2012年 01月 24日
あわやの大惨事
紅茶国のジャパニーズ・ティーチャー・ミチの時間割はフルタイムの人の約四分の一。一日の授業は5時間で、一週間は5日間なので、5X5=25 という数字が、一応フルタイムの人の就業時間となっていて、給与計算の基本となります。しかも時間割は2週間単位で作られているので、25X2=50時間が全体。その四分の一、ということは、2週間で、50 ÷ 4 =12.5 。 これをまた半分にすると一週間の授業時間数がでてきます。つまり、6~7時間。(Aの週は6時間、Bの週は7時間ということ。)
いつもの回りくどい話をしております。
なにを言いたいかというと、昨日の木曜日。G男子校の授業は朝1時間目11年生(ハイ君のクラス)だけだったのです。でも、9時10分から10時10分まで この授業をしたあと、13時30分の昼休み時間がくるまで、フリータイム。そして、1時半から2時半まで、木曜日なので、ジャパンクラブをし、そのあとまた休んで、放課後3時45分から5時まで、H女子校で75分の授業。ヒマをもてあました、といいたいのではありません。空き時間がいっぱいあっても、とってもいそがしかったのです。こまごま野暮用をして、採点をして、後々の授業の教材を用意して、コピーして、メールなどをチェックしていると、ほんとうに空き時間でもあっという間に過ぎてしまいます。
そういう日常の中で、よかったこと、悪かったこと、小さな出来事を数え上げれば、細かいことがいっぱい出てきます。
でもって、早い話が二つのことだけメモっておきたかったのです。
(1) ハイ君の授業。漢字をいっぱい勉強させた。過去の問題から漢字を抜き出したものを渡して、その意味と読み方をかきこませた。過去問はかれこれ15年分ぐらい集まっているので、漢字の意味と読みを問う問題だけでも相当な量になる。だからとても1時間で全部はやりきれなかったけど、一応ハイ君のそばにぴたっとくっついて、気持ちがふらふらしないように、マークしておいた。よって、彼のこの日の学びは及第点を挙げてもいいものではなかったか、とおもう。
(2)ところが、このちょっとしたいい出来事に気をよくして過ごした午前中はあっという間に過ぎて、昼休みのジャパンクラブ。かれこれ20人以上集まってきた。日本語を勉強してごほうびシールをもらいたい子と、日本のアニメDVDを見たい子と2種類。けっきょくこの日は、マシュー君が持ってきたアニメ漫画DVDの「デスノート」が優勢となり、途中からけっこうみんな見はまっていた。そのまま気分よく昼休みが終わっていたらどんなによかったか。
14時25分に予鈴が鳴り、14時30分には、2度目の本鈴が鳴る。そのときには生徒は全員、それぞれが勉強する科目の教室(または、そのドアの前)にならんでいないといけないことになっている。クラブを解散するのは、本来なら、予鈴の前にしたほうがいい。ところが、DVDなどに見はまるとどうしてもぎりぎりまでPCをオフにしようとしない生徒達。(PC操作は自分たちででするから。)
このパーソナル・コンピューター(ラップトップ),去年G校のPC(これは、仮名。でも ピーター・カートライトといえば、つまり本物のイニシアルが PC という コンピューター室のマネージャーの名前。笑)が私に貸与してくれたヒューレットパッカード製の新品。(たのんでなかったけど、私のPCが起動に異常に時間がかかるというので、ほかの人のPCと比べていちじるしく性能が劣ると判断されたもよう。いくら頼んで文句を言ってもやってもらえないのが普通のこのクニで、これはほんとうに珍しく、ありがたい、ことでした。ちなみに、この学校では職員全員が一人一台ずつラップトップを貸与されている。)
ああ、まわりくどい文章におつきあいくださっている読者さま。もう一息です。
さてクラブの部屋は S1(エスワン)というサイエンス棟の一号室。本鈴がなると、5時間目の授業がはじまるので、この教室も明け渡さないといけないのです。そこでおおあわて、大急ぎで、クラブの道具をたくさんつめたカバンと、PCのカバンを整理(これを英語で パックアップ というんですが)して、教室を出ようとしたそのとき、右手も左手もカバンを持って、ヒューレットパッカードのラップトップのケースの長いひもを肩にかけていざでかけよう、と一歩踏み出したそのとたん。。。。。
これが、今日のタイトル、「あわやの大惨事」の中味なのです。
机の上においてあったラップトップのケースの長い紐を肩にさっとかけて、いざ出かけようと一歩踏み出したとたん、
ガラガラガッシャッシャーン!!!
こんなこと、クイズにしたって、面白くもなんとも無いですよね、読者さま。
勘のいい方はもうおわかりでしょう。
ラップトップのケースのファスナーが締まってなかったのです。
ラップトップは、私の肩にかけたケースから固いタイルの床の上にガッシャンシャーンと、ド派手に落下してしまったのでした。
すぐそのあとで調べました。まだ動くかどうか。
ええ、一応、まだ使えるみたいです。
でもでも・・・・。
あわやの大惨事でした。
これ、買って弁償せよ、なんていわれたら、400か500ポンド(感覚的には10万円ぐらい???)の大損害となっていたと思うのです。
C村に帰ってきて、もう一度、PCの痛み具合を調べてみました。
こんな感じでした(↓)。

フロント部分がポッカリ・・・・・

右端、コーナーがグンニャリ・・・・

問題のカバン(↑)。
トシをとるとこういうことが増えてくる?って、トシのせいにしてはいけません、よね。あわてるのが、いけない。それともいっそ、ラップトップは、こういうケースに入れないで、普通の袋にいれたほうがいいのかも、ですね。このカバン、すごく重いんです。プロジェクターやスピーカーにつなぐコードが、行く先々の教室にないときのために、念のためにいくつもいっぱい入れてあるメッシュの袋がカバンのポケットに常時入れてあるので、ラップトップだけの重さより、よっぽど重量が増している。ああああ、気をつけないと、私・・・・。


