2011年 06月 27日
ロレンちゃんのスピーチコンテスト(その三)
実は、幸いなことに、毎週1回H女子校で、月曜日の日本語の授業が120分あるうち、最初の60分だけは、生徒が一人っきりでした。つまり、ロレンちゃんと私の一対一の授業が毎週1回あったのでした。本来なら、GCSEの日本語を受験する生徒全員がこのクラスにいるべきなのに、時間割の関係で、どうしてもそれができなかったから、でした。
ロレンちゃんは、スピーチの原稿をひととおりローマ字に書き換えて、読む練習をしてきていました。そのほうがスムーズに読めるからです。スピーチコンテストの最初の応募は音声を録音したものを主催者に送るだけですから、もちろん、ローマ字原稿でもかまわないわけです。
まず最初に、ロレンちゃんにスピーチを読んでもらいました。それを聞いた私はまた、ウーン となってしまいました。目の前にいる生徒は、フランソワーズ・モレシャン!じゃないか、と。
若い方はこの名前を聞いてもだれのことだか、わからない方も多いでしょうね。(笑)。
独特なフランス訛りの日本語で話すファッションコメンテーターとでもいうのでしょうか、っと、ここで、いつもの便利な Wikipedia ⇒ フランソワーズ・モレシャン ⇒ なぜか、黒柳徹子さんの『徹子の部屋』 ⇒ タモリの外国語 ⇒ 空耳バーレーンのサッカー中継、とネットサーフィンにはまってしまい、大笑いして、戻ってきました。
テレビタレントのはしり、ライフスタイルアドバイザーのモレシャンさんの日本語をネットでさがしました。こういうのって、結構時間食いますね。
徹子がモレシャンのものまねをしてるサイト
あとからチェックしたら、同じサイトがでてきませんでした。ごめんなさい。徹子とか、モレシャンとか、ものまね、とかいう検索語ででてくるとおもうのですが。
'78-96 文化人CM集vol.2 これの7分20秒ごろに『セボン』の広告で、出てきます。あのゆうめいな、『おトイレにセボンしなくて、どうします・・・』の広告。
最近の動画で建築家の安藤忠雄さんと対談しているの もありましたが、やはり最近の彼女の日本語は前よりは訛りが少なくなってますね。
モレシャンからとんだ脱線をしてしまいました。
とにかく、ロレンちゃんの朗読は、一節ごとに区切ってしりあがりに読む、という、音楽のような読み方で、ふつうの日本語の発音からは、かけはなれているものでした。単語によっては、関西弁話者が聞いたら大喜びしそうな発音だらけでした。
というわけで、今度も正直に感想をつたえました。モレシャンさんの日本語のことも話して、関西弁のアクセントのことも本人につたえました。そして、ロレンちゃんの読み方はとってもチャーミングでいいのだけれど、ちょっと自然な日本語の発音からは遠いこと、単語や文章は上がったり、下がったりの自然な流れに沿う必要があること、を伝えました。1-2度、センテンスbyセンテンスで、私の後について発音してもらったりもしました。NHKのアナウンサーのような文章の抑揚をとりいれるつもりでやってみました。
でも練習時間には限りがあるので、家でインターネットのニュースや映画、DVDなどの日本語の発音を聞いてみることをすすめておきました。
そして、次の週には、録音して、そのファイルを主催者に送らなければ、ということになってきていました。

シー、これは内緒(無許可)で載せさせてもらいました。
ロレンちゃんの学校の「美術」の科目で、生徒達が描いた絵を学内に展示したコーナーがありました。どれもよく描けているので、何度か遠慮したあと、ついに、通りすがりに、撮らせてもらったものです。どれも、本当に、うまい!よく描けてる!・・・
イントネーションの問題は、悩みますね。
日本人も、友だち同士で話しているときには自然なのに、人前だと妙な(音楽みたいな)高低のつく人がいます。
あと、文章の朗読で、低い音から始めてしまうクセは、意外と多くてしかも抜けにくいと思います。
(昔話の、「昔、あるところに……」みたいな感じ。「昔、」という部分が低い音から始まるというような。わかるかしら!)
意識して、声の出し始めを高い音にすると、聞きやすいんですね。
ボールをポーンと高い位置から遠くに投げ下ろすようなイメージというか?
ロレンちゃんのつづきを楽しみにしていますね。
私も、ちゃんと香港旅行記、食いついてますよお。コメントはサボってますが。だって、香港の記述、ハイレベルで行ったことない私には、消化に時間かかるんですもの。イントネーション談義はちょっと時間ください(笑)。それも含めて、あと2回で終わらせたいです。長く引きずるのは、どっかでもう書きましたけど、apakabaさんの影響をいただきましたので、ね。楽しんでもらえたら、やりがいがありました。


