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紅茶国C村の日々

10月のこと。(長文、もりだくさん、いっきょに掲載。)

9月のまとめを書いていたら、10月が終わってしまいました。〈笑〉

10月になにがあったかって?

いろんなことがあったはずなのに、なんだかすっかり忘れてしまいました。

さてなにがあったやら・・・。

というわけで、ツラツラと アルバム〈写真のフォルダー)を開いてみれば・・・・

1日〈土)、8日〈土〉、ケンブリッジ日帰り、訪問
14日〈金〉日本大使館での一日ワークショップ〈ジャパン・デイ〉
16日〈日〉チャリティー・ブリッジ大会
19〈水〉,20〈木〉,21日〈金〉パフォーマンス・マネジメント、インタビューと授業参観と勤務評定
22日〈土〉オックスフォードで、原爆詩朗読会〈吉永小百合さん、坂本龍一さん)
29日〈土〉BATJ 英国における外国語教育についての研修会
29日〈土〉 バレー「くるみ割り人形」


10月23日の日曜日から今日〈30日〉までの1週間は、学校がお休みだったのです。
ハーフターム・ホリデー〈中間休み)でした。

上のボックスの中味をていねいに説明していたら、すぐ11月が終わってしまいますよね。〈笑〉

でもって、簡単に写真と一言でつづるデコボコ的10月。

1日〈土)、8日〈土〉、ケンブリッジ日帰り、訪問
ケンブリッジは、C村から57キロぐらいでした。この際はっきりしてきたことは、C村から オックスフォードまで、だいたい37キロ、ロンドン〈アクトンあたり)まで47キロ、そしてケンブリッジまでが57キロ、というぐあいでした。
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ケンブリッジ郊外、へミングフォードというカム川のほとりにいきました。たしかハヤシノゾムさんが書いた本の中にでてくるお家のそば。
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写真は一転。これ〈↑〉は、ケンブリッジ市内のグラデュエートセンター、だれでも食事ができるところです。1980年から81年の1年間、しょっちゅうここに来てました。テーブルの色は変わりましたけど、建物全体はあまり変わりがなくて、ものすごくなつかしいところです。セガ〈息子〉が2歳半から3歳半のときのことでした。母子留学〈笑〉。
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この月二度目のケンブリッジは、毎年恒例のクイーンズカレッジのアカデミック・サタデー。また今年も招かれて、出席することができました。このマシマティカル・ブリッジ〈数学的橋)。すごい文化財で有名なものだけど、いつもと変わらないたたずまい。そこのご一行さん〈アジア人グループ)、どいてくれるのを待っていたけど、なかなかどいてくれないので、撮ってしまいました。本当は人なしで撮りたかったのに。この橋の手前、周りを工事する予定がはいっていると、カレッジの学長、XX卿 〈若くて、ユーモアの精神の旺盛な経済学者、名前忘れた)が言ってました。(あとから思い出しました、イートウエル卿。)
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同じ場所で90度身体を傾けたら、こんな景色。リス美さん〈ブログ「イギリスは不思議の国」のライター)を思い出して、とりましたけど、もう少し白い花をクリアに撮りたかったです。
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500年(?)だか続いているカレッジの歴史的建物の一部。今でもフォーマルディナーはここで繰り広げられているようです。

今年のアカデミックサタデーのプログラムー聞いた話は、図書館という建物の歴史、グレートバスタードという巨大な鳥の保護プロジェクト。パキスタンの草の根開発援助計画。そして、脳腫瘍治療120年の歴史。という演目でした。どれもこれもいい勉強になりました。〈といっておかなくちゃ〉


14日〈金〉日本大使館での一日ワークショップ〈ジャパン・デイ〉

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最初は、学生対象のプログラムかと思っていたら、教師対象のものでした。ちょうど学校がスタッフトレーニングデーだったので、授業を休まずにロンドンまで出かけることができました。といっても、いつも金曜日は授業はないのですが。
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大使館と、ジャパン・ソサエティーとジャパン・ファウンデーションの共催で、日本語教育についての、ワークショップ。授業に役に立つアイデアいろいろとか、日本の学校と提携〈姉妹校〉を結ぶにはどうしたら、とか、生徒を日本へ連れて行くときのノウハウ、準備の仕方、とか。あと、東日本大震災のレポートとか、これもまたよい「おべんきょう」になりました。

16日〈日〉チャリティー・ブリッジ大会
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これは日曜日の夜。実は2011年10月は、たいへんな一ヶ月でした。ステイ先にちょっと難しい鬱病の女性がずっと逗留していたので、勝手に外出もままならない状況でした。いつまでこの状態が続くのかわからなかったのですが、11月になってふっと糸が切れたように、この女性はご自分の家に帰っていかれたのでした。

ここにこういう関係ないことを書きましたのは、ひとつには、この年のこの月のこういう出来事を記録しておきたかった(数年後、思い出すときのために)のと、この夜、でかけるのに、さんざんすったもんだがあったから、なのです。心を病む人のケアは本当にむずかしいとおもいました。もちろん、私が世話をする係でもなんでもなくても、です。同じ屋根の下の出来事でございました・・・。


19〈水〉,20〈木〉,21日〈金〉パフォーマンス・マネジメント、インタビューと授業参観と勤務評定+歯医者
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この項目の写真はパーフォーマンスマネジメントとは無関係です。ほとんど、毎週火曜と木曜の昼休みに開いているジャパン・クラブのスナップ写真を使っています。↑ は ある日のクラブの ホワイトボード。ひらがなを覚えたての生徒らがこんな落書きをしていました。
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パーフォーマンスマネジメントとは、いわば「勤務評定」のようなもの、といってもいいでしょうか。一組織(ここでは学校)の一員として、ちゃんと仕事がやれているかどうか、を年に一回上司と話し合う、というものです。もちろん、私の上司は言語学科主任のキャ先生。
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1年間の成果、達成できたこと、できなかったこと、次の1年間の目標や、どういうスキルアップを図りたいかとか、生徒の試験の成績はどんなレベルに持って行きたいか、とか。
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去年は、一人のAレベルの日本語の生徒(オッ君)を希望通りBの成績で大学へ送ることができたので、これは、評価にプラスをもらえました。それから、13年生6人がA*からBまでをとったことは、CやDがなかったということで、まあまあ。
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という具合に、こまかく、やったこと、やれたこと、やれなかったことなどを検討し、あと、キャ先生が、私の授業を観察、参観して、その評価と合わせて総合成績を出すことになっています。評定は4段階。抜群(outstanding)、良好(good)、まずまず(satsifactory)、問題あり(poor)、の4段階です。去年は下から2番目だったけど、今年は上から2番目をいただくことができました。ふう。
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キャ先生が授業参観した11年生6人の授業は、ふだんどおりの正反対〈笑〉で、日ごろの行儀の悪さはどこへやら、しっかりと私の指導に協力してくれて、なかなかいい授業ができたと、キャ先生も、生徒らも、いいコメントをしてくれたので、感謝でした。私が心がけたことは、このクラスが個人差レベル差が大きくて集中力に欠けるので、授業の焦点をできるだけ絞って、パワーポイントを使って、単語や表現を覚えさせたあと、2010年のGCSEのリスニング試験のある問題を、テープをかけてやらせる、という1時間の授業でした。だけど、実際の聞き取りテストでは、生徒の出来栄えがわるくて、がっくり。生徒ができないことがわかってよかったというコメントもいただいたけど、せっかく準備してやらせた聞き取りテスト、もっと正解を出してほしかったな。

22日〈土〉オックスフォードで、原爆詩朗読会〈吉永小百合さん、坂本龍一さん)
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これについては、いろいろ書きたいことがいっぱいあるのですが、紙面(!?)の関係で、あまり書けそうもないです。このイベントは春ごろから分かっていたことなのですが、最後になって入場券は一般公開ではなく、入場者数にずいぶん限りがあることがわかり、だいぶやきもきさせられました。

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結果的には、さそさんと、教え子でケンブリッジ大、日本語学科を卒業したF君とそのご両親の、合計4人分の席をいただくことができたのでした。入場無料ということが、参加をむずかしくしていた理由でしょうか。主催者〈吉永小百合さん?)の主旨が、日本語を学ぶ英国人に聞いてもらいたい、ということらしく、だれでも入りたい人が入れるわけじゃない、とか・・・。オックスフォード大学とオックスフォードブルックス大学の日本語の学生たちが最優先、ということのようでした。(↑ のピアノで 坂本龍一さんが ピアノを演奏した。)

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「えだまめ」でランチ。駐車がむずかしくて、↑ のような「違反切符」を車に貼られてしまいました。2週間以内に払えば25ポンド〈約3000円)、でした。もう払いました。こういうのは、払ったら忘れることにしたいです。

29日〈土〉BATJ 英国における外国語教育〈ポリシー=政策と、ナショナルカリキュラム)についての研修会
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いつものように、ユーストンから、タビストックスクエアに行って、ガンジーさん参り。
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このガンジーさんのいるばしょで、2005年7月7日の同時多発テロの一つ、バス爆発がおこったんですよね。98年の困難な季節〈論文書きのために苦しんだ)を過ごした思い出の場所。
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ブルームズベリー、ラッセルスクエア、この近くに日本交流基金〈ジャパンファウンデーション)ロンドンオフィスがあります。一ヶ月の場所代はおそらく数千ポンド、百万近い額になるのではないかなあ、とつい余計な心配をしてしまいます。
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3人の講師による、イギリスにおけるナショナルカリキュラムの説明。
とにかく2008年の金融危機以来、そのしわ寄せは紅茶国のいたるところで現われているとおもいます。紅茶国の日本語教師も、いろいろなバジェット削減のあおりを受けて、みんな苦しんでいるとおもいます。日本語の授業がつぶされたリ、減らされて、中には、親にお金を払わせて有料の放課後の日本語授業を始めた学校もあると、言われていた出席者がいました。(うちとオンナジだわ、と思って聞いていました。〉


29日〈土〉 バレー「くるみ割り人形」

このロンドンユーストン行きと同じ日、ハーフタームホリデー最後の土曜日でした。バレー公演なんてふだんしょっちゅうご縁があるわけじゃないし、A市のシアターで限られた期間に上演してくれる、というので、前の日に電話したら、席があまっているとのこと。
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いつもこのブログにコメントをくださる繁子さん、ちょうどA市にお孫さん誕生のお手伝いでいらしていて、お誘いしたら、とんとん拍子で話がまとまり、「いい席で見たい」という繁子さんのお言葉から、「手に入る一番いい席の切符をください」と電話したら、運よく、約35ポンド(4200円)で、前から7-8番目の真ん中辺の席がもらえました。
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いまでもまだ音楽が耳にこびりついていて、しょっちゅうよみがえってきます。チャイコフスキーってパワフルなんだなと、いまさらながら・・・。この上演は「ノーザンバレー団」という団体の公演なのですが、パンフレットをあとからゆっくり見ていたら、日本人のバレーリーナもメンバーの常連にはいっているみたいでした。ヒロナオ タカハシさん、アヤナ カンダ さん・・・

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以上写真をひろってきて、気がついたこと。

(1)今月は二人の赤ちゃんのお祝いがありまして。
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カリンちゃん(生後3日目)を抱っこさせてもらいました。すばらしい赤ちゃん。指が小さくて細くて長くて・・・。

写真(↑) 左側の首飾り、もう13年ぐらい前にメグが修学旅行で買ってきてくれたお土産なんです。500円ぐらいだったんじゃないかとおもうんですが、とっても愛用しています。メグは覚えていないと思うけど、彼女がこれを私にくれるときこういったんです。「いろんな色に合わせることができる色だとおもったから(かってきた)」って。ほんとうにそのとおり。値段に関係なく、大好きな首飾りです。こんなとこで話題がとぶけど、メグちゃん、ありがとう、ね。


(2)11月の予定がすこしずつ見えてきまして。

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この窓辺の花〈オーキッド〉がどうか11月まで咲いていてくれますように。だって、11月の最後の1週間、若草物語みたいな4人姉妹がC村に大集合するんです。ああもうとってもワクワクしてます。

(3)明日の31日はハロウイーンベイビー、メグ〈娘)のハッピーバースデーでして・・・。

たしか、さやかちゃんと同じどし。(さやかちゃんってだれよ、てなもんですが。〈笑〉)
ーーーと書いてからもう4-5日たってしまいました。


(4)そうして火曜日からは11月。

ああ November さん、どうかすばらしい月であっておくれ!
Commented by 大崎繁子 at 2011-11-07 03:16 x
ミチさん!一気に一杯書かれましたね~勤務評価、上から2番目、おめでとうございます。キャ先生の参観日、普段通りの正反対って面白いですね。生徒達もいい子達ですね。くるみ割り人形、素晴らしかったわ~ありがとう!!メンバーに日本人がいたんですね。東洋人がいたので、日本人かな?って思っていました。赤ちゃんの顔って、兄弟姉妹区別がつかないんですよ。
Commented by agsmatters05 at 2011-11-07 03:54
繁子さん、今私、ミクシーでマイティーさんのところにコメントをのこしてきたばっかり。お互いにすれ違ってますね。2-3日、書き溜めておいたんです。写真を載せるだけで一晩。それから記事を付け足すのに、二晩、三晩、というわけで、書き出しは10月30日、書き上げたのは、5日というぐあいでした。(笑)次の記事はまたクイズです。ぜひ挑戦してくださいね。
by agsmatters05 | 2011-10-31 02:35 | Comments(2)

紅茶国で(元)日本語教師(今もちょっとだけ)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅や、家族のことなど。

by dekobokoミチ