2011年 12月 03日
ふりかえる姉妹会(6)ミュージカル、ビリーエリオット

姉妹会、開催中(!)の1週間以内にせめて一度はロンドンでミュージカルを見てみたいと、早くから私は思っていました。そして11月になってから、「滞英中にミュージカルを見にいけるでしょうか?」というメールが、四女M3からきたので、これはぜひ実現しなければ、と思っていました。四女M3は東京都の小学校で音楽の先生〔専科〕を長年してきましたから(今はセミ・リタイア)、音楽にはとくに関心が高い。「オペラ座の怪人」はどうかという指摘もありましたが、あれはフランスの話だし、(私は)映画を見たけれど、ストーリーが単なる恋愛物で、あまりいただけなかったので、どうせなら、イギリスらしい話でだれも見たことがない作品にしたい、と思っていました。M2〔私〕は映画でビリーエリオットをみたことがあるのですが、舞台でのビリーエリオットは未体験。長姉(M1)が、若いころ東京都で体育の先生をしていたこともあり、日体大〔短期〕でダンスを学び、山梨の田舎でダンスを指導していたこともあり、ビリーエリオットの話が一番今回のイベントにふさわしいのではないか、と考えていました。
今から考えると、早めに切符を取っておけばよかった。〔後悔先に立たず〕
そのわけは、どの作品を見るか、みんなで決めたかったのと、いつ見に行くかも相談してきめたかったからでした。
いざ、4人が集まってこの相談をしたところ、西方遠征(!?)は泊りがけでいくほうがいい、そのためには、木、金しか時間がない、すると、ミュージカルは火曜の夜か水曜のマチネーしかない、ということになりました。
あれは月曜の夜だったでしょうか。キッチンのテーブルの四方を囲み、ミチがPCを使って、インターネットでチケットを予約しようとしました。
一番いい席で見ようと言ったのはだれだったっけ?いろいろ調べているうち、水曜のマチネーでいい席を選んでみたら、かなり高い。渋るミチ。でも、せっかく4人そろってるのに、一人が「払えない」なんていう理由で話をつぶしたくない、そうおもってここは清水の舞台を飛び降りるつもり〔大げさ〕で、承諾にまわりました。
切符はとれた、ルンルンと思っていたのは、それから約24時間(だけ)のことでした。

翌日、火曜の夜、さて、明日のマチネーの劇場はどこだったっけ?しらべなくっちゃ・・・・
そこで、ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああ
そういえば前の夜、寝床に入る前に不吉な予感が走ったミチ。あんなに高いミュージカルの切符代、これまであんな大金支払ったことないよ、あたしどこかで バチがあたるんじゃなかろうか・・・と一瞬の不安に駆られたのです。
もう、これ以上書きたくない。恥ずかしくて、書けないです。

早い話が、違う劇場の切符を予約してしまったのです。(どこのって、聞かないで。おねがい!)
ロンドンのビリーエリオットのマチネー〔昼興行〕は木曜日だったのです。
それがわかった火曜日の夜。涙、涙、涙。(後悔先に立たず。)
ミチよりあきらめの早い姉妹達の優しさ、ゆるしに励まされて、もう一度予約しなおしました。
今度は一番安い席で。(笑)

水曜の朝、切符予約会社のひとが電話をくれました。
それで水曜夜の席〔アッパーサークル〕が4枚確保できました。
私には手痛い授業料でした。てか、4人で痛み分けをしたのは、もちろんですが。
(この番組をお聞きの皆さん、じゃなくて、このブログをお読みの皆さん、インターネットでのチケット購入はくれぐれも慎重に、払い戻しの条件も含めて、上手にやりましょうね。なんて、いまさら私が言っても、読者の失笑を買うだけかなあ。世の中はもっと先へ進んでいるのでしょうね。今後同じ失敗を繰り返さないよう、気をつけたいです。涙。)
というわけで、水曜日。車の修理がおわってから、4人そろって、レイトンバザードという駅から電車でロンドン(ユーストン乗り換え、ヴィクトリア行き)に向かったのでした。
〔このとき、ロンドンへ出かける前に、次の日の夜のブリストルのB&Bを予約し、すこし余った時間で、レイトンバザードのテスコで、またおみやげの購入をしましたが)

そうだ、レイトンバザードで切符を買うときの話。私は紅茶国に住んで、年間経費28ポンドを払って、一年中いつでも4割引という 鉄道割引シルバーカードを持っているので、私一人、別枠で切符を買い、後の3人はまとめて日帰りトラベルカード(ロンドン地下鉄込み)を買おうとしました。すると、女性の駅員さん、私のシルバーカードは使うな、というのです。どうしてかというと、4人でまとめてグループ割引券を買うほうが、私の割引き券より安いんだって。4人で40ポンドほどでした。ふつう一人往復31ポンド(4030円)ぐらいする切符なんですよ。フラー!レイトンバザードの女性の駅員さんに感謝!バンザーイ
ところで、ユーストンに着いたら、地下鉄が閉鎖されているというハプニングもありました。
人身事故だって言ってました。駅員さんの指示で、となりの ユーストンスクエアの駅まで、てくてく歩いた4人でした。といっても、午後6時ごろでしたが、人、人、人であふれるユーストン界隈でした。
ビクトリアには、時間より早く着き、ちょっと軽く腹ごしらえを、ということで、駅構内のコーニッシュパイ(注)のお店でパイを買い、これも駅構内のスタバのテーブルでそそくさと軽い夕食をとりました。

劇場の入り口では、誘導係りのお姉さんに頼んで、四人そろって記念撮影。

いざゲットできた切符は安かったのですが、もらった席は高かったのです(笑)。
階段をいっぱい上っていきました。高所恐怖症の人にはおすすめできない席でした。
四人そろって劇のスタートを待ちました。
いざ、劇がはじまりました。
そのとたん、隣のM1姉ちゃん。下あごを首にしっかりとくっつけて、顔をうつむきにして、目は?
目はしっかりと閉じられておりました。
無理もないんです。時差ボケで夜中の1時ごろには目が覚めてしまうって。無理やり寝床にはいっていても5時か6時には起きてしまう毎日。夜の7時半は日本で言えば明け方の2時3時。完全な熟睡時間なのでした。
ときどき踊りの見せ場のような場面になるとわざとこちらの体を動かして、隣にまで風を送ってみたり、場合によってはひじをつついてみたり。せっかくのロンドンミュージカルを目の前にして、すやすやではあまりにもせつな過ぎる。

あとから、M1姉ちゃんのいったコメント、「あんなに高いとこに席があるから、下を向いているうちにどうしたって眠る姿勢になってしまう」だって。これにはもちろん、残りの3人は大爆笑でした。
そういう私も、真ん中の休憩時間のあとで、睡魔が忍び寄り、ところどころ見落としてしまいました。(恥)
そうそう四女M3は、気を利かせてオペラグラスを3っつもご持参。その一つを握ったままウトウトしかけた私のオペラグラスを取り上げるという動作で、私の意識を取り戻してくれたM3ちゃんでした。
ビリーエリオットより、オペラ座の怪人のほうがよかったかな、とおもうのは、北イングランドの方言が丸出しで、せりふが分かりにくいこともありました。サンキューベリーマッチじゃなくて、ベリーモッチとか言ってましたモンね。(笑)
M1姉ちゃんはそれでも、最後に泣いたよ、泣けたよ、よかったよ、といっていました。少年ビリーのダンスへのパッションと才能が認められて、王立バレー学校に合格したという、ハッピーエンディングでしたから、ココロ温まる感動的な最後でした。

次があれば、オペラ座の怪人でも、レ・ミゼラブルでも、またいっしょにぜひ、この特別な時間を共有したいもの、とつくづく思ったことでした。
コーニッシュパイ(注)
実はこれが不評だった。イギリス名物のパイなのですが、この店のこのパイはどうにも・・・。皮が厚い、油っぽい。中味が少ない。味が薄い。
イギリスの駅員さんて結構親切ですし、プロだなぁと思います。私もチケット買う時に、シングルよりリターンの方が安い(初めて聞いたときはそんな料金体系があるなんて信じらせませんでしたが)とか、どこのホームに電車が来るとか、スラッと教えてくれました。おかげで電光掲示板とにらめっこせずに済みました。
さて、ここでは場所ちがいかもしれませんがクイズに参加させていただきたいと思います。消しゴムの値段は0.88ポンド、カメラをお忘れになられたのは次女の方ではないでしょうか。根拠はまったくの勘です^^;
クリスマスカードの件ですが、まだ妹から返事がもらえておりません。返事がもらえたらすぐにでもお返事します!それでは。
ほかにあんまりクイズに答えたい方がいらっしゃらないみたいなので、そろそろお開きにしようと思ってます。でもね、そろそろといっても、どうやら「ふりかえる姉妹会(20)こぼれ話(9)ぐらい、になりそうなんです。よろしくおつきあいくださいね。


