性ばかり)の中で、唯一人、大学で日本語を教えているM先生の発表でした。日本語の教育に学習者自身の自己評価を取り入れていくことの重要性とその実践報告を話されました。
で、その発表もとても参考になったのですが、その時ワインの大好きなM先生が、半分冗談、半分真面目に、ワインで有名なコルマールに行って、ワインの話をしないわけにはいかない!?とばかり、最初にワインについての薀蓄(うんちく)を傾けさせてくれ、と。冗談と真面目さがないまぜになって、赤ワインの銘柄と味について詳しく話し始めたので、もうおかしくて、おかしくて・・・。あんなに笑ったことは、ジャパン・ファウンデーションの6階のセミナー室にこれまで何度も行ったことがあるのですが、(あそこであんなに笑ったことは)私的には前代未聞のことでした。笑いって、いい運動にもなりますね。なにかが発散できた気分になれましたもの。
ピノ・ノアールの話でした。

もう、M先生には参りました。真面目な顔をして、冗談を言える方、冗談の中に真面目な話を込めることのできる方って、しかも女性では本当に少ないですよね。
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以上で、なんとか5回の予告をカバーできましたよ、marri さん。 ^-^
このセミナーのあとは、もうすでに長々と記事として書いたとおり、ピカデリーサーカスに行って、ヘアカットして、ジャパセンでカレーうどんを食べて、そのあとりージェントストリートを歩いてフルラのお店を見つけて・・・。
以上で12月7日(土)シリーズを終わります。ふう。


