2009年 05月 07日
5(火)、6(水)、いよいよ足元に火がついて・・・・
12日火曜日に受験するのは10人。もうすでに女子校で四人のスピーキングテストを終えているので、男子校の9人と学外からの一人。
スピーキングテストは、一人10分から12分の会話を録音し、そのテープを試験本部に送り、部外者のイグザミナー(試験官)が採点することになっています。どういう質問をするかは、だいたい毎年決まっています。ただし、その質問の質と量がかなりあるので、全部覚えてどんな質問でもござれ、という受験生は少ないのが実状だとおもいます。
決められた質問をそのまま読んでもいいのですが、できることなら、自然の会話の流れがうまくいくように、そしてできるだけ、質問者ではなくて、受験生(生徒)がしゃべる時間が長ければ長いほど、いいわけです。
以前の受験生で名門C大に行ったF君。あれだけ頑張って、りっぱな1分間スピーチをして、12分すべての質問にスラスラ答えて、なあんだ、たったの20点しかもらえないのかって、試験の後からミチにメールをくれたことを思い出します。
でもその練習がきっと読解や、筆記や、聞き取りの試験にもプラスになっているはずなので、20点満点はけっして低い割合の点数ではないはずなのです。
この日から来週の月曜日まで、個別の模試(モックオラル)をいっぱい空き時間に放り込みました。生徒がこれだけ空き時間をもっていたなら、なぜもっと前に補充レッスンをもてなかったか、と思ったほどでした。
この日の午後の11年生の授業はめずらしく全員(といっても6人)勢ぞろい。教室変更で、図書館横のまるテーブルの部屋だったし、この日が11年生は学年最後の授業だったので、なにかいつもと違うことを、(生徒らはパーティーを、といったけれど。) と考えて、トロさんから分けていただいた水で書く筆のお習字セットで漢字を書かせてみた。
縦線、横線、はね、とめなど軽く基本を教えてから、いろいろな漢字を書かせてみた。
海、島、父、母、兄、弟。それに、水、日本、平和などと書いているうちに、生徒の一人、空手を習っているG君がオニと書きたいといった。



一人一人の個性があらわれ、ああこの子は伸びる子だとか、書道家になる素質を持った子だ、とかいうようなことが歴然とする。ただし、続けて書道を習うわけではない(そんなことをしている時間がない)ので、とにかく筆を使って書くことを楽しむ、という段階で、今日のレッスンは終わり。漢字というものは画数がおおいこと、書き順が大事だということ、はねたり、とめたり、はなれたり、くっついたり、そういう決まりが一字、一字あることを知ってもらえたら、それでよし、というのが今日の20分間のアトラクションだった。
ここには出せないのだけれど、上の3枚の写真を持っている生徒ら6人の生き生きした大きな笑い顔が、なによりの証拠。
残念ながら、このうちの二人は、秋から日本語を続けられないとか。四人になってしまう。
ところで、水曜日、6日。
朝早起きして、13年生DC君の口頭試験の補充練習。
まだまだひらがなもおぼつかないのだけれど、ローマ字で書いた、自分の答を、とうとうとしゃべるのには圧倒された。しかも、意味は全然分かってないのに、である。
去年の夏休みにどこへいきましたか?
ーー かぞくと南フランスにいきました。
どうやっていきましたか?
ーーホテルにとまりました。
お天気はどうでしたか?
ーーともだちとヒコウキでいきました。
ああ、もう、どうしましょう。
でも、でも、でも、ここまでたどり着いたD君は、ほめてあげなくっちゃ。
2年前に10人ではじまったクラスが、結局は半分になっちゃったんだから。
D君の練習は昼休みも続いた。
明日の木曜日は、朝9時から C君、そしてM君、 N君。
これから来週の火曜日まで、びっしり補充レッスンでいっぱい。

火曜日はオッ君、イッ君。オッ君はかなり仕上がっている。イッ君もおっかけ中。
クラブは今日は階段教室がつかえなくて、DVDが見れなかったので、二人だけ。自分の名前を漢字で書くとどうなるか、というサイトをバーミンガムの日本語教師のサソさんから教えてもらい、今日はさっそくそれを使わせてもらいました。ドンヒューという苗字をあらわす漢字というものが、まだこのサイトでは使用例がないとか。ジョナサンは、叙勲の叙、名前の名、そしてサンは山。あわせて 叙名山。これっていい名前といえるんだろうか?やっぱり気に入った当て字をさがすのはむずかしい。ジャクソンなら、寂村、モーリーなら、森というようなぴったりとくる漢字はやはり少ない。
火曜日ごぜんちゅうの TW君とJH君。
ふたりとも個人レッスンのメリットを十分受け止めてくれたようで、やりがいのあることだった。
T君はおくれて日本語を始めた子。今は完全に他の子に追いついたようだ。
J君は7月の分は受け損なった(申込締切が5月1日だった)ので、12月の日本語能力検定試験の4級を受ける予定。
火曜日夜のブリッジ。トップから2番目だった。いっぱいへまをして、すこしだけ、トップ点をとり、勝敗を考えなければ十分楽しかったんだけど、なあ。


生徒も生徒なりに先生の期待に答えようと頑張っているようですね~~
試験って、良し悪し、といわれますが、こちらの国のこの試験制度は、生徒にとっては、学校全体のカリキュラムと重なっている点で、学校生活の一番大事な事柄になっています。黄門様の印籠と同じですね。そして、それに負けて、最後の踏ん張りを放棄しかけた子は、あきらかに成績が落ちていくっていう筋書きですね。
年に一度ということで、朝から晩までフル稼働しています。


