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紅茶国C村の日々

25(土)、26(日)ブリストル、引越し手伝い。

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週末、土、日にブリストルまで行ってきました。メグの引越し手伝いに。
え?またぁ? そうなんです。7月はじめに引っ越した(その記事は左をクリックしてください。)ばっかりなのに・・・。
長い話を短くすると、そうなんです。また引越ししなければならなくなってしまったメグ。

とってもいい天気の土曜日でした。
朝5合の白米を炊いて、すし飯にして、海苔巻きの具材といっしょに車に積みこみ、昼頃C村を出発。
とってもいい天気で、あまり道路も混んでいなくて、わりとスイスイ。C村からブリストルまでは約100マイル(160キロ)あります。思わず、ビスターロードで青空を1枚(↑)。


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ビスターからオックスフォードに向けてA34 という道路を走っていたとき、反対側の車線であらあらあら。事故だわ。その先は行けども行けども渋滞で、立ち往生している車の列、列、列。ちょっと気の毒でした。
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ブリストルの街にはいってすぐ、スーパーテスコの看板を見て、ひとりでクスクスしてしまいました。
テスコは安い、ということを訴えたい看板なのですが、テスコに行かなきゃお金は全然使わないですむのに・・・とおもうと、おかしくて、おかしくて。3時ちょっと前にめざすところに着きました。トムトム(サテライトナビゲーションシステム)はメグのクリスマスプレゼント。ドライブのいい連れ合いになりました。

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さてこの(↑)デボンハウスと呼ばれるフラット。メグとアラン君が7月から住み始めてまだ2ヶ月目。一ヶ月400ポンド(一人約6万円、合計800ポンド)ぐらいの家賃でしたそうな。

あまり詳しい事を書いている時間がないのですが、(書けばこれも小説のネタになりそうな話)、8月に別々の理由で日本に滞在した二人が、日本滞在中に、二人の関係(5年間続いた)に終止符を打つことにしたとか。ちょっと悲しくて、淋しくて、胸が痛む出来事でした。でも、二人とも若い!二人とも元気!二人ともしっかりしてる!!!二人ともポジティブ(前向き)!!!!

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2-3回車で、メグの荷物を運び出したあと、最後にこのアイケアの軽いワードローブをマイトヨカロちゃんの上に載せたものの、おっとっと、鍵を家のなかに置き忘れてしまって、さあたいへん。アラン君がはるばる出先から歩いて、鍵を空けにきてくれました。挨拶して、握手して、どうしてますか、元気ですか?と尋ねると、仕事をがんばってやってます、とのこと。きっとまたステキなガールフレンドが見つかることでしょう。時間はかかるかもしれないけれど・・・・。

メグはこの夏一緒に日本へ行ったケリーちゃんとフラットをシェアすることになりました。二人とも同じ教授のもとで細胞の(たんぱく質の?)研究をやっているラボ仲間。とっても明るくて、元気なケリーちゃんに会えたのは翌日の午後でしたけど。

そうだ、土曜日の夜はタイクラシックと呼ばれるタイ料理のお店に行ったよね、メグちゃん。
二人でおしゃべりしながら、3コース15ポンドのお料理を食べました。
新しい家の写真も、タイ料理の写真も撮り忘れてしまいました。
ブロッガー・ミチではなくて、たんなる老母・ミチの時間だったから、かな。

そうそう、おかしいこともありました。夜引越し荷物を片付けて、12時近く、暖房もまだついてなくて寒いので、メグはあったまるためにシャワーを浴びて寝床に入るのがいいと。そして、お母さんもシャワー入ったらいいよ、とつよいお勧め。だいたい、こちらの国では汗をあまりかかないので、毎日入浴する習慣なんかないのです。でもって、旅先で、夜も遅いし、C村に帰ってお風呂に入るからシャワーは遠慮する、といったのですが、「ダメ、お母さん、シャワーに入ったほうが絶対いいよ。」と言い張るわが娘。一度寝床に入り込んだものの、ふとココロを入れ替えて、そんじゃお言葉に従ってシャワー浴びてくるわ。

あんまり、あったかくなれるようなシャワーではなかったのですが、一応全身にお湯をかけて、気分一転。じゃ、おやすみ、ということになって、「ね、あたし、聞き分けのいい母親でしょ。」と私。「そうだね、老いては子に従えって言うもんね。」とメグ。まだまだ笑いながらこういう会話がさらりと交わせるのはありがたいこと。15年後、20年後、25年後、どんな深刻な老化状態を迎えることになるのやら、本人だって娘だって、先のことなんかわかりませんものね。

次の朝の朝ご飯は海苔巻きでした。

それから、新しいフラットの生活環境を整えるための、引越し恒例のショッピング。メグの引越しには、この買出しがつき物で。アルゴス、プライマーク、そして巨大中国食材店(Way Yee Hong, 偉義行)。

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その後で、アイケア (IKEA) で昼ごはんを食べました。これ(↓)、4皿で12ポンド約1500円ぐらいでした。
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引越しのたびに荷物が増えるメグちゃん。あれもこれも、捨てまくってね、と自分に言い聞かせるつもりで、何度も同じ事を言い続けてました。

ところで、アイケアのレジのところで、ジャンボ・ティンカーベル。ところがこのきれいなのっぽのお姉さん、声が完全につぶれてて、ガラガラ声だったのです。カメラに向けてポーズをとってくれたときの、大発見でした(笑)。




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この(↑)のピンクの女の子は、ジャンボティンカーベルが怖くて逃げ回ってました。子供の心には耳を傾けたいもの、ですよね。なんてったって、異形ですもの(笑)。


お風呂場に置く棚や、ベッドのマットレスの上に敷くマットレス(!?名前忘れた)、あとはデューべカバーや、台所用品や、なんやかや、いっぱい買って、帰りにハーゲンダッツのベイリース味のアイスクリームを買ってウエイバリー道路のあたらしい家に向かいました。けりーちゃんと3人でコーヒーとアイスクリームでお茶して、ちょっとだけおしゃべりして、ブリストルを出たのは6時ごろでした。

帰りしに、恒例の、西日をバックミラーで撮りました。


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危ないよね、ミチさん、M4という高速道路を140-150キロで東に向かって走りながら、こんな事をしてはいけません。はい、気をつけます。(深く反省しています。ごめんなさい。)
C村に着いたのは8時ちょっとすぎ。2時間15分。
往復+ブリストル市内の引越し走行、全部合わせて、約240マイル(384キロ)ドライブの週末でした。

すべて無事終わってよかった、です。
Commented by konatum at 2010-09-28 13:06
ふ~ん、そっか~、そうなんですね、出会いがあれば、別れはつきもの、ミチさん、お引越しお疲れさまでしたね。

のっぽの姉さん、体のわりに、足が太い、これは偽物の足?トウシューズが穴があいてるけど、爪先立ってる、痛くなあい?・・・ぜ~んぶ、不思議ですよ???

私も今日、事故見ました、気を引き締めましたよ。
ミチさん、写真は車 停めてね^^
Commented by marri at 2010-09-28 13:11 x
かなり・・・思い切った決断ね。
捨てるものの中には、沢山の思い出もあるんだわ。
過去を引きずらず前向きな所見習わなくっちゃぁと思いました。
この年になるとこの大切なスイッチが効かない様な気のする私です。

さて、とっても秋らしくなってきました。
そちらの寒いとか、温まるなんて言葉が、やっと仲間入りできるような!
新しい10月と言う日々が出番を待っています。頑張ろう!
Commented by agsmatters05 at 2010-09-29 05:15
小夏さん、もちろん あげ底 よね。
でもちょっとした笑いがあたりに広がるので、むっつりしてる客たちにはいい刺激になるかも。です。

はい、運転中は写真など撮ってはいけません、よね。
気をつけまーす。
Commented by agsmatters05 at 2010-09-29 05:23
marri さん、ほんとうに、そう思います。誰の唄でしたっけ?「♪ 別れはーいつも突然 にやってくる・・・」 五輪まゆみ? 中島みゆき?

この夏の三つの ビッグな バッドニュースのひとつでした。
でもね、本人たちにとって、これは成長過程の一部なのかも知れません。  とっても大事なことを学んだ、という感じがしています。

もう今週末には、10月ですね。ということは、今年もあと2ヶ月 ! ! ! ! !!!!!!!!!!!!!!!!!!ギャーオ。びっくりですよね。あっという間の1年でした。

はい、無理しないようにがんばりまっしょ。。
Commented by yamakey at 2010-09-29 11:10 x
ミチさん、こんにちは。

すごいきれいな青空と夕日ですね

荷物の運び方が強引でヮァァ(@_@;)

メグさんが娘さんなの?

また寄らせていただきますね。


Commented by agsmatters05 at 2010-09-29 19:07
yamakeyさん、
この国では、運送業者があまり発達していない、というか、なにごとも手間ひまかけて自分でやる、お金は使わない、というのがまかり通っているみたいです。小さな車で何回かにわけて小さい荷物を全部運び出したあとで、最後に残ったこの衣装ケース。アイケアの組み立て品で、中は木の枠といくつかの棚が片側にあるのみ、外側は布製なので、とっても軽いんです。解体が出来なかったので、車の上に載せることにしました。車でほんの4-5分の距離を運ぶだけでした。近所の雑貨や(新聞販売店)で1ポンドの麻ひも(40メートル)を買ってきて、四重、五重に車にまきつけました。無事運び終わることができて、メグ(仮名、娘、長女です。)からとっても喜ばれました。

また来てくださいね。
私もこれからそちらへ参りまーす。
Commented by apakaba at 2010-09-30 11:34
ミチさん、しばらく更新がなくてどうされたかなあと思っていました。
下の記事を読んで安心しました。
ブログって仕事じゃないから、ちょっと離れると離れっぱなしになるときがありますよね。
マイペースでいきましょうね。

さてお嬢様との道中、なんだかしんみりしました。
私にも中学生の娘がおりますが、まだまだコドモそのものです。
でもいずれ好きな人ができて、幸せな思いや、つらい思いも、するんだなあと思うと、恋はたくさんしたほうがいいけど娘の悲しい顔は私もつらいわ……ナンテ、悩みを先取りしてすでに泣きそう。

でもやっぱり、娘を持ってよかったなと思いますよ。
Commented by Yoshi at 2010-09-30 14:55 x
ミチさん、

お引越しのお手伝い、ご苦労様でした。確かにイギリスでは自分でする方が日本よりも多いですね。楽々パックなんていうのも、それ程発達していないのかも。とにかく、ご自分もご家族もお怪我が無くて何よりでした。お嬢様の新居での生活が楽しいものとなりますように! Yoshi
Commented by agsmatters05 at 2010-10-01 03:48
apakaba さん、

今、直島旅行記からこちらへ移ってきたばかりのところでした。
apakaba さんのご体調をいたましく思っている私です。私の体重を分けてあげたいです。もらってください。(笑)

娘に困ったことがおこったら、助けてあげるのが親の役目と心得ています。先走ることはできませんし、しないほうがいいに決まってますよね。話せば長いことながら、どうやら娘は友達から泣かされたのではなくて、その反対だったようです。なにしろトラ年だもんですから。シー、これはナイショ。本人はいそがしくて、ここ(コメントの応答)までは読んでない、ということにして。(笑)
Commented by agsmatters05 at 2010-10-01 03:59
Yoshiさん、
週末の大仕事でした。娘が「ありがとう、お母さんが来てくれて助かったわ。」と言ってくれたので、All is well that ends well. ということに、とりあえずは、しておこうと思います。娘はあと2年間(順調に行けばの話しですが)おそらく細胞、たんぱく質、顕微鏡、実験、ラボ、と言うようなものにとっぷりと浸って過ごすことになるはずです。この夏の日本での三つの研修プロジェクトに参加して、日本のリサーチャーは一日12時間働いているそうで、それにずいぶん刺激を受けたらしいです。日本はここでも、働きバチ社会なのでしょう、か。
身体を壊すほどにはやらないでくれ、バランスが大事、とは言っておきましたけど、はてさて・・・どういうことになるか、、、。
Commented by Yoshi at 2010-10-01 10:10 x
ミチさん、

12時間の労働ですか!日本人は働き過ぎですね。御嬢さん、あまりそれに飲み込まれないと良いですけど。私事で恐縮ですが、私の甥はその分野のトップ企業で技術者として働いていますが、毎日帰りは10時前後。遅い時は朝帰り。週末出勤もざらです。ご飯を作ったり食べたりする時間も取れなくて、母親が毎週冷凍宅配便でご飯とおかず作って送っています。どうしてこんな社会になっちゃったんだろう、と良く思います。しかも、いつまでたっても不景気から抜け出せません。同じ不景気でも、イギリスのほうが悲壮感ないですね。Yoshi
Commented by agsmatters05 at 2010-10-02 00:17
Yoshiさんへ、

そうですね。人生で、または世の中で一番大事なものはなにか、というところで考え方が日英ですこし違っているかも知れませんね。「人生は楽しむもの」という考え方はあまり日本社会に深く根ざしていないような気もします。

初対面のケリーちゃん、14歳まで南アですごし、イギリスで中等教育を受けてからエジンバラ大学の生化学のBAを卒業。製薬会社に2年勤めたあとの博士課程だそうです。会ってすぐ尋ねました。「あなたの研究はいそがしいの?」って。すると、「はい、でもそればっかりにのめりこまれないように、けじめをつけてやるようにしています。」という答えが最初に返ってきました。

ああ、そうか、と思いました。そういえば、忙しいという言葉は、心を亡くすと書くんですものね。

甥ごさんのお体が、気になりますよね。それって、競争社会の弊害なのでしょうか、それともご本人の責任感からなのでしょうか。両方でしょうか。
Commented by Yoshi at 2010-10-02 08:59 x
ミチさん、レスありがとうございました。甥の会社は皆大体においてそういう働き方なのだそうです。ただ、さすがに、ベテランになると仕事に習熟して、8時頃に退社する人が多くなるらしいですが。鬱病など、過労とプレッシャーにより長期欠勤中の人も多いそうですし、会社は労基署からも時々注意されるそうです。でも、そんな会社でもその分野における日本のトップ企業なんですよね。日本経済はこういう個人の犠牲によって支えられているのです。ロンドンのラッシュアワーは5時過ぎに始まりますが、東京では5時過ぎの電車はまだ割合すいていますね。東京に居ると、大人が疲れた顔をしているのを感じます。Yoshi
Commented by agsmatters05 at 2010-10-02 19:23
Yoshiさん、
「日本経済はこういう個人の犠牲によって支えられているのです。」

ほんとうにそう思います。日本を離れて一番実感するのが「個人の犠牲」をしいられることがない社会にいる、ということなのです。家庭生活は(どの家でも)その最たるものなのではないでしょうか。(違うかな。)

これ(個人の犠牲)については言いたいこともたくさんありますが、とりあえずひとつ。    Yoshiさん、非公開コメントでも、メール(michiyaa@hotmail.com)でも、その恐ろしい会社の名前を教えてもらえませんでしょうか?(笑)  娘にはぜったいそこをめざすな、といっておきたいのです。それとも、日本のトップ企業はどこもかしこもみんな(いまだに)こういう感じなのでしょうか。
Commented by Yoshi at 2010-10-03 12:51 x
ミチさん、

>その恐ろしい会社の名前を教えてもらえませんでしょうか?

会社の名前をこういうことでお教えすると、甥がとても悲しむと思うので、お教えできません。彼は自分の会社も同僚や先輩もとても好きのようですから。ただ、厳しい勤務環境であるのは、彼の業界では当たり前の様ですし、日本の多くの勤め人も同様でしょう。例えば私の良く知る教育関係でも、私の同僚の奥さんは私立小学校の先生でしたが、帰りは毎日10時頃、学期末などは午前様になるとのことでした。私の元の勤務先でも、事務室には10時頃まで居残りしている人が多かったです。入試の時期、何日も泊まり込み勤務の人も居ました。日本社会全体の問題ですね。でも、残念ながら日本や韓国のような資源の乏しい国民が豊かな経済を維持するには、こうやって生き残るより仕方ないのかもしれないとも思います。Yoshi
Commented by agsmatters05 at 2010-10-04 00:01
Yoshiさん、わかりました。ま、うちの娘など、おそらくくとても手が届かないところ、とは思ってましたから、だいじょうぶでしょう ^-^。

「残念ながら日本や韓国のような資源の乏しい国民が豊かな経済を維持するには、こうやって生き残るより仕方ないのかもしれない」、そうですよね。まじめで正直な日本人、なにごとにも努力する日本人。そういうレッテルを世界から貼られたとしても、自分は自分、という感じで居直るしかないような気もします。ただ、それにのっかって胡坐をかいている人がいるのは、イヤですよね。

いかに手抜きをして、いい成果(報酬)を得ようか、というのは、まったくこちら流みたい。これをなんとか、もっと積極的に日本に取り入れることはできないかどうか???とかなんとか・・・

by agsmatters05 | 2010-09-27 08:30 | Comments(16)

紅茶国で(元)日本語教師(今もちょっとだけ)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅や、家族のことなど。

by dekobokoミチ