2012年 11月 18日
11月 電源コード物語。
ハーフタームの後半、愛用のおんぼろラップトップ、デル君が使えなくなってしまいました。
デル君の動作がのろいのは前からずっとそうだったんですが、電源コードの取り付け部分がぶっ壊れてしまったのです。

こんな小さな怪我なので、部品を買えばすぐ電源コードの全体が使えるようになると思っていたのですが、それは甘い考えでした。
この電源コードを買ったのは、スウインドンという街のコメットというお店でのこと。なんだか数年前の、ずいぶん遠い日のような気がするけど、ブログを遡ってしらべてみたら、なんのなんの、ついこの間〈今年の4月)のことでした。このときの記事は こちら。かれこれ60ポンド払ったこの電源コード〈私にはとっても大金〉。ほんの留め金2本が折れただけで、全体を買い換えるなんて、そんなこととても考えられない。
ところがハイテク後進国の紅茶国では、こういうことが簡単に解決できない、ということを今回もいやというほどおもい知らされました。よって「電源コードをたずねて幾千里」でした。
紅茶国で電気製品といえばカリーズか、コメット。アルゴスものぞいてみました。


コメットはなんとクロージング・ダウン! 全商品20%引き。売りつくすまでセールを続ける、とかでした。そのコメットにも上の写真のようなデルラップトップの電源コードは売ってなくて、そこのお兄ちゃんが、同じ敷地内のマップリン〈↓〉のお店に行ってみろ、というので行ってみました。

マップリンと言うお店は、なんと私の購買欲を程よく刺激してくれるリードル(Lidle)のなんと隣なのでした。〈リデール?リードル?といえば、ワリと私の好きな店。でも、場所柄しょっちゅう行かない。行けない店。)マップリンもこういうことでもなければ入ることのないお店。何を売っているのか、とにかく細かい部品をたくさん売っているガジェット・スーパーでした。〈今、グーグルしたら、エレクトロ二ックス・スペシアリストですって。)
どのお店にもないので、すごすごと家に帰り、インターネットで部品探しをしてみました。

これも失敗でした。 I.T.Works 〈アイティーワークス)という会社の製品なのですが、グーグルするといっぱいでてくるものの、めぼしいものを選んで電話してみたら、こちらはスコットランドです、なんて言われちゃったりして。しかも、説明書の電話番号もみつけた〈あまりにも小さい字だったので、最初は気付かなかった。)ので、なあんだ最初からここへ電話すればよかったんだ、とおもいながら番号をおしてみたら、なんとそれはコメットの電話番号だったのでした。それでは、ふりだしに戻ったようなもの。〈涙〉

こういうとき頼りになるのは、学校のITヘルプ・オフィス。その名もPCさん。
前にも時々このブログに登場したことのある方。前の責任者はPC(ポール・カーペンター)さん、今のチーフもPC〈ポール・カービン)さん。一回目にオフィスに走りこんだ時には、すぐにグーグルしてくださり、電話番号を調べて、「電話してあげようか?」と言ってくださいました。あいにくこのとき時間がなくて、「いいえ、自分でします」と言ってオフィスを出なければなりませんでした。あの時そうしてもらったらもっと早く解決できていたかも。あれはハーフタームの前のことでしたから。
そしてかれこれ2週間。日はまわり、日はめぐり、学校貸与のヒューレットパッカードのラップトップが使えたので、この間、完全ネット・遮断状態ではありませんでした。でも、ふだん使い慣れてないし、写真も学校貸与のPCには収めてないし、なのでとにかくブログはデル君が快復するまでおあずけにしようと思っていました。こうい不自由さをしのぐ心理が「物語」を生みだすんですよね(笑)。ブログが書けない日々を過ごすうちに、ハーフタームホリデーが終わり、秋学期の後半戦(いくさか?!)がはじまりました。
そしてある日、授業のはじめに合わせて11時過ぎの遅い登校。車を出て歩いていたら、校舎の一角でばったりと出会った人。あのPCさまさまなのでした。
彼は本当に優しい人です。おとなしいタイプの人なんですが、日本人の私を日本人らしく取り扱ってくれる人なんです。ってどういうことかというと、彼自身がきっと、たぶんに日本人的な感性(やさしさ、親切心、ひとをいじめない心根の持ち主)をもっているからでしょう。彼がつかつかと私のほうへ向かって歩いてきて、
「こないだのデルのラップトップ用の電源コードの件は解決しましたか?」と。
「それがまだなんです。電話したら、コメットだったんですけど、、、。どこにもなくて。インターネットで調べたら、同じような形をしたのをイーベイで見つけたんですけど。」
「そうですか、イーベイにありましたか。」
「はい、7ポンドぐらいで、でてることは出てましたけど、外回りの直径が7.5ミリじゃないと駄目なんですが、そこまではまだ調べてなくて・・・(
「ほんじゃ、学校の倉庫においてあるストックの中から一つ使わせてあげましょうか?」
「えええっ?!!!???ホントですか?いいんですかぁ!? Are you sure? Really?」
PCさんは優しい!こんなに優しい人、この国には少ない、です。
砂漠でオアシスにめぐり合ったような、ありがたいお言葉でした。(
その後、もう一箇所、別のお店でその品物がないのを確かめてから、PCさまさまのオフィスに行ったのは、今週の月曜日(12日)のことでございました。
コンピューター関連の倉庫の中のたくさんの棚の中から、たくさんのダンボール箱をまさぐって、これじゃない、あれじゃない、とほんの1-2分待たされたあとで、ああ、これこれ、これだと箱から引っ張り出してくださった電源コード。本来のデル製なので、接続部分がとってもストレート。というかシンプル(↓)。

つまりスインドンのコメットで買った電源コードは、取り付け口に別のアダプターを媒介させて、どの機種のラップトップでも使えるようにしたI.T.Worksの電源コードなのでした。これを ユニバーサル ラップトップ パワー サプライ つまり ULPS というんんですって。ふうん。そうなのか。といまさら感心していても始まらない。
これを書きながら、マップリンのお店はほかにもあるし、別の大きなPCワールドみたいなお店に行けば、このULPSの 取り付け口が外回りで直径7.5 ミリという部品が、今からでも見つけられるかもしれない、ことがわかりました。そうしたら、PC様様が内々で貸与してくださった学校所有の電源コードもお返しできるかもしれない。PC様様の話しぶりでは、その電源コードは、試験期間中などに、デルのラップトップを大量に使う必要ができたときのための予備としておいてあるものだそうで、ふだんはまったく使われていないとか。そして試験中でも、最近はどんどん新しいラップトップが入ってきているので、この古いデルの出番はあまりまわってこないような気配でございました。
世の中の大きなニュースが飛び交うこの頃、取るに足りない金具の話などにおつきあいくださいまして、どうもどうも。いえ、なに言いたかったことは二つだけ。ハイテク更新国の不便さと、荒れ野で旅人に暖かい飲み物を恵んでくれる優しい御仁が紅茶国にもいるというお話でございました。
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追加
このデルのラップトップは寿命だとおおぜいの人から言われました。
わがセガくんなどは、一目これを見てすぐ「買い換えろ」と。そうはいっても先立つものがないのに、ねえ。
わが頼みの綱、PCさまさまは、あるときこのデルをみて、その古さ、のろさにおどろきを隠せなかったものの、結局、「いやぁ、まだ使えますよ。死んではいませんねぇ。」とのことでした。
コンピューターは 命から2番目に大事、という人は世界中でどんどん増えていることでしょうね。
そうと気がつかなくても、どれだけその恩恵にあずかっていることか。
ああ、来年の目標が見えてきてしまった!
そろそろ アップル/マック が私に近づいてきているような気がする、のです。
「求めよ、さらば与えられん」って、ね。
「願い」のないところには、「叶い」もありえないと、ね。(笑)
あっはっはーー、思わず、笑ってしまいました。PCさんという人の息を呑むその顔が見えて。そう、たまにいい人がいますよネ。
最後にお書きになっているように、そろそろMacにした方が良いかも知れませんね。私はMacの最初期近くから20年くらい使っていますが、昔は使いやすくても色々と高価で(特にソフトとか周辺機器とか)、誰にでもというわけには行かなかったですが、今は随分安くなり、同レベルのウィンドウズ機と比べると、かなりお買い得な気がします。私はずっとMacと職場のウィンドウズを併用していますが、Macの操作の簡単さ、特にファイル整理の簡単さは今も昔もウィンドウズとは段違いだと思います。ウィルスにやられる危険性も低いですし(ウィルスソフトは勿論必要ですが)、フリーズすることも非常にまれです(ほとんど皆無)。
なにより、ウィンドウズ機は買った時はまあまあでも、直ぐにもの凄く動作がのろくなりますが、Macは長い間変わりません。私が今使っているのは2008年春の機種で、4年半は経ちましたが、未だに全く不便を感じません。液晶の質が今はずっと良くなっているので、その点では買い替えたいのですが。 Yoshi
私も生まれてはじめてのコンピューターはマックでした。学校でコンピューターの先生が選んで買ってくれたんですが、使い方を手ほどきしてくれて、最初にマウスを握った日の夜は右腕が緊張のため筋肉痛だったことを思い出しました。あれはたしか1990年代はじめ(91年か92年)ごろでした。


