2009年 04月 07日
6(火)「は」と「が」、所在、存在、etc.
イースター(復活祭)と呼ばれるだけのことはあるなあ、と思えるほどあたりが生き生きとしてきました。
窓ぎわにいると、北国のやわらかな春先の陽光が、それだけで何かを祝福しているみたいで、なにやらのありがたい恩寵のようにさえ思えてきます。

でも、実際は、そういう晴れやかさを見て見ぬフリをして、苦虫をかみつぶす。パソコンの前でしょうもないワードファイルをいじくり続けなければならない留年組みのミチです。カビがはえかけたロンブンを何とかしないといけないからです。
心を入れ替えて、もっと楽しく、夢中になって、一心不乱に取り組むこともできるんじゃない?
だといいんですけどねえ・・・。
とここまでは、前文。
表題の「は」と「が」。所在、存在について、ちょっとメモしておこうと思って書き始めました。
「は」と「が」の違いには、新情報、旧情報の違いがあることを、サソさんから教えてもらいました。
というわけで、次のような二つの文:
「にわに こどもが います。」 と 「こどもは にわに います。」を比べると、
最初の文は、「にわに だれが いますか?」の質問に対する答えとなる。つまり Who に対する答え、つまり 「こども」は新情報だということ。
後の文は「こどもはどこにいますか?」に対する答えになる、つまり Where を知りたい場合。つまり、「こども=Who」は質問の対象になっていない、ということは話し手にとっても聞き手にとっても既知の情報だから、「が」ではなくて「は」を使う。
この説明は、言葉を入れ替えて
「こどもがにわにいます。」とか 「にわにこどもはいます。」と言っても通用するので、有効性が高い、です。
こういう説明をしたら、女子校の12年生、とってもよくできる二人の生徒(またの名を マイ・スポンジ・ガールズ=なにしろ、いろんなことをスポンジのようにすばやく吸収してくれるから。)が、「は」と「が」の違いを納得できる、と言ってくれたんで、ちょっとホッとしました。
「は」と「が」の違いを説明する時、どんな質問文に対する答えとして両者を使い分けるか、という設定で迫るのも一案だ、ということの一例でした。もっと多くの事例で考えてみたいです。そして、もしかしたらこの種の説明はもう専門家には自明のこととなっているのかもしれませんが。
おまけにもう一つ。
サソさんのパワーポイントファイルの「存在、所在」の締めくくりのページに、
「日本には なにが ありますか/いますか?」という質問があって、生徒に答えさせたところ、
男子校の一人、セハ君は 「にほんには さむらいがいます。」ときた。いかにも男の子らしい。
女子校の1人、メアリーちゃんは 「にほんには うただひかるがいます。」だって。
うーん、うただひかるって、ニューヨークにいるんじゃなかったっけ?

メモしておきたいから。


