2005年 07月 13日
プロジェクト・ホームステイと12年生授業その2
プリントにのせた「役に立つ日本語」
<はじめまして、こんにちは、こんばんは、いただきます、ごちそうさま、さようなら、じゃあまたね。いまなんじですか?きょうのよていはなんですか?きしゃのじかんがわかりますか?
とてもつかれました。おなかがいっぱいです。しんぱいです。だいじょうぶです。うれしいです。>等々。
とまあ、これはほんの一部。そのほかに、語用論的なこと。
(1)日本人は謙譲語というポライトネス表現をする。贈り物や食べ物を差し出すときに、言い訳がましい謙遜表現を好んでする。そんなときは、打ち消して、ほめればいい。とか。
(2)ホームステイの受け入れ側は、過剰な接待(ホスピタリテイー)をあらわしすぎて、お客(ステイする本人)のプライバシーを尊敬するのを忘れてしまうことがある。そんなときは、感謝を持って丁寧に断わり、それよりも、今はこれこれをしてもいいですか?という風に、オプションをだして相手にたずねるのがよい。
とまあ、語用論的にはこの2点。おみやげは、会話をスタートするための口実になるようなものがいい。とか、シャワーは朝したかったら、朝シャワーをしてもいいですか?と聞くように、など。
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やがて、マックとロニーのふたりが教室にきたので、折を見て授業に切り替え。日記を書くという宿題を全員に課す。それからまた形容詞。先週木曜日のプリントと同じもの。トニーは2回目。
でもまじめに聞いてくれた。
問題は、MEことマック・エンプソン。彼は自分が中心にならないと気がすまない子。親からそんな風に育てられたという気配は去年の父兄会でミチにも見抜けたこと。日本語の授業の説明に、教師を前にして、マックの親(特に父親)は、それでお前はハッピーかと息子のご機嫌取りをしていたからだ。このマックが、自分で日本語の授業の采配をふるいたがる。突然関係ない単語をもちだして、この漢字はどう書く?とたずねては授業を中断すること一度や二度ならず。
どうしても授業がなめらかに進まない。それでも一応、「い」形容詞のめぼしいところをリストアップして、「ーくない」「ーかった」「ーくなかった」という形に変化することを説明した。来週はテストをするからね、といっておいた。反意語の組み合わせ。現在形を過去形に、肯定形を否定形に。その現在肯定形から過去否定形に、など。


