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紅茶国C村の日々

7日(火)Year6インダクションデー

紅茶の国でも、日本や日本語に興味のある子達は七夕祭りのことをよく知っていて、願い事を書こうよなんて言い出す子も何人かいました。{竹の枝もないし、芋の葉っぱの露もないし、何よりも時間がないので、この提案は残念ながら却下されました。割愛しました。}

火曜日は子供のときから「魔の火曜日」という言葉を使って生きてきたヒト・ミチです。いろんな行事やレッスンが重なる日。今日もタイヘンな一日だったこと。

この日は忙しくなることが分かっていたので、まず前の夜から解凍しておいた焼き飯をタッパーに詰めて、ランチ持参ででかけました。この焼き飯は、女子校のジャパンデーで余った寿司飯を使って、たくさんの野菜やクージェットや、玉子焼きまで小さく角切りにしていれて、すこしカレー粉風味の鶏肉までいれたもので、味はまあまあだったけど、すこしシットリしすぎていました。紫蘇ゆかりをたっぷりとふりかけて、学校のレンジでチンして昼休みにいただきました。

最初の仕事は、12年生の補講から。10時25分に始まり、11時40分に終る3,4時間目のレッスン(75分)です。生徒は3人いました。漢字を教えました。書き順など。3人とも熱心によく吸収してくれました。漢字を学ぶのは、外国語話者にとってとても楽しいことのようです。でも、漢字はその読み方が複雑で、前後関係に左右されることを知ると、とたんにがっくりくるみたいです。

全部で36の漢字がバラバラに書いてあってこれを、画数ごとに、1画は一字、2画は二字、3画は3字というように上から空欄を埋めていって、一番下の8画の漢字を8文字書くという練習問題。題して、漢字ピラミッド。それぞれが画数を数えながら競争でやっていました。「おまえ黙って数えろよ」、「いや、声を出さんと数えられん」とか、隣の子が横を見て「教えろ」、「いやだ教えない」、とかやりあっていたのでちょっと面白かったのです。どんなクラスにも覚えの早い子、おそい子はいるものですが、このクラスには授業妨害をしたり、気を散らして無駄口を言い出す子がいないので、本当に授業に実がはいります。ちょっとティーチャーミチがしゃべりすぎかな、という授業もあるのですが、レッスンが終ると、よく勉強したね、ウエルダン、ご苦労様、ありがとう、と言いたくなるクラスのひとつ、です。生徒が先生に合わせてくれるクラス。なんという幸せなことでしょう。

さて、こんな調子で書き出すと、この日の出来事は1回の記事で終れなくなるかもしれません。

このあと、タイトルの新入生の一日体験入学行事があり、
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皆々様から送っていただいた日本語教育促進援助物資が大活躍。トロさんの筆、ノラさんのおもちゃ、大勢の方から送っていただいた折り紙や箸など。
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最後のピーターという字(右側)は、今年限りで退職なさるPL先生が書かれたもの。生徒の亜蘭君(いつも、じゃあなとか、じゃあねとか言って別れる子)が、巡回に来たPL先生に、センセーも自分の名前をカタカナで書いてみませんか、とすすめて書かせたもの。最後の延ばす棒を忘れていたので、ピータになっていたので、訂正してあげました。PL先生は37年間ほどG校に勤められた先生で、最近はとても淋しそう、おっと、ヒマそうです。もう大役を跡継ぎに譲ってしまわれたからでしょう。(退職に際して)どんなお気持ちですかとある時うかがったら、ミックストフィーリング(複雑な気持だ)とおっしゃっておられました。(同じく目の前にその時がちらちらと見え始めているヒト’ミチもここにいるのですが。

そして昼休みのクラブ。
あいかわらず亜蘭君が、CDやDVDで覚えた変な日本語を断片的に覚えてきては、これはなんという意味だ、あれは何という意味だ、と質問し続けます。ジェイ君が「千と千尋の・・・」のDVDをセットアップしてくれたけど、いざ準備完了したら、昼休み時間が終わりに近づいていて、残念なことでした。

午後の12年生の授業、

アッ君に漢字。アッ君は、漢字を書くのがとても早い。でもって、そのことを誉めてあげたら、ええまあそれはそうなんですけど、ぼくは覚えが悪いんです。ときた。フム、そうか。そういえばアッ君、かなり平仮名忘れかけてるよね。

放課後の特別個人レッスン。
なんとこの日から始めたジェイ君。大学進学のため、どうしてももう一つ外国語のGCSE資格がほしい、と言って一念発起して、日本語を始めた生徒。うーん、ものすごいチャレンジ。夏休み中にも、教科書(JBP、ローマ字版)を1章ずつ読んで、練習問題(クイズ)の答をメールで送ってくるように、と言っておいた。二つ返事で承知したジェイ君。あんまりの勢いにどうか息切れがしませんように、と願うのみ。なんでも、大学で人類学をやりたくて、そのためにはどうしても、外国語のGCSEを一科目取っておかないといけないんだそうだ。フランスごもスペイン語も11年生でGCSEを受ける時は、その気になれなかったらしい。

それから夕食は、A市のパブにいき、フィッシュ&チップス、モリソン(スーパー)で買い物、そしていつものトランプ試合(ブリッジ・ゲーム)。帰宅は夜の11時過ぎ。月明かりが煌々(コーコー)として、夜空にむけて写真を撮りたくなったほど、明るい月夜でした。
Commented by Q2 at 2009-07-09 05:50
お習字は「墨」じゃないとダメ!と思い込んでいましたが、緑やピンクの絵の具で書くのもなかなかいいですね。
おかげさまで大根のお漬物、おいしくいただいていますよ!先日はメールをありがとうございました。夏の間にしか市場に出ない大根、漬けたり、煮たり、サラダにしたりして、一年分をせっせと食べています!
Commented by agsmatters05 at 2009-07-09 07:46
Q2さん、これはただの水で書くお習字なんですよ。そして、乾いたら消えてしまうんです。大急ぎで写真に残しておきました。乾いたら何度でも書けるんです。色はただ、紙の色だけということで。
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by agsmatters05 | 2009-07-09 04:47 | Comments(2)

紅茶国で(元)日本語教師(今は退職)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日常の出来事、イギリス風景、たまには料理や本やニュースや出会った人々のことや、家族のことなど。