2010年 04月 04日
2(土)亜蘭君のスピーチ
アストンクリントンという街へ.
亜蘭君のスピーチの録音に。
きょうもほとんど一日それで、つぶれました。まだ完全に終ってない、気がかりなこともあります。
予定の時間は3時半でした。でも、午前中に 夕べお電話した アリスさん(仮名)から電話をいただき、もし学校のほうが設備がそろっていてよければ学校に連れて行きましょうか、と。
学校は一つの門の鍵を開ける番号だけは、昨日キャ先生から聞いて分かったものの、だからといってどの建物に入れるのか、あやしいものでした。日ごろ、キャ先生がたくさんの鍵束をもっているのを何となく覚えていたので、門からはいれても、建物に入れるとは限らないので、いちおう夕べの約束どおり、アリスさんのお宅で録音させてもらうことにしました。
念のため、早めにC村を出て学校に行って、入れる建物があるかどうか、調べてみました。門から入れても、どの建物のどのドアも施錠してあって、だめでした。
予定より少し早めに教えられた家のそばにつきました。グーグルで検索したら、道路の左側となっていたけれど、実際は右側でした。いったん通り越して、後戻りしたら、ドアのところに亜蘭君とアリスさんが立って待っていてくれました。
お家は本当にきれいに掃除がゆきとどき、すべての部屋は絨毯がしきつめられ、靴のまま中にはいるのがためらわれたほどでした。アリスさんは電話の声とは大違いのやさしそうで、上品で、細身の方で、善意の塊りで亜蘭君の世話をしている様子が感じとれました。ソーシャルワーカーのような立場の方とは思えないご婦人でした。
とにかく、応接間で亜蘭くんと二人で、何度か練習をして、録音を試みました。
これも簡単じゃなかったです。まず、学校貸与のヒューちゃん(ラップトップ)を開いて、録音プログラムAudacity(オーダシティー)を開けてみました。問題は、このラップトップは学校のウエブ圏内でないとWindowsが使えなくなっていることでした。もう一つの録音装置は、商売がら自費で購入したサンヨーのヴォイスレコーダー。自費で購入した、といっても、これは週刊英国ニュースダイジェストの広告でみてどなたかの帰国売りで買ったもの。値段は忘れたけど、使いこなせれば結構の優れものなのですが、悲しいことにまだ完全に使い方をマスターしてない。
念のためにバッテリー(AAA)も用意して持って行きました。
練習時間もいれて、結局2時間ぐらいはかかってしまいました。オーダシティーと、サンヨーのボイスレコーダーにそれぞれ2回ぐらいずつ、合計4回分ぐらいの録音をしました。一回のスピーチはほぼ3分かかるものでした。
なんとか満足の行く朗読ができたので、もうこの勢いで、主催者にメールで申し込みファイルと音声ファイルを送ってしまおう、ということになりました。アリスさんのお家のラップトップをお借りして、亜蘭君が申し込み用紙に書き込み、添付の音声ファイルをつけて、何とか送信までこぎつけました。
アリスさんが前もって用意しておいてくださったおいしい紅茶と、イースターのチョコレート菓子をありがたくいただきました。でもいそがしかったので、十分お礼が言えてない!
アリスさんのお宅には二人の子供さん。長女はオーストラリアにいて、長男は11年生でGCSEの受験生だとか。その長男はバンドの練習で、不在でした。いろいろ話をして、とにかく、亜蘭くんは、日本語をやりたい、Aレベルまでやりたい、という強い希望のかたまりみたいでした。亜蘭君はとっても明るく、うれしそうでした。最初に会った時から先生ありがとうといって、この日録音できることをよろこんでいる様子でした。学校の勉強じゃなくて、自分で見つけて、自分で習得したことなので、日本語を学ぶことがほとんど趣味以上に楽しいのでしょう。とにかく、ジャパンに関するものになんでも惹きつけられている亜蘭君でした。
同じ9年生で今度GCSEを受けるジョリ君のことを、日本に3年も住んでいて、神社ひとつみてないなんて呆れる、ぼくが日本に行ったら最初にshrine ジンジャ を見に行くんだ、とも言っていました。こういうお熱がいつまで続くか、そして、こういう片思いが、学校で学ぶ全科目のバランスをどうかくずさないでほしいものだと、ついつい大人の老婆心、教師の目で亜蘭君の夢をさますようなことを言ってしまいそうになりました。
しばらくおしゃべりして、5時半ごろ、アリスさんのお家を出ました。雨が降っていたので、亜蘭君は、あとで虹がでるから雨もいいよ、という歌の文句を日本語でおしえてくれました。
やれやれ肩の荷がおりた、と思ってほっとして、軽い気持でC村に帰ってきました。でもって、さっき主催者に送ったメールのBCC(隠しコピー)アドレスを使って自分に送った同じメールを開いてみました。
なかなかいいスピーチができたと思いながら、添付のMP3ファイルを聞いていました。
そのとき、な、な、なんと、スピーチは2分40秒で終っているではありませんか。
スピーチは2分59秒かかったのに、最後の19秒がぷっつり消えている!
これにはあわてました。
さいわいサンヨーのボイスレコーダーには、最後までの録音が残っていたし、ヒューちゃんのオーダシティー
にも2回録音した亜蘭くんのスピーチがまだ残っていました。
あれこれいろいろ工夫して、けっきょく、とにかく最後まで録音してあるファイルをCDに焼くことにしました。これもなんとかできました。今度はこのCDの音声を、主催者へのメールに添付して再送することにしました。
ていねいな説明をつけて、メールを送りました。
そして、もう一度、自分宛のBCC(隠しアドレス)メールを開いてみました。
ところがやっぱり、添付で送ったMP3ファイルを開いたら、最後まででてきませんでした。2分47秒でちょん切れていました。
CDのほうをもう一度聞いてみました。
なぜかこちらも最後の一文「みなさん、ぼくのはなしを さいごまで きいて くれて ありがとう ございました」が入っていませんでした。
明日、この問題をなんとか解決しなければなりません。
おそらくCDをもう一度焼いて、それを主催者に郵送することになると思います。紅茶国は目下イースターの4連休なので、明日日曜日に投函しても、月曜の5日には届きそうもないです。でもまあ、先にメールで送ったので、なんとかなるんじゃないか。まだまだあきらめるのは早い。でもまだ、この一件から足が洗えない。
明日の日曜日、気分を変えて、ほかのことを予定しているのに、もう一日亜蘭君がらみの日となりそう(涙)。
でも、でも、でも・・・。
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以上、亜蘭君のことはなんとかいい方向にむかったのですが、もうひとつ、今日、とっても、とってもいやなメールがきていやな気分です。努力して、忘れようとおもうのですが、こういうこともあるんですね、ジンセーには。
『自分の行動を正当化するために、人にけちをつけて何とか、認めさせようとしていますが、出るところに出てきちんと議論すればあなたは議論に負けます。それとも、これを機会に私を何とか窮地に陥れたいという望みを持ち、それが正当と思っているなら、あなたは不健全です。』だなんて・・・。その人が払うといったお金をわたしがいらないといってその人に返したことが原因なのですが、もうつくづく争いごとは醜いと思う。自分がきたなくなるような気にもなりました。もっともケンカというものは一人でできるものではないですから、そういうメールを受け取る原因の一端は私にあったのも否定できないでしょうが、長年の友人関係にあった女性と、本当に非難の応酬があったという2010年の復活祭なのでした。ウオウ。
本当に大変でしたね。亜蘭君のことがすっかり上手く行って、彼が本線に出場できますようお祈りしています。
友人関係も親戚も、お金が絡むと実にややこしくなりますね。でも、どうしてもそういう時はあるものです。このお休みの間に、気持ちの整理がついて、リフレッシュ出来ますように。Yoshi
「このお休みの間に、気持ちの整理がついて、リフレッシュ出来ますように。」本当にありがとうございます。そうなるように心から願っています。
Forget か Forgive っていいますよね。トシの効で、せっせと Forget に努めます(笑)。


