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紅茶国C村の日々

5(土)、6(日)週末ー新学年、新学期心得。

昨日も今日も朝のうちカラッと晴れて、いい天気。

でもきっと、今日も昨日みたいに午後から曇ってきてどんよりして寒くなるのかもしれない。うん、きっとそうだろう (なんていうのは、ひとりごと。予言があたるか,あたらないか、またこのブログでセルフチェックします。(笑)。)

さて今年度  (紅茶国は9月が新学年です。) 初めての週末。

まだ授業が一巡してないので、気分はそわそわ、です。
1年間の授業計画、英語で スキームオブワーク(Scheme of Work、略して SoWということも。)を組み立てないといけないのです。もっとも、毎年同じことをやっていれば、ある程度これは頭の中にはいっているものですが、やっぱり紙の上に計画表(指導案)があるほうがいいに決まってるでしょう。急に外部から査察が入ることもありますし、病気で授業できないときに他の人にお願いする場合も、これは必要です。

といっても、今までほんとうに大雑把な一覧表を作っただけで、とてもほかの人に見せられるようなまともな教案を作ってこなかった、(作らずにやってこれたのは奇跡的!) のです。

今年はもう少し気をつけて、まともな年間計画表を作り、その上で、毎時間の授業の準備と反省をしっかりとやっていきたい。(一年の計は元旦にあり、じゃないですけど、学年はじめの「三日坊主のミチ」になろうとしている私です。

たとえば明日の月曜日。授業は1時間ものが3つ入っています。
2時間目(12年生、オッ君イッ君コンピ。ASレベルー日本の状況に照らし合わせると、高2レベルと呼んでおきましょうか。)これは、もっぱら過去問が教科書です。とりあえず、手持ちの過去問から。ホンダのロボット、アシモ君の話につづいて、次の設問は、日本の10代のスポーツ選手について、安藤美姫選手と、16歳のプロ野球選手の(ハハ、名前忘れた)の文章を読んで、空欄にてにをはを書き入れたり、動詞の形を変えたり。

その次は、道路一つ隔てた隣の女子校で昼休み(1時半から2時半まで)に12年生。このクラスは、日本語を始めて2-3年目の生徒達。初心者ではないけれど、GCSE試験を受けるにはちょっと無理なレベル。この生徒達に、何をどういう風に教えていくか、今のところ方針がたっていません。

いままで、G男子校で、2年単位で日本語を教えてきた時、初年度はとにかくひらがな、カタカナ、そして漢字をまじえて、日本語の文章がどうなっているか、基本的な語彙で教えてきた、本当の初歩のクラスでした。そして2年目には、(13年生、卒業年度になる子たちが多かったので) とにかく遮二無二GCSEの過去問を教科書のようにして、突っ走る、というのが精一杯でした。とにかく、試験という目標が目の前にあると、教えるほうも学ぶほうも目的は一つとなって、突っ走ることができます。

GCSEを来年ではなく、再来年に受ける生徒達に、今年は何を教えたらいいか。
GCSEの語彙集をつかって、必須漢字リストをつかって、読み、書き、聞き、話す、という練習問題をひたすら繰り返すことがいいのか、どうか?それともいっそ、過去問のやさしいのをズバリ見せてしまうほうがいいか????(読者の皆様、どう思われますか?もしあなたさまが、日本語教師だったら・・・?)

ところで、明日の月曜日は、どちらの学校(G男子校、H女子校)とも、授業が始まって2週目にはいる、ということは、2種類ある時間割のうち WeekBの時間割になる。ということは、月曜の午後5時間目に、G男子校であるはずの、11年生の初心者クラスが明日はない、ということ。ここまで書いてきて気がつきました。(ホ)。

放課後、3時45分から5時まで、H女子校で13年生のGCSEクラス。すったもんだで、H女子校の時間割がようやく決まったのがおとといの金曜日。昼休みに、これまでH女子校で日本語を勉強してきた生徒達を全員集めて、言語学科長のユベ先生が決めてくれたこと。

月曜の放課後は13年生のGCSEクラス。そうと決まったからには、これは突っ走るしかないクラス。来年5月まで、8ヶ月ぐらいしかない。だいたい最初はスピーキング(口頭試験)のスキルから入ることにしている。耳と口を使って勉強するのに慣れている子供たちなので、読解や作文より、授業がやりやすい、というのがその理由。

とまあ、明日の授業の準備のために、事情説明をひととおり書いておきました。
朝すこしだけ上の記事を書いて中断。お天気もすぐ曇りはじめました。
今、上の記事を再開して、夕方(おっと、もう19:02だわ)書き終えた今、外はうすぐもり、秋風がそよそよと吹いて、やっぱり寒そう。散歩に行くにはコートが必要だ。

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上の写真は、C村唯一のパブ「ユニコーン」で、窓の外を撮ったもの。
8月の末に、ルイちゃんの家族と昼ごはんを食べたとき、料理が来るのを待っていた時に撮りました。
そとのブルーは、このパブが増築工事をしていて、その囲い(塀)の外側に、クリケットをしている人の絵がペンキで大きく描いてあったものです。ちょっとでも、「色」がついているものは、目立ちやすいですね。色即是空、とはいうものの、「色」には「色」のおおきな役割があるってこと、でしょうか。
by agsmatters05 | 2009-09-07 03:13 | Comments(0)

紅茶国で(元)日本語教師(今もちょっとだけ)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅や、家族のことなど。

by dekobokoミチ