2010年 02月 20日
9(金)ロンドン、「ちから」ワーク・ショップ、ヴァン ゴッホ

ラッセルスクエアにある、ジャパンファウンデーション(JF)は大きな建物の6階にあるので、エレベーターに乗って行きます。とてもきれいなエレベーターなので、パチリ。この横に、自分にカメラを向けたおのぼりミチさんがうつっていますが、それはカット(笑)。

前の日(24人?)、この日(18人?)、紅茶国の日本語教師のワークショップ(勉強会)です。GCSEと呼ばれる国中の中学生が16歳で受ける中学卒業資格試験の一科目、日本語の試験(毎年1300人ぐらいが受けるらしい)の要綱が一部変更になったので、新しい要綱にあわせて教えていくための資料や教材作りでした。JFの主催で参加費は無料。ただし、お弁当は自費だったので、とちゅうのユーストンの駅にあるマークス&スペンサーで、美咲という会社のタイ風えび入りカップラーメン、お湯を加えるだけのもの=500円ぐらい=を買ってもっていきました。プローンがたくさん入っていた。写真を撮リ忘れ。)
去年の10月の内容とあまり変わりはなかったような気がします。各グループに分かれて、教える項目(~か、~か、~し、だれも、なにも +ません、~ながら、インターネットをします。というような表現)にどういうテキスト文をつけるか(これは前日の課題)、どういう練習問題や活動をつけるか、を話し合いました。ミチのグループはTeesideというヨークシャーの北の方からきたロベルタという中近東系の女性の先生と、ロンドンのチェルシー地区の学校の地理とボート漕ぎ(ロウイング)と日本語の蟻先生(英国人、男性)の3人でした。~をしながらインターネットをします、という表現を生徒が覚えるための練習問題をいくつか作りました。
最近使っている教材に絵を見て文を作るというのがおおいので、そして、ルイシスの影響で、バイバ風景まで絵を描いてしまった勢いで、つられて与えられた用紙に絵を描いてしまいました。
たとえばこんなふうに。

アハハ、絵心なんてふだん持ち合わせてないのに、これはきっとルイシスのおかげでしょう。ボランティア子守もこういう見返りがあるんだ。とにかく、私らのグループのうち日本語母語話者はミチ一人だったので、代表して作業を書き留めなければならない責任のようなものもありました。というわけで、上のような下手な絵を3枚描いているあいだに隣のロベルタと蟻(英国人)先生が、画家ゴッホの話を始めました。今ロンドンの王立美術学校(ロイヤルアカデミーオヴアート=RAA)で、「画家と手紙」とかいうゴッホの特別展示をやっているというのです。ロベルタはインターネットで予約して、今夜それを見に行くんだって。そしたら、隣の蟻先生がこういうんです。僕叔母がそこに勤めてるんで、特別なカード持ってるよ、一人だけなら、連れて行ってあげるよ。これからボクも今夜もう一度そこに行ってみたいし。ゴッホが一枚の絵を描きながらその説明をブラザーのテオに手紙でくわしく説明をしているんだ。その手紙が絵といっしょに展示されていて、それを読むと、絵が少しずつ出来上がるのが、よくわかってくるんだ、すばらしい展示会だよ。というじゃあありませんが。
あたし、きょう、このワークショップのあとで、ピカデリーサーカスのジャパンセンターに行って、ひな祭りの材料(雛あられと、甘酒の素)を買わないといけないの。女子校で3月3日にひな祭りを祝いたいっていうもんだから。というと、ちょうどいい、ピカデリーサーカスからRAAまでは歩いてすぐだよ。ぼくもジャパセンでおにぎりとCCレモンを買いたいから。
ヤッター、ラッキー、話はとんとん拍子、ってこのことですね。
残念ながら、ジャパンセンターには酒かすも雛あられもおいてなくて、それは手に入らなかったのですが。蟻さんに連れられて、行ってきました。↓の美術展。とってもいい展示会でした。入るのに長い行列ができているのに、横からスイスイ。知り合いがいるって、いい気分。
下(MORE)に、その展示会のゴッホの語録を書きうつして来たのをタイプしておいたのですが、あとでまた日本語に訳してここに載せてみたいと思っています。時間がなくてていねいにみきれなかったので、ぜひまた行きたいと思っています。
夜は、ミルキンでブリッジ。
地下鉄ピカデリーラインは故障その他で大遅れ、そして、ユーストンの駅で全員退去の放送があって、乗りたい電車に乗れなかった。しかたなく、駐車しているレイトンバザード行きをあきらめてミルトンキーンズ行きに飛び乗ったらなんと同じぷらっとふぉーむの同じ場所に立っていて、ミチさんと声をかけてくれたのは、ほかでもない さそさん!でした。
こういうことってあるんですね。偶然の出会い。つながっているのかもね、ワタシタチ。
さそさん、とってもステキなヘアスタイルにしてもらって、、、

Nature is most certainly 'intangible' yet one must seize it and with a firm hand.
'in all of nature, in trees for instance, i see expression and a soul.'
'Diggers, Sowers, Ploughers ... I must now draw constantly. Examine and draw everything that's part of a peasant's life.'
'Showing the figure of the peasant in action ... that's the heart of modern art itself.'
'All my work is based to some extent on Japanese art.'
'But the painter of the future is a colourist such as there hasn't been before.'
'I've done the portraits of an entire family.'
'What I am most passionate about ... is the portrait, the modern portrait.'
'Books and reality and art are the same kind of thing for me.'
'Yearnings for that infinite of which the sower, the sheaf, are the symbols.'
'There's the art of lines and colours, but there's the art of words that will last just the same.'
=Il y a l'art des lignes & coulers mais l'art des paroles y est et y restera pas moins.'
www.royalacademy.org.uk/friends
「63歳でパリ留学」という文庫本を持ってるんですけど、とってもていねいにパリ留学の準備をされてるんですよね、藤沢さんかいう方。「還暦過ぎてPHD」 というのが、本になるか、どうか(笑)。
「旅人よ、あなたの前に道はない、あなたの後ろに道はできる」というスペインの詩人の言葉を最期の結びの13章の冒頭に引用してみました。本当にその通りの10年間でしたからねえ。
リス美さんのブログはいつも、マメにおじゃまして、楽しく読ませてもらっていますよ。近頃はコメントこそ控えておりますが。リス美さんも長い航海を着々と進んでおられるご様子。どうぞ、楽しみながらやってくださいね。


