2009年 11月 22日
21(土)ハンス・セリエ「良いストレスと悪いストレス」(1974年)二つ追加しました。
午前中は、起きる前に、今日中に図書館に返さないといけない本をなんとか読み終えようと、寝床でねばっていました。それが、ハンス・セリエと言う人の「良いストレスと悪いストレス」という、今から35年も前の本でした。
人は生きている限り、ストレス・フリーつまり、ストレスのない生活をすることはできないのです。天気、食べ物、健康、仕事、家族、隣人、社会、時代、政治経済、なんであれ、人や物とのつながりの中でしか生きられないのがニンゲンですから。
でもってセリエ先生は、医者であり、分泌学者で、生物学者ですから、すべての生物に共通するストレス対策を本に書いてくれたわけです。その中にはいくつか、ここにも日本語でまとめておきたいと思うような文句がありました。(以下、箇条書きで。)
(1) ストレスは 人生の スパイス。
(単調で何もする事のない人生よりは、多少のストレスはあるほうがいい?でも悪いストレスはないほうがいいのはもちろんのこと。)
(2)夢はしょせん夢。でも、なにかを実現しようとおもったら、そのためにまず最初に夢をみなくてはなりません。天然痘の撲滅も、テレビの発明も、月旅行も、すべて現実になる前は夢だったのです。
(うん、そうだ。もっと夢を見てもいいんだ。てか、もっと夢をみなくっちゃ、かな。)
(3)ニーチェは詩のなかでこういいました。
私は眠りのなかで人生は楽しいものという夢をみた。
私は起きて、人生はやらねばならない義務ばかりだとおもった。
そして、私は働き、やらねばならない義務も楽しいことだと気がついた。
(4) Altruistic egotism. (利他的 自己中心 主義)
生き物はすべて自己の生命存続(生存)のために自分本位に生きている(または、いきなければならない)のですが、それでは他者とぶつかって自分も消滅してしまうことがあるので、他者との共存による自己中心主義をとらねばならない。
(というのは、事実上、大部分の人がそういう風にして、利他的な自分本位の生き方で、いってみれば和気藹々と、生きている、ということ、かなあ。いやいや、利他的な自己主義って、和気藹々とは限らない。ま、この世のすべての植物、動物たちとあまり変わらない生き方をすればいいってことか、な。)
(5)人生をフルにエンジョイするための処方箋。
*どんなに愛を得たくても狂い犬(Mad dog)とは仲良くするな。
*完全なものはないけれど、どんな分野にも一流のものはある。それをめざすことで満足すべし。
*人の生活のなかで、ほんとうに簡素なものの喜び(価値)を過小評価してはいけない。気取りや、不必要にこみいったことは、もったいぶってとりつくろったものがきらわれるのと同じ様に、たいして好まれないものだから。
*どんな状況におかれても、まず最初に、それがほんとうにたたかう価値のあることかどうかを考えなさい。自然界がわれわれに教えてくれたこと: 細胞、人間、社会においておこったどんな問題に対しても、それと同調していくか敵対していくか慎重に対応していくこと、その大切さを忘れてはいけない。
*心をいつも人生の楽しいことや、状況が改善されるような行為に向けておきなさい。取り消しようもないほどみにくい、つらいことはすべて忘れるようにつとめなさい。これはおそらく、ストレスを最小限度にくい止めるもっとも効果的な方法で、私はこれをボランタリー・メンタル・ダイバージョン(自発的な気分転換)と呼んでいるのです。賢明なドイツの諺にあるように、日時計のまねをしなさい。楽しい日だけをかぞえなさい。と。
*
*痛みをともなうけれども、目的を達成するためにはどうしても避けてとおれないような課題に直面したら、痛みを取り除くために膿をさっさと切りとってしまいなさい。表面をそっとなでて痛みを延ばしたりしないで。
*
*最後に、万人にあうようなあらかじめ作られた成功への公式なんてないことを忘れないように。私たちはみんな違うし、問題もみんな違うのです。ただ一つ共通していることは,人間を含むすべての生きとし生けるものを支配している根本的な生物学的法則には、われわれは従わざるを得ない、ということです。だから、自然の適応機能にもとづいた行動原則が万人の指標になると思うのです。
(ふう、あと二つ、あります。この続きは、またあとで。
長くなったので、これまで書いた分が消えてしまう前に、ちょっといったん、送信しておきます。)
追加
(1)夕べの「困っている子供たちを助けるためのチャリティー番組、Children in Need 」で、G校の卒業生、兄弟そろって日本語を勉強した優秀な二人、ジェットとその弟のコナ君が、うつっていました。どういうグループだったか聞き落としたけど、750ポンドぐらいあつめたと、ジェット君がマイクに向かって話していました。コナ君ももちろんG校の制服姿ではなくて、皮ジャン姿だったかな。すっかりリラックスした様子で、兄弟そろってチャリティー募金活動をエンジョイした様子でした。よっぽど電話かメールして、見ましたよ、と言ってあげたかったけど、ま、それは遠慮しました。
(2)午後3時ごろ、車をとばして ウイートリーという村まで行ってきました。ここはオックスフォードの東のはずれで、経済学部があり、図書館があるので、およそ40分ぐらいでたどり着くことができました。延滞金は1ポンド25ペンス、およそ150円でした。でも完読できたので、5日延滞でも、気分はわるくなかったです。
天気は悪かったけど、せっかくここまで来たんだから、ということで証拠写真。

手前は寮の一部。この建物は レイディー・スペンサー・チャーチル・ホール と呼ばれていて、今を去ること10年前、半年ほどここに住んでいました。まだこの校舎が経済学部じゃなくて、教育学部だった頃でした。それが途中からオックスフォードの反対側、西のはずれ、ハーコート・ヒルにうつってしまったのでした。まあまあ、その話はまたあとで。
英語の原文は MORE で。
(1)Stress is the spice of life.
(2) Meanwhile it is a dream, but you must first be able to dream before you can even try to make your dream come true. The conquest of smallpox, the invention of television, a trip to the moon, were all but dreams before they became realities.
(3)Friedrich Nietzsche say in a more poetic tone:
I slept and I dreamed that life is pleasure;
I woke and I saw that life is duty;
I worked and I notice that duty is pleasure.
(4) Altruistic egotism.
Egotism was the basis of evolution throughout the ages. The originally simplest forms of life, consisting of individual and totally independent cells, were subject to the relentless law of natural selection; those cells that could not protect themselves soon ceased to exist. It also became apparent, however, that such pure egocentricity created dangerous antagonisms, the advantages of one individual often being acquired to the detriment of others. Therefore, a certain degree of altruism had to be introduced for egotistic reasons. Unicellular organisms began to aggregate and form stronger, more complex multicellular beings; in these, certain cells had to give up part of their independence to specialize in nutrition, defense, or locomotion, but thereby the security and survival value of each individual were raised.
(5) Prescription for enjoying a full life.
We have seen that the stress of frustration is particularly harmful. Man, with his highly developed central nervous system, is especially vulnerable to psychic insults, and there are various little tricks to minimize these. Here are a few that I have found useful:
-Even if you systematically want to hoard love, don't waste your time trying to befriend a mad dog.
-Admit that there is no perfection, but in each category of achievement something is tops; be satisfied to strive for that.
-Do not underestimate the delight of real simplicity in your life styles. Avoidance of all affectations and unnecessary complications earns as much goodwill and love as pompous artificiality earns dislike.
-Whatever situation you meet in life, consider first whether it is really worth fighting for. Do not forget what Nature has taught us about the importance of carefully adjusting syntoxic and catatoxic attitudes to any problems of a cell, a man, or even a society.
-Try to keep your mind constantly on the pleasant aspects of life and on actions which can improve your situation. Try to forget everything that is irrevocably ugly or painful. This is perhaps the most efficient way of minimizing stress by what I have called voluntary mental diversion. As a wise German proverb says, "Imitate the sundial's ways; / Count only the pleasant days."
-Nothing paralyses your efficiency more than frustration; nothing helps it more than success. Even after the greatest defeats the depressing thought of being a failure is best combatted by taking stock of all your past achievements which no one can deny you. Such conscious stock-taking is most effective in re-establishing the self-confidence necessary for future success. There is something even in the most modest career that we are proud to recall - you would be surprised to see how much this can help when everything seems hopeless.
-When faced with a task which is very painful yet indispensable to achieve your aim, don't procrastinate; cut right into an abscess to eliminate the pain, instead of prolonging it by gently rubbing the surface.
-Realize that men are not created equal, though they should, of course, have a birthright to equal opportunities. After birth, in a free society, their performance should determine their progress. There will always be leaders and followers, but the leaders are worth keeping only as long as they can serve the followers by acquiring their love, respect, and gratitude.
-Finally, do not forget that there is no ready-made success formula which would suit everybody. We are all different and so are our problems. The only thing we have in common is our subordination to those fundamental biological laws which govern all living beings, including man. Hence, I think a natural code of behavior based on nonspecific mechanisms of adaptation comes closest to what can be offered as a general guideline for conduct.
Fight for your highest attainable aim
But never put up resistance in vain.
題名に引かれて、何度も読みました。
遠慮なく、楽天的に生きればいいのかな~~
遠慮しながらの楽天的は他者との共存による自己中心主義なのかな~~
なんとなくストレスを感じながら生きている今は良いストレスなのかな~
都合の悪いことを、みんな忘れられたら、忘れてもらえたらいいのにな~~なんて思いました。
な~んとなく 気が重くなることがあって、ミチさんの記事に あんれ・まあ・でしたよ。
いまの私の気持ちに ぴったんこ!
復活しました。ぼちぼち 更新していきます、よろしくお願いします。
今繁子さんのMixi日記からこちらへ帰ってきたところです。生きている限りストレスのない状態はありえないんですって。大きいストレス、小さいストレス、やり甲斐のあるストレス、まったく不必要なストレス、というのがあるんでしょうね。許すか忘れるかは、どちらか片方が出来ない時にもう一方を試みる、という処方箋じゃないかと思います。時と場合によりけり、なのでしょう。
でも私にとって、繁子さんの笑顔を思い出すことは、気持の向上につながることなんですよ。
キラキラですか?自分の人生は自分の手で?・・・・本当?
私、このブログにいつもへまばっかり、愚痴ばっかり、いいわけばっかり、書いているような気がするので、それがどなたか(=Lonlonさん?)を励ましていたなんて、ちっとも知りませんでした。てことは続けて、愚痴とヘマと,いいわけをせっせと書き続けてもよろしい、と許可証をいただいたってこと?(笑)。なるべく気をつけます。(続く)
ところが、今日、ハタと気がつきました。やあだ、アタシの名前の後半って、あの女優のまりこさんとおんなじだ、ってえことは、ドキ、ゲッ、ウー、まいった。スペイン語の生徒で、合わせて同時に日本語をとってる子達が、何人かいるんですよ。わあ、どうしましょう。
前半のアシの部分のスペイン語の意味を聞いてみなくっちゃ。とあわてている今のdekobokoでした。
あれからずっと小夏漬け(なぜ、「さん」が取れてしまったのかわかりましえんが)食い続けてますですよ。
そして、(カムバックは)まだか、まだかとおじゃましてのぞいてましたとも、毎日、いえ、じゃなくて、時々。
こないだ、ちらっと1回復活したとき、すごかったですね。コメントが殺到して。
百恵ちゃんのカムバックもそこまでいくか、というくらい(笑)。
そして、わかってます。表紙の写真は息子さんで、もしかして背景の白い建物が新装なった小夏御殿。なんてこんなところで書いちゃって、よかったのかな。お互いにあれから色々ありましたよね(あれからって、どれからでしょう?)東に5キロ失った人あれば、西に5キロ獲得した人もいて、というのは真っ赤な嘘ですが、あいも変わらず、このブログ続けてて、よかった。円楽さんも好きだったけど、これからは小夏師匠の爪の垢を煎じて、ジョークとユーモアとダジャレの訓練をさせてもらいたいです。こちらこそよろしく、で~す。


