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紅茶国C村の日々

5(土)クリスマスカードの準備作業

日本の各地に送るクリスマスカードの準備、量が多くて、なかなか一気にまとまりません。
今年9月からミチが日本語を教えている生徒の数は、二つの学校を合わせておよそ60人あまり。
13歳から18歳まで。そして例外的に2人、20代の生徒もいます。
クラスの数は、1週間に平均15クラス。週2回の昼休みのクラブ活動ももちろん加えてのことです。

週に1-2回ある貴重な空き時間を利用して、カードを点検してみました。

スタッフルームの片隅にクリスマスツリーがお目見えしました。
そこで、カードの点検と称して、わざと箱を広げて、写真を撮ってみました。
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同じ場所から180度うしろをむいて撮ると、こうなります。
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スタッフルームというのは、いわゆる教員室のことです。職員室といっても、専任(フルタイム)の先生方はそれぞれの学部棟にご自分の準備室や個室をお持ちです。なので、ここは 週1回、全教員の連絡会議(スタッフ・フォーラムとか、スタッフ・ミーティングとか呼ばれている)の時に使われるだけです。その時は満員状態、フロアに座り込む人もいっぱいでてきます。

普段はこのようにガラガラ状態。昼休みに、ここで談笑しながらランチを食べる先生達も多いです。でも、ミチはこの中に入った事はありません。昼休みはいつもクラブ活動や授業をしているからですし、はっきりいってこのソファーにくつろいで、同僚と談笑する時間はまったくありません。5分の余裕があったら、コピー室に駆け込むか、コンピューターの前に座っていたいです。

その職員室の一角のPC室はこんな具合になっています。
コンピューターはおよそ、10台。プリンターは4-5台、そしてコピー機が一台。
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ミチのお願いを聞いてもらって、日本語プログラムが入っているPCが3つあります。 ホットメールが解除されているのは、もちろん、先日の記事のとおり、たった1台だけです。

でも、この学校に勤務する教員全員(フルタイム、パートタイムとも)にラップトップが貸与されていて、すべての授業はコンピューター上で、学内オンライン出席サイトを通して出欠を記録するようになっています。そうしないと法律違反になるのだと、きびしく管理、監督が義務付けられています。公立校だから、でしょうか。

おまけですが、先日3日の木曜日、昼休みのクラブ活動で、またいつものように、亜蘭君と、JR君が、しりとり戦(いくさ)をしていました。今回は漢字一字の戦いだそうです。JR君の得意技は「つ」で終る言葉を集中的に敵に浴びせることです。そして、最後昼休み終わりのベルがなってから、亜蘭君が「ら」の字に困って、自分の漢字を書いたので、「ん」がついて、彼の負け、となったのでした。

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Commented by marri at 2009-12-06 19:17 x
寸暇を惜しんで・・・ですね!
私にすれば「年賀はがき」ですかね。クリスマスカードはゼロです。
日本と違って、随分とオープンな職員室ですね。
先生と生徒の垣根が出来ないような感じがします。ワタクスの記憶では、衿を正して、ノックして、お伺いを立てる職員室でした^^;;成績も悪く呼ばれることも、行くことも無いような、目立たない生徒でした。
それが今では・・・目だってしょうがないワタクスです。
カード、100枚位書くのですか。私は印刷です。
Commented by konatum at 2009-12-06 20:56
あらあ、小夏さんの文字が・・・^^
んで、我が家の次男の字よりも 上手だわ。
こちらの学校の教員室とか、会議室とかとは、全く違った様子ですね。所変われば・・・まさにその通り。
Commented by agsmatters05 at 2009-12-06 21:40
Marriさん、小夏さん、お揃いでコメントありがとうございます(笑)。なぜか、うれしいです。上の職員室ですが、生徒はいっさい入室禁止。とくに会議中はそばの廊下も通れなくなっています。ここは、職員室というより、職員談話室、よくいう「コモンルーム」という感じですね。ここで仕事をする人は、パートタイムで、しかも自分の部屋がなくて、空き時間があって、という数人に限られています。あとは、勝手に紅茶、コーヒーを飲めるようになっているコーナー(上から2番目の写真の突き当たり)があるだけです。あ、それから電子レンジもあるので、ランチを温めたい時は利用できます。

Marriさん、カードは市販のもの、これは生徒に日本語を書かせるための、いってみれば口実のようなものです。もちろん、生徒は、日本から返事がもらえると聞いて、俄然はりきって書くのです。下書きを綿密にする子といきなり書き出す子と、さまざまですが。
by agsmatters05 | 2009-12-06 03:16 | Comments(3)

紅茶国で(元)日本語教師(今もちょっとだけ)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅や、家族のことなど。

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