2011年 07月 15日
BYAKKOTAI 見終わりました。

そもそも、この学校には1学年が6クラス(1クラスは30人)、7年生から13年生までの6学年がありますから、毎朝出席をとるためにも、最低 6X6=36 の教室がないと困るわけです。教室といっても、一つの大きな建物の中に36の教室を配置することはとてもできなくて、あっちの棟、こっちの棟に分かれて教室をかりあつめてなんとか36室を確保する、という感じでしょうか。キャンパス内にばらばらに散在する学部棟、あっちは数学棟、こっちは理科棟、コンピューター棟もあれば地理棟も、語学棟も、という具合で、いかにもイギリス的、雑然とごちゃ混ぜのなかに秩序がある感じ(笑)です。

何を言いたいかというと、昼休みには生徒が昼ごはんを食べるためにそれぞれのホームルームに入っていいことになっているので、じゃあジャパンクラブはどこで開いたらいいんですか、ということになるわけです。もちろん部室なんてものはないし。

いつもすったもんだのやりとりがあって、係りの先生が何人か対応してくれても、結局ラチが明かず、去年あたりからようやく副校長リラ先生のご託宣で、サイエンス棟の1号室、つまりS1(エスワン)の部屋を使ってもいい、ということになっていたのですがー。運悪く、この夏からサイエンス棟は大規模の改築工事が始まり、なんの前触れも無くある日突然S1の部屋は、サイエンスの実験道具を保管しておく倉庫として使われることになり、鍵がかけられてしまったのでした。

この学校で日本語教師を始めて8年目のミチ、すこしは学内に何があるか、分かってきました。(まだ知らない部屋、行ったことのない場所はいくらでもある(笑)。)というわけで、上の写真の部屋は A4 (エイフォー)と呼ばれている小部屋で、普通の教室サイズの半分、つまり15人の机がおいてあるという小さな部屋なのです。A棟は歴史の学部棟のようになっているらしいのですが、A4は受講者が15人以下の小人数のクラスのときに使われるのみ。つまり、どんなホームルームの教室にもなっていない。

この場所でジャパンクラブを開き始めて、かれこれ3、4ヶ月になります。ここで、最近1-2ヶ月は「白虎隊」の映画をずうっと見続けてきました。日本語教師仲間でいつも困ったときに助けてくれる、とってもたのもしき友、「さそさん」から送っていただいた、日本のテレビシリーズものを英語字幕にした「白虎隊」です。
本当は、東北大震災救援活動の一環として、大教室で全校生対象に、いくばくかの寄付金(20ペンスでも、50ペンスでも)を徴収して、上映しようかという話もあったのですが、いかにせん、フィルムが長すぎて、とりあえず、クラブの中だけで見てみよう、ということになりました。

うーん、生徒の評判はどうだったか?みんな興味をもってみてくれましたよ。でも、飯盛山の自刃の場面では、首に刀をあてる子、お互いの腹をさしちがえあう子、自ら切腹する子、とあって、あれはどう違うんだ?と聞かれて返事に困りました。個人の選択(インディヴィジュアルチョイス)だろうと思うと答えておきましたが、それでよかったのでしょうか????

ピンボケもはなはだしくて、すみません。戦(いくさ)、殺し合いの場面はどうも、カメラが嫌ってるようです。
あいにく、今日の最終回は7年生のクリスくんと私の二人だけしかいませんでした。ふだんはもうすこし人数が多いのですが、たぶん今日は昼休みになにか行事があったのでしょう、生徒があまり集まりませんでした。クリスくんは日本の昔の武士の物語、「ヤングサムライ」という本を読んだので、この時代のこういう話にとても興味があって、いつもDVDの上映をPCでセットするかかりでした。お上(殿、幕府)に仕えるため、という大義名分で死んでいった19人の少年達の悲惨な物語、でした。

「さそさん」ありがとうございました。義援金集めにはつながりませんでしたが、私一人、たっぷりと会津藩を鑑賞させてもらいました。歴史の勉強のつもりで、見せていただきました。
あとは、アルバム、フォルダー、カメラのフォトコレクションから、気持ちを安らげるための花を選んでみました。




うれしいこと悲しいこと、いろいろあるのは同じですね……
とりあえず、私の子供たちが、8月の頭に、祖父母(夫の両親)とともに渡英しまーす。
ふつうの観光ツアーですが、日本は暑いので、ちょっと涼しく過ごしやすい夏休みかな。
私は留守番でお土産(スコッチ)を待っています。


