2009年 07月 20日
17(金)1年の最終日

毎年最終日には、G男子校で放課後スタッフのお別れ会があるので、今日の女子校の放課後のレッスンは昼休みに移動させてもらいました。二人欠席で、四人のクラス。熱心に漢字を勉強してくれました。宿題の漢字フラッシュカードと、形容詞のワークシートを配って、さようなら。
書き順のところで、光(ひかり)という漢字がでてきました。別の学校のある生徒は、この漢字が本当に光(ビーム)を表わしているように思う、といっていました。上真ん中の縦線、両端の点(左と右)、そして横線、その下は斜め線と、最後は釣り針。たまたまインターネットで見た宇宙の若田光一さんのことを思い出したので、宇宙の光一さんが宇宙船の中で七夕飾りをした話も伝えておきました。
そそくさとランチタイムレッスンを切り上げて、G校に移動。こちらも12年生、6人全員出席。このうちの一人は、今月になってからGCSE日本語を受けたいと言ってきたビックリ飛び入り新記録の生徒。もしGCSEを無事受けられたら、本当に短時間学習の新記録になりそうです。夏休みにどれだけ、日本語と格闘できるか、それが勝敗の決め手のような気がします。
さて、放課後のお別れ会。

ところで、この日の圧巻は最後の3人の先生が定年退職されたのですが、その3人の合計在職年数が100年になる、というので、特別今年はお別れが盛り上がりました。地理と,化学と、ラテン語の先生でした。いずれも30年以上この学校に勤められたので、ほとんど学校の顔のような大事な先生たちでした。奥様も同伴されて、化学のPL先生の長いお別れ挨拶では、奥様がずっとデジカメで録画しておられました。地理の先生は就任してから4人の校長に仕えたそうで、それぞれの校長の時期を地球の歴史にたとえて、おかしく思い出話をしてくれました。もう、りっぱなパーフォーマンスでした。この学校を去る人は、この離任式のスピーチがあることをしっかりと覚悟しておかねばならないようです。
さて、これで9月まで授業などの記事をこのブログに載せることはなさそうです。8月終わりにGCSEの結果がわかったら、よかれ、悪しかれ記事にしなければなりません。新記録で14人もうけたのですから。
ところで、G校の地理学棟の壁新聞に貼ってあった一枚の小さな写真が、6月のアルバムに入っていたので、忘れないうちにここに載せておこうと思います。

紅茶国の地理の授業では、こういう現実(世界の貧富の差)もしっかりと教える内容に盛り込んでいるのでしょう。何年生の授業かわかりませんが、クリティカル・シンキング(批判的思考)というのは、ここにも表われていると言っていいのでしょうか。小さい時から、この批判精神、いわゆる知識をまるのみ、鵜呑みにしない、というのは、とっても大事な教育ポリシーとして叩き込まれているように思います。ずっと昔緑茶国で地理の授業を受けた時は、どこの国で何が採れて、と言うようなことだけを覚えさせられたという記憶なのですが。
地球上のニンゲンが全員、アメリカ合衆国の一人平均あたりの生活スタイルで暮らすとしたら、地球は4つ分必要になる、ですって。


