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昨日の本(「羊と鋼の森」は2016年本屋大賞ノミネートだそうで、(ちなみに、ノミネートされた作品は10位まであるらしい)、2017年の同賞ノミネート作品の一つがこれ。小川糸さんは、ウイキ様によれば1973年生まれだそうで、昨日の宮下奈都(なつ)さんより6歳若いお方。(おんとし44歳、といえば若さと実力が伸びあがるお年ごろ?)

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とっても楽しく、面白く、いい気分で読ませていただきました。「羊と鋼の森」の本とくらべて、(といっても何も比べなければならない理由はないのですが、たまたま続けて読んだ本で、たまたま2年続けて本屋大賞ノミネートされた本で、たまたまアラフォー、アラフィフの女性の小説というわけで。)、こちらは実話間違いなしみたいな感じで本に引きずり込まされました。登場人物のネーミングがおかしくて、名前だけは仮名にちがいないと思っていたところ、終わり近くで、なんだこれは実話じゃなくて、創作だったのか、と薄々感じるようになり、最後に男爵とパンティー(登場人物の一人)が結ばれるということになって、ああこれは全くの創作だったのか、と落ちがついた(落ち着いた)のでした。

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宮下さんも小川さんもそういう人(名前、作家))のことを全く知らない海外暮らしゆえ、本を読み終えてからウイキ様にお伺いをたててみました。すると小川糸さんの公式サイト(糸通信)というのがあって、そこにライフ・ブログ「ペンギンと暮らす」というページ(部屋?)があり、最新(3月19日、日曜日)の記事によると、この作品(ツバキ文具店)は4月からNHKテレビで放映されるのだそうです。http://ogawa-ito.com/blog/

そうそう、お知らせがあります。4月14日(金)から、NHKで『ツバキ文具店』のドラマが始まりまーす!ポッポちゃん役は、多部未華子さん。夜10時スタートなので、ぜひぜひご覧になってください。


日本在住の皆様、お楽しみくださいね。

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ちなみに、わが沖縄WC友、Yソーリが薦めてくれた本の、大部分がこの本屋大賞ノミネート作品だったのだと、今日にして気が付いた次第。あらためてこれらの本を紹介してくださって、ありがとうございました。


またよっちゃん、もったいないようなハードカバーで読み続けています。重い本をたくさん送ってくれて、ありがとう。(ここからは私的な業務連絡、ところで、まだパーセルは届いていませんか?笑)。
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by agsmatters05 | 2017-03-20 06:14 | 本を読んで | Trackback | Comments(1)

宮下奈都「羊と鋼の森」

一週間があっという間。毎週金曜日に会うキムさんと、「早いですねえ、一週間が。」という挨拶をいつも交わす。ったく、昨日のことのように先週の金曜日を思い出し、この一週間は本当に一週間だったのか、などと感じてしまう。よって、読書予報の記事 ⇐ここ を載せてから、かれこれ3週間もたってしまった。その時載せた写真の本の中の今は3冊目を読んでいるけれど、読んですぐ記事がかけなくて、こちらも溜まり気味。読んですぐ書かなければ、感想文もきっと賞味期限の過ぎたものになってしまうのではないか。

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1967年生まれの著者、宮下奈都(なつ)さん。今年50歳にならはる。上智大学文学部哲学科卒、と本のカバーの裏の内側に記してある。上の表紙の帯には、「ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。」と。

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ピアノは、ピアノ線(鋼、はがね)と、それを叩くハンマーをおおうフェルトを作っているいい羊毛からできているのだそうで、そこからタイトルの「羊と鋼の森」という言葉がきているのだとか。つまり「森」はピアノであり、ピアノから流れ出る音楽のこと、といってもいいか。

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作者が女性で、主人公が若い青年ということに、やはり終始距離感(作者と主人公との)を感じないわけにはいかなかった。読み終わったら、作者の創作の用意周到性に、脱帽したと認めざるをえない感じ。本の最後に、著者の「謝辞」というページがあって、

「この物語の執筆にあたり、快くお話を聞かせてくださった調律師の方々に心から感謝いたします。中でも、若い情熱と明晰な語りで調律への戸口を開いてくださった阿部都さん。素晴らしい技術と知見、名立たるピアニストたちとの数々のエピソードで、豊かな調律の世界を垣間見せてくださった狩野真さん。そして私のピアノを四十五年に渡って見守り続けてくださった上田喜久雄さんに、この場を借りてお礼申し上げます。また、作曲家の笠松泰洋さんには、あふれる音楽への愛情と深い洞察を惜しみなく分けていただきました。ほんとうにありがとうございました。」


この「謝辞」があって、はじめてこの作品全体が納得できたような気がしたといったら、私の読み方ははたして「まっとうな」読み方だったのかな?

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by agsmatters05 | 2017-03-18 07:40 | 本を読んで | Trackback | Comments(2)
あっという間の一週間でした。先週の土曜日にさそさんと二人で女子会して、この映画をみることができました。1950年代のピッツバーグ訛りって,さっぱりわからん。前もって読んでおいたあらすじから推して知るべし、てか、わかったつもりでみてました。字幕付きでもう一度見たら全然理解度が違うはず。しかもものすごいセリフの量でした。あんなに一度に覚えてしゃべり続ける、ってすごいエネルギーだわ。デンゼル・ワシントンおみごと。セリフの量でくらべたら、ケイシー・アフレック(マンチェスター・バイ・ザ・シー)とはくらべものにならないほど。もっとも、ケイシー・アフレックは黙っているところに演技力を発揮。デンゼル・ワシントンはその逆の演技力を発揮したということか。とか何とか、素人がテキトーなことを言ってます。今年は賞をもらった作品をがんばって映画館へ行ってみることができて、ささやかな当たり年、でした。あと「ムーンライト」を見なくては。

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そしてアカデミー女優助演賞をもらったヴィオラ・デイビスもよかった。わざわざロンドンまでお上りさんして見てよかった、見る価値があった、と思いました。ライオンのニコール・キッドマンもいい演技してて、惜しかったですけど。

あとからテオ君に聞いた話では、たいがいの映画は映画館へ行かなくてもみることができるんだって。いくつかのサイトを教えてくれました。でもイリーガルのようですが。

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それでもって、どんな映画だった?と聞かれたら、「家庭の外に子供を作った男の話」だと言っておこうと思う。もちろんそれだけじゃないけど、ヴィオラ・デービスが女優助演賞をもらえたのは、話の頂点がそこにあるから(あったから)。サルトル、クリントン、チャーチル、ガンジーも、ドミニク・ストラス=カーンも、つまりそれが「男」というものなのかなあ、と考えさせられた映画でした。
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by agsmatters05 | 2017-03-11 10:33 | 映画 | Trackback | Comments(0)
読書予報をさておいて、あっという間の一週間でした。

先週土曜日(2月25日)、ロンドンで女子会。バーミンガムのさそさんと二人デートしてきました。

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久しぶりの懐かしのユーストン。

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フェイスブックに軽くアップしたのですが、ユーストンから ピカデリーまで。

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最初にレスタースクエアに行って、中華のお昼ご飯を食べました。(写真、なし)
それから映画を見て(次はこの記事)、レスタースクエアの中華食材店でパクチョイとか大根、白菜などを買い、ピカデリーの「昇龍」というお店で
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とか
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などをいただき、そのあと珍しくジャパセンの中には入らず、外で写真だけ撮って、

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無事C村に戻ったのは、8時ごろ。でかければ当然出ていくものがあって、軽い財布がさらに軽くなって心細い思いはしたものの、C村にいては味わうことのできないものを味わうことができて、C村にいては買えないものが買えて、なおかつ貴重な映画を見ることができて、有意義な一日でした。
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by agsmatters05 | 2017-03-06 09:25 | 行ったところ | Trackback | Comments(6)

紅茶国で日本語教師。でも、身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅のことなど。


by dekobokoミチ