2013年 01月 20日
写真でつづるトルコ紀行(その三)気球編
トルコ旅行も突然決まり、「トルコ子育て生活」の美樹さんご一家に会えることになったのも突然決まったことでしたが、ましてやカッパドキアで気球に乗れると決まったのも、前日ぎりぎりのことでした。(美樹さん、だんな様、ご親切にいろいろお世話くださり、本当にありがとうございました!)
まずはこちらをご覧ください。Google の画像(イメージ)で「カッパドキアの気球」と入れて出てくる、これでもか、これでもか、というほどの気球の画像集です。
私にとってはなんの予備知識もなくて、恐る恐るの挑戦だった。まだ支払いも済んでない気球乗り。12月31日の朝早く、宿に迎えの車が来るのは朝5時だといわれた。いざ覚悟。朝早く気球を出すのは、空気の移動が少ないから、ということらしい。
朝5時といえばまだ真っ暗、メグと二人で宿の入り口に立って待った。寒いと聞いていたので、もちろん完全武装(?!)。マフラー、手袋、帽子はもちろん、ズボンの下のスパッツから上着の下のセーターの重ね着まで。一番寒いと感じたのは足元だった。ブーツだったらよかったかな。5時を遅れることかれこれ45分ぐらいして、ようやくミニ・バスのような車が来てくれた。大勢乗っていた。私らが乗って5分ぐらいして、もう一つのホテルでほかの人たちを拾っていた。着いた先は ↓。

ここは気球乗りに申し込んだ人をさばく所だった。写真の行列は、ここに運ばれてきた人たちが朝ご飯のための飲み物(お茶)とパンとかお菓子とかをもらうためのものだった。メグは途中でこの列から抜けて、トイレに行ったけど、そのトイレの行列のほうはもっと長かった!ようやくテーブルにたどり着いて、お茶は2杯確保できたけど、パンの容器は空っぽ。次の補給が来るまでだいぶ時間がかかった。何しろ、何がどうなっているのかさっぱりわからなくて、外は真っ暗。上の写真の右側には大きな部屋があって、そこにはもっと大勢が腰掛けていた。

しばらくして、仕切りやのおじさんが、ホテルの名前を一つずつ呼び出し、そのたびにそのホテルで気球乗りに申し込んだ人達が仕切りやのおっさんの前に集まった。おそらく300人ぐらいは軽くいたような混雑ぶりだったのが、だんだん待合室もがらがらになり、メグもトイレから戻ってきて、外の明るさもしらじらとしてきた頃、一番最後のホテルの名前に「ゲルディッシュ・エヴィ」が呼ばれた。そうして、また別の車に乗せられた。どの気球に乗るかによってどこへ行くか、どの車に乗るか、が決まっているようだった。でも、暗闇のドサクサの中であの仕切りやおじさんの声しか頼るものがなくて心細かった。置いてきぼりの目にあうのはいやだから。二番目の車に乗ってからしばらく走り、行き着いた先が、気球村とでも名づけたくなるような、こういう ↓ 場所だった。

ギョレメの村の郊外だろうか。場所の名前など知る由もなかったが、とにかく気球がいっぱいいた。



まだ薄暗闇の中、30から50ぐらいの気球があっちこっちでふくらんでは空に消えていった。私らの気球には30人ぐらいは乗っていた、か。

バスケットの側面に足を引っ掛ける所があり、そこから中にはいる。ほとんど私の肩の高さのバスケット。

↑ は着地してから撮ったバスケットの写真。このバスケットの上には巨大なバルーンがふくらんでいる。たとえばこんな具合(↓)。


上の気球は大きそうだ。50人は乗ってるかな。
私らのバスケットには30人ぐらいは乗っていたとおもう。4っつのマス(コンパートメントに別れていて、一つに8人から10人は入れる。

ボンベはでかいのが四つ。真ん中のコンパートメントはパイロット一人がようやく立っていられるほどの狭さ。

いよいよ車から離して、

火を燃して、出発まじか。パイロットが着地のとき足をすくめて(まげて)中腰になるようにという指導をしてから、いざゴー。滞空時間は1時間。もっとお金を払うと1時間半、空の上に浮かぶこともできる。

気球は全部スペインで作られているそうだ。パイロットは経験を積んだ人でなければならないらしい。もちろん、操縦に専念していて、飛行中に何かしゃべったりはしなかった。でも、方向転換をしてくれて、みんながいろいろな角度で見れるようにしてくれていること、高くしたり、低くしたり、地形に合わせて飛行状態を操作してくれていることが分かった。空の上は静かで、時折ボンベから勢いよく火が吹き出るとゴーゴーという燃焼音が聞こえるだけだった。この音が止むと、気球というのはとても静かな乗り物だ。音楽もなく、会話も少なかった。

1時間の空の上で撮った写真を選ぶのがむずかしいので、こんな(↑)ことをしてみました。こんなのが3枚ぐらい。それがデジカメのアルバム。では、アイフォンのほうはどんなだったか。7-8枚ほどまたアイフォンからホットメールに添付して送り、そこからPC(デル君)に取り込んで、ここは記念に好きなのをちょっと載せておきたい。

「おびただしい数の気球」という言葉が浮かんできてしまうのは、なぜか。

(写真を縮小したらインパクトがなくなってしまうから。)


もう、きりがないから、この辺で。

着地。せっかく練習していたけれど、あまりにもスムーズで静かな着地だったので、中腰になる必要もなく、地面におりたのも気付かなかったほど。乗客みんなが拍手した。地上のクルーと携帯(トランシーバー?)で連絡をとりあって、おりてまもなく、車が2、3台、畑地の中を突っ切って気球のそばにやってきてくれた。そして儀式がはじまった。

気球の値段は日本円にすれば軽く15000円を割らないぐらい。朝ご飯つき、送り迎え付き、そして着地後の儀式付き!何にもない畑地のど真ん中で、あとから気球に追いついた車から、クルーがテーブルを出し、テーブルクロスを出し、シャンペン〈とは名ばかりの、スパークリングワインだったけど〉をだし、みんなで乾杯し、一人一人に立派な気球乗船証明書を渡してくれた。私の名前はどこでどう間違えたのか、〇〇ケヤ という具合になっていた。後で気がついたけど、〇〇ケヤというような名前は他にトルコでよく使われる名前らしい。かれこれ朝の8時頃だった。帰りの車の運転手さんに、9時からツアーがあるので、それに間に合うように宿に帰りたい、と言ったら「一番におろしてあげる」と請合ってくれた。宿に帰ったら朝ご飯の用意ができていたので、もう一度朝ご飯を食べなおした。
そういえば、その前に気球が着地して、陸路を追いかけてきたクルーの一人が、私らがまだ気球のバスケットの中にいるときに撮ってくれた証拠写真があったっけ。また小さくして載せておこうかしら。記念に。

気球に乗るまでは大変なように思いましたけど、乗ってみるとカッパドキア地方など普段空から見る事の出来ない様な風景を見る事が出来て感動したでしょうね。この写真を見ていると如何にも気球に乗った気分が味わえたようです。素晴らしいですね。
気球体験は、未知の部分が多くて、事前、事後ともに、興味津々、かつハラハラどきどきでした。でも、実際、気球に乗ってからは全然怖いことはなくて、本当に空に浮かんでいる、という感じをもてて、気分よかったです。お天気ももちろん影響ありますよね。日の出の瞬間もやはり、いいものでした。上の記事を読み返して、いま、すごく感動した体験だったのに、そういうことがはっきりと書いてないなあ、と反省しました。楽しめます。お勧めできます。(^-^)


