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紅茶国C村の日々

ふりかえる姉妹会(7)ストラットフォード・アポン・エイボン:シェークスピアの生家 クイズ付き

「マイバスロンドン」は、日本語で説明をしてくれるので、日本人がイギリス観光を手っ取り早くするのにはもってこいの旅プランだとおもいます。ほかに、「ミュー」という会社もあるみたいですが、今回お世話になった同窓生が勤めている会社を、御礼にちょっと宣伝させていただきたいです。

そのマイバスのサイトに行くと、オックスフォードも、ストラットフォードも、バースも、ストーンヘンジも、リーズも、湖水地方も、日帰りで行けるみたいです。もちろん、値段は距離と時間によりますが、平均すれば一日1万円ぐらいでしょうか、70ポンドといえば、今は1ポンドが130円だから、日本人にはありがたいことですよね。

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今回われら4姉妹は、限られた時間のなかで、ケンブリッジもオックスフォードも割愛して、世界の文豪、シェークスピアの生まれた土地、ストラットフォード・アポン・エイボンに行くことしました。このあと、コッツウォルズ、ブリストル、バース、ストーンヘンジと回るルートがちょうど便利だから、という理由もありましたが、もう一つの理由は、読書好きの長姉の希望もあったからでした。もっとも次女、四女にシェークスピアの生家訪問をこばむ理由はまったくなかったとおもいますが。

もっとも、読書会の常連メンバーの長姉は、イギリスのどこへ行きたい?という質問に、ズバリ、「ヘブリディーズ」と言うではありませんか。

ちょっとグーグルしてみましょう。「ヘブリディーズ」ワーォ、スコットランドの西の海岸、異郷の地の歴史と地理をひも解いてみれば、いくら時間があっても、退屈しなさそうな、今日の土曜日。明日で姉妹会後一週間となります。そろそろ早く書き終わらないと、もうすぐクリスマスになってしまう。でも、この姉妹会物語はあと、すくなくとも4回、尾ひれをつければあと6-7回は続けたいのです。よって、ヘブリディーズの話はここでは無視。

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ストラットフォード・アポン・エイボンに行ったのは、私はこれが初めてではありませんでした。初めて行ったのは、今を去ること29年前。1982年4月23日のことでした。どうしてこれを覚えているかというと、4月23日はシェークスピアの誕生日、かつ、命日とされていて、この日はたしか毎年、生家からお墓まで パレードが行われていて、それを見た覚えがあるからなのです。

各国の大使夫妻たちが行列に加わる慣わしみたいで(今もそうなんでしょうか?わかりませんが)、あのときは韓国の衣装のご夫妻と、日本の着物の方もカップルでパレードに加わっておられたのをいまだに記憶しています。あのときは、3歳になったばかりの息子(長男、ブログでは、セガと呼んでますが)と二人で、ケンブリッジから、英語英文学を研究されている方たちの後にくっついて行きました。とってもなつかしい思い出です。セガはなんにもおぼえてないんじゃないかな。RSC(古い劇場)のそばの川べりでアヒルや白鳥などと遊んだ思い出もあります。(遠い目)

ということで、この記事は、脱線を繰り返しておりますが、要するに、11月24日木曜日、わが4姉妹はこのストラットフォード・アポン・エイボンに行き、文豪シェークスピアの生家(とされている!?)家を訪れた、という(だけの)話なのです。ジャンX2。

でもね、もうすこし続けましょう。
(1)生家を見て
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ほんとうに実在したのかどうか怪しむひともいるのに、一方でシェークスピアはしっかりと、地元の人や、作品の読者や研究者達によって愛されて、イメージが築き上げられているのですよね。

写真禁止なのに、この(↓)写真を撮ったのは誰?(私ではありまっせーん。)
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さささあっと中を歩いたので、特に深い感慨もなかったのですが、一つだけ記憶に残ったのは、シェークスピアのお父さんは、皮職人だったそうで、道路に面した小さな窓から、皮の手袋だの、なんだの、作ったものを売っていた、と案内の人が説明してくれたことです。ふーん、そうなのか、とおもいました。

ここへ行く前にいつものウイキペディアでちょっと調べてみました。歴史好きなひとには、おもしろいと思ってもらえるかもしれないので、またちょっと脱線。このシェークスピアの生家とされている家の歴史について。

こんなサイト とか、こんなサイト とか、 こんなサイト をご覧ください。

さて、駐車料金と、次の行動予定の関係で、シェークスピア生家訪問は早めに切り上げなければならなかったのですが。最後の出口でおみやげ売り場で足止めを食うのは、世界中の観光地でおこることです。

(2)おみやげ購入
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でね、ここではついつい財布の紐がほどけてしまいますのよ。現地国に住んでる三女もつられて、ついつい買ってしまいました。

上の写真の左上の黒い塊は、消しゴムですの。一つ50ペンス=約65円。
マクベスのせりふから、「消えろ、消えろ、このいまいましい シミ(のヤツメ!)」という言葉が書いてあります。Out, damned spot! 小学生が自分のノートに書いた間違いを消しゴムで消すときの気持ちを、マクベスが王を殺して、その罪悪感で手にこびりつく血のシミを消したい気持ちとくらべれば、月とすっぽんほどのちがいがあるわけですが、それはそれとして、このユーモア!つい、買ってしまいました。

上の写真の左下。これは、「ハムレット」からとった言葉。
私はこれを留学生調査をした論文の巻頭言に使いたいと思うほど、気に入った言葉だったのですが、指導教官が「文学的過ぎる」と言って賛成してもらえなかった言葉でした。

「とりわけ大事なことは、(いいか息子よ、よく聞いておけ ←なんて、書いてありませんがこれは私の付け足しです。笑)自分に忠実であれ、ということだ。」

「ハムレット」一幕三場で、ポローニアスが息子レアティーズにいう言葉。フランスへ留学する息子に、こんこんと諸注意を与える老親の知恵、浅くも深くも、親は子どもにアドバイスをしたがるもの、なんですよね。お時間があったら、 下の MORE をごらんくださいね。
 こういう サイト  からお借りした、ポローニアスの名(迷)演説 全体がのっています。

最後に、いつでも
自分自身の心に忠実であること、これが大事じゃ。



あ、最後になりましたが、上の写真の右側のマグネット。そうだ、クイズにしましょう。いくらだったでしょうか? ちなみに、「自分自身に忠実に」のマグネットは、2.99ポンドでした。ヒント:みせかけに気をとられてはいけませんよ。いくらだったら、私はこれを買うか、と考えてみてください。賞品は、マクベスの消しゴム一つ、でいかがでしょうか。


(3)パーキング
さて、駐車時間をちょっとオーバーしたので、いそいで駐車場にもどりました。
超過料金を払おうとするまじめな3姉妹を制して、平気なかおをして紅茶国の住民は言いました。
「いいのよ、車の中にいればすぐここを出られるんだから、超過料金なんてはらわなくったって・・・。だいたい、この国のおまわりさんはレイジーなのよ。一日中駐車違反車を調べたりしてないんだから。せめて一日一回、一時間巡回にくればいいほうなんじゃないかなああ。」

ただし、ロンドンとか、大都会は別なんでしょうね。しっかりと収入源につながる駐車場なら、チェックもマメで、人手もおおくて、、、(笑)。

なにしろ、アバウトな国=紅茶国。よく言えば、鷹揚(おうよう)、寛大(かんだい)、わるくいえば、いいかげん、ルーズ、レイジー。

なので、4にんしてゆっくりと車の中でランチを食べたのでした。このランチ、三女が買っておいたひき肉を、次女がハンバーグミックスにして丸め、この朝、四女がフライパンで焼き、長女がハンバーガーにまとめてはさんだ(私は起きるのが遅くて見てないのですが、毎朝長姉は早起きで、朝ご飯をいつも用意してくれてましたから、このハンバーグサンドも姉の手にかかってないはずはない、と思うからです。)ものでした。それはそれはおいしゅうございました。

で、次はコッツウォルズへ向かいます。










ポローニアスの言葉

ポローニアス
おや、レアティーズ、まだここにいたのか。早く船に乗った、乗った。
帆は風をはらみ 
お前を待っておるぞ。さあ、わしの祝福を与えよう。
そしてお前の記憶に少しばかりわしの訓戒を
刻み付けておくのだ。自分の考えを口に出すでない、
そしてとっぴな考えで行動するな。
親しみやすく、しかしなれなれしいのはいかん。
友を得たらそれが真に友に値するなら、
鋼の輪で締め付けてでも、決して離すでないぞ。
しかし産毛もそろわない青くさい連中とは付き合うな、
そんな連中と気軽に握手などするな。
喧嘩は慎重に、しかし喧嘩になったら、
相手がお前に一目置くまでとことんやれ、
誰にでも耳を傾けよ、しかし自分から発言はするな。
人の意見はよく聞け、しかし自分の判断は控えよ。
財布がゆるす限り、着る物には金をかけろ、
しかし奇抜なのはいかん、金をかけても派手過ぎないように、
着る物はしばしば人を表す。
着る物については特にフランスの身分の高い人たちは
趣味も良いし気前も良い。
金は借りても貸してもいかん。
金を貸せばしばしば金も友も失う。
そして金を借りると倹約の心が鈍るし
とりわけお前はそうだ。
最後に、いつでも
どんな人にも誠実であること、これが大事じゃ。

さらばだ、わしの祝福がお前のなかで実ればいいが。


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最後の一行のかわりに、下の2行がはいるバージョンもあるみたいですね。

And it must follow, as the night the day, T
Thou canst not then be false to any man.

そうすれば(=自分に忠実であれば)、夜が昼の後に自然にやって来るように、
おまえも自然に他人に忠実になれるであろう。(=他人を偽ることなどできなくなるのだ。)


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これを印刷して、山梨のM1姉ちゃんに送ってあげなくては・・・・。
何しろ、読書会のお仲間15人(!?)のみんなにこれをお買い上げになったんですから、ねえ。
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by agsmatters05 | 2011-12-05 07:29 | Comments(0)

紅茶国で(元)日本語教師(今は退職)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日常の出来事、イギリス風景、たまには料理や本やニュースや出会った人々のことや、家族のことなど。