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紅茶国C村の日々

思うことの半分もできない

てか、半分できたら、いいほうかも、ですね。
思うことの半分もできない_e0010856_4555097.jpg

とにかく、4月9日(土曜日)、紅茶国の時間は午後5時52分。
(3分待ってたら、ごごごじご十ごふん:D)。
の現在地。

いろいろなことがあります(した)が、とにかくイースターの休みに入りました。
今日から2週間、紅茶の国の小、中、高等学校は、春休みです。
イースター(復活祭)そのものは、4月の24日。
(「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」ですと。)

わーい、休みだ、休みだと、手放しで喜べないのは、休みの後に、
生徒らに一生ついてまわる大きな試験の季節が待ち構えているから、です。
特に、Aレベルと GCSE という試験の受験生たち。
今年は、私は全部で11人の受験生をかかえています。
たったの11人というか、11人もいる、というかは別問題。(:D)

生徒が休み中にどれだけ勉強してくれるか、
休み中でもどれだけ生徒に勉強させるか、
教師の役割は小さくなさそうですが、
かといって、家庭の行事に割り込んで、
しかもほかの重要科目もいっぱいあるのに、
日本語をもっともっとしっかり勉強してくれ、というのは
いかがなものかともおもえるし・・・どうでるべきか迷うところです。

などと、まとまらないことを書いていますが、
手っ取り早くまとめることにしますね、^-^

昨日の4月8日金曜日の昼休み。
ツナミ アピール の一貫として、女子校の図書室で折り紙でつるを折る行事をしました。

思っていたことの半分にもとどかない行事でした。
でも、でも・・・・、なにかをやったことに意味があったかも。

もともとこの話は、日本の大震災が起こってすぐ後で、H女子校のライブラリアン(図書館司書)のスウさんと、言語科スタッフのベルさんたちから始まり、言語科長がOKを出して決まったことのようでした。そのあとで私に、8日の昼休みに折り紙セッションをやってくれ、という話がまわってきたのでした。

昼休みは1時間。でも、授業時間と違うので、集合と解散には、移動の時間を見ておかなければなりませんから、正味50分もあればいいほうでしょうか。しかも、次のことを私は深く考えに入れてなかったのです。図書館ですから、本来はみんな静かに本を探したり、借りたり、コンピューターで調べものをしたり、プリンターでレポートを印刷したり、ここにやってくる生徒達はそれぞれの目的があるわけで、ただ「ツナミ・アピール折り紙セッション」のためだけに図書館を独占することはできない、のだということ、を。しかも、当日朝ものすごく早く起きて、わざわざ作ったパワーポイントファイルを見せる場所も、なかったのでした。

カンゴンさんのブログの話とか、律くんと詠くんの、星になったお母さんの話とか、いろいろ生徒らに聞かせたい、見せたいとおもっていた発表用の原稿はすべてカット、割愛、ギブアップ。とにかく、集まった人たちで、せっせと折り鶴を作ること。これがこの日のミッション(使命)なのでした。

折り紙は学校が用意して、買っておいてくれました。

さてさて、肝心の集まった人数は、というと。

折り紙の作り方を説明したA4の用紙を、最初30枚印刷して、その後念のためにと思って20枚追加プリントしておきました。でもって、いざ、ふたを開けたら、「思っていた数の半分も」なかったのでした。

要するに集まった生徒達は、日ごろ日本語の授業を受けていて、私が個人的に声をかけておいた生徒達中心で、名前の知らない一般生徒参加者はほんの数人だったのでした。(でも、がっかりもしませんでした。)そういうものだったんでしょう。スウさんは、とにかく学期の最後の日で、他にも行事があったり、天気もよすぎてあいにく・・・・と言っていました。

もともとスウさんからこの話をいただいたとき、折り紙といえば、男子校のジャパンクラブの7年生のサイ君がピンときた私でした。もう入学当初から、鬼才を発揮して、会うたびごとにめずらしい折り紙作品を私に見せてくれている生徒でしたから、彼をこのセッションに呼ばないわけにはいかないと、おもっていました。関係各位、上司その他に連絡し、許可をとり、なによりも、クラブの生徒ら一人一人に希望を聞き、全部で7人の男子生徒が、道ひとつ隔てた隣の女子校に昼休みのトリップをしてもいい、行きたい、ということになっていました。

結局、この折り紙セッション、全体の参加者の半分は、男子校のジャパンクラブの生徒達だった、といっても言いすぎじゃないような気がします。ジャパンクラブの生徒達には、前もって、この日は折り紙を作りに行くんだよ、女子校で初めて鶴の折り方をならう生徒らが戸惑っていたら、おしえてあげてね、助けてあげてね、といってありました。

さて、サイ君は折り紙にかけてはほんとうに、だれもが舌を巻かずにいられない子なのですが、前の日にぽつんと、ボク、あしたが コワイ って言ってました。(爆)。 そういうものなんでしょうか。
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(サイ君の作った、ねずみ。)


この行事でよかったのは、ひとつ、仙台の高校生のユキさんからのメッセージをみんなでシェアすることができたことでした。

ユキさんの話をすると長くなりますが、去年このブログで「10月日本旅行」シリーズの記事を書いたとき、クイズの一つに応募してくださり、当選(!)された方、その後このブログに リンクをはらせてもらうことになった、紅茶国留学中のU(ユウ)さんが、私どものG校H校の生徒達のクリスマスカードの受け取り手をお願いしていたときに、仙台の妹さん(ユキさん)が、英語部にいて、5名ほどのカードを受け取ってもいい、といってくださったのでした。そのご縁から、3月11日の東日本大震災のお見舞いメールをだしたら、ユキさんから無事だったことと合わせて近況についてのメールをいただくことができました。そしてH女子校が、ツナミアピール行事として、折鶴セッションをすることをお伝えしたら、まだ学校が始まっていない仙台の様子をユキさんが、メールで書いてくださったのでした。

ユキさん、そしてお姉さまのユウさん、
8日の金曜日には、こちらの13年生ロレンちゃんが、ユキさんのメールの英語訳をみんなに読んでくれました。集まった生徒達はシーンと、ユキさんのメールから、仙台の様子に思いをはせていました。

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これ(↑)は、別の日に、女子校の生徒達が作った、ツナミ・アピールの品物。これと折鶴を、7月のジャパンデーの日に、ツナミアピールの一貫として、寄付をつのって売り出すらしいです。

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図書館の壁に貼りだされた東日本大震災の記事など(↑)
Commented by konatum at 2011-04-10 09:19
こんな風に 世界中で 日本を応援してくれてるんですね。ありがたいことです。

質問なんですが、折り紙っていうのは、日本独自のものなんでしょうかね?
千代紙って言うのは、そうかな~と思いますけど。

まあ、休み明けのことは、別にして、休暇楽しんでくださいね。骨休み。。。^^

ごごごじご・・・大笑いしてしまいましたよん。
Commented by U at 2011-04-10 16:52
イベント、お疲れさまでした。私が特に何をしたというわけではありませんが、妹ともどもお役に立てたなら幸いです。生徒さんやスタッフの方がお忙しい中、東日本震災のことを気にかけてくれたこと、本当に嬉しく思います。もしこの震災がイギリスで起きて、日本でどれだけの人が関心を持ち、チャリティやアピールを企画するかと考えると、今回のイギリスの反応ってすごいと思わずにいられません。
私の場合は同じ専攻の子と震災後の街の様子やライフラインの状況などを話すと、「私の国はいつもそんな感じ。」と言われたり、意図せずリビアの問題と比べられたりもして、改めて世界の実情をかんがみる機会になりました。また、震災後の日本の状況を話しながら、日本が怖い国だと伝えてしまっているのではないかと心配になり、ただ事実を伝えれば、気持ちが伝わるわけではないということを学びました。被災してないなりに、考えさせられること、考えなければならないことがあるものですね。
大切な試験が近いとのこと、受験生の皆さんが体調崩したりすることなく実力を発揮できますよう祈っております。
Commented by marri at 2011-04-11 20:37
ミチさん
とってもありがとう。生きた授業をしてくださってるのですね。
ユキさんとの交流を続けて、このような現場からの生の声がきかされ、生かされ!
折り紙はそちらでも売っているのですね。こうした事の出来る生徒さんたちに感謝です。
遠く離れて貴女のされてることに頭が下ります。私には何も出来ないもどかしさだけ。
「命があってよかった。皆無事でよかった」と被災地の人の言葉。
そう思ったのは2週間ぐらいまでの事。今はこれから先の事考えると・・・って!
胸塞ぐ思いでニュースを見ている私です。
Commented by agsmatters05 at 2011-04-11 21:14
小夏さんへ、
ごごごじごじゅう・・、師匠に笑ってもらえてうれしいっす。こういうジョークっぽい無駄口が書けたってことが、休みに入って気分がちょっとのんびりした証拠かもね。その下の、サイ君の「ぼく、あしたが怖い」はどうでしたでしょうか。私はここを書きながらPCの前でずいぶん一人笑いをして、楽しんでしまいましたん。

オリガミ は ツナミ と同じように、日本語がそのまま英語、世界語になってますよね。ウイキピディアでも、日本独自のものとか、書いてありました。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%98%E3%82%8A%E7%B4%99) でも上の行事の参加者の一人シーちゃんは香港出身なんですが、風船とかいろいろ折ってました。どこで習ったのか、こんど聞いてみなくっちゃ、です。
Commented by agsmatters05 at 2011-04-11 21:31
Uさん、まだまだ仙台は大変でしょう。でもUさんのブログで、笑わせもらいました。「何送ろうか?」「ガソリン」って、お母さん、大好き!^-^

歴史的な大災害を異国で間接的に見聞きするだけでは、「あなたなにじん?」といわれてしまいそう。私もいっしょ。つながってるって、思わせてもらってます。何もできないけど、何ができるか、何をどうしたら、またはしなかったら、いいか、ニュースを見ながら考え続ける毎日です。

ほんと、リビアのニュースに移るの早かったですよね、イギリスのメディア・・・(笑)。同じく、向こうからお見舞いしてくださる方、こちらから話しても耳にふたをしたがる方、その中間の方。反応はさまざまで、人柄がわかるなあ、とおもうこともありました。

またこれからもUさんや、妹さんのコネをお借りして、生徒達の日本語熱を刺激させてもらいたいです。よろしくお願いします。
Commented by agsmatters05 at 2011-04-11 23:24
Marriさん、私はかなり受身でした。自分から起こした行動ではないのです。声をかけてもらって、もちろんうれしく、ありがたく引き受けましたが、それだけのことでした。こういう企画は金額の問題じゃないと最初から思ってました。たぶん日本やいろんな国でもそうでしょうけど、イギリスでも本当にみんな熱心に支援活動を盛んにやっています。しかも、上手に、楽しくやってる感じです。みじかにネットワークがあるかどうか、なんでしょうね。

「なにもできないもどかしさ」は必要ないように思います。すくなくとも週や月単位で終わる問題じゃなさそうだし。
Commented by Yoshi at 2011-04-15 20:16
ミチさん、

司書の先生や生徒さんの優しさに心なごみます。ミチさんのブログを読むと、イギリスの学校の良さが分かって安心します。先日、ある学校で、規律の問題で先生達がストをされたというニュース記事を読んで、大変なんだなあ、と思っておりましたので。日本同様、問題を抱えた学校はどこの国でもありますよね。では、復活祭のお休みを存分にお楽しみ下さい! Yoshi
Commented by agsmatters05 at 2011-04-16 03:26
Yoshi さん、

やはり女子校だな、とおもいました。どちらかといえば本拠地とおもっている男子校のほうでは、みなさん、お見舞いの言葉を個人的にかけてはくださいますが、救援行事まで言い出す人は誰もいません。休み明けには、何かしたいので、クラブの子達と相談しようとおもっています。たしかに、問題校はイギリスにもたくさんあって、日本と同じ、暴力沙汰の学校のニュースも見聞きしますよね。

Yoshiさんの4月はいかがですか?ネットが復活できましたか?気候がよくなりました。お身体お大事におすごしくださいますように。
Commented by Yoshi at 2011-04-16 04:13
ネットは復活していて、ろくに勉強しないで、劇に行ってはブログを書いております。ちょっと行きすぎかもしれません(^_^;。
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by agsmatters05 | 2011-04-10 05:18 | Comments(9)

紅茶国で(元)日本語教師(今は退職)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日常の出来事、イギリス風景、たまには料理や本やニュースや出会った人々のことや、家族のことなど。