紅茶国で日本語教師となって5年目のミチ。

あらためて数えなおしてみると、1週間に合計12、クラブとエクストラ(個人対象)を加えると、15の異なるグループに日本語を教えていることになる。延べ人数にすると、(ここでちょっと自分でもビックリした)なんと75人近い人数の生徒に毎週接していることになる!もっとも女子校の放課後の授業は課外活動なので、欠席者も多いし、週に2回、3回とクラスをまたがってレッスンを受けている子もいるので、実際のクラスの平均人数は 75÷15 ということで5人ぐらい、こじんまりとしたレッスンが多い。

最近全部のクラスにまたがって、生徒ら全員にクリスマスカードを書かせてみた。
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中味はみんなにたりよったり。

クリスマスおめでとう。
ぼくは/私は ・・・ です。
・・・ 才 です。
・・・ にすんでいます。
・・・がっこうの ・・・ ねんせいです。
ぼく/わたし のたんじょうびは ・・・がつ ・・・にち です。

どうぞよろしく。
おへんじたのしみにしています。/おへんじまっています。
(なまえ)


そして、日本の生徒たちはみな英語を勉強しているから、英語でいくつか質問を書き足しておくように、と言っておいた。今のところ、沖縄、宮崎、神戸に1校ずつ送り先を考えている。あと1校、どこか日本の中学か高校に送らせてもらいたいのだけれど、なかなか連絡が取れなくて、もたもたしている。20通ぐらいのカードが行く先未定。だれか、どこか、クリスマスカードを受け取ってもらえる学校、そしてなるべくお返事をもらえる学校、教えてくださーい。(ペコリ)。

お願いばかりしているこの頃ですが、もう一つ。
クリスマスになると、プレゼントのことを考えないといけなくなりますよね。もらう方は何をもらいたいか考えないといけないし、あげる方は何を上げようかと、知恵をひねらされますよね。

こないだ(10月末に)C村に逗留していたルイちゃんのママは、自称ボランティアシェフ・ミチが使っていたプラスティックの(実は100円ショップの)まな板が、色変わりして汚いから、新しいのをクリスマスプレゼントに買ってあげようか、ときた。とんでもない、そんなキッチングッズもらったって、自分の家じゃなし、いつまでも大事にしまっておけるわけじゃなし、どうせ何かくれるんなら服とか、身に付けるもののほうがいいわ、と心の中で思ったミチ、数日後オックスフォード郊外の大型セン〇ベリーに行ったとき、偶然プラスティックの大型3枚セットカラーまな板を2ポンド以下で売っていたので、すぐ買ってきてしまった。ルイママにもちゃんと見せて、まな板はいらないわよ、という意思表示をしたつもりだった。

話はさらに脱線するのですが、この大型スーパーのセン〇ベリー、広いのなんのって、そりゃあドデカイ売り場が20や30、いえ、50や60、いえ80や90、(まったくテキトーに言ってますが)あるので、レジにたどりついて、行列に入っていざ支払いをするときになったらだいぶ時間もたっていました。そしてその時、この大型まな板に値札がついていないことがわかったのでした。レジの人がベルを鳴らすと、マネージャーなのか、値段を調べる係の(年配の女性)がきて、やれ二言三言。すると、この人がミチにこのプラスティックまな板、いくらでしたか?ときいてきました。はっきり覚えてなかったので、1ポンドなにがし、2ポンド以下だったと思うわ、と答えました。するとそのマネージャー、「じゃあ1.5ポンドということにしときましょうか、それでいいですか?」もちろんミチは即、「はい、いいですよ。」と答えました。

うろ覚えの記憶では、1.89か1.98ぐらいの値段だったかなあと思うのですが、はっきり覚えてなかったし、1.5ポンドで、といわれたら、もちろん agree(同意)するのはあたりまえ。
今でこそ、1ポンドが140円という驚異的な値段(この夏には1ポンド220円だった!)なので、1.5ポンドといえば日本円で210円ぐらい。大きな色つきのプラスティックまな板3枚セットで210円って、わ、うれしい!という庶民感覚の持ち主らしいミチでした。

何をいいたいかというと、この紅茶国流アバウトな商法っていったいどうなってるの?と思ったのですが、とにかく売り場が大きくて、マネージャーがキッチングッズ売り場まで見に行っているのは時間の無駄だと判断したようでした。日本のスーパーでもレジの打ち間違いは一日に5000円以内なら許されるとか、場所によっては1万円以内なら許されるとか、きいたことがあるような気がしますが、まあこういう「大目に見る」ということができるようになるまでには、まだまだミチも修行をつまないといけないのかなあ、なんて思ったりもします。裏を返せば、ルーズになる、ってことでもあるのでしょうが。しかももらうものは大目にもらって、払うときは少しでも少なく払えばトク、という感覚(ちゃっかり感覚)も、修行の項目にちゃんと入っているエクスペイト・ミチでした。

で、脱線した話を元に戻します。

クリスマスカードにちなんで、プレゼントの話にうつったわけですが、(ここからは、心ある人は読まないほうがいいかも、ですよ)しばらく前の昼休みに、G校のジャパンクラブの生徒たちにちょっとアンケートをとってみました。クラブとして、クリスマスプレゼント、何が欲しい?って。

すると返ってきた答えはこういうものでした。最年長のジェイハル君に書き留めてもらいました。
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かわいいでしょ。左が12,13,14歳の子供たちのウィッシュ・リストなんですよ。筆ペン、折り紙、トトロの人形、日本のビデオ、日本のヘアバンド、箸、日本の国旗、おすしの本、日本のマンガ、ですって。ちなみにこれを書いている12月6日は、このブログにリンクしているNED-WELTの酒井さんによれば、本来の聖ニコラスがプレゼントを配る日なのでそうですよ。




そこで、また、さんたさんへのおねがい、を書かずにはいられないのです。

さんたさんへ、

わたし、みちはこのごろ、はてなぶろぐがぜんぜんよめません。はてなのさいとは、とうろくをしないといけないそうで、あるときとうろくしたつもりですが、それから、だいすきなとこりさんやざっぱさんのぶろぐがぜんぜんよめなくなってしまったのです。とこりさんもざっぱさんも2-3ねんまえにおなかのよじれるような(みごとな)さんたさんへのてがみをかきましたよね。さんたさん、おぼえていますか。

あのときはみちもせいとにサンタさんにてがみをかきなさいというしゅくだいをだしたこともありました。でも、きょうはちょくせつさんたさんにこれをかきます。

そりゃああたしだってなにもほしいものがないわけじゃあありません。うまれもぱすぽーともにほんじんなのにきもの(わふく)をいちまいももってないなんてこうちゃこくにすんでいるひとからわらわれてしまいます。きものだってほしい。それから、まいにちおなじくつばかりはいてないで、ふくにあわせていろをかえるぐらいせめて2-3そくのくつだってほしいです。くちべにもあと2-3しょくいろがわりがほしいし、このごろかみのけがながくなったのであたまのうしろでかみをとめるおおがたくりっぷもあったらなあ、なんておもいます。

さんたさん、わたしはむりなことをおねがいしていませんよね。ありあまるじかんがほしい、とか。あたたかいなんごくにりょこうにいけるおかねがほしいとか、ひとのはなしのいちをきいてじゅうがわかるあたまがほしいとか、あとにじゅうごねんぶんわかいきんにくとしゅうちゅうりょくがほしいとか、にほんごをおしえるせいとみんなににほんごがだいすきだとおもわせて、もっとにほんごをしりたいおぼえたいわかりたいというようないよくをもりもりわかすまほうのおーらをだせるせんせいになりたいとか、そんなことおねがいしていません。そんなことさんたさんにおねがいしたってむりだってわかってます。そこまでよくばりでもないし、あほでもないです。みのほどということはわかっています。

でもね、さんたさん、せめて、せめて、わたしが「おーがないず」しているじゃぱんくらぶのかわいいせいとたちの、うえのあどけないねがいごとをいちぶぶんでもかなえてやってくれませんか?どうかよろしくおねがいします。ほんのいちぶでもいいのですよ。もし、さんたさん(あなたのことです)がこのぶろぐをよまれたら、どうかおこころをうごかして、よし、んなら、ことしはふでぺんだけでもおくってやるかとか、にほんのこっきとへあばんどならきれっぱしやし、そうりょうもやすかろうから、ことしはそれにしようとか、にほんのびでおならあまぞんでやすくうってるぞとか、めぐまれないいこくのきっずにりょくちゃのくにのぷろもーしょんをかねてぜひぜひごきょうりょくをおねがいします。

まえにもこういうおねがいをしたことがあります。日本語教育促進援助物資というこむずかしいあぴーるをして、おおぜいのかたがいろいろなしなものをおくってくださいました。ありがたかったです。いまでもそのいちぶはてもとにのこしてがっこうのおおきなぎょうじのときにこどもたちにみせたり、つかわせたりしてあそばせています。おおいにやくだっています。かんしゃ、かんしゃ、かんしゃ、です。

それでまたかとおもわれるかたもおられるとおもいます。(かいているわたしもそうおもっているくらいですから)。でも、はんのうぜろで、もともと。ぶろぐはいっぽうつうこうってことはよくわかってます。でもひとりではっかいこめんとをくださったまーひーさんのように、いつもはぜろか、いちのこめんとすうでも、だからといってあきらめてはいけない、かならずだれかのはーとにとどく、と
おもってこれをかくことにしています。よんでくださるひとがいるからかく、これがぶろぐのしんこっちょうですよね。このぶろぐをはじめるまでじぶんのにっきちょうにわたしはなにをかいてきたでしょうか、これほどだいありー(にっき)ふうぶろぐをかくことがたのしいとおもったことがあったでしょうか。いいえ、かみのうえのにっきならいくらさんたさんにおねがいごとをかいても、しょせんむいみだったでしょう。

さんたくろーすさま。いまあなたはふぃんらんどにいるのか、とるこにいるのか、にほんにいるのか、こうちゃこくにいるのかわかりませんが、にほんごきょうしみちのこのてがみを、どうか、いんたーねっとでよんでください。

おねがいします。

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# by agsmatters05 | 2008-12-06 23:03 | Trackback | Comments(2)
1(月)、
女子校で、GCSEクラスと、WJECクラスと、11年生の日本語2年目クラス。
GCSEクラスでは、ようやくスピーキングテストを5トピック終えたので、リスニングに入った。過去問から、とりあえずこの日は2003年の分をやってみた。GCSE日本語試験の聞き取り問題のテープは、日本語がよくできない生徒にとっても眠たくなるように質問と質問の間のポーズが長くてとても時間がかかる。時間がないときは、こちらで問題文(テープスクリプト)を読んでしまったほうが早いかとおもうけれど、今のところはテープ本位でやっている。ユニちゃんも、ジャスちゃんもゲッシング(憶測)も含めて大健闘している。
WJECはトピック3なので、もっぱら曜日とか時刻とか授業の科目などの、漢字を含めた基本表現をマスターしてもらうようにせっせと練習、確認してもらっている。
放課後の11年生は、読解の教材(とりとなかよし、日本の国語の教科書からとったもの)をしようかと思ってプリントを用意していったけれど、2-3欠席者がいたので、臨時に、カルタ取りをすることにした。
「あの車はだれのでしょう」とか
「けっこんしたい、あのひとと」とか、
「ぬ、は犬のぬ です。」
とかいう日本語学習者用の短文でできているカルタ。(これも作者を明記すべきなのでしょうが、今ちょっと手元にないので、そのうちに・・・。)
結局、HT,WL,SB,NW,GX,の5人でカルタ取りをし、16枚、14枚、11枚、10枚、9枚(しゃ、とか、きゅとか合成音も入っているので合計枚数は60枚になっている。)だった。最後に一番勝ったハルちゃんが、しっぺ返しの手叩きをやって、終わりとなった。さいごは、みんな乗りに乗って、とても楽しかった。カルタ取りに入る前に、一枚一枚読み札を生徒に読ませて、意味を説明して、新出単語(ほとんどがそうなのだけど)を書かせて意味を覚えさせたのが、ずいぶん時間がかかってしまったけど。

2(火)、
この日から、去年GCSEを受けた生徒ジェイ君に、お互いの空き時間が一致した火曜日4時間目の35分だけ特別個人エクストラレッスンをしてあげることにした。今は12年生になって日本語を習わなくなってしまったけれど、もっと続けて日本語を勉強したいというメールをしばらく前に書いてきた。エジンバラ公アワードのシルバーメダルに挑戦したい、のだそうだ。というわけで、彼には日本語能力4級試験を受けてみたら、とすすめてみた。3級はちょっと土曜学校の7年生でもむずかしかったので、GCSEレベルの生徒には4級でどうかと、思ったため。これは学校のカリキュラムとしてではなく、個人のチャレンジとしてするもの。もっともエジンバラ公アワードは学校全体でサポートしている。ジェイ君の意欲は多いにウエルカム。
昼休みはクラブ。マイケル君が持ってきた「ハウルの動く城」を見終わった。今日はPCテクニシャンがプロジェクターを持ってきてくれたので、大きなスクリーンでみんなで迫力ある画面を見ることができた。同じ部屋にいた、クラブに属さない13年生も大勢すっかりつられて見ていた。でもってこれをみ終わったので、次はいよいよ「トトロ」を見せてあげることにした。PCテクニシャンのお兄ちゃんがどうせ見るなら大きい階段教室で大型画面で見たほうがいいよ、というので来週から3回分の昼休みはレクチャーシアター(階段教室)で、クラブを解放して宮崎アニメをみたい人誰でもよっといで、というオープンクラブにすることにした。これまでトトロは持ってなくて、誰かからDVDを借りたい、借りたい、と思っていたけど、なかなか貸してくれる人が見つからなかったので、ええいこの際しょうがないわ、と思ってアマゾンで購入してしまった。ところがクリックの仕方を間違えて同じものが二つ送られてきた。値段は15ポンドぐらい(2枚で3000円ぐらいだった)。公費で請求すれば多分払ってもくれただろうけど、面倒くさいので、ここは自腹を切ることにした。
午後は11年生。風邪で二人休み。仕方がないので、あまり先にすすまず、時刻表現とカタカナのおさらいをした。世界地図で、世界の各都市の時間が書いてある地図を見せて、生徒それぞれを世界各地に特派員として派遣させ、
「もしもし、リオデジャネイロですか。リオデジャネイロは、今、何時ですか?リオデジャネイロの今日のおてんきはどうですか?」というような会話を順番に交わした。これもちょっと楽しかった。
放課後は女子校でGCSEクラス。今日は全員そろって5人。ついにリスニングに突入。ところがCDの入ったカバンを家に置き忘れてしまったので、仕方なく、インターネットでダウンロードしたエデクセル発表の2009年以降のニューモデルのリスニングテストを、ティーチャーミチの悪声朗読で回答してもらった。ところがこれはすべてローマ字記入だったので、ちょっとやさしかったようだ。自己採点させたところ、結構みんないい線にいってたので、一安心だった。

3(水)
この日は忙しかった。休みの日ほどかえっていそがしいということもよくある。ほんとうは午前中登校してたまっている教材作成をしたいと思ったけれど、そうもいかなかった。女子校の11年生の成績表について、評価をパーセンテージで出してくれと言われて、ハーフターム前にしたWJECトピック2のテストの採点をしなければならなかった。それが済んだら、もう1時。いそいでオックスフォードまで車を走らせた。2時からのレクチャーに出席するため。この日のタイトルは、ドキュメンタリーアナリシス(文献の分析)というものだった。
それから、図書館で本を借りて、そのままヒースローに向かった。
ステイ先の暖房がようやく復元して、家の中でも手袋をはめたくなるような寒さからようやく脱出することができた。
夜中、寝る前に、次の日(木曜)が締め切りの通知表の入力をした。秋学期は、宿題と、進度と、努力の三点から、6段階ぐらいで評定を下すことになっている。

4(木)、

今日はよう働いた、と思う。朝、ハムときゅうりのサンドイッチを作って、バナナとペットボトルの水と合わせてお弁当にしたけれど、それを食べる時間もなかった。

午前中、GCSEの過去問から、漢字と絵を組み合わせる問題だけ98, 99, 2001, 02, 03, 04, 05, 06, 07, 08と、10年分を全部抜き出して冊子を作った。これは、1月のGCSE模擬試験にこの中から出題する、というふれこみで、この際GCSE日本語試験に必要な約150ぐらいの漢字を一挙に全部、導入、紹介して、読み方はともかく、意味だけは覚えてもらおう、というやけっぱちの試み。Lilywhiteさんが作られたすばらしい日本語学習サイトにも、楽しくできそうな漢字の学習動画(YouTube)などがいっぱい載っていて、授業で生徒に見せたいのだけれど、どうもまだ学校内でYouTubeがうまく使えない(ブロックされていて)残念。ブロックを解除する方法(パスワード)など一度教えてもらったのだけれど、それを使ってもまだうまくみることができない。そのほか、今までため込んで未整理にしていた書類(カバン3っつ分ぐらい)を整理した。あれもこれも教えたいとおもうので、つい教材がふくれあがってしまう。あまり欲張ると、「過ぎたるは及ばざるが如し」になってしまうということを、肝に銘じておかなければならない。ターゲットをあまり欲張ると、アブハチトラズになってしまう、ということ。

昼休みのクラブは、折り紙などで時間つぶしをした。来週の火曜日は、レクチャーシアターと呼ばれる階段教室で、隣のトトロを上映することにしたので、今日はその中継ぎ。頭文字がJの子が四人、Mの子が一人、Gの子が一人。鶴や動物や、飛行機などを折った。トラだの、ヒョウだの、日本語で書いてある折り方を教えてくれ、と言われたがとちゅうまでしかできなかった。鶴だけはしっかりと教えられるんだけどなあ。

午後の授業、13年生のGCSEクラス。漢字の過去問総特集をやった。結構、みんな乗ってきた。毎年同じような問題が出されるので、2-3年やっていくうちに、車とか、山とか、川とか、田とか、木とか、月というのはどんどん識別できるようになっていく。東西南北と春夏秋冬、上下左右、大中小などは、グループで覚えるのがいいと思うんだけど、説明のしやすい漢字と、覚え方のコツをどう説明したらいいか知恵が浮かばない、説明のしにくい漢字がある。

たとえば、東という漢字は、木の向こうに日がのぼり、朝が明るくなる方向だから東、とおしえることができる。南はなんとか南十字星の十字(クロス)を思い出してくれ、と説明できる。ところが、西という漢字、北という漢字は、どういうストーリーとくっつけて教えたらいいか、とんとうまいアイデアが浮かばない。だれか考え付いたら教えてくれ、と逆に生徒に頼んだりしてしまった。

同じく、春夏秋冬も、春は暖かくなり、太陽(日)がでてくる(sunnier, sunnierになる)ので、春。秋は 木の葉が燃えて赤や黄色になるから、火の字が使われている漢字が秋。冬はもちろん、二つの点が雪を連想させるから冬。ところが、夏はどうにもうまい覚え方の説明ができない。なにかいい知恵はないだろうか。Lilywhiteさんのサイトでみた漢字学習動画の一画面では夏という漢字が、文字通り夏らしい背景のなかにでてくるので、本当に夏にふさわしい漢字だと思わせられるのだけれど、いまいちうまい説明が思い浮かばない。

時間切れ。ここで中断。つづきはまた後で。
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# by agsmatters05 | 2008-12-05 10:37 | Trackback | Comments(3)
これを読んで下さっているあなたは、以下の生徒の作品の審査員です。(強制的)
出典は光村出版社の「うつしまるくん」です。
参加者全員に参加賞を上げるといってあります。

それぞれの生徒の作品にふさわしいごほうびの名前を募集しています。

ベスト・コピー賞 とか、
ゲンキデいいで 賞  とか
よくガンバリマシタ 賞 とか。

本当は日本語の生徒全員に提出してもらいたかったのですが、忙しくて、全員から集めきれませんでした。その場で書かせたり、もっとやいのやいのと催促すればよかったのですが、何しろ時間がなくて・・・。

コメントよろしくお願いします。

(1)これは男子校のジャパンクラブの生徒(7年生、12歳)J君。ひらがなもカタカナも全然教えてない子ですが、ただ左側のモデル(お手本)をまねして書いてみて、といったらこれだけ書いてきました。すごいことだと思います。もちろん読み方も意味も全然わかってないんですよ(笑)。↓
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(2)これは男子校の11年生WK君。日本語は9月から始めたばかり。下のGB君となかよし。ときどき宿題を一緒にするそうで、仲良く「ほ」の字のみぎがわを「ま」と書いてくるふたりでした。(笑)。↓
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(3)おなじく男子校11年生GB君。空手を習っているそうです。先日は、早く漢字を習いたい、漢字はすごくクールだ、といっていました。赤い文字の下にはボールペンで黒い線が下書きとして見えているのですが。↓
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(4)女子校の11年生日本語は2年目。この字の下にドデカク自分の名前を英語でかいてきました。ARちゃん。ちょっと自分本位の子なんですが、文字の質はわるくないみたいですね。↓
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(5)女子校の12年生MWさん。日本語学習歴3年目(といっても週1回75分間の課外授業だけですが。)美術専攻。↓
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(6)上と同じ女子校12年生のSEさん。日本語の勉強大好き、アニメ大好きの女の子で、写真のとり方がよくなかったですが、画面左側の男の子(あべなおきくん)にしっかり色を塗って出してくれました。↓
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(7)女子校11年生のRFさん。努力家タイプ(かな?)。日本語学習歴は丸1年とちょっと。もちろん週1回の課外授業なので、なかなかはかどりませんが。最近ようやくひらがなが読めるようになった程度です。↓
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さて、それぞれの子にどういうほめ言葉を添えてごほうびをあげたらいいでしょうか。どうかお知恵を貸してください。
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# by agsmatters05 | 2008-12-02 08:32 | Trackback | Comments(13)

週末は読書で。

土、日の2日間とも、ほかのことはなんにもしないで、ひたすら読書にふけっていました。

といっても昨日の土曜日は、朝なにげなくのぞいた人気ブログランキングのページから
29歳!運命のイギリス留学 夢に向かって開けた運命の扉!

というブログサイトに出くわし、ていねいに読みふけっていたらほとんど一日が終ってしまった、ということでした。「読書」ではなくて「読ネット」でした。紅茶国にいる邦人留学生のストレス体験をテーマにデー論を書いているシルバーリサーチャー・ミチとしては、もっと早く在英邦人留学生のブログサイトをはじからはじまで、まめに読んでいるべきだったのですが、時間配分(優先順位)の関係でなかなかそれができませんでした。上のサイトのミワさんは、留学体験を本にも出されて、留学中から念願(夢)だったアクセサリーショップを松江市で開業という、すばらしい足跡を残されました。何が苦労だったかって、小さな苦労はいっぱいあったようですが、それらをすべてみごとに乗り越えられたのは、誰でもできることではないような気もします。そのなかで、Miwaさんからのメッセージは(引用させていただきますね。)

第15話 憧れだけでは。。。2007-04-02 14:39:47
これからイギリスに留学する予定の方。。。
是非、明確な目標を持って、自分の道を切り開いていってください!!渡英後は、おそらく思っても見なかったような様々な問題に直面する事と思います。そして何か困った事が起こったら、すぐに信頼できる友達、学校、日本の留学エイジェントなどに相談して欲しいと思います。決して一人で抱え込まない事です!
肩に力を入れすぎず、リラックスしていきましょう!!
http://ameblo.jp/milkrose/theme4-10003295098.html#main


この青字のところは300人以上の留学生のアンケートまたはインタビューを集めた結果でも、最も共通する、あとに続く人へのメッセージでした。「明確な目標」。これを私たちはふだんの生活の中で強く持ち続けることがあまり簡単なことじゃないと、だれもが知っていると思います。小さな目標、大きな目標、一日の目標、週の、月の、年の目標、いずれにしてもこの目標設定(ターゲットセッティング)がことの成否を大きく左右する、あたりまえのようですが、あらためてこのことを再確認させられた昨日の「読ネット」でした。

そして、


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和美さん、ありがとうございました。土曜日に届きましたよ!


1年間オックスフォードに語学留学されたいいなちゃんの飼い主の和美さんが、夏に帰国されたので、おねだりしてしまいました。3冊の本。芥川賞作品は、図書館の文言春秋からのコピーでも、と思ったのですが、ハードカバーでした。そして、
東洋経済10月25日号
はNED-WLTブログの酒井さんの記事に触発されて、頼んでしまいました。
「東京タワー(オカンとボクと、時々、オトン)」もハードカバーでなくてもよかったのに、高い送料になってしまいましたね。

それで、昨日の夜から今日の夕方まで、起きても、お風呂の中でも、食事中でも、「東京タワー」でした。最後のところで、泣かされました。ひさしぶりでお眼々の掃除ができました。フランキーさんの本を読んでいると、特にオカンから離れて一人暮らしをすると、毎日の生活をきちんと規則正しくするということがどんなにむずかしいか、そして毎日の生活とそれぞれの人生で上の「明確な目標」を持つことがどんなに大変なことかを、つくづく思わせられましたねえ。

でもやっぱり映画も見てみたいな。キキキリンさんのイメージがカブってしまって。

11月(霜月)の終わりに。

(ここ1週間のまとめ、など。)
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# by agsmatters05 | 2008-12-01 06:23 | Trackback | Comments(0)
ロンドンのウエストミンスターアカデミーという学校での、上記の催しに行ってきました。日本大使館とジャパンソサエティーの主催です。これまで生徒を引率するための準備で苦労してきたことをいろいろ書いてきましたが、とりあえず催しの中味だけここにまとめて書いておきます。あとのエピソードは続編か、MOREで書こうとおもいます。
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二つの講演と6っつのワークショップがありました。
講演の一つはシェフィールド大学の先生で、12年間日本に住んでいたというドイツ生まれのコンラード先生。演題は「どうして日本は(過去150年間で)急速に発展をとげることができたのか?」
というものでした。
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簡単にまとめると、講師は4つの説がある、といいました。
(1)国民性によるもの。
  集団志向、よく働く、同一性(ホモジェニティー)、個人を抑えてコンセンサスを重視する。
(2)ミラクルではなくて、自然の発達、発展の結果だったという説。
(3)国の産業政策の成果(明治の富国強兵策以来続いたもの。重要な部門は国有だった、等。)
(4)社会構造のユニークさ(産業系列、生産構造、雇用体系など)
最後に講師はこのうち3と4がよりもっともな答え(more credible)と言っていました。
将来への課題というところでは、やはり、人口減少(少子化、超高齢化)、国のコンセンサスがなくなった、若い世代の就職難、国民の所得格差の増大、などをどうするか、というようなことをとりあげていました。

この講演はちょっと固くて、消化しにくかったです。

二つめの講演は午後の休憩のあとでしたが、ロンドン大学アジアアフリカ研究所(SOAS)の歴史学科のアンガス・ロッキアー(Lockyer?)先生によるもので、タイトルは
「日本の文化と社会の現状ー大都会、家族崩壊、仮想世界」 (Mega-Cities, Broken Families, Virtual Worlds - Contemporary Japanese Culture and Society) というものでした。

こちらは話しかけるような講演で、パワーポイントの映像も面白くて、聴衆もたいへん興味深く聞いていました。だいたい、日本について、フジヤマ、ゲイシャ、シンカンセン等々
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のイメージは、ただそういうオブセッション(思い込み、妄想、固定観念)があるだけで、本当の日本の姿とはちょっと違うということ。そして三つのスナップショットとして:

(1)国民の75%が住んでいるという巨大都市(メガシティー)。これがちゃんと機能して、うまく動いていることへの驚き。ロンドンの人口が1千万人、東京近辺の拡大地域がその3.5倍の3千5百万人。成田空港へ着いて感じる安心感。汽車が時間通りに動くこと。
(2)家族の崩壊、これは何も日本だけのことじゃないが。
(3)仮想世界(マンガ、インターネット、携帯、ゲーム、そしてNEET= Not in Employment, Education, Training)の人たちの世界。
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これはアメリカで出されたNEETの雑誌だそうですが、日本でもニートは目だった社会現象ですよね。

というわけで、講演の最初に日本という国のイメージを  unique、 traditional、 isolated、 homogeneous などとよく言われているが、実は日本という国は、ちっともエキゾティックでもないし、とても面白(interesting)くて、新しくて、そして good place to visit なんだよ、ぜひ行ってごらん、てな風に結んでました。

上の二つの講演以外に、この日は6つの実演(ワークショップ)がありました。とりあえず、写真だけ、さわりの部分をここに載せておきますね。

まず、着物のセッション。


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わが引率グループのなかのリーちゃんも着物をきてみたいと手を上げた4人の生徒の中の一人だったけど、残念ながらジャンケンポンで最後の一人となれませんでした。
それから、合気道。
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寄席文字というセッション。

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上、左は、文化庁からの後援(補助金)をもらって紅茶国で日本の書道を広めている橘右門さん(?)、前に日本語スピーチコンテストで大使館でデモンストレーションをされた方。上、右は
引率グループの中の二人が最後に(乾いてから)もらってきた、自分たちの書いたもの。

能というセッションもありました。これはちょっとだけ、覗かせてもらったけど、あまりいい写真は取れませんでした。短い時間内で能の動きの一部を紹介して、やらせて、さらに能の面白さ、奥深さを味合わせるのはちょっと無理だったのでは、と5分しか中に入らなかったミチはおもいました。一人、ロンドンから7人の生徒をつれて来られていた日本語の先生は能のセッションも面白かったといっておられました。私が生徒たちに聞いたところでは 変だ、おどろおどろしい (awesome weird )などといっていましたが、エンジョイしたというのは誰からもききませんでした。
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セッションのじゃまをしないように窓の外から撮らせてもらったので、あまりいい写真ではないですが、画面の左の人が講師でした。

そして、太鼓。
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ヒロタさんという方(講師)が静かな語り口で、英語で、上手に全員に太鼓叩きのイロハを教えてくださって、小さなスタジオで全員が太鼓をドンと叩くと、耳にびりびりがきて鼓膜が痛くなりましたけど、同時に腹にずしんと来る迫力があって、このセッションは一番人気でした。6月にヒロタさんのグループはH女子校のジャパンデーにも来て、8年生の生徒たちに6回太鼓のセッションをしていました。和太鼓のすばらしさは前から知ってましたけど、ヒロタさんは本当にいいお仕事をなさっているとおもいました。うちのG男子校にもいつかお呼びできたらなあ、なんて思ったりしますが、太鼓一式に大勢のメンバーを一緒にお呼びするとかなりの資金(百万単位)のお金もかかるらしいです。

最後にアニメ。
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これは生徒らはいろんな作品に接したり、アニメの書き方を実習したりできると思っていたらしいのですが、実はそうではなくて、アニメやマンガの売り上げ高をしらべて、商品化していくことの意味を探ったものでした。北斎から始まり、(注:鳥獣戯画からではなかった。)、戦争中ののらくろのこと、そしてサザエさん。手塚治から、ハローキティー、ナルト等々。

ハローキティーが(失礼ながらマンガのストーリー、テーマ、思想性はゼロで、まったく魅力も何にもない)のに、一連のキャラクターグッズとして、商品市場で大成功(!?)をおさめたというようなことを説明してくれました。これ(↓)には、びっくりしましたねえ。


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車の排気口ですよ。誰が買うんでしょうかねえ、いったい。


宮崎アニメについてなんか話してください、とおたずねしたら、講師のヘレンさんは日本語が全然わからないときトトロの映画を見たのがキッカケで、アニメ、マンガ研究に入っていかれたとか。今でもトトロは大好き。宮崎アニメは初期のほうがいい、といっておられました。紅茶国の高校生の中には、美術なのか、メディアなのか、何の科目のAレベル試験での自己課題(コースワーク)なのかわかりませんが、宮崎アニメについて研究する生徒が何人かいるみたいです。この日もアニメのセッションではこういう生徒らの、宮崎アニメのメッセージ性について教えて欲しい、という質問があいついだそうです。みやざきはやおとしては作品そのものがメッセージであって、それ以上のメッセージ(主張、思想、いいたいこと)をこめているものではない、といっているらしいのですが、映画のテーマを深く掘り下げていけば、作者が気付かなくても、どうしてもいろいろなメッセージが一人歩きしてしまうのはやむをえないことなのでしょう。作者がたとえ意識しなくても、作品にはそういう思想性がつきまとってしまうことはやむをえないのでしょう。多くの人に好かれる作品ほど、作品が何を言いたいのか、という議論は放っておかれることはできないものだということ。

でもって、これで終わりではなくて、最後にイーホン(EHON)、デジタル化された日本の絵本の名作をバイオリンの生演奏で、生の朗読で、スクリーン上で楽しませてもらうセッションがありました。この日は、このイーホン(EHON)の試写会(プレミアム上映会)だったそうです。取り上げられた作品は3っつ。以下のとうりでした。
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真ん中のは、宮澤賢治の「注文の多い料理店」。
いずれも朗読は英語でした。翻訳はとてもみごとにできていました。
「100万回いきたねこ」はたいへん衝撃的だったようです。生徒らの感想はとても、好評でした。

ということで、ほかの科目をつぶして参加した生徒たちにとって、日本語という科目のバックグラウンドノレッジ(背景となる知識)としては十分な情報量を得て、きてよかったという感想をみんな持って家に帰ってくれたようでした。やれやれ、おつかれさまでした。

以下に、こぼれ話など、おヒマなときにお読みください。忙しい方は、読まないで。どうでもいいことばかり書いてますから。

そのほかのエピソード(ハプニング特集)。
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# by agsmatters05 | 2008-11-23 00:11 | Trackback | Comments(11)
ジャパンソサイエティーと日本大使館の共催、「シックスフォーマー(12,13年生、日本でいえば高2、高3にあたる)のためのジャパンデー」という催しがいよいよ明日にせまりました。最初に案内をもらってからかっきり2週間のことでした。ああでないとダメ、こうでないとダメといういくつものハードルを乗り越えたり、倒したり、かわしたりして、ようやく明日出かけてくることになりました。この行事はたぶん、写真禁止じゃないと思います。写真もいっぱいとって来たいです。

朝9時25分に両方の学校の生徒たちがそれぞれの正面玄関でサインアウトといって学校から出かけてきます、という署名をしないといけません。何しろ紅茶国中でこの生徒の出席をとるということは朝も午後も法律で決められていて、これを怠ると法律違反になる、というのです。

そして10時過ぎの汽車でロンドンへ。ロンドンで地下鉄に乗り換えて、目指す行く先に11時半までに到着できたらバンザイ半分でしょう。それから夜帰ってくるまで、トリップ・リーダーはけっして気を許してはいけないのでしょう。12,13年生といえば16,17歳のりっぱな高校生で、おそらくこちらがおんぶしてもらうほど、頼りになる生徒たちでしょうけれど、そうはいってもなにが起こるかわかりません。

ま、願わくは、こういう苦労がすべて報われたと思えるような生徒のフィードバックをもらえますように。明日の天気予報は、すごく寒くなるらしいです。


今日の出来事

授業メモほか。
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# by agsmatters05 | 2008-11-21 05:55 | Trackback | Comments(1)

19(水)休み返上

(1)金曜日のトリップのための準備。
りスクアセスメントという書類、保険関係の書類、生徒の健康情報の書類。休むので、授業をどうするという書類。そのほかに、主催者に、参加者の一覧表、ベジタリアンかどうか、そして、6っつのワークショップ(和太鼓、合気道、書道=寄席文字、着物、アニメ、能)ののどれに参加したいかという希望一覧表。いくつかは見切り発車して、適当に割り振ってファックスで送ったりした。これでもまだお金のことは手付かず。明日(木曜日)早めに行って係の方(Mさん)に会うことになった。

(2)午後から車を飛ばしてオックスフォードのHHCキャンパスへ。参与観察のしかた(系統だったもの、自然観察)の二通りのオブザーベーションについて。それから、韓国から来ているNさんに久しぶりに会った。子供さん二人はAレベルの生徒だって。彼女は談話分析の方法で、外国語教育における教師のフィードバックと生徒同士のフィードバックについて、調査研究している4年目のD論生。

仲間(ピア)からのフィードバックについてのデータが面白くて、いい結果がえられてとても喜んでいた。いいないいな。

そのあとライブラリーからSPSSのCDを借りた。ショートローンで明日の朝10時までにかえさなければ延滞金は30分で100円ずつ取られるんだと。しかたがない。自分で持参したデルトップ君にインストールを始めたけれど、C村のワイヤレスのインターネット接続はOKでも、HHCキャンパスではそういうわけには行かなかった。インターネット接続ができなければ、ライセンス契約ができないそうだ。ふむ。困った。あとでメールする、ということで、インストールをなんとか終わりにして、CDをライブラリーに返して、帰路にむかった。

この頃は乾燥食品の煮込みばかり作っている。ひよこまめ。クリ、煮干。栗。

夜も、金曜日のトリップ関連のメールが続々とはいってきた。
それから、少しづつ味が戻ってきたかも。赤ワインを飲んで見ようかという気持ちにもなってきた。(と書いて猛烈に眠くなってキテシマッタ。)
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# by agsmatters05 | 2008-11-20 08:51 | Trackback | Comments(0)
生徒のためになる、という一心でいざ行かん、となった金曜日(21日)のロンドンの「シックスフォーマーのためのジャパンデー」。名だたるジャパンソサエティーと大使館の共催行事。これが、もうふりまわされちゃって、たいへん。「ことをおこす」ってたいへんだア。

生徒に毎日会うわけじゃないから、誰がベジタリアンで、誰がそうでないか、なんてわからへん。今日中にそれを知らせて、とオーガナイザー(やさしいアンナさん)から言われた。一人はわかっていたけど、後から二人、ベジタリアンと判明。まだ聞くチャンスもない生徒が3-4人。親の承諾書と費用と行くか行かないかの意思表示を今日(火曜日)までにして、といっておいたのに、返事のない子が2人。

それから、プログラムのなかに、アニメと太鼓、能、合気道、寄席文字(書道)と着物という六つのセッションに分かれる時間があるので、生徒の希望を知らせて、だって。生徒一人一人と連絡をとるのが簡単なことじゃないし、(結局一人だけ、夜、家に電話してしまった。緊急ということで、しょうがない。)

午後の授業のために校内を歩いていたら、13年生のJN君にばったり。あまり熱心に勉強をしない子だけどアタマのいい子。(ここだけの話です。これもすぐカットですね。)金曜日は行かないんでしょ?というと、行きたいけど、僕は日本語があまりできないから、という。あ、それは全然できない人、習ってない人でもOKなのよ、というと、行きたいという。これでまた一人追加、だ。

全部で 結局 参加者は、8+8=16人になるか、というところ。引率者二人。生徒14人。また明日、最終ブッキングを訂正、確認しないといけない。

今日の授業

今日の授業
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# by agsmatters05 | 2008-11-19 08:34 | Trackback | Comments(0)
月曜日は、午前中のスタッフミーティングのほかは、女子校の仕事がたくさんあります。

本当はスタッフミーティングで、金曜日(21日)のことを発言すべき(らしかった)ところ、それはしないことにしました。ひとえにこれはシャイ・ミチのせい。ただ言い訳をすると、親の承諾書というのがまだ全員から集まっていないからです。締め切りは明日(火曜日)。

ジャパンソサイエティーの係の方から電話連絡を受けました。20人の予約のところ、参加人数が減るようなら、ほかの学校にまわしてもいいかということなので、13+3=16人以外の予約は取り消して、ほかの学校にまわしてくれていい、といっておきました。

ところでまた新たな動き。女子校があれだけ主張したもう一人の引率の先生について、結局見つからないから、ミチさんとラングエッジアシスタントのNさんの二人でトリップリーダーをしてもらいたい、ついてはトレーニング(諸注意事項)を伝えるから3時半から3時45分までそのための時間にしてほしい、だと。

じゃあ、また一人、減らさんといかん。ま、最終参加者名簿は明日(水曜日)主催者にメールまたはファックスするということになっているので、これでいいか。

問題はユニちゃんが途中で早く帰ってこないといけない、という。だったら団体切符使えない。さあ、これはどうしたらいいか。

とにかく、明日(火曜日)、予定通り7+6=13人から親の承諾書と申込金が無事集まりますように、ということだ。

今日の授業

今日の授業
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# by agsmatters05 | 2008-11-18 07:50 | Trackback | Comments(0)
ロンドンのピカデリーサーカス、三越デパートの裏の「日本クラブ」というところで開かれた大学の同窓会に行ってきました。

これは、途中の汽車から見た秋の樹木です。まん丸い形がおもしろいと思って撮りました。
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まず映画をみました。ドキュメンタリー映画「ベアテの贈りもの」というもの。
ふつうの映画館では見られない映画で、上映会を企画してフィルムを借りてこないとみられないようです。

第2次大戦後、アメリカから来た占領軍の中にただ一人いた女性(ベアテさん)が、日本国憲法の草案(ドラフト)作りをまかされ、男女平等の憲法(第24条)の文言の原作者となった、という話を中心に、ベアテさんのおいたちや、戦後の日本の男女不平等が変化していく出来事を、いろんな人の証言をもとに、歴史的に描いたもの、でした。

これについてはりす美さんが書いているブログ「イギリスは不思議な国」に、YouTubeの映像入りで、もっとまとめて、ズバリ書いてありますので、ぜひどうぞ、ごらんになってください。

自分が生きている社会が、男と女のちがいによって、生きやすかったり、生きにくかったりする事例といえば、浜辺の砂の数ほど無限にあるでしょう。

そういえばミチも、はじめて定職についた長崎のある短大で、教えるクラスも生徒数も3倍、忙しさは比較にならない状態で、自分より13歳年上の男性(しかも自分より1年後から就職してきたひと)の給料の半分だったという現実に、これが今の社会というもの、これが男女差というものだということを暗黙のうちに認めさせられました。(ブツブツ言ってはいましたけど、あのころ不公平だ、不公平だと、ギャーギャー騒いだり、抗議したりしなかったのは、不正を見て抗議せざるは勇なきなり、つまり、こちらの落ち度でしたね。弱者は弱者になりたくてなるわけではないのだけれど、一度弱者にならされてしまうと、弱者であるほうが生きやすかったりして・・・。?)

そのほか、会社に就職しても、結婚したらやめろとか、子供ができたらやめろ、とはっきり言われた人、同時に働き出して、同じ仕事をしていても、男のほうがどんどん昇進していく事例、等々。結婚や家の中のことについてはそれ以上の男女差がいろいろありますよね。家事労働は給料にならないから、共働きの場合、外で働きかつ家の中で働き、子育ての最中は大変でしたねえ。修羅場といえばあのころが一番修羅場だったかも、です。でも、赤ちゃんはどんどん大きくなっていくし、こちらは若くて元気があるし、マイナスばかりじゃなかったと思います。でも、本当にやりたいことができない、というところで不満が少しずつたまっていくんだとおもいます。

「ベアテの贈り物」は本当にいい映画でした。男女差の身近かな現実と歴史と政治と法律を一続きの脈絡でわからせてくれる内容の濃い、すばらしい映画でした。

映画の後で、お弁当をいただき、赤松良子さん(映画の製作委員会代表)のお話を聞きました。それは映画ができるまでの裏話的なものでした。赤松さんは結婚しても自分の名前を変えずに旦那さんが名前を変えたというお話も聞きました。

そのあとコスタでおしゃべり。ブラックカラントティーを飲みました。

そのあと、卒業回数が一番上の大々先輩のお宅におじゃまさせていただきました。ここでは50年以上前のご主人との結婚式の美しいウエディングドレス姿のお写真を拝見させていただきました。とっても、とってもステキでした。学者の旦那様と50年以上前に国際結婚されて、お子様が3人、孫が8人、(ご主人は16年前にご他界されたそうです。)

それから7時にレスタースクエアのジェイド(翠園)という中華レストランで、赤松さんを囲んで総勢10人の夕食会にも参加してしまいました。ロンドン在住ではなくて、汽車で帰ると夜遅くなるのが心配だったこと、体調がまだ万全じゃなくて、鼻水をかみかみの状態だったこと、味覚が全然戻ってないこと、アルコールを飲む気にならないこともあり、どうしようかと迷ったのですが、今日一日はベアテさんと同窓会でつぶれてもいいかな、と思い、日本の文部大臣をなさった方と同席できるチャンスなんて、これから先何度もあるわけない、と思って、自分にゴーサインをだしました。
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10人の女性ばかり、年齢は80代過ぎから、19歳までの顔ぶれでした。赤松さんが老酒がいいとおっしゃいました。ミチのグラスに注がれた老酒は、とうとう口をつけずにギヴアップして、どなたかにお譲りしました。北京ダック、シーバス(スズキ)、それに、パクチョイや、豆腐(厚揚げ)や、五目麺などマルテーブルをまわしながら約2時間半の歓談でした。
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実は今、後悔先に立たず、の悔しい思いでこれを書いています。
せっかく文部大臣をされて、男女雇用機会均等法の産みの親になった方と同じテーブルにすわって、どうしてもっと直接ズバリ聞きたいことを聞かなかったか、聞けなかったか、という悔いです。10人のお仲間で、話題はそれぞれ、局所的、全体的、世界各地を旅行した人の話も面白かったのです。

赤松さんは、この映画をつくる費用集めに苦心されて、赤松さんの後輩(?部下?)の方が労働省をおやめになるときのその退職金の使い道として、この映画の費用を提案(?示唆?命令?)され、それで、映画が作られることになったそうなのですが、それを思いついたのは中国の長安に旅して、阿倍仲麻呂のエピソードを思い出しながらふと考え付いたことだなどとおっしゃっていました。
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デザートはマンゴプリンを選びました。
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9時半過ぎに歓談はおわりました。全員で割り勘して、チップも含めて25ポンド。ああ、恥ずかしいことにミチさんの財布には現金は15ポンドしかはいっていませんでした。紅茶国人はそんなにふだん現金をたくさん持ち歩かないとおもいます。カードや小切手で支払いができるからです。ミチさんも少し紅茶国人になりかかってきたのでしょうか。(いえ、なにしろ、ビンボー学生をやってますから。

レスタースクエアのの土曜日の夜10時といったら、それはそれはすごい人混みでした。まっすぐ道を歩けないほど。
夜の10時34分のユーストン発にのり、家に帰りついたのは12時15分前ぐらいでした。
そして、いつものブログ歩きをしていて、りす美さんのサイトからベアテさんの講演のYouTube(2時間もの)を聞いているうちに、眠くなってしまい、寝床に入ったのは夜明けの2時すぎでした。だって次の日は日曜日なんだもん。
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# by agsmatters05 | 2008-11-17 01:04 | Trackback | Comments(10)
10時にロンドンのラッセルスクエアにあるジャパン・ファウンデーションというところで行われるという予定の、このイベント。朝9時の最寄りの駅からユーストン行きの列車に乗ればいいと思って、逆算して8時過ぎに起きた。

すぐ家を出られなかったのは、3人の13年生が来週金曜日の行事に参加するかしないか、メールを見て、団体切符の人数確認をして、係の人に最終参加人数を知らせないといけなかったから。けっきょく13年生の木曜クラスは全滅だった。これは内心いたくがっくり。男子校からは12年生の4人と、女子校で過去3年間WJECを勉強して来た二人の13年生の6人だけの参加、となった。まあシャアナイ、とにかくこれで、ゴー!

駅についたら、いつものゲートの小屋が閉じられていて、係の人が誰もいなかった。駐車券は機械で買え、と貼り紙がしてあった。広い駐車場のあちこち歩き回り、切符売りの機械を探したが、どれもコインで買うものばかり。しかも一日駐車券は6ポンド=1200円(弱)だと。しかたねえ、駅の切符売り場のなかの売店に行って、たまたま財布に入っていた10ポンドをコインに換えてもらった。こういうことだから、Ex-pat は心がやすまらんのよね。

そしてコインをポトンポトンと機械に入れても券がでてこん。すったもんだして結局チケットがでてきた。ほんとうは6ポンド入れたと思ってたのに、券には4:00とある。これじゃあ4ポンドしか払ってないと思われてしまう。夕方6時に帰ってきて、料金不足で罰金の赤紙の出迎えなんか受けたくない。かといって、もうこれ以上お金も払いたくない。で、もって、チケットにしっかりと払ったお金は6ポンドです、と書いてフロントにおき、切符売り場に向かった。こういうところがこの国のどうしようもないところ、そして鷹揚な(アバウトで、ジェネラス)なところ。結局乗れた汽車は9時40分発で、早い便だったので、10時14分にユーストン駅につくことができた。

講習は過去4-5回、もっとかな、参加してるので、講師のチーフイグザミナー(GCSE日本語試験主任試験官)もおなじみ。全部で30人ぐらいいたかな。半分は日本人だったかな。(このへんはすごくあいまい。はっきり数えんかった。)4種類のテスト、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングについて、回答者をかくした回答用紙をそれぞれ4-5人ずつ全員にコピーして、それぞれが何点ぐらいと採点されたか、受験者全体に共通する典型的な間違いとか、極端な事例を話してくれた。
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ひどい学校の例として、5つのトピックのスピーキングテストなのに、受験生全員が三つの同じトピックだけを続けて選び、同じ答の文をを生徒が丸暗記したものをテープに録音して採点官に送った、というケースがあったのだそうだ。これでは生徒がどんなに頑張ってもいい点をもらえない、教師の責任だろう。あまりにも、ひどい。スピーキングの試験の実施方法を書いたパンフレットをスミからスミまで全部読みこなすことは日本人教師にとっては楽なことではないとしても、日本語教師一人にまかせっきりにした学校の試験部長にも問題あるんじゃないかなあ。スピーキングテストは試験官と受験生の二人っきりで個室に入り、レコーディングして12分間会話を交わす、というものなので、たとえば壁に何が貼ってあっても、テープには入らない。採点はテープからなので、と主任試験官は言う。ただし、答を読んでるか、暗記したものを思い出して話しているかは、そのスピード、その間違い方、その間のおきかた、などでだいたいは推測できる、のだといわれた。

5つのトピックを、一人が三つずつ答えるというのは、ミチも知っていたのだが、三つトピックをいわば暗号表のように一覧表にしたものを試験開始1-2時間前に(試験部長から)見せてくれる。それで、受験番号1番がどの3つのトピックにあたるかはその時わかる。ちょっと賭けの要素もある。運のよしあしもある。この子が選んだ1分間スピーチが、与えられた3つのトピック以外のトピックなら、試験官ミチはこの生徒にあたった3つのトピックから一つを捨てて、二つを選ぶことができる。もし、試験官(ミチ)がこの生徒の得意なトピックと不得意なトピックを知っていれば、なにも不得意なトピックをわざわざ選んでこの子に答えさせる必要はない。それもその子の運の強さ、とかんがえられる。
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筆記の問題。
ア、学校の一日について、
イ、学校の先生について、
アかイかどちらか一つを選んで、作文をかきなさい。というもの。

答えの欄の右上に小さなボックスがあって、アかイにマルをするようになっているのに、そこにはまったくなにもしるしをつけなかった生徒。そして、この子の作文。
「わたしはやすみににほんへいきました。かそくとジェンさんにいきました。おすしをたべました。」etc.etc.全然学校の一日とか、学校の先生とかと関係なくても、文章が正しくて、学校でも起こりうる出来事が書いてあれば1点や2点はもらえるらしい。全体的に、20点満点の作文なら、半分の10点は内容点、文法が5点、語彙、漢字その他で5点。といういことらしい。つまり学校の一日とか、学校の先生とかに関係なくても、正しい文法で、いくつかの正しい漢字を交えて、ひらがな、カタカナである程度の分量の日本語の作文を書けばそれだけで運がよければ最高8-9点まではもらえる、ということのようだ。

とはいっても、与えられた課題にズバリ答えるのがいいに決まってる。

このイベントは、GCSEという日本語試験を作っているエデクセルという試験団体(会社)が主催しているのだが、参加費が年々うなぎのぼりで、今年はこの1日のセッションが135ポンド(約2万500円ぐらいかな)。みんなこれにはぶうぶう言っていた。ジャパンファウンデーションお弁当を用意してくれて、コロッケ弁当とインスタント味噌汁をたべた。バーミンガムから急きょ参加できることになったさそさんと会うことができて、うれしかった。さそさんとふたりで、トロさんやLILYWHITEさんが来てないね、と話しながら一緒にお弁当をたべた。学校が費用を出してくれないと、こういう行事にでるには本当にお金がかかる。ほかにもなつかしいお顔の人たちと、どうしてる?元気?と声を掛け合うことができた。

さそさんからは、短い面会時間に、折り紙で指輪をつくる方法と、パワーポイントのファイルを作るとき、色や絵や、文字が落ちてきたり、浮かび上がったり、回転したりさせるやり方、音のだしかたなどを教えてもらった。さそさん、「ミチさんって、ころんでもタダで起きない人」って、思いませんでした?短い面会時間に矢継ぎ早の質問ぜめでしたねえ。ありがとうございました。
痛いところ、早く治りますように。お大事にしてくださいね。

終ってからジャパンファウンデーションのライブラリーで、クラブの子達に見せる日本のDVDやビデオを借りた。それから、去年GCSEをとって今12年生で何も日本語をやってない一人の生徒が空き時間を使ってどうやったら日本語の勉強が続けられるか、ということで、日本語能力検定試験3,4級の本などを借りてきた。これは3週間以内にゼッタイに返さないといけない。もうこのライブラリーの司書のOさんにミチは借りたものを半年以上も返さなかったという前科モノ、ということになっているものだから。でも、Oさんはミチの質問にすぐ対応してくれて、WJECのトピック3の過去問がどこでゲットできるか電話で探し回ってくれた。やさしくてこわくてしごとねっしんでたのもしいOさん。
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帰りにユーストンの駅で、ぬいぐるみのおじさんを1枚撮らせてもらった。今もBBCのテレビで特集を見ながらこれを書いているんだけれど、今日は Children in Need (こまってるこどもたち) という特番をBBCが一日中やっていて、寄付金をつのっている。「愛は地球を救う」の紅茶国版、テーマは子供、ということで、毎年の大きな恒例行事。すでに1100万ポンドということは16億円ぐらい?のお金が集まっているみたい。

ここで、ミチもコインをいくつかバケツに投げ入れてから黄色いぬいぐるみのおじちゃんにインタビュー、(Marriさんの特派員スピリットをちょっぴりおもいだしながら。)このおじちゃん、仕事を終えてから、この駅に来てここにこうして立ってお金集めしてるんだった。まったくボランティアでやってるんだって。こういう人が多いのは紅茶国のいいところよね。

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ところがロンドンって、オリバートゥイストのなごりもあって、汚い路地裏もあちこちにあるんですよね、残念ながら。本当に残念な一面。
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うちに帰ってから夕べの黒豆をまた炊きなおしました。
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夕べと同じぐらい長い時間かけてようやくほっくりふっくらになりました。
さそさん、あれはまだ半炊きでした。

明日もロンドン。アラムニー。
かれこれ、3-4時間、ここまで書いてきたら、寄付金は1300万ポンド、どうやら21億は超えた模様。

Google辞書から ex-patについて。(補足)
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# by agsmatters05 | 2008-11-15 07:53 | Trackback | Comments(5)

13(木)よしあし。

まったく先週の金曜日に一通の手紙を開けてから、このところ、気が気じゃない日がずっと続いている。朝のメール、昼のメール、そして、授業、そして道一つ隔てた二つの学校のいろんな係の人に電話したり、メールしたり、探し回って行き会ったり。おっかない先生に許可をもらいににいったときは、ほろり涙さえ覚えてしまったフォーリン・ウブナ・ティーチャー ミチ。

ソリャ誰だって毎日はあたらしい一日で、同じ日はこのジンセイに2度ないって、決まってますよね。生徒を引率して、授業を休んで、しかも二つの学校の複数のクラス(月、火、木、金)にまたがる生徒たち、12年生と13年生をロンドン一日往復引率という企画、たくらみ、ぷらん、願望、欲。そんなものを振り払ってしまえば、安泰平穏な毎日、風邪を癒すことだけに専念していればいい1週間となったはずなのに。

これは日本語を選択している生徒のためになる。授業でたりないところをカバーできる。いいことはいっぱいあると思った。よく見通せなかったのは、昼からのプログラムでも朝から授業が全部つぶれること、日本語以外に、実は、はっきりいってもっと大事な科目、直接大学進学を左右するAレベルの科目を受けている子たちにとって、そういう科目をつぶすことはできない、というようなことがあまりよくわかってなかった。

それでもいろんなことをあらたに、発見した。
団体切符は10人以上で購入できること。16歳以下はロンドン往復(日帰り)が6.90ポンド=1035円ぐらいだということ。郵便で申し込むには1週間前に申し込まないといけないということ。(もっとも、ネイ君がいってたのは、グループティケットはその場で当日でも買える。インターネットでも買える、んだとか。)

学校の近くのA駅から、受付開始に間に合うように行くためには10時2分の汽車に乗らないといけない。二つの学校からA駅にいくには歩いて約7分。駅に集合する時間を9時45分とすると、生徒らは1時間目の授業(9時10分スタート)をほとんど出ないで駅に向かわなければならない、ということになる。

しかも一つの学校は、学外旅行を引率するためのトレーニング(講習)を受けた教師が一人引率しないといけないという決まりがあるのだそうだ。しかも片方の学校はこういう団体旅行の場合生徒一人から必ず50ペンスの事務手続き料を徴収することになっているけど、もう一つの学校ではそういうことはない。保護者からの承諾書をしっかり取り付けて、保険関係の書類を記入して。そういうことと同時進行で、学校のヘッドの許可をもらうために、その下にいる係4人のサインをもらい、しかもその計画書を学内の掲示板に3日間はり出して、異論のある人がいたらストップさせることができるように、というフィルターもある。

あれやこれやのハードルをまたいだり、たおしたり、くぐりぬけて、親の承諾書を3回ぐらい書き換えて、全員の分を2度印刷して、いざ、午後の授業にいった。そして、ここで、わかったこと。13年生の9人のうち、行かれない子が続出。その日は化学を選択している生徒は実験だか、コースワーク(課題)だかがあって行かれないんだと。結局13年生は最低二人、最高5人までの参加となるもよう。だったら、また汽車賃を計算しなおすか、赤字覚悟でこのまま突っ切るか、しかない。やれやれ。いろんなことがある。
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風邪はあれから1週間。でもあまりかんばしくない。あいかわらず30分に一回鼻水をかみつづけ、鼻水をかみすぎて、あたまや、目の奥がいたくてたまらん。

クラブは9人。ビデオ。

放課後は10年生。ひらがなのまとめ、復習テスト。でもテストじゃなくて、全員がいっせいに答を書き込んだ。たとえば、きのこ、こけし、いちご、ひよこ、ふとん、えんぴつ、えんとつ、ちりとり、ひこうき、それに複合音を持った言葉、きしゃ、ちょう、いしゃ、などなど。

ハリーポッターを見ながらこれを書いたけど、
ハリーのお相手役の中国人の女の子、演技はうまいけど、長い行列を作ってオーディションを受けた人の中からこの人が選ばれたわけはちょっとギモン。

そのほか、明日授業をキャンセルにしたために、11年生の二人オッ君、イッ君に、GCSEの漢字フラッシュカードを作るA312枚のプリントを配ったりした。

雨の一日。
黒豆を炊いている。
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# by agsmatters05 | 2008-11-14 07:07 | Trackback | Comments(0)
ロンドンのジャパンソサイエティーというところから前の日本語の先生あてに送られてきた手紙。本当なら本人に送り返すべきところ、もう5年前に日本に戻られたこと、G校の日本語教師あてに来たと思われること、前任者のユミ先生とはとっても親しくさせてもらっていること、などを理由に、先週の金曜日、この手紙を開けたときから、急に世界がメリーゴーラウンド状態になってしまいました。

来週の金曜日といえば11月21日。今週だって、GCSEのフィードバックガイダンスデーという行事があって授業がつぶれるのに、2週続けてつぶれるのは、うーん、いたいなあ。
でも日本の文化、経済、歴史についての講演と、太鼓、よせもじ、アニメ、その他の実演ワークショップがついて、6時半過ぎにはお弁当ももらえる、というかなりアトラクティブなプログラム。ふだん日本との接触がない生徒たちにとって、日本語の勉強のためにも、動機付けのためにもどんなにいいチャンスか、と。

ところがこれが、簡単じゃない。昨日も、今日もかなりおたおた走り回った。だいたい二つの学校の生徒を一緒に連れて行くのが問題1。引率者のことが問題2.費用(汽車の団体切符)が問題3.親から承諾書を取らないといけないので、そのための手紙を書かないといけないという問題が4.それらをほぼクリアできるという見通しを立てるのと同時に、両方の校長(責任者)の許可をもらわないといけないという問題が5.いたちごっこをくりかえし、片方の書類が未定なので、もう一方の書類がだせない、とかなんとかかんとか。

授業記録
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# by agsmatters05 | 2008-11-13 06:56 | Trackback | Comments(2)
まだ風邪が治りきってないです。しんどい。7度から8度の熱が戻ってきて、鼻水はひっきりなし。咳き込みはわずかですが。

いそがしい1日でした。いっぱい書類(文書、手紙、メモ)を作らなければならず。
21日(金曜日)のジャパンソサエティーと日本大使館の共催行事、シックスフォーマーのためのジャパンデーというイベントに参加するために、ふだん話さない人とも連絡をとらないといけないので、いろんな人に会い、しかも、授業を三つこなし、夜5時半から11年生の三者面談。と、ここまで書くとこの記事もあまり長いこと公開できそうもないですね。しばらく間をおいて読めない記事にせざるをえないことでしょう。)

11年生は2+6の8人。みんなみんないい子たちばかりで、本当にうれしい限り。親ももちろんそう。でも、夜は7度から8度の熱。もう寝ます。いろいろあるけど、たまには、短いのもいいかも。

授業記録
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# by agsmatters05 | 2008-11-11 10:40 | Trackback | Comments(2)
(1)おとといの金曜日、5時過ぎに仕事を終え、テスコでティッシュなどを買い込んで家に帰ると、6時半すぎだった。ほとんどあたりは真っ暗。風邪のぶり返しで、そのままベッドに入り込みたいような体調と心境だった。それでも、着替えをして、買ってきた物を所定の場所に収めたり、なんやかや、こまごましたことを整理していたら、1週間前にオックスフォードに行った時のカバン(リュック)の中から、投函したと思っていた封筒が出てきて思わず悲鳴をあげてしまった。緑茶の国で支払っている生命保険の引き落とし銀行を変更するための書類入りの封筒で、10月中には投函しなければならないものだった。こりゃたいへんだ、どうしようってわけで、暗くて寒い外へ出かけていく服装にまた着替えて、とにかく近所の郵便ポストまで歩いて手紙を出しに行くことにした。かれこれ37度か8度台の微熱を感じながら、しんどいけどこれはしかたがない。あしたは土曜日。土曜日の郵便物の収集は朝8時ということになっている。うん、それに間に合えば、来週の前半には四国に着くだろうから、と。

(2)郵便ポストまでは家を出て、右に行っても左に行っても行ける。ただし、右に曲がると明るくて広い通り。左は暗くて,塀と塀にはさまれた細い道。ただし、距離的には左の細い道のほうが半分よりもっと近い。歩いてほんの2-3分というところ。でもって、塀と塀の間の細くて暗い道をとぼとぼと歩いていたら、突然目の前の塀の一部の木戸が開いて大きな犬が2匹、バ-ッといきおいよく飛び出してきた。とっても大きな犬たちだった。細い道なので、真ん中を歩いていたミチも、こちらへ向かっていきおいよく突進してくる犬たちを目の前にしてドッキリ、ビックリ、仰天。いそいで塀にしがみつくようにしてわきに寄った。一匹の犬が走りながらミチのほうに近寄ってこようとしたので、おもわずこんな声がでてしまった。

Don't! Please!

Don't! というのは、つまり、 Don't come near me! のつもりだったのだけれど、そこまで考えて、文を終わりまで言うほどの時間もないくらい、一瞬のことだった。

すると、そのすぐ後で、同じ木戸から人(男性)が出てきた。犬の散歩ということが、それでわかった。その男性は犬に注意させる声かけをしていたかもしれない。あんな大きな犬を2匹、紐をつけずに走らせたら、犬たちはかなりの距離を勝手に走っていくことだろう。通り過ぎた後で、ミチはあえて一言、
Good to see you!
(あなたがでてきてくれて)助かったわ、というつもりのコメントを背中で遠のいていく人に向かって、言わせてもらった。

その人(男性)は笑っていた。だいたい、暗闇なんだから、お互いの顔もよく見えないのに、Good to see you=あえてよかった はちょっとおかしいかも。だけど、要するに、いわんとすることは、通じたと思う。あなたが出てきてくれてよかったわ、といいたかったのだから。

(3)これは脱線だけど、しばらく前に、近所の農場で飼っている羊が犬にやられて(噛まれて)農場主が警察を呼び、近所にパンフレットを配ったりしていたことがあった。あんなに大きな犬が夜中に牧場をいきおいよく走り回ったら、羊もたまらんだろうと、今にしてちょっと何かがわかったような気がする。あのとき、警察や近所のうわさでは、C村の近辺に住んでいるジプシー(住所不定の移動してまわる住人たち)を疑っていた。ジプシーたちにとってはまったく迷惑な話だったろう。なんでも最初に疑われてしまうのだから。これは、あきらかに差別だ。

(4)おかしな話はこれで、終らないのです。続きが2件ある。でも、一つは、おかしくもなんともないことで、あの時から実はいつも使っている、黒い紐を首に回して、いつもクビからたらして使っている眼鏡(老眼鏡)をなくしてしまった、ということ。昨日の土曜日も一日中探し回ったけど、愛用の眼鏡がきれいさっぱり、金曜の夜から Disappear 消えてしまった。おかしい。風邪でアタマが変になっている=朦朧としているせいで、とんでもないところにさっと眼鏡をはずしてしまいこんだフシがある、と思ってゴミ箱も、ベッドの下も、ポストに行った時着ていた服のすべて、ポケットから袖の中まで、あちこち探し回っているのですが、まだみつかってないのです。ミチの老眼鏡は、A市の図書館で売っているほんの2-3ポンドの安物で、それに肩から紐をかけて使わないときは胸にたらしているものです。これまでに10や15の眼鏡は壊して次の新しい眼鏡に替えてきたので、仕方ない、予備の老眼鏡を昨日から使っています。ちょっと度が強いのか(2倍)、ピントが合わなくて頭痛を起こしかけているのです。ま、それはともかくとして。

(5)おかしなことの最後。これは、結末はハッピーエンドです。というわけで、土曜日の朝、もしかして道に眼鏡が落ちているかもしれないと思って、前の夜郵便ポストまで歩いた道をもう一度歩きなおしてみました。眼鏡は誰かに拾われたのか、最初から道に落とされなかったのかはともかくとして、どこにもみつけることはできませんでした。ポストまで行って、同じ道を歩いて帰ろうとしていたとき、その時、実は はた、または、ふと気がついたのです。

「もしかして、ゆうべ投函したあの封筒、あたし、切手貼らないで出しちゃったんじゃないか」って。「ゲー、どうしよう。あああ、あれ、どうなるんだろう。」

(6)うろ覚えながら、封筒の裏に自分の住所を書いた小さなシールを貼っておいたようなきはするのですが、差出人の名前は書かなかった。それはたしか。紅茶の国では、郵便物に差出人の住所や名前を書かないことが多い、です。会社などのダイレクトメールはそうでもないですが、個人の封筒は白い封筒のまま誰から来た手紙かはあけて中をみるまでわからないことが多い、です。あああ、どうしよう。こまったな。朝の8時に収集されているはずだから、郵便局に電話してみようかしら。でもどこの郵便局にすればいいの?かれこれ10年ぐらいは住んでいることになるこのC村暮らしですが、紅茶の国は組織体というものが、とってもわかりにくくなっていると思うのです。自動車免許の書類はウエールズに出すし、ロンドンのバークレイの口座でも、手紙はまとめてレスターから来るし、家に配達されてきた荷物を受け取る人がいないとき、取りに行かなければならない場所は、ルートンのほうへ行く途中の町だし、何しろ、郵便局の区分けがわかりにくいのです。ポストコード(郵便番号)によって、配達されてくるのでしょうが、こちらから出したものはどのポストコードで処理されるのか・・・?

(7)などなど、心配がつのりはじめた昨日の朝、10時過ぎでした。いつもの女性の郵便屋さんが近所に手紙を配っているのを見かけました。そうだ、彼女に相談してみよう。何か、教えてもらえるかもしれない。でもって、事情を話したら、なんと、今朝のあのポストの収集をしたのは彼女だったんですって!うれしい驚きでした。いつもは午後4時45分に別の人が収集に来るけれど、土曜日だけは特別、彼女がこの地域の郵便物の集配を両方担当することになっているんだって。しばらくして、彼女はまさしく切手の貼ってない TO JAPAN と書いてあるミチが投函した封筒を持って、家の前まで来てくれました。さてそれで、いくら切手を貼るか、彼女は全然知らないんですっと。ふつう日本までの封筒は78ペンス(130-140円ぐらい?)ですけど、重さがわからないし、どうしましょう、ということになりました。こういう点で、紅茶の国はとってもアバウトなのは有名な話です。いい加減というか、適当というか、鷹揚というか。というわけで、ラージサイズの封筒を送るときのファーストクラスのスタンプが1枚52ペンスなので、これを2枚貼っておけばおつりが来るでしょう、(来なくても、不足料金はとられないでしょう)、ということになり、無事ナヤミごとはクリアできたのでした。

ヤレヤレ。後は、眼鏡がどこから出てくるか。

いやいや、つまらんおしゃべりに長々とお付き合いくださってどうも。
お色直し(?デザート?)の写真でもどうぞ。
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と思って過去のアルバムをブラウズしていたら、C村唯一の赤い郵便ポストの写真が見つかりました。これは緑茶国が明治時代に紅茶の国からそのまま郵便制度を輸入したことを物語っているんですよね。 (メグちゃん、知ってた?)
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# by agsmatters05 | 2008-11-09 21:38 | Trackback | Comments(8)
昨日(7、金)は、とにかく仕事にでかけました。ちょっと体調はしんどいものがありましたけど。だいたい、「はなをかむ」って仕事中、人前だと、容易じゃないですものね。

GCSE日本語試験、スピーキングテスト、トピック3「家、家庭、日常生活」というところの
Additional Higher (追加の高度な問題)を4問。

あなたは休みの日に何をしますか?
ぼくは休みの日にはえいがをみたり、おんがくをきいたり、かぞくとレストランにいったりします。

というような答ができれば上出来。

ユミ先生(ミチの前任者)あてに手紙が来た。ジャパンソサイエティからだった。
11月21日金曜日。高校生(シックスフォーマー)対象の日本紹介行事がロンドンであるんだって。
生徒の学外引率は面倒なことが多いけれど、履修者の少ない日本語という科目のばあい、こういう行事は願ってもないチャンス。これからいろんな書類を書かないといけないかも。でもだれでも子供のころを振り返れば、教室の授業でなにを習ったかなんてすっかり忘れてしまっても、年に1度か2度の遠足は一生忘れないものだから、このチャンスをぜひ生徒らに味合わせてあげたいと思う。締め切りも迫っていて、あちこちに電話したりして、昼休みにお弁当も食べそこなった。これで体調はまたちょっと悪化。

午後は、行事(数学コンファランス)のため、二人欠席。あとの二人と、ひらがなの復習をしたり、次週の予定を相談したり、ユーロトークCDをやらせてあげたり、ひらがなカルタをみせたり。

来週の金曜日(14日)はロンドンでEDEXCEL(エデクセル)という会社による、GCSE日本語試験2007年度のフィードバックとガイダンスデイというトレーニングコースがある。2回続けて金曜日の授業がつぶれることになるのはとっても痛い。でも、しかたない。生徒らがすぐ取り返してくれることを期待するほかない。

放課後、3人の女子校の12年生。WJECのトピック3.漢字。月火水木金土日をおしえた。それから日本語では、「デパートは10時から9時までです。」というのはふつうだけれど、これが英語では、 The department store is open from 10:00 till 9:00. というふうに、Open(開いている)という言葉をくっつけるほうがいいらしい。

では、お口直し、お色直しの、2-3枚をどうぞ。
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関係ないですけど、よその家の庭先を盗撮(!?)。アマリリス、ですよね。
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またウォーバンサファリパークの一枚から。ライオンたち。全部で11頭ぐらい数えることができました。のどかな光景でしたけど、もちろん車の中から見るだけ。車から一歩外へ出ていたら食い殺されていたでしょうよ。
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# by agsmatters05 | 2008-11-08 22:10 | Trackback | Comments(0)

6(木)病欠

風邪が悪化して仕事をキャンセル。一日中眠っていた。37.7 38.7 39.3 39.4 とはかるごとに上がっていった熱。もちろんおかゆを炊き、梅干と紫蘇ゆかりで、ほとんど流動食。

7(金)朝これを書いています。峠は越えたみたい。
アルバム2008(3)に保存したまま使ってなかった写真を(景気づけに)2-3枚載せておきますね。
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なんてことはない、いつものC村の散歩道。10月20日前後の撮影日。ただしお天気だけはいつも、というわけじゃなくて、晴れていたので写真がとれた、ということ。
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ルイちゃん。12月で3歳になります。
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C村から来るまで2-30分のところのWoburn という村に大きなサファリパークがあって、ハーフタームの休み中にルイちゃんたちと行ってきました。入場料が高いからひとりではとても行かれない。ライオン、熊、狼、虎、いろんな動物が放し飼いされていました。一番すきな動物はこれ(↑)です。本当に平和的で、大好き。キリンって、口論、いさかい、けんか、アーギュメントをすることないですよね。だから好き。

でも、紅茶の国は、アーギューargue
することが上手にできないとダメ、と学校でおしえるんですよ。
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# by agsmatters05 | 2008-11-07 20:41 | Trackback | Comments(6)
水曜日はいつもオフなんだけど、1年間に4-5日与えられている「授業は休み、教師は研修をせよ」という名目の INSET DAY。

何をすることが求められているかというと、一人一人の教員が同じ科目を担当している教師仲間の打ち合わせをしたり、学科長(これを英語で、ラインマネージャーという。)と面談をして、過去1年間の仕事を振り返って、反省するべきことがあるかどうか、これからの1年間は何をターゲット(目標)にして力を注ぎたいか、などはっきりさせる、というもの。これを英語で言うと、パーフォーマンス・マネージメント という言葉になるらしい。

3日の月曜日にキャ先生と会った時、今日の予定についてはなしあい、 パーフォーマンス・マネージメントって何をするんですか?と聞いたら、なんてことはない、ただ、ラインマネージャー(学科のヘッド)と面談をすればいいだけのこと、だとか。

ただしミチのラインマネージャーのキャ先生はフランス語とドイツ語を教えていて、MFL(言語学科)の科長なので、他にも一杯面会の予約が入っていて忙しいと言うことなので、ミチとのインタビューは次の月曜日(10日)の10時25分からということにしておいた。

でもって50%パートタイマーのミチは別に学校へ行かなくてもよかったのだけれど、インフルエンザの予防接種を10時半から11時のあいだに受けられるというので、時間ぎりぎりに学校へ出かけていった。これは無料ではないので、途中のテスコで費用の現金15ポンド(約2700円未満)をキャッシュマシーンで引き出したりして。ところが昨夜から風邪の症状が悪化して、鼻水は止まらないし、喉は腫れてつばも水も飲み込みにくいほどいたいし、体の節々も変だし、微熱もありそうだし。どうしようかと迷ったけど、ちょっと無理して登校した。結局ワクチンを処方してくれる看護婦さんが、今日は体がほかのことと闘っているのだからワクチンの接種はやめておきましょう、とのことだった。最も至極なことなんだけど、いちおう予約をしておいた義理で、無理してでかけた次第。

途中のカーラジオでUSAのオバマ氏の当選演説の一部を聞くことができた。かれは全然原稿も見ないであれだけの演説を、みごとな節回しで、リズミカルに、20万人の聴衆をまえにして・・・。さすが、と思った。

本当はOB大にSPSSのCDを借りに行きたかったけど、調子が悪いので、早めに家に引き上げることにした。ランチはジャックドポテトにちリコンカーン。プディングのスイーツがおいしかった。お腹が一杯になった。

来週の金曜日14日に、ロンドンでEDEXCELという試験団体の 「GCSE日本語試験2007年度版フィードバックとガイダンス」という講習会があるそうなので、まず教師トレーニングヘッド(副校長格の一人)に下相談(打診)をしてから、OKをもらって、申し込み用紙を提出しておいた。
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もうすぐ12月で3歳になるルイちゃん。
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# by agsmatters05 | 2008-11-06 05:51 | Trackback | Comments(4)
11年生の二人、オッ君、イッ君。なんとかGCSEスピーキングテストのトピック3「家、家庭、日常生活」の真ん中までいった。あとAdditional Higher(これは追加の質問で、すこし込み入ったことを質問したり、答えたりするもの)を残して、残るは二つのトピック(国内、国外の旅行など と、メディア、娯楽、若者文化など。)11月の中ごろには終りたいのだけれど。あと2週間ではちょっと無理かなあ。いそがなくっちゃ。

昼休みはいつものクラブ。10人ぐらい集まって、3丁目の夕日を小さなラップトップのスクリーンに大勢群がって見ていた。残りの時間で ユーロトークのCDをやらせてみた。マイケル君が連れてきた新しいメンバーのジョッシュ君が興味を示したようだ。それからあいかわらずジョナ君とコネル君の二人は、ひらがな書きに精出していた。

今回、日本語を選択している生徒、ほぼ全員に、「コンパルソリー(強制)じゃないのよ、オプショナル(任意)なのよ」といって写し書きの用紙を渡すことにした。

あべなおき
ぼくはひらせまみさんにすきなたべものをききました。
まみさんはいちごがすきだといいました。


というだけの文章。すでに女子校の3人ぐらいの生徒がまるでトレーシングをしたようなみごとな写し書きを提出してくれた。ごほうびは、ハローキティーのシールか、切手か、ハローキティーのティッシューペーパーになりそう。

というわけで、ここで、ジャジャジャジャーン

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Marriさん、忙しかったり、ふだんの生活から離れていたため、ここに記事として載せるタイミングをのがしてました。遅くなってごめん。もっと早く御礼を書くべきでした。ちゃんと届きましたよ。クイズの賞品、なんとハローキティーの記念切手だったんですよ、小夏さん。ビックリしました。そしてうれしかった!すぐ写真を撮りました。Marriさんのブログ(信州の紅葉の写真)をひらいたラップトップの前のキーボードの上に、この切手をおいて、ね。Marriさん、本当にありがとうございました。
 
生きていてよかったクイズ
、というのはこのことなんですよ。

A418という道路をO市に向かってひたすら車を走らせながら(ということは10月31日のことですが。)Marriさんから送ってもらったハローキティーの贈り物、思いがけないクイズの賞品!のことを考えながら、生きていてよかったと思うことが誰にもあるはず。それを三つあげてください、というアンケートをしてみたらどうなるかしら、きっとステキな答が集まってくるはず・・・なんて考えてたんですよ。今のわたしにとって、紅茶の国のカントリーロードを広々とした緑地と空を見渡しながらのんびりドライブできることは、自分でも信じられない出来事なのです。生まれてから18年間過ごした甲斐の国、それから7年間が東京、そして15年間が長崎、10年が伊予、足かけ4年ほど延岡にも出没したことがあったミチのジンセイ。緑茶の国からすっかり離れて紅茶の国で日本語教師を始めたのは2003年10月のことでした。え?勘定が合わないって?まあまあ、途中のプラスマイナスは抜きにして、団塊の世代であることに変わりはないのですから。

私のクイズはあまり反応が少なくて、お答えくださったのは小夏さまさまさま、だけでした。近かったけど、はずれでしたのよ、小夏さまさま。

それから、「生きていてよかったこと三つクイズ」ですけど、やっぱり二人の子供を授かったことを含めないわけにはいきませんわねえ。でも、ジョークまじりのコメント(回答)も大歓迎ですよ。
ぜひぜひ、聞かせてくださいね。当ブログにお越しくださったみなみなさま(ペコリ)。

ところで、授業の記録あと二つ。

午後の11年生6人。テキストJBPの第2課。クイズの第4問。四つの英文和訳をひらがなで書いてきてね、としておきました。

放課後は、H女子校で、四人(二人欠席)。GCSEスピーキングトピック3を終えた。形容詞の過去形、否定形がうまくわかってない様子がうかがわれたので、さそさんから送っていただいたパワーポイントファイルの形容詞のところを授業の最後に見せてあげた。うん、これでみんな形容詞について、少しは気楽に使えるようになってくれたかな。

夜は、A市のマルティカルチャーセンターでコントラクトブリッジの試合。四人一組のティームごとで順位を競うものだった。結果はほぼ真ん中ぐらいだった。全部で10チーム(ということは10テーブル、40人)の試合だった。なかなか THINK THROUGH 先を読みぬくということができなくて、劣等感しきり。

この続きはまた明日。
バラック大統領が出現するかどうか、歴史的な時間が迫っていると思うので、テレビも放っておけません。このブログに、草仏教を通して知り合えて、リンクさせてもらっている 「青い蝉」のHenry 66さんにつながることができて、うれしく思っています。

その草仏教のサイトのマーヒーさんとは、徒然草の検索でお声をかけていただきました。今はもう退職した、ロンドンの土曜学校で徒然草をピンチヒッターで教える(担当する)ことになり、徒然草現代語訳を続けておられるマーヒーさんに見つけていただいた、というご縁でした。

ブログって、なるべく生きていることの核心部分に近いところで、書き続けるほど長続きするような気がしています。それは、土曜学校のような勇み足という失策(?)を犯しはしましたが。

ちょっと訳あって、生まれ故郷の甲斐の国、浅間(せんげん)神社のある町の長姉に電話をしたのです。先週土曜日(11月1日)のことでした。どうしてる?元気?変わりない?ご無沙汰してます。こちらこそ。というあいさつやら、近況報告ごっこのあいだに、ちょっとコンピューターを覗いてくれたら、近況が全部かいてあるんだけどね。というと、さすがボッシーで有名な長姉、いそがしくて、そういうの見てられない、と言われてしまいました。無理もないかも。農家の畑仕事、果樹園の切り盛りは、楽な商売じゃないのは、ようわかってます。

はやくデーロン仕上げて、姉妹会のナローボートクルーズを実現しなくっちゃ、ね。二つの学校で日本語を教えはじめて、とても時間が取れなくなっちゃったのよ、というと、姉は一言、電話の向こうで、
「ガンバルシカナイネ。」ウン。ソリャソウダ。そのとおりだ。そうに決まってる。

また明日、SPSSというコンピュータープログラムのソフトを借りに、大学の図書館まで行って来よう。ちょっと風邪気味で、体調は万全じゃないんだけど。
一歩一歩、できることから、こまめに片付けていかなくっちゃ、ね。
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Marriさんのくるまのまえで。
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# by agsmatters05 | 2008-11-05 10:17 | Trackback | Comments(2)
先週の土曜日(10月25日)から1週間、11月2日の日曜日まで、G校もH校も学期の中間休みです。日本語教師ミチ、授業からは遠ざかっていても、実際はけっこうせわしない毎日を送っています。家族(ルイちゃん一家)の来客を迎えておさんどん(台所仕事)に明け暮れています。ま、いってみれば、自称シェフのミチ。掃除や洗濯は徹底した手抜きをしているので、家政婦(ハウスキーパー)をしているとは言えないのですが、食べることだけは放っておけない長年の習い性になってしまったみたいです、自腹を切ってもかってでて料理人になった1週間でした。

春巻きとホタテのフライ、インゲン、赤ピーマン、マッシュルーム添え。
アップルコンポート(まだ飽きていません。)
フィッシュパイ、(たくさんの魚介類、エビを入れてマッシュポテトをのせて、チーズをかけて)
ジャッケットポテト(ツナ、コーン、カリフラワー、ゆで卵、千切りキャベツ、チーズ、ベイクドビーンズ)
ファジタ・ラップ(サラミ、レタス、マヨネーズ)_
ミネストローネ(野菜たっぷりのマカロニスープ、玉葱、セロリ、人参、マッシュルーム、トマト)
オニオングラタンスープ(玉葱、チーズのせトースト)
マッシュルームアンドチキンパイ(これは市販のもの、オーブンに入れて焼くだけ。)
ギャレット(失敗。時間がなくて、ポテトが硬くて、まとまらなかった。)
コールスローサラダ。
フルーツミックス

等々、を作りました。
食べる人数と、材料の在庫を考えて、次に何を作るか、何が作れるかを考えるのはちょっとした経験と知識を要します。

ところでこの間(かん)、書こう、書きたい、と思っていたトピック(話題)が2-3あります。忘れないうちにテーマだけここに書いて、こんど時間がとれたときに、くわしく書こうとおもいます。

(1)小川洋子さんの「博士の愛した数式」を読んで思ったこと。
(2)マイケルTの質問「~とおもう」と「~だとおもう」の違いについて。
(3)「生きていてよかったと思うことを三つあげてください」というクイズ、または懸賞つきアンケート。
(4)ペントン先生の課題ー日本人と自殺について。


このうち、(4)についてはちょっとここにふれておきます。

昨日は一日かけて、O市に行ってきた。ペントン先生を捕まえるために。そして、運良くドアの前で待ち伏せしていたら、会議から戻ってきたペントン先生に会えた。それでもって明日の金曜日(31日)に、ペントン先生との面会の予約をいただくことができました。2時から3時まで。ペントン先生は統計の専門家なので、ミチが要因分析(ファクターアナリシス)について書いた論文のチャプターイレブンをチェックしてもらうため。

ここ4年間オックスフォードの成人学級で日本語を習ってきたペントン先生。大学1年終了レベルの日本語の資格をとるために、漢字500語を覚えたり、いくつかの発表や、エッセイ(作文)を書かないといけないのだそうです。それでもって、これまでいろいろやってきた課題の最後に、「日本人の自殺」について、取り上げたいと思っているのだそうです。これに何らかのヘルプをしてあげることが、ミチの論文をみてもらうお礼になるかもしれない、というわけです。

はてさて、それで、ミチにいったいどんなアドバイスがしてあげられるでしょう?

終身雇用制の日本で職を失った人が、将来をはかなんで(かんたんに)自殺する。これって、仕事をどんどん変えるのがあたりまえの国の人からみたら、すごく不可解なことに見える様です。ただ雇用制度の違いだけでなく、緑茶と紅茶の国の間には、ジサツについての考え方のおおきな違いがありそうです。だいたい、紅茶の国では、キリスト教の影響もあり、ジサツは罪であり犯罪なのです。それに比べて日本では宗教的にも、法律的にもジサツを否定するバリアーがあまり強くないような気がするのです。むしろ、腹切りや、特攻隊の例にみられるようにジサツを美化する傾向さえあるのではないでしょうか。今の中近東のイスラム教徒の自爆テロに見られるような、死んで永遠のバラダイスに行き、一族の名誉として名を残し・・・、というのとは違って、生き延びることへの戦いを避けて、弱音を吐いて、問題解決の努力をしようとしないで死を選ぶ人。これってどういう日本人の死生観からきているのでしょうか。

なんだか混乱してきました。これからネットサーチをしてみようと思います。

昨日見たのは、江藤淳の記事でした。彼の短い遺書のなかに、自分は生きる形骸となってしまった。したがってこのいけるシカバネである状態を自ら断ち切ろうと思う、という意味の、「形骸を断ず」という文句が、有名になったらしくて、しかも肯定的に受け止められているようでした。

他に、どういうジサツの例をとりあげて、ペントン先生の課題に情報提供してあげられるか、今夜これからちょっとリサーチをしてみようと思います。

どなたか「日本人と自殺」について、日本文化を典型的にあらわしている例となるような考え方や自殺の例など、ご存知でしたら、教えてください。あまり、楽しめない話題ですみませんが、いちおうここに書かせていただきました。よろしくお願いします。
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# by agsmatters05 | 2008-10-31 06:37 | Trackback | Comments(0)
19(日)ケンブリッジから戻ってきた。
20(月)授業
21(火)授業+クラブ
22(水)What have I done on this day? プリボロ、ブリッジ。
23(木)授業+クラブ。ハッピを返送した。
24(金)授業 キャ先生の観察授業。ブリティッシュカウンシルにぎりぎりで来年2月のトリップ(大阪へ生徒を連れて行くプログラム)の申し込みをした。いろんな制約があって、無理でもしょうがないという事情も付きまとうけれど、ダメモトで、応募してみた。ファックスで。MKプリッジ、ビリ。
25(土)掃除とか、買い物とか。春巻きとか、ホタテのフライとか。
26(日)料理とか、ルイちゃんとか。Bad weather
27(月)ルイちゃんたちとMK(ミルトンキーンズのウイレン湖の遊園地へ。)

この間(かん)、金融危機というのはまだ続いていて、1ポンドが(と、ここで別サイトに移動して、たった今チェックしたら、147円。これは10年前の相場。そして、去年の夏1ポンド240円以上した時から1年以内でものすごい暴落。円相場ににしてみれば、急騰ということか。

Marriさんは、ポンドへの両替をされたのかしら。なにしろついこのあいだ、8月に1ポンド210円ぐらいしてたのだから、今175円ぐらいで1ポンドと両替できるならゼッタイお得よ、なんて素人お世話やきさんミチのとんでもないアドバイスでしたね。(あ、でも、とんでもないかどうかは来年の6月に1ポンドがいくらになっているかどうかで決まることですね。)今はなんと1ポンド145円前後。これからもっと円が高くなるのかしら・・・?どこまで続くのかしら?1ポンドが130円、120円となっていくこともありうるのかしら???(Marriさん、1ポンド=200円の円が1ポンド=150円になったら、「円が値上(あ)がりした」って言わないといけないんですよね。値下(さ)がり、じゃないんです。つまり円の価値が高まったから少ない金額でポンドと交換できる、という意味で、ね。)

11-2年前、小4のメグとロンドンのパットニーというところに住んでいたころ、あれはちょうどトニーブレアという労働党党首が首相(プライムミニスター)になった1997年ごろだった。やはり1ポンドが150円の境を行ったり来たりしながら、徐々に、徐々にポンドが強くなって、それでもここ10年、大雑把に言えば1ポンド200円ということでずっとまかり通ってきたような気がする。1ポンド200円というレートが、計算しやすくてわかりやすい相場、ということでずっと何とかなって来たのだけれど。フム。

この金融危機と呼ばれる世界を吹きまくる経済のハリケーン。いえ、大地震。液状化現象が各地で発生しているのはたしか。つぶれる会社、破産する会社(国すら)。そして、そこからかえって大きく成長する人、会社、国があるんだろうなあ。たくさん株を持っている人など、このところの株式の暴落に落ち着かない毎日でしょう。おおかたの緑茶国人だって、自分が持っている貯金が消えてなくなるかもしれないという状況になったら、パニくる人もいっぱいいることでしょう。なんて、他人事みたいに言ってますね、ど素人のミチさん。お金に縁のない、頭に文字が二つくっつく正直者のミチさん。ミチさんだって、あぶない、あぶない。といってもなにもどうにもできやしないけど。
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# by agsmatters05 | 2008-10-25 08:33 | Trackback | Comments(4)
ミチがあと2ヶ月で満1歳になる頃、アンドルーとモーリーン(仮名)のカップルが結婚した。イングランド北部、ヨークシャーの町リーズというところで。それから60年。二人がそろって生きていること、結婚生活が60年つづいたこと、子供は男の子が二人。長男は子供二人。次男は子供三人。ということはアンドルーとモーリーンの孫は合計七人。訂正、孫は5人でした。
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長い話はさておいて、ケンブリッジで週末、このアンドルーとモーリーンのダイアモンド婚記念パーティーに招かれて、行ってきました。去年、ロンドンのダライラマの講演会に呼んでくれたカップルのご両親でした。ケンブリッジは秋たけなわでした。
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お祝いはただカードだけ。マンチェスターの大きなレンガ会社の重役をしておられたそうで、とっても裕福な方らしく、お祝いはなるべくなしにしてくれ、という前もっての連絡がありましたので。
カム川の川べりのホテルの一室で、お昼のお料理もすてきでした。アンドルーとモーリーンのお好みをふんだんに盛り込んだメニューだったのでしょう。シャンペンにカナッペ、前菜、そしてラム肉のメインと、チョコレートチーズケーキのデザートでした。
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ラム肉はとっても柔らかくて、クセがなくておいしかったのですが、付け合せの野菜はもっと上手にできたはずでした。ポテトは固かったし、人参とインゲンを束ねたものもただ茹でただけで、味のない野菜でした。でも、そんなことは構わず、お腹いっぱいごちそうになりました。

夕方5時半から1時間、有名なキングスカレッジの夕べの礼拝に、合唱隊の歌を聞く目的で行ってきました。かなり長い行列でしたけど、全員入れて、合唱隊のすぐうしろの席でたっぷり1時間賛美歌や祈祷や聖書朗読などを神妙に拝聴させてもらいました。(これはもちろん、撮影禁止でした。)
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ひとつ、おかしかったのは、キングスカレッジのクワイアー(合唱隊)は小さな子供から大学生ぐらいの大きな若者まで含まれているのですが、ミチの目の前の背の高い若者が、きれいなボーイソプラノでずっと歌い続けていました。でも、歌の途中で咳払いのような声をだしたのですが、これはまったく低い大人の男性の声だったのです。こういうことって、ありなんですね。ビックリでした。
キングスカレッジの前のもと銀行があった建物の角に不思議な時計が飾られていました。
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この時計の上部で歯車を噛むようにして時を動かしている昆虫らしい生き物は何なのでしょうか?羽が生えていましたが・・・。
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日曜日。何人かのお祝い参加者たちとパンティング(ボート乗り)をして、へミングフォードをまわって午後早めに帰宅しました。まだお腹が実は一杯。服がきつくなってちょっと困ってます。

下は、ボートからうつしたセントジョンズカレッジの建物の真っ赤な蔦、へミングフォード(という村、ケンブリッジ校外の)のとある庭先のきれいな菊の花と、赤い実の写真です。
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「色即是空」とはいうものの、どうしても色につられてカメラをむけたくなってしまうのは、どうしてなのでしょう、ね。
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# by agsmatters05 | 2008-10-20 03:58 | Trackback | Comments(6)
昨日(14日)大きな行事が二つ終った。
骨折り損のくたびれもうけ、といっては言い過ぎかもしれないが、あまり達成感は残らなかった。そのわけは、下に。

まず最初月曜日の13日。いつもの授業をH女子校で12時半から5時までぶっ続けで4クラス分やった。13年生二人ののGCSEクラスはスピーキングテストのトピック3にはいった。「家と家庭と日常」というテーマ。自分の家について、部屋について、家族について、家での手伝いについて、だれが料理をするかとか、についての会話や問答を教えた。そのあとの12年生三人のWJECクラスはトピック3.学校生活ということで、学科目の名前とか、学校関係の語彙とか。3人とも、頭いいし、熱心なので、10ぐらいの語彙を一度説明して、じゃあまとめの復習をしましょう。いま習った単語を私が英語でいったら、日本語にして、日本語で言ったら英語で意味を言ってね。というと、ほとんどスラスラ。つまり教えたその場でこれらの語彙をどんどん吸収してくれる。Excellent! Brilliant! Well Done! を連発しておいた。放課後は11年生の9人で、歌から覚える日本語のCDを使って、日本語の歌を聴きながらディクテーション(穴埋め問題)をした。「てー形」のPPTを先週見せたので、「むすんでひらいて」の歌と、「上を向いてあるこう」。生徒の一人が、悲しい歌はなるべく避けたい、といったので、「上を向いてあるこう」は軽く2-3回。とっても繰り返しの多い歌だから、2-3回でも十分。最後に疑問詞の整理のワークシートをやった。だれ、なに、どこ、いつ、なんじ、などの疑問詞につづく助詞を穴埋めにする問題。たとえば、だれ(   )食べますか?というところへ、「を」を入れたら大変なことになる、正解は「と」。というような問題をA4の紙1枚分。面白かったのは、空欄に入れるべき助詞(て、に、を、は)を生徒らがあてずっぽうに、と、に、で、わ、が、も、の、といいたい放題言いまくる。けど、そのうちに、正解にたどりつくと、当たった子は大喜びする。もうちょっと理詰めで考えてもらいたいし、「に」と「で」の違い、「を」と「の」の違いもごっちゃにしてもらっては困るんだけど、まあ生徒らがだいたい「助詞」というものの性質と種類を大まかなところで把握してきた、という点で、これでもいいか、と思うことにした。結構クラスが沸いて、みんなが参加して、楽しい授業になったので。

それで、5時に授業が終ってその足で大急ぎで隣のG校の食物栄養学科棟(調理室ひとつ)にかけつけた。そこではマン先生のほかに、10,11年生ら「食物栄養学」のGCSE試験科目を選択している男子生徒ら10数人と、ジャパンクラブのJリー君(8年生)とそのお母さんがあれこれ調理をして、てんやわんやしていた。マン先生はてんてこ舞いのようだった。かなりのケイオスの中で、Jリー君のお母さんはご持参の簀巻きでキュウリと人参の細切りを芯にいれて細まきを作っては切り、作っては切りして、タッパーにつめていた。じつはこのすしご飯はマン先生がお鍋で焦げないように何度もかき混ぜながら作った固いおかゆ風の、ぐちゃぐちゃご飯だった。ただしどういう分量で酢と砂糖をいれたのか見てなかったので、知らないけど、すし飯の味はまあまあOKだった。

調理室に入っていって、「さあ、手伝いにきましたよ。What do you want me to do?」とマン先生に聞いた。すると、二人の10年生(15歳)の男子生徒を指し示して、この二人にすしの巻き方を教えてやって欲しい、といわれた。それで、簀巻きをひろげて、海苔をおき、指を酢で湿しながらすし飯を海苔の上にのせ、平らに広げ、真ん中にキュウリと人参の細切りを数本、適当におき、端から丸めていって、ひっくり返して、ぎゅうぎゅうと2-3度丸く形を整える、おっと、その前に海苔の先端は酢で湿らせておき、巻いたときに海苔がくっつきやすいようにすること、なども教えた。もちろん二人ともこの要領はすぐ会得して、次から次へ20本ぐらいの巻きすしを作り上げた。もちろん、Jリー君も、お母さんに代わって、巻き手にまわった。巻き簾が3枚しかなかったので、ミチとJ君のお母さんは手伝い役、切ったり、出来上がりをタッパーにつめたりした。

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写真にとれたかどうかわからないけど、誰が用意したのか、細切りの人参はきちんと皮をむいてなくて、外側の黒い部分がたっぷりくっついているのもたくさんあった。そしてなぜか、キュウリは緑の皮が全部剥かれていた。ご飯はコメの形をとどめないぐちゃぐちゃご飯だけど、いちおう酢の味はついていたところがなんとか唯一の安心できるところだった。
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騒然とした調理室は、他のテーブルで他の男の子たちが他の調理をいっぱいしていた。パイ皮をこねて、広げて、アップルパイ風のものをいくつも作っていた。それでもすしグループが一番最後になり、調理室をでたのは、6時半過ぎ、ほとんど夜7時ちかくだった。

でもって、なにがなんだかよくわからないまま、帰り道G校のすぐそばにあるテスコに寄った。買ったものは、鶏肉、サツマイモ、ジャガイモ、卵など。翌日(火曜日)の「食と言語の集い」(英語で Language Food Fair)で、なにがどうなるのかさっぱりわからないながら、日本の食べ物を出すテーブル(コーナー)が、他の国(フランス、ドイツ、イタリア、ローマ、スペイン)に混じってある、ということ、参加する生徒は多くて180人ということ、細巻き、海苔巻きはおよそ20X8切れ=160切れぐらいはできたということ、程度の情報しか読みとれていなかった。そもそも180人の生徒がわっと広い講堂に入ってきて、6カ国のテーブルにどっと押し寄せて、それぞれの国の食べ物を勝手に取って食べる、という事態があまりうまく想像できなかった。しかも昼休みの1時間以内のできごとなんやし。

というわけで、日本のテーブル責任者のミチとしては、例のぐちゃぐちゃご飯の海苔巻きのみならず、なんか日本の食べ物を作って出さんといかんのやないか、それなら、自称シェフのミチにもある程度の貢献はできるかもしれん。ということで、テスコに寄った次第。費用は学校が出してくれるという話もちょっと耳にしたが、やれ、揚げ物の油代は、やれ煮物の醤油代は、ということになればある程度の持ち出しも覚悟せんといかんかな、とも思いながら、だった。
それで、家に帰って、ブログもせず、とにかく料理、料理、料理、夜中の12時過ぎまで作り続けたのでした。
以下はその準備風景の写真。
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で、まあ、長い話を短くして、この夜出来上がったもの。

ポテトサラダ(大皿山盛りひとつ、ポテト、人参、キュウリの塩もみ、マヨネーズ、ゆで卵10個。)
煮物(大きなカブ5個、1個を横半分にして、それを8切れにきったので、16X5=80切れ、人参小10本ぐらい。干し椎茸10個X2=20切れ。)これは純粋な和風の煮物。人参と干し椎茸はよく炒めて、あとからカブを入れて全体がやわらかく味がしみてどれも同じ固さ、やわらかさで食べられるように火加減に気をつけて、弱火で長時間煮つけたもの。)
鶏のから揚げ。(これは大きなムネ肉4切れ入りを2パック買って来た。これが一番高かった。一つ6ポンド=1200円。一口大にきるとムネ肉1枚が30切れぐらいになったので、全部で200切れぐらいの小口切り。これに、しょうがとにんにくと玉葱を大目にすりおろしたのを混ぜ込んで、酒しょう油コショウ塩などで下味を漬け夜中の12時近くに大鍋でから揚げにした。)

それからサツマイモをたくさん、買って来た。これは天ぷらにしようと思ったのだけれど、途中で気が変わり、大学芋にすることにした。インターネットでたれのつくり方などを見てから、三角に切ったサツマイモの油で揚げて、タレにからめるつもりだった。だけど、だけど、これがああ、大失敗。
サツマイモの種類がちがって、水っぽくて、から揚げにしたのをタレにからめているうちに溶けていってしまった!けっきょく大鍋ひとつ、オレンジ色のマッシュドスイートポテトが出来上がってしまった。ハ、ハ、ハ。

そのほか、お好み手巻きもいいかなとか思って、レタスを一皿いっぱいのせて、すし飯も5合ほど作って(これは、粉末醸造すし粉、タマノイなんとかを利用した。)、大きなボールに白ご飯=実はすし飯、も盛り付けた。

料理を作って食べてもらうほうとしては、お茶も出したい、漬物も出したい、ということになるんだけど、そこは適当に抑えて、以上でストップ。翌朝(火曜日)早朝、車のトランクに料理をいっぱい横並べにし、そろりそろり運転しながら出かけたのでした。

それで、結果はその(2)に書きますね。
でも多分、読む方は(2)から先に読まれるんじゃないかな。
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# by agsmatters05 | 2008-10-15 21:41 | Trackback | Comments(0)
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かれこれ過去4-5回は参加させてもらったろうか。ケンブリッジ大学クイーンズカレッジ主催の年に1度の卒業生対象の行事、アカデミック・サタデー。毎年10月はじめの土曜日に、いろんなテーマでクイーンズの先生方が講演をしてくれる。ミチが赤ん坊の頃この大学を卒業したというかたに今年も招いていただき、これに行ってきた。

今年の演題は次のようなものだった。

1) バグダッドの没落 The Fall of Baghdad

2) クレディットクランチからポリティカルクランチ:ゴードンブラウンの労苦 From Credit CCrunch to Political Crunchi: the Travails of Gordon Brown (Travails には陣痛、産みの苦しみという意味もある。)

3) クレディット - 何のクレディット?(クレディットには信用という意味もある。)最近の景気後退の経済的背景  Credit
- What credit? The Economic Background to the Current Recession

4) 近世初期の食料としてのビールについて、貧困労働者層にとって最も滋養のある飲み物。
Most Cherishing to Poor Labouring People: Beer as a Foodstuff in Early Modern England

そのほか、花の色の多様性についての研究や、インフルエンザ:数学ははたして疫病を阻止できるか?とか、地下水侵食と地雷(パラシュート爆弾?)などのテーマの講演もあったけれど、同時開催なので、どちらかを選ばなければならなかった。

どれもこれも、先生方(学者、講師、研究者)の日頃の得意分野を一般聴衆にわかりやすく話してくれるもので、とても内容が濃くて、おもしろくて、ためになった(と思う。)

最後にテストしますよ、といって笑わせた学長の開会の挨拶もユーモラスで楽しめたし、お昼ご飯も豪華だった。ワインなどいくらでも飲み放題だったけど、午後の講演で眠ってしまうおそれもあるから、赤ワイン1杯だけにしておいた。


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550年の歴史を持つこのカレッジの学内の景色(↑)。550年ほとんど変わらずこういう景色のまま、今も実際に使われているということは、やっぱりビックリものだ。

バグダードの話は、イギリスが、ヨーロッパが、そしてアメリカがメソポタミアの石油、イラクやクウェートの石油をめぐって、過去数百年この地に入り込んで戦争をしてきた歴史をよくまとめて話してくれて、ミチにも理解できた(と思う。)結局、人間の欲望が戦争の元になっているのもよくわかったような気がする。講師はたんたんと何年にイラクのどの町でどの国とどの国の軍隊がどう戦争をして、何人の死傷者が出た、というような史実をたくさん語ってくれただけ、だけれど。民族紛争、宗教紛争もからんでいるし、ましてや西欧諸国が錦の御旗にしている民主主義をもたらすため、なんていう名目も、その土地の人がどういう暮らしを望んでいるか、機械を輸入するように民主主義を接木したりできないということも含めて(これはミチの言葉)、とってもフェアな立場で話してくれたとおもった。

クイーンズカレッジの学長は、紅茶国国会の貴族院議員(Lord)で、レイバー(労働党)のベンチに座っているのだそうだ。ファイナンシャル・クライシスという題の本を書いたこともある経済学者で、まさにタイミングのいい話を聞くことができた(と思う)。理論的背景を話すということで、むずかしかったけれど、ひとつ面白いと思ったのは、天下をまわりまわっているお金の流動性(liquidity)というものがどういう風に起こるか。地震の時の地下の液状化現象みたいに、みんながみんな同じ方向に向かってお金を動かそうとし始めると(ホモジェナスになると)この流動化現象は一挙に増す、人々がバラバラの方向に向かって(ヘテロジニアス)お金を動かしているときは、資金(もとで)は流動化しにくい、という言葉でまとめたのはミチの勝手な解釈と言われてしまうかもしれない。

とにかく、銀行に預けたお金がその銀行にないことがわかったり、その銀行がつぶれたりしたら、これはもう誰だってパニックになりますよね。株価の下落なら、会社がつぶれない限りじっとシンボウしてまた値が上がるのを待つ、という方法もあろうけど。

あと、ビール。17世紀、18世紀の紅茶国の貧しい労働者たちが自家製のビールを貴重なエネルギー源として、たくさん飲んでいたとかいうお話。これを歴史学者が、どうやって調査するか、たとえば穀物の産出高を調べて、その栄養量を計算して、1660年代の労働者が一日に摂取した栄養量に換算していく、なんて物好きでないとできない表や資料がいっぱい出てきたお話だった。でも最後に、当時と同じ製法で作られたと言うビールを会場でふるまってくれた。それがなんと Thomas Hardy's Ale (トマス・ハーディーのエール)という名前で、インターネットで買えるそうだけど、12%ものアルコール分があって、とっても味の濃い、甘みもあるビール。それはMALT(モルト)をたくさん入れるから甘くなるんだそうだ。試飲させてくれた17世紀(と同じ製法で作られた)のビール(↓)。とっても味が濃くて、アルコールが強くて一気に飲みきれなかったので、プラスティックコップを持ったまま外に出てしまった。

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例の有名な数学の橋(マシマティカル・ブリッジ)のたもとのビルの一角にビールをおいて撮ってみました。天気がよくて、カム川はボート乗りをエンジョイする人たちでにぎわっていた土曜日でした。
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もう一枚おまけ。
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もう一枚おまけ。
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# by agsmatters05 | 2008-10-12 23:45 | Trackback | Comments(0)

27(土)C村の秋

午後4時過ぎ、やわらかな北国の秋の陽射しがかたむきはじめたころ、いつもの2-30分の軽い散歩をした。今日はめずらしく一日太陽が空に出ていたので、家の中で一日中過ごすのはもったいないこと、とおもってのことだった。
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小さなC村の端から端まで目抜き通りを歩いても5分ぐらい。ひと気がなくて、自動車だけが時々走る道。
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ときどき通り端の庭先越しに、季節の花を写真に撮らせてもらったりする。名前、わからないよ。でも、太陽の光を浴びて、色鮮やかで、ついカメラをむけたくなってしまった。それが、花の花たるゆえん。
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同じ花に蝶々がいた。それだけのことなんだけど・・・。
本当は、C村の散歩をする時はいつもうさぎの写真を撮りたいとおもうけれど、小さくてすばしこいウサギさんたちは全然ミチのカメラにはいってくれない。
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紅茶の国は通りという通りにはすべて名前がついている。たいていは、隣村へ行く道は隣村の名前だったりする。前にルイママから、日本で知らない場所の、知らない家を探してたずねるときはどうするのか、と質問されたことがある。別に通りに名前がなくても、人に聞いたり、地図で調べたり、最近はもっと便利なものがいっぱいあって、困らないとはおもうけれど、すべての通りに名前がある、というのも、それはそれでいいことかも知れない、と思うようになった。初めて行く場所を簡単にみつけることができたことも、ままあるし。今日はべスちゃんの誕生日パーティーがあるんだ。
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郵便ポストにBTの電話ボックスに、村の掲示板。このすぐそばに、村唯一のパブ、ユニコーンがある。パブと教会があれば,戸数数十戸の村でも、りっぱな集落だ。この村にお店が一軒もないことが村の自慢でもあり、また不便な点でもある。今日は、郵便局へ行くのに、車で10分、隣村のウイングまで一走りしたことだった。
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さていつものC村の教会、日暮れが早いので、影が濃い。
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突然話が変わるけれど、伊予の国のすみれ野団地というところに住み始めたころ、メグが1歳半のころ、マイホームに住み始めるとなぜか、近所にお墓があるかどうか、気になり始めたことがあった。私の行く先、将来、埋葬場所。たとえば、この墓石の下に私は骨灰となって入るのよか、入りたいのよか、入れるのよか、そういうことをふと考えさせられる場所がここ。でも、それは生き残ったひとが決めればいいこと。お墓はあそこにしてとか、ここにしてとかそういうのってちょっと過剰な注文すぎないかな、と思ったりする。緑茶の国の、何代も続いた、たとえば実家のお墓ならまったく別の話でしょうけど、ね。
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教会の横を通るといつもの牧草地。いつもの2頭が相変わらずの景色でした。
馬って静かで、平和で、おだやかで、それでいて、存在感のある生き物だ。うーん、馬になりたい、とは思わないけれど、あの平和さ、静けさ、穏やかさには、あやかりたいような気もする。
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# by agsmatters05 | 2008-09-28 02:57 | Trackback | Comments(10)
ミチの勤め先の学校は公立の選抜校なので、今年の秋に全国的に実施されるイレブンプラスと呼ばれる11歳児が受ける能力試験の結果で入学者が決まる。それはそうなのだけれど、G校に子供を行かせたい親たちが学校の説明会に参加したいのはもちろん、当然の親心だというのも痛いほどよく分かる。
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水曜日の今日、本来ならミチは唯一のオフの日なんだけど、夜7時からのこの行事にしっかりと付き合わされたことだった。クラブ紹介の時間にジャパンクラブも参加してくれ、と期待されるようになったのはうれしいこと、と言うべきか。
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クラブの生徒たちが中心になって出店というかカウンターを開いたのだけれど、夜のことなので、前もって親の承諾書を取り付けておいて、学校と家との送り迎えもしてもらわないといけない。今夜の水曜日にはさいわい3人の生徒がヘルプを引き受けてくれたのでよかったけれど、明日の木曜日には一人しかクラブの生徒が出られない。というわけで昼間一度わざわざG校まで往復し、木曜日に出店のヘルプをしてくれそうな生徒に親の承諾書の用紙を渡してきた。

そして7時。クラブ紹介は食堂が会場になっていた。ジャパンクラブができることはもうたいがい月並みになってきた、お決まりの出し物。折り紙、日本のおもちゃ(Noraおばばさんからの差し入れが今もしっかり役立ってますよ。感謝)。そして、トロさんから譲っていただいた水で書いて乾いたら文字が消える書道の練習用紙と筆。
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そのほか、壁に地図やカレンダーや鯉のぼりなども貼り出し、さらに恒例に(?)なりつつある、生徒ジェイ君のお母様の手作りの海苔巻きすし。これがとっても好評で、これにありつけた人はとてもラッキーな人たち。休憩時間にレー校長もわざわざお立ち寄りになって
Am I allowed to eat this? (私もこれを食べていいんですか?)などとおっしゃる。
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たしかジェイ君のお母さんはフランス人だってきいたんだけど、ほんとうにこの細巻き、上手にできている。味もいいし、わさびも利いているし。去年作ってきてくださったので、今年ははてさて・・・とおもったら、やっぱり。昼間はミチもどうしようかな、作ろうかな、作らないでおこうかな、と迷っていて作らなかった細巻き。全部で200人以上の参加者(親と子)がこの会場にやってくるので、とても全員にはまわらない。ありつけた人は本当にラッキーな人。ミチももっと食べたかった(いただきたかった)けど、抑えて抑えて遠慮して、2-3回つまませてもらうだけにしておきました。
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この行事は明日ももう一晩ある予定。
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# by agsmatters05 | 2008-09-18 08:28 | Trackback | Comments(4)

ゴロゴロ土曜日の2回目、働かなければ収入がないその日暮らしのアルバイト生ミチ。なんてぼやいていてもなにも始まりません。朝はマイグレン(頭痛)の発作で一日頭が重かったです。夕方C村を散歩してから、A市のオデオン座にキーラ・ナイトリー主役の映画「公爵夫人」を見に行きました。テレビで多少の前評判は聞いていたけど、あまりくわしい内容も知らずに、たんなる新作という評判だけで見たのですが、見てよかったと思いました。
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フランス革命の前といえば18世紀後半のお話。ダイアナさんの5-6代前の伯母にあたるジョージアナという女性の一代記でした。デボンシャーの公爵といっても実際はロンドンに住んだり、ダービーに住んだりしていたとのことですが、当時の大貴族の豪華な暮らし向きを背景に一人の女性の波乱に富んだ人生でした。結婚し、子供を産み、それが女の子だったり、男の子だったりの喜び悲しみ。別の女性に夫(公爵)が産ませた女の子を育てたり、一緒に住んで仲良くしていた友人が夫と愛し合う中になったり、それでも公爵の男の子を産み、さらにジョージアナ自身も幼馴染の青年と愛し合う中になり、その男性の子を産みながらも公爵夫人として社交界にも政界にもファッション界にも話題をにぎわせ、華やかに生きて49歳で亡くなる。人生を縮図に描くといとも簡単に一言で終ってしまう出来事が、およそ1時間あまりの映像表現として音楽とともに再現されるととってもリアリティーを見せ付けられた感じがしました。

食うものも着るものも何一つ不自由なく恵まれているように見える貴族の生活でも、世継ぎが産めないという負い目とか、夫の浮気にもなにも抵抗できない妻という単なる夫の所有物としての立場とか、自分で産んだのではない夫の子供を自分の子供と同じように育てる努力とか、子供をとるか愛人をとるかと迫られて子供をとったあと愛人の子供を身ごもっていることがわかったりと、「生きることは生き抜くことだ」といわんばかりの試練の数々。公爵だって「籠の鳥」のように、本当は自由がない立場だと言わせる一場面もあった。

すみません、これから見ようと思っている方に詳しくストーリーを書きすぎてしまったでしょうか。いえ、この映画はただこれだけじゃなくて、ほかにたくさん見どころがあり、見ないと分からないことがいろいろありますから、ご心配なく。「男はつらいよ」じゃなくて、「女はつらいよ」を歴史絵巻にしたような、見終わった後の感想でした。

それにしてもキーラ・ナイトリーという女優さんは下あごをツンと突き出して、気の強い(傲慢な)女性を演じるのがはまっている。ところで、最後の字幕で、エディター(編集者)というところに、MASAHIRO TAKANOBU(だったかな、後半はうろおぼえ)、明らかに日本人の名前をみつけました。エディターという仕事はどんなことをするのか知らん。でもとってもいい仕事をなさったみたいな・・・。
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# by agsmatters05 | 2008-09-14 20:54 | Trackback | Comments(4)
九月最初の土曜日。朝10時10分前にパソコンのスイッチを入れました。

「え?するってえと、まだ土曜学校は始まってねえのかい?
それとも、なにかい、もう土曜学校はやめたってのかい?」

(自注:こういう文章が頭に浮かぶのは、今、宮部みゆきを読んでいるから。「心とろかすようなーマサの事件簿」では、探偵事務所の加代ちゃんが大活躍。伊予のKAYOYA先生(加代先生)とダブってしもて・・・。)


後のほう、あったりー。

勘のいい読者、一部の読者はお分かりでしょう。
そうなんです。今朝、私は風になって、ロンドンまで行ってきました。
もぬけの殻になった、身体のほうは、9時半過ぎまでベッドの中。
今日こそ、土曜日の朝をゆっくり、のんびり、こころおきなく好きなことをして過ごせる最初の朝。

とっても、とっても、意味深な夢を見ました。
忘れないうちにここに書いておかなくっちゃ。(MOREでね。)

その前に、これまでのアルバムから1,2枚拾ってみましょうか。
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これは2007年の春先、イーリングの公園で。
まだ土曜学校に通い始めたばかりの頃で、あたりが目新しくて,市街地の公園もいいなと思いながら、一人でお弁当(↓)を食べたっけ。
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この近くに日本食料品店「ナチュラル・ナチュラル」というお店があって、毎週土曜日、仕事のあとはここによって、ニューズダイジェストやジャーニーなどの無料週刊日本語情報誌を(とっておいてもらったのを)もらい、韓国海苔や、大根をよく買ったものでした。
最初に面接とか、見習いとかあったから、足かけまる2年ぐらい通ったことになる、ロンドン西郊、イーリング。ちょうどドアからドアまで50マイル、約80キロ。土曜日の朝は道路が混んでなくていつもきっちり1時間かかりました。

でも、この距離の倍ぐらいの遠いところから、2年3年どころか、20年も30年も通い続けておられた先生方が何人もそこにはいらっしゃいました。お子さんが寝てるうちにベッドから車に移して、車の中で朝ごはんを食べながら、10数年かよい続け、そのお子さんがもう大学を出て就職してもまだこのお仕事を続けておられる先生方。本当に、本当に、心から驚嘆、感銘、尊敬を覚えます。

では、その、意味深な夢について。(長いですよ。)

More 
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# by agsmatters05 | 2008-09-06 20:25 | Trackback | Comments(10)
今日は一日中インターネットのつながり具合が悪かったです。
今日の天気と似たり寄ったり。晴れたり、降ったり。
メールの返事を書きかけで、インターネットのAddress Not Found とか、
ブログのコメントを読んだだけで、次の画面に移ると、接続不能とか・・・、画面に出てくるので、徒労感ばかり味わった一日でした。

新学期を始めるに当たって、勤め先のG校で、生徒指導の総責任者のような立場の副校長の挨拶も(月曜日に)ありました。
G校は選抜された子だけが入ってくるので、どうしようもない非行少年とか、手に負えない学習困難児とかはいないので、その意味での授業妨害はあまり見られないのですが、低次元(ローレベル)の授業妨害というのは、けっこうしょっちゅうあります。
ようするに生徒が私語をしたり、ふざけたり、からかい半分の質問をしたり、無意味な授業態度だったり。 こういう生徒の指導をどうするか。これが一番大事な教師の力量を問われているところなのでしょう。
ミチにはこれについての苦手意識があって、いざ新学期、新学年の授業を始めるに当たって、一番気がかりなのが、この点なのです。

このブログによくコメントを下さる Saso さんから、教師は教室のボスでなければいけない、という教えをいただきました。ボスであるためには、そしていいボスになるためには、どうしたらいいか。授業の準備をていねいに前もってやっておくことも大事でしょうし、授業中の時間がもっとも有効に使えるような授業運営も大事でしょう。

いよいよ明日の午後、G校とH校で、二つ授業があります。
「♪甲斐の山々日に映えて、我出陣に憂いなし。~
「♪祖霊まします、この山河、敵に踏ませてなるものか、
人は石垣、人は城、情けは味方、仇は敵、仇は敵。

歌だけは威勢良くここに書きましたけど、実のところ今日という日は本当にしょぼくれていました。脳の中の線条体という部分がもっと活発に活動をすると、学習意欲、行動意欲が増している証拠らしいとか。

関係ない写真を2-3枚載せておきましょう。気分転換に。
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クリケットはわりとおしゃれなスポーツといってもいいかな。ラグビーとは大違い。C村のクリケットグラウンドで。
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例の「はまゆう」。心の病って、考えてみたらミチも似たり寄ったりかも。ふざけてみたくなる年頃の生徒たちを相手に日本語を教えることに、慢性的な「適応障害」を覚えないでもない。(心の片隅に)
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C村唯一の教会、だいぶ古いらしいけど、まだときどき巡回牧師が来て、集会が持たれているもよう。300人足らずの住人しかいないC村に人が集まる場所は3つ。パブ、教会、そして、クリケットグラウンド兼集会所。このどれも、ミチは常連ではない。散歩はするけれど、よそ者はよそ者だ。そういえば、ヴィザという問題も目の前に天井から蜘蛛の糸みたいに、降りてきている。次々と解決を迫られる問題が出没している。いつものことだ。
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# by agsmatters05 | 2008-09-04 10:14 | Trackback | Comments(4)

31(日)クイズの答

紅茶国時間は今、8月31日、日曜日夜8時20分です。
日本は夜明けの4時20分ごろでしょうか。

先日の記事、「夏の終わりクイズ」の答えを発表します。

ズバリ、当選者がいらっしゃいました。

まずは写真をごらんください。
e0010856_421169.jpg

というわけで、一山10粒ずつなので、

正解はズバリ300粒、lonlonさんでした。
ここで高らかにファンファーレが鳴るといいですね。♪パンパカパーン♪って。
lonlonさん、初コメで、ズバリ正解、おめでとうございます。
さて賞品は、ケンタッキーに送るのか、長崎に送るのか、はっきりしてくださいね。
お二人とも、Mixiか、ホットメールか、このブログの非公開コメント欄かで、ご住所を教えてくださいね。

ああ、楽しかった!ええ、そうですとも。この数日間。
皆様から続々とお答えが寄せられて・・・。
とっても近い人、いっぱいいましたよね。
当たってもはずれても、御礼をいいたいです。

最初私も、もみがらをしごいていた時はこんなにたくさんあるなんて思っていませんでした。それで、一粒だけ、中味を噛み砕いて粉の味をかみしめたりしたんです。その時はクイズの正解写真をとるなんて思ってなくて。それで、後からもう一度並べなおしたら、きっちり300粒でした。それで、プラスマイナス5粒まで正解にする、なんて書いたりしました。

200から300の数字を出した方は、とてもおしかったですよ。
次のクイズではぜひ、ズバリの正解ををねらってくださいねっ!
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# by agsmatters05 | 2008-09-01 04:40 | Trackback | Comments(8)

紅茶国で日本語教師。でも、身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅のことなど。


by dekobokoミチ
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