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紅茶国C村の日々

7日(日)N君のことば-日本の女の子。

この夏日本に行ったN君。4週間ほどのプログラムだったようです。ライオンズクラブの主催で、1週間はキャンプ。3週間は東京近辺の2軒の御宅でホームステイとか。このことについて、前から書きたいと思っていたことがありました。

彼が滞在中にフェイスブックに載せた写真がきっかけで、そばパーティーを開いた話は まえにこちら (←をクリック)に書きました。

行く前にN君からいくつか相談されました。

(1)持っていくお金のこと:マネーバンクについて。お母さんが郵便局でマネーカードというのを見つけてきたのだそうです。これは役に立つのかどうか、という質問でした。私には全然分からないことでしたので、あるメールリストに投稿し、二人の方からご親切に詳しく教えていただき、さっそくN君に伝えました。 マネーバンクは日本ではあまり使われている銀行が少ないらしい、ということ。利息もかかりそうだし、ポンドからドルへ二重に両替えの手数料も取られる心配もあるとか。結局、一番いいのは、トラベラーズ・チェックじゃないかという意見でした。それなら、持っていくお金は3通りにしたらどうか、と私はアドバイスしました。一部は空港で両替などして現金で。一部はトラベラーズ・チェックで。あとはマネーカード(ポストオフィスに口座を作って、そのカードを持ち歩くもの。まだ子供の場合、銀行口座とか作ってないし、親の銀行のカードを使わせるわけにも行かないから。)

結局、トラベラーズチェックが一番使いやすかったらしいです。手数料もかからないし、受け付けてくれるお店が多かったようで。マネーカードは取り扱いする銀行が限られていて、使いやすくはなかったようです。日本では、まだまだ現金を持ち歩くことが多いのでしょうが、こちらでは、盗難の恐れもあって、現金を持ち歩く人は少ないです。ましてや子供なので、海外旅行のときの所持金にはいろいろな配慮が必要なのでしょう。

(2)行く前に心配していこと:正座について。N君はカラテを習っていて、正座をさせられることがあるけど、どうやら正座が苦手らしくて、このことを心配してました。実際には、一切こういうケースはなかったと。

(3)日本語について:ペラペラになる件。集まったメンバーがインターナショナル・グループだったので、早いうちにこのアンビションはあきらめたと、帰ってきてから、言っていました。

そのほか日本語については、紅茶国の学校でまず最初に習う日本語は「です、ます調」で、ていねいな標準語(とされるもの)ですが、試験のためという理由もあって、くだけた会話を教えることは初級レベルではあまりないです。ところが日本では、日常会話で「です、ます」があまり使われてないことに気がついた、とN君は言っていました。

1~2週間滞在させてもらうホームステイ先で、ホストマザーがN君に「アイスクリーム食べる?」「スーパーにいっしょに行く?」というのは普通の言葉使いでしょう。同じ家の屋根の下にいて、特に年上のホストマザーやホストファーザーがいつまでも、N君をお客様扱いして「アイスクリームを食べますか?」とか、「スーパーにいっしょにに行きますか?」などと、日本では言わない。この丁寧語の使い方が、日本語を習う上でのむずかしさのひとつになっていることは確か。でも、これは試験のために日本語を習いたいのか、生活するために習いたいのか、目的に応じて習いわけるしかないですよね。(←独り言風に。)

ホストファミリーとの会話は英語と日本語半々ぐらい、ちゃんぽんだったらしいです。日本の受け入れ家庭としてはある程度英語のインプットも期待するでしょう。お互いに持ちつ持たれつ、だったのかな。でもやっぱり会話が辞書を片手に、となると、どうしてもまどろっこしい気持ちになってしまうらしい。留学生がホームシックになるのは、そんな時だろうか。

(4)オリンピック中でしたけど。 N君が日本(東京)に行ってたのは、ちょうどオリンピック期間と重なっていました。これについては、「同じ画面を何度も何度も見させられた」と言ってました。これは、紅茶国に住む日本人とておなじこと。こちらのBBCで、ティームGBの選手のゴールドメダルゲットシーンを何度も何度も見させられましたからねぇ。

以上は、これまで書いたことの焼き直しみたいなものですが、この記事をどうしても書いておきたいと思ったのは、↓ の一件なのであります。(←なぜか、あらたまってる。笑)

(5)日本の女の子について。


C村でおそばパーティーを開いていたとき、N君が日本の印象をいろいろ周りから聞かれていた時、ポツンとこう言いました。「日本の女の子達は、みんな「かわいい」をめざしていて、「大人」らしい振る舞いをする女の子がいなかった」と。

これには、なんとなく思い当たるフシがありました。

N君とて、年頃(16歳)の男の子。異性に関心がないはずはありません。でも、日本の同年齢の女の子達が「かわいさをめざしてばかり」いては、付き合う相手としての自分(この場合は西洋から来たイギリス人の青年/わかもの)、N君は、いっしょにはしゃいでもすぐ飽きてしまうのでしょう。もちろん、かわいさばかりを求めていない、(内面的にも、身体的にも)しっかりと成長している日本の女の子がどこにもいない、なんてことはないでしょうが、時代の風潮として日本の若い女の子達が、年よりもわかく見えるようなファッションが多いというのは、なんとなく分かるような気がしました。

そういわれれば、こちらの女子中学、高校生の「おませ」なこと。それはそれは、大人顔負けのケースが多いです。競ってみがきあうオシャレセンスが、紅茶国の女子中学、高校生の間では、ほとんど大人たちのファッションを見習っているかのように、びっくりさせられることが、日頃多いです。

とかなんとか、とても大雑把なことを書きちらかしてみました。


7日(日)N君のことば-日本の女の子。_e0010856_22293272.jpg

Commented by けい at 2012-10-15 19:16
ミチさん、
おいしそうなベリー類ですね。日本では生の物はなかなかお目にかかれません。

私たちが英語を習う場合もそうですね。丁寧に話そうとすると先生から今は使わないとか、とてもくだけた言い方をおっしゃるのですが、若者ならともかく私たちの年代の話し方としてはどうなのかと思うことがあります。むずかしいですね。ただ崩した言葉から入ると本などがとても難しく感じるのではないでしょうか?基本は丁寧に、あとはフレキシブルにといったところでしょうか。 
Commented by agsmatters05 at 2012-10-15 22:22
けいさん、
基本は丁寧に、は本当に大事ですよね。何事も。どんなスキル(スポーツでも、楽器でも、電気製品だって)も、基本ができてる人は問題なく応用ができますものね。これについては、いっぱい言いたいこと、書いておきたいことがありそう。
上のブラックベリー、もう道路や野原や、とにかくいたるところにふんだんにありますよ。一度ジャムにしてみたけど、中の小さな種が邪魔してそれっきりとなってしまいました。またやってみなっくっちゃ。

Commented by kayo Ba~~~ at 2012-10-16 09:37
 Nくんの、「日本の女の子達は、みんな「かわいい」をめざしていて、「大人」らしい振る舞いをする女の子がいなかった」という感想、さすが紳士の国の子息ですね。
私の勤務校でも甘えた言葉使い、T.P.Oをわきまえない服装、敬語が使いにくい、等、女子の方に問題があるケースが多いです。
女子のお行儀が悪い年度は不作だな・・・・と思っています。
後5ヶ月で定年の私ですが、Nくんの感想を授業で使わせてもらいます。
緑茶国では「はじらい」という言葉がなくなりつつあるように思います。
Ba~~~としては「はじらい」を呼び戻したいです。


Commented by agsmatters05 at 2012-10-17 10:46
 Ba~~~さん、ねえ、N君の言葉、ウーンとうならされるものがありますよね。とくに最近の流行がわざわいしてるということがあるのではないでしょうか。’「大人になる」ということが流行してくれたらいいですね。^^
Commented by marri at 2012-10-17 21:24
歯に衣着せぬ若者(男性)らしい意見に頷かされました。
受け入れ側の我が国の家庭は、かなり裕福な場合が多いです。さらに、
あれこれ気も金も時間も使って、最高のおもてなしを展開します(私の友人はそうでした)
いつもの生活ぶりでの応対は無かったかも。その点反対にこちらから出かけた子
スティした子供たちからは、日常の生活態度で迎えられたと聞いています。これが普通の話ではないかも?
でも、短い期間にしっかり観察(?)されてますね。身の引き締まる思いをするのは
我々、お年寄りの意見としましては^^;;
Commented by agsmatters05 at 2012-10-18 10:50
marri さん、受け入れの温度差は、たしかによく聞くことですが、上のN君の言葉は、日本の女の子(ギャル?)全般に関して感じたことだと思うのですが、なるほどと思わせられるものがありますよね。そして熱心に日本語を勉強して、1ヶ月のホームステイのチャンスを与えられたN君の日本の感想がそういう形で返ってきたことは、意外なことでした。
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by agsmatters05 | 2012-10-14 22:33 | Comments(6)

紅茶国で(元)日本語教師(今は退職)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日常の出来事、イギリス風景、たまには料理や本やニュースや出会った人々のことや、家族のことなど。