2013年 02月 09日
写真でつづるトルコ紀行(21)エジプシャンバザール

橋のふもとをぐるっとまわったら、庶民的なサバサンド屋台(らしき店)が並んでいた。
上と下の写真の遠方に部分的に見えている青いのがガラタ橋。

こっちの店であんな丸い椅子に座ってサバサンドを食べたら、どんな感じだったかな、値段は?味は?とおもったけど、もう手遅れ。二回も続けて食べられないよ。
そこからエジプシャン・バザールはすぐそば。そこへ入る前に、

寒い戸外をあるいていると、ホカホカしてるものについ惹きつけられてしまう。


一袋4リラ(150円ぐらいか)で大きな焼き栗が6-7個はいっている。

ちょっとホックリできるけど、この日は朝から腹一杯でお腹のすく時間がない。満腹、満腹。
で、とにかくこのすぐそばのエジプシャンバザールに突入。(懐中物にご用心!ってわけで、しっかりとポシェットの紐を固く握りしめて、バザールの入り口に向かった。
ものすごく混雑していて、入る人と出る人の行列で通路は両側とも人混みだらけだった。
ここでちょっとしたハプニング。
これからエジプシャンバザールのエミュノニ側の入り口から入られる方、要注意、またはもう一度実験してください。
って、なんのことかというとー
入り口右側のとっつきにガタガタおもちゃみたいなカラフルなプラスティックの小物を売ってるお店があって、私はとにかく3分に一枚以上の頻繁さでことあるごとに(なくても)写真を撮り続けて歩いていたので、ここでも、エジプシャンバザールの入り口付近がこんなに混んでましたよ、と(ブログの読者に)言うつもりで、1,2枚ソニーサイバーショット(デジカメ)のシャッターを切ったのでした。
そしていざ、通路の中に入ろうと4-5段の石段を降りようとしていたとき、なんだかものすごい勢いで私につかみかかるようにせまってきた物体(!?)がありました。一瞬なんのことやらわからなかったけど、10秒後に(笑)わかりました。一見してジプシー風の(というと差別用語になるのでしょうか)黒い髪、黒い眼、黒い服の女(としかいえないような人)が私に喰ってかかってきたのでした。
彼女の訴えは、私が今撮った写真を消せ、と言っていたのでした。(それがわかるのに、また10秒かかった。)なんで?とは思ったけど、何事にも素直なアタシは、「分かった、分かった、オーケー、オーケー。消しますよ、消せばいいんでしょ。今、消してあげるから・・・」と気持ちいっぱいこの女をなだめてやることにしました。(英語、通じたのかな?)
ところが、こういうドサクサで、手袋もしている指でデジカメの消去ボタンがすぐに見つからない(テヘ)。だってふだんそんなにカメラのデリート(消去)ボタンなんて、使ったことないんだもん。
あれこれのボタンをおしていろいろ消去に勤めていたら、この女、私のカメラを奪うようにして、自分でも写真を抹殺することに必死でした。もうかれこれ5分か10分か、15ふんか。メグチャーン、SOS!戻ってきてよ。と心で叫んではみたものの、あとから押すな押すなの人混みで、狭い入り口付近で、身動きもとれにくい状態で、ああじゃ、こうじゃ、このジプシー女と私は、カメラをつかんで火花を散らしていました。
いつもなら、すんなりと消去ボタンを見つけ出していたことでしょう。でもまあ、とにかく、ついにああ、あった、あった、これでいいんだわ、ということになって、このエジプシャンバザールの入り口付近の混雑写真は私のデジカメからなくなってしまったのでした。
おそらくこの店の商品が偽ものなのか、特許にふれるものなのか、何らかの理由で写真はこの女の生活に深くかかわってくるかもしれないものだったのでしょう。
ああ、怖かった!
これが私のエジプシャンバザール入り口体験なのでした。
かれこれロスタイムは15分から20分!?先へ行ったメグが戻ってくる気配はないし、この人ごみであとを追ってもどこで出会えるものやら、としばらく思案してから、バザールのなかへ入って行くことにしました。
かなり歩いて、もう一度4-5段ののぼり石段があり、そこでメグと無事合流。ああ、やれやれ、怖かった、ことでした。

というわけで、エジプシャンバザールというのは、例によって、「歩き方」135ページによると:
ガラタ橋近くにあるイェ二・ジャーミイの裏に広がっている市場。イェ二・ジャーミイを運営するためのワクフ(財団のようなもの)の一環として建造された。その昔、この市場がエジプトからの貢ぎ物を集め、設営されたことにちなんで、エジプシャンバザールと呼ばれている。かっては90軒近く香辛料の店が並んでいたことから、別名、香辛料市(スパイスバザール)ともいう。現在はかなり減少したが、それでも色鮮やかな数々の香辛料が軒先に並ぶさまが楽しめ、みやげ物を扱う店も多い。カラスミなどの乾物やハチミツも売られている。市場の周辺にも食料品や日用品を売る店が並び、買い物が楽しめる。

「買い物が楽しめる」と言ったって、先立つものが限られてるし、重い荷物はもてないし、たいして欲しいと思うものもない、というわけではないけど、買い物が楽しめるほど買えるわけない。

チェスの道具の専門店。 ほらね、ちゃんとアタチュルク。あそこもかしこも、アタチュルクの像はトルコ中で見ることができた。「トルコの父」という意味のアタチュルクという言葉。1922年ギリシャ軍を負かして、その前にヨーロッパの軍勢を打ち負かして、オスマン朝の終焉と同時にトルコの独立、建国を勝ち取った将軍ケマル・パシャ。国から(たぶん議会から、かな)「トルコの父」という名前(アタチュルクという称号)をもらい、自身のパスポートにもアタチュルクとサインをしていた彼。まだまだこの国の人たちは、この(一説によれば)「正当なる独裁者」(!?)が好きなんだ、とひしひしと感じたことでした。

まだまだバザールの中の商店街は続く。もう前の日に大きな買い物(ランプとパシミナなど)を済ませているので、どうしても買っておかなければならないものもなくて、ただただどんなお店にどんな品物があるかを見てまわるというだけのバザール歩き。

これはイギリスにはあまり見かけないもの(↑)。(買ってくればよかったかな。ちょっぴり後悔。)

香辛料やらなにやら、似たようなお店が延々と続いてました。よくもまあ、お店が成り立つものよ、という感じで、いくら買い物客が多いといってもお店の数と品物の数のほうが断然上まわってましたもん。

さて、次なるハプニングはここ(↓)で、だったか。

次回にまわします。
そうだったんですか。そんなハプニングがあったんですね。
異邦人もエジプシャンバザールでは写真バシャバシャ撮りましたけど、そういう怖い事もあるんですね。
でも、どさくさに紛れて、他の被害に遭わなかったこと・・・良かった!
私の場合も、カメラはとても活躍なので、同じような事件が起きかねないわ!言葉が通じないので・・・^^;;
この市場から、湾に掛かった、三菱が工事した(架橋)橋を見に行きました。そのタクシーにキャリーバッグを置き忘れた私です。写真見ながらあれこれ思い出していますよ^^♪
向こうは必死という感じでした。私は最初カメラを奪われるのではないか、という気がして怖かったです。今から考えると、もう一度同じ場所へ行って、何を売ってるのかしっかりと見届けてみたい。一つ二つ買い取って、その違法性を調べてみたい、さもなければ、隠し撮りをしてやっぱりあのバザールの入り口をこのブログに載せることに成功したい(笑)。ま、実害がなにもなくてよかったです。異邦人さんのサイトへ行きました。オカリナの音楽、いいですね。癒されました。
三菱が工事したんですか。全然知らず、どこにも書いてなかったです。知ってたらちゃんとしっかり写真に納めてきたとおもいます。
Marri さんのタクシーに置き忘れたキャリーバッグが戻ってきた話は、いいお話ですね。それはブログ以前のお話ですか?Marriさんのトルコ旅行の話を聞いてから、そのあとでトルコに行けたらよかったなあ。(笑)


