2012年 05月 02日
さんにん終わりました。
なにしろ紅茶国の中、高校 〈合わせて、セカンダリースクール)の学校では、カリキュラムの全てを牛耳っているのがこの 「GCSE」 と 「Aレベル」という二つの試験〈制度〉なのです。
一年中、全ての授業はこの試験のための勉強をやっているといっても過言ではありません。
もっとも、この試験というのが、単純なものではないので、試験勉強といっても一筋縄ではいかないのですが。
GCSE試験の日本語科目は、ほかの語学科目と同じように、4っつのスキル、読解、筆記、聞き取り、スピーキングと4技能を4回受けることになっています。
このうち、スピーキングは、各学校〈センターとよばれる)で録音の日付を決めることができます。今年は5月の中ごろまでが締め切りでした。
女子校の生徒3人に今日スピーキングの試験をうけさせることになったのは、もうずいぶん前から女子校の語学科長と日本語教師・ミチとの間でメールで相談して決められていました。
録音は一人につき8分。課題は二つ。一つは、生徒が2分間のスピーチ〈あらかじめ用意しておける、メモ用紙を持ち込んでもいい。メモ用紙には絵はいくらでもかいていい、単語は30語まで、となっている。)をして、それについて2分間、ティーチャーイグザミナーと呼ばれる教師兼試験官つまり、わたしが、質問をする。)
二つめの課題〈タスク2)は、4分間の一般会話。つまりとにかく会話を交わせばいい、というものです。そうはいっても、みんながみんな
おなまえは?
たんじょうびは?
じゅうしょは?
という具合に、同じことを聞いて同じことを答えていたのではおもしろくないからでしょう、だいたいのテーマ(または話題=トピック)というものが決められています。
〈1〉 メディア、旅行、文化
(2) スポーツ、しゅみ、ワーク (勉強、もしくは 仕事。)
一人でも大変なのに、3人は3倍たいへんです。
今日の、女子校の3人とは、もちろんしばらく前から、どんなスピーチをするか、原稿を書かせて、添削して、練習させて、模擬練習を何度もしてきました。
授業中は個人の時間を作ると、ほかの生徒が時間をもてあましたりしてはいけないので、個人練習はなるべく授業以外の時間をとって、個別に練習してきました。これは、ボランティアーワーク、つまり、持ち出しの無給仕事となります。でも教師って、本来授業時間だけで終わる仕事じゃない。教材準備から採点まで含めれば、授業以外の仕事に費やす時間はいくらあっても足りない。

NORO さんから送っていただいた、日本語教育支援物資、ありがたく使わせていただいています。クラブの紹介のときなどはいつもこれの出番がまわってきます。感謝して。(写真と本文は関係ないのですが、長い文字だけの記事はつまらないかも、とおもいまして・・・。)
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夕べの眠りはあまりよくなかったです。やっぱり今日スピーキングを受けさせる3人の女子校の生徒の顔がちらついて、何度も目が覚めてしまいました。
そして一日の労苦を終えて、今〈4月30日、月曜日、夜9時半〉。
おかげさまでなんとか無事3人、録音を終えることができました。
なにはともあれ、大きなディザスターがなく、最初の3人の録音がおわったことで、今夜はちょっとゆっくり休めそうです。
でもまた明日から、金曜日の男子校の10人のスピーキングテストに向けて、個人個人で最終調整、練習の仕上げをしなければなりません。
今年、男子校10人の受験生のうち、このスピーキングの練習のために、スカイプを始めた〈登録した〉生徒は、6人。家でも練習できるので、便利です。でも時間調整がたいへん。
しいいいーー 甘い自己予測。
試験受けるのも、大変ですけれど、その試験を受けさせる方も ものすごく大変なんですねえ。
がんばれっ!ミチ!! (応援隊代表して)
勉強を好かんかったこのアタシ、試験なんて言葉聞くだけで、今でも鳥肌が・・・、ブルっ^^ 困ったものです^。^


