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紅茶国C村の日々

オッ君の試験(2)

前回の オッ君の試験(1)をしっかりと読んでくださった方はおわかりとおもいますが、結局、オッ君はこの4年間に3回の大きな日本語の試験を受けたことになります。(はい、ここで、テストです。それは、何と、何と、何でしょう?)

オッ君の試験(2)_e0010856_4411370.jpg


ね、すぐ答えを見たくなる人のために、↑ の写真をはさみました(笑)。

はい、その答えは、GCSE、 と AS と A2 という3種類でした。ASとA2を両方合わせて Aレベルといいます。そして、別の名前は GCE (Sがない、 つまり、General Certificate of Education (いくつか ウエブサイトを見てみましたが、こちら がいちばん説明が適確でしょう。)

脱線ついでに、もう一言。上の エイコクタビドットコム のページに書かれているように、紅茶国の初等、中等教育には、卒業という概念がなくて、全国規模の試験を受けて、それによって次の段階へ進むようになっているわけです。

そして、上でリンクした エイコクタビドットコム のサイトで言っていることを一つ訂正する必要があります。初等、中等教育で子ども達が受ける全国規模の試験は、合格、不合格 というラインがはっきりしているのではなく、その成績が Aか、Bか、Cか、つまり、優か良か可か、という結果だけを引きずって、次の段階へ進む、ということです。

しかも、中等教育(中学、高校)では、個人の裁量で、どの科目を受けるかが決められる(英語=国語、数学、理科は必須)ので、生徒は早い時期に勉強する科目としない科目を分けてしまう、ということも可能です。

さて、何を言いたかったかというと、最初にもどって、GCSE(中学程度) と AS (高1~2 程度) と A2 (高3~大学教養課程レベル) との間には、はっきりとレベル差が組み込まれています。当然のことですが。

早い話が、日本語の試験のばあい、GCSE では 漢字200字を勉強するようにという指定があるのですが、次のAS レベルでは、それ以外に 200字の漢字を勉強しなければなりません。そして、最後のA2レベルでは、さらに 別の200字を覚えるように、 という指定がされているわけです。

最初の2年間で200字を覚え、次の1年間で200字、そしてまた次の1年間で200字を覚える、というのは、それだけでもかなり大変なことです。毎日日本語を使っている、日本に住んでいる子ども達なら別ですが、授業時間内しか日本語や漢字に接することがない環境で、文法や語彙と合わせて、200字を覚えるというのは、楽なことじゃあありません。

これが、実は、イギリスの Aレベル(AS,A2)と呼ばれている試験の性質をあらわしているかもしれません。「狭く、深く」。です。高校時代から、一人一人の生徒が勉強する科目が3科目、多くても4~5科目に限られていて、その科目を、大学教養課程並みの深さで学ぶ、というわけです。

では、もう一枚写真を載せて、その(3)へ移ります。
オッ君の試験(2)_e0010856_17484062.jpg


リラ(ライラック)の花って、こういうふうに枯れていくんですよね。天候の具合にもよるんでしょうけど、散らないで、木の上で枯れていくって、ほかの花と変わってる、かも?
Commented by Yoshi at 2011-06-15 20:14
こんにちは。最近ご無沙汰しており、恐縮です。オッ君の勉強の結果、気になっておりました。彼が思ったような結果が得られたことを祈っております。Yoshi
Commented by agsmatters05 at 2011-06-15 20:59
Yoshi`さん、これから (3)、(4)、(5)と書こう、書きたい、書けるかなあ、などと思っておりますが、本当の結果は8月18日の発表(じゃなかったか)と思います。あまり、とらぬ狸のなんとか・・をしないように気をつけないと。でも、Yoshiさんはじめ、相当多くの皆様から激励のカードをいただいておりますので、そのことも文中で御礼したいとおもっていました。続きをどうぞごらんくださいね。Yoshiさんもご体調に気を付けられて、残された英国滞在時間(?)を楽しくお過ごしくださいますように。
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by agsmatters05 | 2011-06-14 05:10 | Comments(2)

紅茶国で(元)日本語教師(今は退職)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日常の出来事、イギリス風景、たまには料理や本やニュースや出会った人々のことや、家族のことなど。