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紅茶国C村の日々

(2)「わたしのロンドン・オリンピック2012」 - 後編

日本の国に住んで、日本のメディアでおもいっきり日本の選手を応援する。これがフツー(!?)の日本人がしたことだったでしょうか。海外に住む日本人はそういうわけにはいかなかったです。

オリンピックはナショナリズムを超えられるか? これはなかなかむずかしい問題です。「健全な」ナショナリズムなら、超えなくてもいいものかもしれませんね。(そういうものがあるのかな。)でも、それが嵩じて二つの国の間の小さな島の所有権の問題などにまで至ってくると、ナショナリズム(国家主義)は、愛国主義、国粋主義にまで強まって、あからさまな利己主義、ナントカ憎けりゃ袈裟までニクイ、みたいな争いごとになりかねないですよね。
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今回のオリンピックがおもいっきり楽しめなかったのは、私の立場がはっきりしてなかったからかも知れません。イギリスでは誰も彼も、テレビ、新聞、ネットなどでも、ティームGBの話題でもちきりでした。「無理もない」と思いました。日本では、きっと日本選手の出る種目の映像ばかりが流されたことでしょう。いずこも同じ「お国びいき」の光景だったことでしょう。

話が前後しますが、オリンピックの期間中東京でホームステイをしていたN君。帰ってきて、オリンピックのことを聞くと「同じ画面ばかり何度も、何度も見させられた」と言っていました。それは、紅茶国とて、同じこと。またイギリスの国歌だ、またイギリスの旗だ、という感じであまり感動はわかなかったのです。もちろん、一人一人の選手の物語をたどれば、ドラマがいっぱいあるのはわかってましたものの。

それでもオリンピックの期間中は毎日、海外に住む邦人といえど、一喜一憂の材料はたくさんありました。体操、サッカー、卓球、レスリング、バレーボール、ほかにもいろいろ話題を拾って楽しませてもらいました。

カンブリアでホリデー中、夕食をご一緒したご夫婦との会話。女子ホッケーで日本選手のバットが英国チームのキャプテンのあごに当たって、あごの骨を骨折したとか。一応ジャパニーズの一人として、「わざとではないけど、ごめんなさいね。ソーリー。」とあやまった後で、「できれば、キャプテンのあごが、日本選手のバットのそばまでやってこなかったらよかったのに。」と言っておきました。ジョークのつもりだったのですが・・・。

とっても身近かな話題としては。

(1)フェイスブック友、TL さん。実は学校で日本語を勉強している生徒のご家族で、私がFBに登録するとすぐ、友だちリクエストを送ってくださった方。例の細巻きをたくさん上手に作られる方の旦那さん。たしかウエブデザイナーをしてらっしゃるとか。この方がオリンピックのボランティアになって、時々情報をアップしてくれました。1週間ほど前には例の紫色の制服やカバンなど、ボランティアグッズをもらってきたという写真がアップされました。開会式の本番一日前には、総練習をした、すごくいい、というコメントがありました。帰ってきて、自家製の動画を見直してまたまた腕に鳥肌が立つほど、よかったと言っていました。
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オリンピックが終わって、閉会式の次の日仕事に行くとき、オリンピックの余韻を楽しみたくて、ボランティアに支給された靴下を汚れたままなおもはき続けてる、とまたまたフェイスブックにアップ。私は度々Like をクリックしました。間接的に、オリンピックを楽しませてもらったこと、その1です。

(2) このブログと、フェイスブックと、Mixi とイーメールと、携帯テキストと、電話と、とさまざまな方法で連絡がとれるようになっている日本人のお友達、C村から一番近い街に住んでいる麗秋さんとお母さんの繁子さん、そしてご主人のミスターテニス。コベントリーのなでしこ戦を応援に行ったり、パラリンピックのテニス予選を応援したり、オリンピックの本番のレスリングで吉田選手の金メダル、日の丸掲揚シーンを現場で見たり、というフィーバーぶり。とてもうらやましいことでした。そこへ行くと私はテレビでなでしこが得点したとき、手が痛くなるほどおもいっきり拍手したのが、応援のピークでした。これも間接的オリンピック応援・観戦録その2.

(3)情報源はもっぱらテレビとネットでした。日本からのネットニュースを逆輸入してました。
失敗 - 北朝鮮の旗間違い、大会開催中は決して消してはならない火が消えた、開会式の入場行進のあと日本チームが出口へ連れて行かれたんですってネエ。その後、無事、メーンの会場へ戻ることができたんでしょうか? 
感動 -そりゃやっぱり、なでしこ、と女子バレー。レスリングの金もよかった。
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(4)イギリスのテレビ画面では他国の国旗掲揚シーンはなるべくカット。ニュースの報道時間に限りがあるので、しかたがないことでしょう。 そこで、終わった後の新聞に出てました。「本当に中国はあんなにたくさんメダル、もらったの?」 って。誰もあんまりそのシーンをテレビで見てないから、というジョークでした。(笑)

(5)やっぱり、インターネットとテレビをくっつけるのは正解、ですね。今回は、私も開会式も閉会式もラップトップでインターネットを使いながら、テレビを見てました。だって、どんなバンドが何を歌っているのかさっぱり分からないセレモニーでしたから、ねえ。おかげですこしだけ紅茶国のミュージシャンの勉強ができたかな。特に閉会式は ポップミュージックの勉強をしている感じでした。「ミューズ」というバンドが登場して、数年前の日本語の生徒D君をまざまざと思い出しました。D君のスピーキングテストの会話はいまでもよく覚えています。

「どんなバンドが好きですか?」
「ぼくはミューズがすきです。ミューズの、 ヘイト ジス、アンド アイ ラブ ユー が好きです。 というD君の言葉を、ミューズの歌を聴きながら思い出していました。

(6)そのほか、開会式でオリンピック旗を運んだ人たちのこと、そして、開会式の芸術部門総監督(アーティスティック・ディレクター ダニーボイルについては、新聞記事からの「又聞き」で、もう一つ追加記事を書きます、ね。
Commented by marri at 2012-09-09 13:42
やっぱり、どこの国の関心事はメダルでしょうか!
ド肝を抜く英国の開会式は私の中では強烈に記憶にのこりましたね。
メダリストたちの凱旋行進、銀座の大通り2キロを40分かけてのパレード!
何気なく聞いていましたが。なんと!
50万人もの人々が詰めかけたんですね!驚きです。
そのころから、オリンピックの話題は静かになっては来ましたが。
Commented by agsmatters05 at 2012-09-09 20:49
marriさん、銀座に50万人ですか。すごいですね。足の踏み場もないくらい、ぎゅうぎゅうづめだったことでしょう。私は、オリンピックの中味よりも、いまだに開会式の芸術総監督だった人のことが気になって、気になって(笑)。困りものです。ブログがとどこおるほど、ダニーの情報を求めています。と言いながら、何にもしてない(涙)。
Commented by agsmatters05 at 2012-09-09 20:55
今朝のこと、入浴中、ふっと考えました。シマッタ。やっぱり、夏休み前に生徒達にオリンピック・クイズを出しておけばよかった、と。かなりアイディアは煮詰まってたけど、夏休み前って学校中がバタバタするから、クイズ出せなかったんです。なんてことない、つまり日本はいくつ金メダルをとるか、という予想クイズ。クラブの生徒らに、名前と数字を書かせて、オリンピックが終わるまで封印しておく。9月に学校再開、ジャパンクラブが再開したら、ズバリの生徒にゴホウビ、とね。実行できてたら、面白かったことでしょう。私的ひとり予想からはかなり(倍近い)数字という結果になりました。これはうれしいことでした。^-^
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by agsmatters05 | 2012-09-08 09:25 | Comments(3)

紅茶国で(元)日本語教師(今は退職)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日常の出来事、イギリス風景、たまには料理や本やニュースや出会った人々のことや、家族のことなど。
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