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紅茶国C村の日々

4月30日(土) KIZUNA JAPAN (その三、イベントまとめ)

結局、このチャリティーイベントは、ロンドンの和太鼓グループ(たましい)を中心に、イーリングのママさんグループほか、大勢のボランティアが集まって催されたものでした。特に誰がリーダーなのかもはっきりとわかりませんでした。

準備の段階でイーリングのママさんグループの代表(?)のCさんという方と電話ではなすことができました。それによると、夜の部で日本の音楽、舞踊、その他を上演してくださる方たちは全部で30人いるとのことでした。

そしてわたしの電気釜で夜の部の出演者達におにぎりの差し入れを、という要請があり、そのくらいなら簡単に引き受けられると思って、引き受けたのですが、実はこれも計画倒れとなってしまいました。会場を6時半に片付けなければならず、それまでに作った食べ物は全部売れてしまって、お米はあっても、おにぎりを作る場所がなくなってしまったからでした。

夜の演奏会が、なかなかよくて、和太鼓、三味線、尺八、日本舞踊、詩の朗読(雨にも負けず・・)など、さまざまな日本の伝統的な芸能を楽しむことができました。
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すてきな教会の中でのことでしたが、残念ながら舞台がなくて、演奏を直接見ることはできませんでした。
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でも、和太鼓はもちろん、琴も三味線も尺八も、日本舞踊も、たっぷりと日本情緒を味わうことができました。夜の部の入場料は一人7ポンドでしたか。

最後にCさんから、ホットニュース。食べ物部門では総収益が1000ポンドを超えたこと。古物やイベント収益(折り紙、ユカタ、ヒーリング、ラッフルその他)で約900ポンド(ぐらい?)。そして、夜の演奏会入場料収益も1000ポンドを超えたとか、オンラインの寄付金も合わせて、どうにか5000ポンドにあとちょっと、ということだったようです。

このブログにリンクさせてもらっている、ブラッドフォードのTAKAOさんの大学でのイベントも5000を超えられなかったとか。TAKAO さんがブログでちょっぴり残念がっていたようでした。

ずっと前にブリストルのメグたちがマフィンなどでのやはり日本応援イベントをしたときも5000ポンドにあとちょっとだったとか。

5000ポンドの壁、というのがあるんでしょうか・・・・?

とはいえ、自分ひとりでは、とてもできないこと。そして、わたしの材料費(買った材料を全部は使わなかったけど)も食べ物収益1000ポンドの中に入っているとしたら、これはやってよかったという感想に浸ることができる、うれしい結果でした。

次にもし同じようなことをする機会があったら、炊飯器の時間を考慮して、あらかじめ、白米をたくさん炊いておく必要があろうかと、つくづく思ったことでした。

それから、当日、教会のキッチンであたふた働き続けていただけのわたしだったけど、サンドイッチ作りも、おにぎり作りも、コロッケにころもをつけて揚げたり、から揚げをあげたり、できたものを小さなパックにつめて売り出すのも、名前もお聞きしてない、大勢のボランティアの方たちの助けがあったからこそ、なのでした。とても、私一人では処理しきれない材料の量でしたから。

それになにより、ブリストルからメグが着てくれたのは、とても気強くて、ありがたかったです。これは話が二転三転して、来るか来ないかでだいぶやりとりがあったのですが。研究発表を控えて時間が足りないと言うメグに来てほしいという老母、ああもこうも話し合ったあとで、ころっと立場を変えて、来なくても大丈夫何とかやれるから、というと、「じゃあ行く。」と言ってきてくれたのでした。(:D)

またそのうちに、次のチャリティーイベントがどこかで企画されるかも知れないので、そのときにお米を使うのを楽しみにしておこうと思っています。

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Commented by marri at 2011-05-22 20:43 x
ありがとうね!本当にありがとう!
チャリティーイベントにこのようにご尽力くださり有り難いことです。
嬉しくて先ずは、お礼です。
5000円ポンドっていくらなんでしょう?私にはサッパリ解からない数字です。
当店も義援金ボックスを置いてますが。最近はめっきり減りました。
毎日涙して居た事が少しずつ遠ざかっていくような気がして^^;;
そんな時、貴女の記事目にしてとってもとっても嬉しかったです。
そういえば、家の炊飯器は47分で炊き上がります。ご飯を炊くことって大仕事ですよね。
Commented by agsmatters05 at 2011-05-22 21:15
Marriさん、5000ポンドは今のレートでは、約675000円ぐらいでしょうか。1ポンド200円の時代が長かったから、感覚的には100万円と思ってしまうんですが、最近は円がつよくて・・・。

「歳月人を待たず」じゃないけど、こういう義援金集め、チャリティーイベントは、タイミングが大事で、直後のほうが反応が大きいんですよね。上で書いたCさんがおっしゃってました。イーリングで第一回目のイベントをしたときは、軽く1万ポンドを超えたって。

紅茶国のチャリティーイベントは、キリスト教国の由緒と伝統があって、本当に盛んです。年がら年中チャリティーイベントしてるみたい。村おこし、町おこし、世界中の災害地救援のためはもちろん、ちょっとした団体の財源集めにも、ファンドレイジング。癌患者のために、私1000キロ走ります、応援してください。一人一口20ポンドで、とかね。
私、集める側に立ったのは、実はこれ生まれて初めてだったかも。楽しみながらやらせてもらったんです。
Commented by 大﨑繁子 at 2011-05-24 01:17 x
ミチさん!
とっても大変なのに、
とっても楽しんでされていたように思いました。
ありがとうございました!!
私も機会があればお手伝いをしたいと思いました。
調理は出来ませんが、にぎったり、詰めたりはできますよ~~
Commented by agsmatters05 at 2011-05-24 05:44
繁子さん、ほめられもせず、苦にもされず、でくの坊とよばれ・・・てのは、ちょっと大げさかもですが、何人もの人から笑われました。だいたい計画と実際の行動がぴったり合うなんてことは普通あまりありえないんですよね。ま、もっとずっと大きな犠牲をはらっても、救援活動に没頭している方たちがいますから、私のやったことなんか、せいぜいちょっとしたお遊び程度。だからまだまだやれますよ。(笑)。もうこりごりだなんて全然思ってませーん。(笑)。ぜひいつかチャンスがあったら、一緒にファンドレイジング、やる機会がありますように。そのときはよろしくお願いします。
Commented by kazumi1713 at 2011-05-24 11:15
すごい!
そんなに沢山の募金が集まるのですか。
貴方の住む国は素敵な国ですね。素晴しい人々にありがとう!
ミチさん、本当にありがとう!
Commented by agsmatters05 at 2011-05-24 21:25
marriさん、どういたしまして。赤い羽根とか、日赤とか、とにかく集められた義援金がどういうところにどう使われていくのか、注目したいともおもっていますが、それにしても、こちらの人はこういうの、本当に日常茶飯事でやってるので、勉強になります。
Commented by U at 2011-05-26 19:01 x
チャリティへの参加お疲れさまでした。美味しそうな料理の写真を拝見して、行けなかったことを本当に残念に思いました・・・。少し前の話ですが、私の大学でも同じようにおにぎりや簡単なお菓子などを売ったり、習字でメッセージを書いたりなどして2週間くらい続けて約7,500ポンド集めることができました。記憶に新しいこともあってか、結構な金額をさらっと差し出される方もいらっしゃって驚いたりもしました。お金もありがたいですが、温かい言葉をかけてもらえたことも嬉しかったです。私もいつか誰かのために手を伸ばせるような人間になりたいと思わせてくれる経験になりました。義援金の配分はまたもめたり時間がかかったりしそうですが、着目していきたいですね。被災地出身の者として(我が家が直接受け取ることはないと思いますが)。
Commented by agsmatters05 at 2011-05-27 10:47
Uさん、キューガーデンの記事そのた、楽しく読ませていただきましたよ。チャリティーイベントは一度やれば終わりと言うようなものじゃないとは分かってるつもりですが、かといって年がら年中ってほどでもない、やっぱりタイミングが大事みたいですね。本当に、配分方法については、よくよく上手に考えてもらいたいですよね。
(ちょっとしか出してないのに、義援金の行方だけはしっかりと見届けたいです。笑)
by agsmatters05 | 2011-05-22 07:33 | Comments(8)

紅茶国で(元)日本語教師(今もちょっとだけ)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅や、家族のことなど。

by dekobokoミチ