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紅茶国C村の日々

ハーフターム(学期中間休み)中の出来事ー(その3)ワイルドライフホスピタル

(その3)ワイルドライフホスピタル

木曜日(24日)の午後、ハデナムという街の、ワイルドライフ(野生生物)救済センターというところに行ってきました。もちろん、ルイちゃんたちのお供として。

インターネットでは、こういう場所 (左をクリック)でした。

ヘッジホッグ、蛇、狐、鹿、アヒル、ウサギ、等々。それから、ふくろう、たぬき、鹿もいました。
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ヘッジホッグ(ハリネズミ、やまあらし)
ここは野生生物病院なので、野原で怪我をしたりして保護された動物達ばかりがいるところです。

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野原でつかまえられた(保護された)生き物達でも、みんな名前がついていました。サイモンとか、フレンチなんていう名前もありました。

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やっぱりこういう場面をみると、ルイちゃん(5歳)だって、こう言ってました。
「これ、出たがってるんだよ。」って。

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mammals (温かい血液を持つ、空気を呼吸する生き物、つまり哺乳類)の部屋はものすごく臭かったです。

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鹿さんたちのところはとても見るのが辛かったです。足がない鹿、頭から血を出している鹿・・・

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貴重な資料室。こちらの部屋を作った費用を寄付された方は、実は私が日本語を教えている学校にも、体育館やドラマスタジオを建てる為に多額の遺産を贈られた方なのでした。私の給料も、この白い白骨の資料も、もとをたどれば同じ方のもの・・・・!?

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c村で散歩をしていると、しょっちゅう野ウサギをみかけるのですが、すばしっこくて、しかもじっとしてないので、写真撮影に成功したことがないのですが、ここのウサギは、どんな病気かわかりませんが、丸々太って、じっとしていて、ゆっくり写真を撮らせてくれました。


ここの費用の一部は、有名、無名の寄付、しかも遺産(レガシー)、が大きいのだとか。思いがけない遺産が多かれ少なかれ、舞い込んでくるみたいです。下の写真は、すべてそういう寄付をしてくれた人の名前を刻んだプラーク(板)を貼った壁。
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真ん中の板には「この方達の遺産が私どもの患者の命です。」と書いてありました。
野生生物への理解者、支持者、保護者が、この紅茶国にはきっと大勢いるのだろうな、と思わずにはいられませんでした。

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どうしてか、分かりません。でも時々、私のカメラには、自分で撮ったとはおもえない写真が時々はいっています。これ(上)はもしかしたら、昇天した動物達が天国から贈ってくれたメッセージなのかもしれません。


ここに行って印象に残ったこと。
ケガをしたタヌキを外に放してあげるとき、タヌキが、振り返り、振り返り遠ざかっていくんだって。所長さんが話してくれました。

この所長さん、もとはアカウンタント(公認会計士)だったそうですが、趣味が高じて、野生生物救済センター(病院)の所長さんに。著書の一冊は日本語にも訳されているとか。
by agsmatters05 | 2011-02-28 05:31 | Comments(0)

紅茶国で(元)日本語教師(今もちょっとだけ)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅や、家族のことなど。

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