紅茶国C村の日々


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思いっきりサラダ 

週末料理の記事です。

「思いっきりポテトサラダ」というモノを作ってみました。
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普通のポテトサラダです。でもいろんなものを思いっきり入れてみました。だから「思いっきりサラダ」です。
玉ねぎをみじん切りにして入れたり、
マヨネーズに加えて、マスタードを入れたり、
もちろん茹で卵のみじん切り、ポテトと人参の茹でたの。それに写真からもわかるように、リンゴ、スイートペッパー(長い赤ピーマンのようなもの)、きゅうり、ラディッシュ、セロリ、などです。あとからクルミや、レーズンを加えてもよかったなどとおもったりしました。


赤玉ねぎピックルス

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OB大で一緒にリサーチを始めた頃の友人、ノブさんから教えてもらった料理。ノブさん、今はどこで何をしてらっしゃるのかな?玉ねぎを薄く切って、酢、砂糖(少々)、ごま油、しょうゆ、砂糖少々(または蜂蜜)などに漬け込んで、これはドレッシング代わりに中味の具のたまねぎのほうをいただくのだそうです。

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煮キャベツ
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私の料理は、とにかくお金がかかってない。安い材料ばかり使う。でも、美味しくて、食べたいなあと思うものだけを作ることにしています。今(春先)ごろキャベツがおいしいですよね。ただのキャベツの炒め煮です。味付けはほんの醤油、みりん、酒などを一振り二ふり。これがおいしくてたまらない料理になるんです。キャベツの甘味が炒めた油と仲良くなって、素朴だけどいいお味。

もう一つ、おまけ。よく作る常備菜。

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ただ、きざんだ赤かぶ(ラディッシュ)(一応塩出しした)とわかめのポン酢漬け。こんな感じの常備菜、割とよく作ります。
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by agsmatters05 | 2017-01-31 11:12 | 食べたもの、作った料理 | Trackback | Comments(2)


見ました。マンチェスター・バイ・ザ・シー

見てきましたよ。アカデミー賞の呼び声のたかい「マンチェスター・バイ・ザ・シー」。

いちばん最初にこの映画のことを知ったのは、これ。schatz1995(というペンネーム)さんのブログ「大好き海外ドラマ&恋して外国映画」のある日の記事(去年の12月27日)が教えてくれました。

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配給システムがどうなっているのか、この映画を見られる場所と時間が限られていました。
なんとか間に合って、ミルトン・キーンズのオデオン(スケープ)で。(これは1月21日土曜日のこと。)

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涙ボロボロというほどではなかったけど、決して楽しい映画じゃないのです。どちらかと言えば、バカな、かわいそうな、だけど憎めない、そんな映画。誰だって不運、不幸、艱難辛苦をまぬがれる保証はないのがこの世。そんな時あなたはどうする?私ならどうする?っていうたぐいの話。

いい映画です。おすすめ。うーん、アカデミー賞ねえ。監督賞じゃなくてきっと主演男優賞かなあ。(ハハハ、勝手なこと言わせてもらってます。)
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ところどころ、音声をゼロにして、スクリーンだけで物語を描く場面があって、これ、好感をもてました。

とにかくハリウッドの特設スタジオで、CGを利用して、銃がバシンバシンと爆発して、車のブレーキがキーキー鳴って、というようなバイオレンスだらけの映画じゃないことは確か。静かなる人間ドラマ。あえて言えばついてない男がなんとかして生き延びていこうとする姿。
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見てよかった。
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by agsmatters05 | 2017-01-30 08:47 | 映画 | Trackback | Comments(4)


漫画、こうの史代「この世界の片隅に」上、中、下

を 読みました、よ。

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メグ、送ってくれてありがとう。

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緑茶国、うどん県のMasahiko Iwasaki様、そのご友人の方(間接的に)、情報をありがとうございました。

多くの方々が「感動した」とおっしゃっている通りに、とてもいいお話でした。最後の最後まで作者のかた、こうの史代さんという方を、浦野すずさん、北条すずさんと重ねながら読んでしまいました。時限爆弾で利き腕をなくされたところを読んでも、その後努力して左手で絵を書き始められたのではないかとさえ・・・。物語全体がとってもリアルに、写実的に描かれていました。歴史的な考証も添えられていました。漫画というジャンルの表現領域を深めている、とも思いました。絵と言葉のつながり方も、考えさせられるものがあって、おもしろかったです。最近のほかの漫画本を全然読んでなくて生意気なことを言わせてもらってますが。

主人公がただ虐げられたり、つらい目にあったりするだけじゃなくて、ただ負けっぱなしじゃなくて、ちゃんとお返し(仕返し?)みたいなことができる場面もあって、よかった。

戦前のことを、戦後生まれの方がこれほどリアルに描けるって、すごい!
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by agsmatters05 | 2017-01-29 04:17 | 本を読んで | Trackback | Comments(0)


伊藤悠子「まだ空はじゅうぶん明るいのに」

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を読みました。といっても、一度全体を読み流したというだけで、何度も読まなければ全部わかったとは言えないのが詩というものではないかとおもいながら読み進みました。

資生堂は、第34回現代詩花椿賞の選考会を9月8日(木)に開催し、本年度の受賞作を伊藤悠子氏の『まだ空はじゅうぶん明るいのに』(思潮社刊)に決定しました。
(今回の選考委員は佐々木幹郎、小池昌代、池井昌樹、杉本真維子の4氏)
現代詩花椿賞は、年度内(2015年9月1日~2016年8月31日)に刊行された詩集を対象に、4人の選考委員によって選ばれた最も優れた一冊に贈られます(過去の受賞作は別紙のとおりです)。
受賞者の伊藤悠子氏には、資生堂より「特製香水入れ」ならびに100万円が贈られます。


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ところどころの行、言葉、言い回しに「ああいいなあ」とおもったり、ところどころの行、言葉、言い回しに「」と思ったりでした。

それが「詩」というモノだと思いながら、それでも一冊の詩集が身近に感じられるか、疎ましく感じられるかの違いがあって、この同窓の、同年齢の女性詩人にすっかり脱帽。若いころ2度詩集を自費出版をしたことのあるデコボコ・ミチ。若い頃の私がよみがえってくるかもしれないというほのかな予兆さえ覚えてしまったではないか(笑)。

では一編、引用させていただきますね。


返信

問いを抱えながら
カーテンを開けると
枝のあいだに
星が一つまたたいて目が合った
これが問いへの返信と星は言う
今みつめているひとは君だけではないとしても
とおく問うたのは
君なのだから
まっすぐ受けとればよい
胸底ふかく受けよ


この最後の一行がグッときました。
受けよ、という命令口調が、なぜかとてもグッド。
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by agsmatters05 | 2017-01-29 04:01 | 本を読んで | Trackback | Comments(0)


宮部みゆき「理由」

今更なにゆえに?と我ながら思うふしさえあるのですが、読み終わりました。やっぱり大作でしたし、平日は仕事もあり、夜はブリッジもありで、さっさと読み終わるというわけにはいきませんでした。

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C村にメグ(娘ちゃん)が住んでいた頃(2001年から2005年)、彼女がせっせと宮部みゆきの本を読んでました。それで今でもたっぷりC村のステイ先の本棚に宮部が残されています。いつか読もう、いつか読もうと思いながら、なかなか手に取ることができなかった宮部。スエーデン発のミステリー、特にカミラ・ラッカベリを2冊読んで、翻訳本ミステリーの読みにくさを味わったので、ちょっと比較してみたいと思ったのがきっかけでした。

2002年9月に朝日文庫で初刷発行。手元のは2003年2月で、第6刷となっています。文庫本でも619ページの厚み。飛ばし読みなどしたくなかったので、何日もかかりました。

ウイキ様によると、

『理由』(りゆう)は、宮部みゆきの長編推理小説。「朝日新聞」夕刊に連載された。高級マンションで起きた殺人事件を、数十人もの人物を登場させ、ドキュメンタリー的手法で追う。第120回直木三十五賞受賞作。

直木賞には、『龍は眠る』(1991年上期)、『返事はいらない』(1991年下期)、『火車』(1992年下期)、『人質カノン』(1996年上期)、『蒲生邸事件』(1996年下期)と5度候補になり、6度目の候補で受賞となったが、どちらかというと宮部の実績を重視しての授賞であり、「直木賞のあげ遅れ」という批判が多くなされた。


この本が出されて、賞をもらったころ、評判を聞いていただけで、めぐりあいそこなってました。10数年後の今読んで、全然古いと思わせられる節などなかった。ドキュメンタリー的手法、というのがいかにもユニーク。作中人物のとりわけ誰に共感させられるということはないのだけれど、一人一人誰もが憎めなくて、誰もが等距離で描かれている。あえていえば、室井綾子の兄、康隆が一番嫌みのない冴えた人物として書かれていたような気がする。そのほか、小糸孝弘も嫌みがなく描かれている。ほかに片倉信子とか、比較的年齢の幼い(若い)登場人物には、悪さやクセがくっついていない、と思われた。宮部の人間観察が甘くなる部分なのではないか、などと素人考えで勘ぐってしまったりした。

とにかく、出てくる人あの人、この人、みな一癖も二癖もあって、世話物、人情物を語らせたら宮部の本領ここにあり、という思いがした。

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結論。もちろん翻訳文とは比較にならない読みやすさだった。文章の流れはさすが日本人の日本語。まちがいなく読みやすく読めて、「これが本来の日本語だ」という安心感すら覚えた。そのうえ、裁判所の競売物件の買受人と占有屋の問題、ごたごたを含めてよくもまあこれだけのスケールのフィクションを組み立てたものよ、と(素人ながら)舌を巻かずにはいられなかった。宮部、すごい!
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by agsmatters05 | 2017-01-28 10:32 | 本を読んで | Trackback | Comments(0)


この頃のウイードン

書きかけの記事が溜まっています。今月中に5~7つの記事をアップする予定です。
でも、今夜は一つだけ。最近の「見晴らしの丘」の写真をどうぞ。

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2年前の1月24日(土)のことでした。忘れもしないホンシビ・スリップ事故。ここと、ここと、ここと、ここ

・・・・とまだまだ続くのですが。

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この日(2年後の同じ24日)は空の雲がきれいな冬晴れの日でした。

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このページの写真はウイードン道路を運転しながら撮りましたが、時間を逆にして載せています。

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つまり、一番下の写真を撮ってから、一本道を運転しながら進んで行くと、一番上の写真を撮った場所にたどり着く、というわけです。

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そうしてウイードンの道にさしかかる手前のところが、例の事故現場のお宅でした。(↓)
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まだまだ寒いですからねえ。あと向こう一か月ぐらいは、用心しながら運転しなければと思っています。
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by agsmatters05 | 2017-01-27 12:51 | Trackback | Comments(0)


オックス・ブリッジ受験生

日本では大学入試センター試験が、1月14,15の二日間行われましたね。雪で大変な受験地もありました。今年の受験生は約56万人とか。

イギリスには、127の大学があり、一つを除いて全部国立となっています。ここにその127の大学の一覧表が、のっています。http://www.thecompleteuniversityguide.co.uk/league-tables/rankings 入試成績、学生の満足度、研究の質の高さ、大学院の将来性 、全体評価(トップが1000点、最下位は322点)=Standards、Student Satisfaction、Research Quality、Graduate Prospects、Overall Scoreとなっていて、この順位表は リーグ・テーブルと呼ばれています。イギリス全国の中学、高校(セカンダリー)も、プライマリー(小学校)もこういう順位(リーグテーブル)にはりつけられることからまぬがれることはできません。その意味では本当にシビアです。

そしてイギリスの大学入試は、日本のように一度の試験で合否が決まるようなことはありません。そういう意味での大学入学試験というのは、ないです。高校時代の成績、学業態度全般(出欠も含む)、行動、本人の意志、特技といったいろいろな面を総合的に考慮されるのですが、受験生は一人5つの大学まで志望校をきめて、願書をUCAS(ユーカス、センター)というところへ送ります。

UCAS(University & College Admissions Service)とは、イギリスの大学へ入学するための総合出願機関です。イギリスの学士課程に入学するためには、この機関を通じて出願することが必要です。

.出願フォームに入力しなければならないことは、

Personal details 個人情報(国籍、資金状況など)
Choices 出願するプログラムと学校コード
Education 学歴、取得学位と成績
Employment 職歴
Personal statement 志望動機書*3 47行(または4000語)まで (⇐)これはとても大事!
Reference 推薦状 47行(または4000語)まで


一人5つまで大学を選んで、UCASセンターが各受験生の書類をそれぞれの志望の大学へ送ってくれます。大学側では収容人数と志願者数をにらみ合わせながら、志願者の成績をみて合格見込みを判定します。ある大学である受験生を合格にするかどうか、卒業の年(願書提出の翌年)8月に発表されるAレベルという3科目の資格試験の結果を予測して、それが全部A(成績として優のこと)なら合格とか、ABBなら合格とかいうような条件を付けて見込み判定をします。(これをオファーといいます。)場合によってはどんな成績をAレベルでとろうとも、不合格である、という判定を決める場合もあります。実際は翌年8月(つまり去年願書を出した生徒らにとっては今年の8月ですが)そのオファーの条件を満たすAレベルの成績がとれれば合格が確定し、そうでなければ別の大学へ行くか、一年浪人するかというようなことを決めなければなりません。実際は5校選択するなかで、レベルがある程度わかっているので、たとえばBBBでも合格できるとか、無条件合格(アンコンディショナル・オファー)がもらえるというような大学を5校のなかに入れておけば、浪人の心配はないわけです。大部分の受験生がこうして志望校を決めていくのですが、中には、どうしてもこの大学のこの学部でないといやだという人は、翌年再受験をすることもできるわけです。

インタビュー(面接試験):オックス・ブリッジと呼ばれる二つの大学、オックスフォード大学とケンブリッジ大学は、他の大学とは別枠として扱われ、この二つは同時に受験することはできない、どちらか一つを選ばなければならない、ことになっています。そしてどちらの大学もUCASフォーム(ユーカス願書)を受け付けた後、受験生に面接試験を課します。11月ごろにはオックス・ブリッジの受験生はそれぞれ大学から呼び出されて個別に面接試験を受けに大学へ行きます。(場合によっては、面接試験の前に不合格になる場合もある。)

そうして年が明けて1月の十日過ぎ、(今年は11日水曜日でしたが)ほぼ一斉にオックスフォード大学とケンブリッジ大学のそれぞれの学部、カレッジへの合格発表が届いたのでした。


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とまあ、長い説明。読みにくかったでしょうか? 上の写真は去年の10月にケンブリッジ大学への受験生を一人連れて、ケンブリッジ、クイーンズカレッジの卒業生リユニオン・講演、食事会(アカデミック・サタデーと呼ばれるイベント)に行った時、カレッジ内の食堂の壁に貼ってあったポスターでした。

キープ・カーム=落ち着け!というのは、いい言葉ですよね。みんなカッカと来てる人が多いから、とにかくカーム・ダウン(気持ちを静める)して、勉強せい!とか、下の写真は、とにかく卒業せいとか。(笑)

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実はこんな記事を書いているのは、今年私は二人の13年生(ということは高校3年生、つまり大学受験生)を抱えていて、この二人(アッ君、オッ君)がなんとなんとなんとこの名門校にそれぞれ志願していたからでした。

もう去年の面接試験の頃は二人とも日本語の授業など気もそぞろでした。インタビュー(面接試験)といっても、複数の試験官が一人一人、その適正、表現力、知識、意欲、態度、とにかく直接会って得られる情報をすべて総合して、受験生の合否判定に役立てる、というものです。オックスフォード(Nカレッジ)を受験したオッ君はフランス語とロシア語を専攻することを前からきめていたのですが、面接試験では、どんなフランス文学、ロシア文学の本を読んだか、それについて意見を述べよ、みたいなことも聞かれたようでした。ケンブリッジ(Hカレッジ)を受験したアッ君は、自然科学専攻だったのですが難しい科学の専門知識を聞かれたみたいでした。

オックスフォード、ケンブリッジ両校は、たいへん似通った制度を持っている大学だけど、どことなくカラーがあって、これはちょうど日本の東大、京大がよく比較されるような、カラーの違いに似ている気がします。決してケンブリッジが東大とか、オックスフォードが京大に近い、などというつもりはないです。ただ、これまでどんな生徒がオックスフォードに受かり、どんな生徒がケンブリッジに受かったかを経験的に感覚的に思い起こして、とにかくケンブリッジという大学はすべてに優秀で優等生タイプの秀才型、オックスフォードのほうはどちらかというと、個性的で、一芸に秀でている学生(つまりオールラウンドではないけれど、相当優秀な学生)も認めてもらえる大学、というようなイメージを(個人的に、私見ですが)持っていました。

この意味では、オッ君はケンブリッジ型、アッ君はオックスフォード型なので、実は志望校を逆にしたほうがいいのではないかしら、などと私はひそかに余計な心配をしていたのでした。

でもって結論。聞いてください、二人とも合格だったんです!

直接私が何をしたということは全くなくて、ただ日本語を数年間放課後ずっと教えてきた生徒たちというだけなんですが(二人とも、2014年に東京へホームステイ日本語研修旅行に参加した生徒たちです。)とにかく、やったー!バンザーイ!おめでとう!おめでとう!おめでとう! 

なのでした。

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オッ君アッ君は今年の5月には、学校を離れていきます。卒業です。Aレベルの日本語試験を受けるまでは週一回のペースで学校で会い続けると思いますが、そのあとはもうAレベルの受験科目を受ける勉強に各自の家で専念するだけでしょう。8月のAレベル試験の結果が発表になったら、なかば恒例になっているC村での日本語卒業生食事会にご招待しようとおもっています。その時はこの二人に、トランプのブリッジ・ゲームを教えこむ予定です。もう今からその日が待ち遠しくてたまらない。(爆笑)
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by agsmatters05 | 2017-01-15 10:08 | Trackback | Comments(4)


MFL祝会

団体旅行からはぐれた夢。グリーンの冊子(旅行説明書)をなくして、知らない街の、たぶん異国の、何時にどこへ集合するのか、それさえ分からず誰も無関心で助けてくれない夢を見て目を覚ました。

10時半集合の予定で、初めて行くところだったから、10時には出発しないと。ということは、遅くても9時半には起きてないと。ということを頭の中に入れて、一度起きてまた二度寝をしてしまった。だから見た夢だということはわかるけれど、それにしても露骨な遅刻の夢だった。

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霧の深い朝でした。右下の写真が、スタート地点。グランド・ジャンクション・アームズという名前のパブの駐車場。
ここに結局、全部で8人が集合しました。去年の10月か、11月ごろ、はやばやとメールで行くか行かないか、予約メールが交わされていました。去年8月に公的にはリタイアした学校のMFL(モダン、フォリン、ラングエッジ、つまり外国語科(フランス語、スペイン語、ドイツ語)の先生たちのグループメールでした。前々年にリタイアしたドイツ語とフランス語の先生も、カムバック常連組でした。

パブの横、運河に沿って歩き始めておよそ2時間。延々と上の写真のような運河沿いの散歩道を、8人が歩き続けました。土曜日のこと、反対側からも歩いてくる人達もかなりいて、とてもよくできた散歩コースでした。MFLの一行は女性が6人で、女性って本当に黙っている時間がないんだなあ、と再認識。ふだんこういう場面にあまり出合うことないから、歩きながらしゃべるのって私は得意じゃないから(それになんてったって英語やし)、私は質問されたら答える程度。一人でせっせと歩くことに専念していました。

しばらくして完全装備(帽子に襟巻に手袋に長靴)という服装が、体が温まってきたので、襟巻だけ外すことにしました。歩きながらマフラーをはずして背負っていたナップサックにいれて・・・、その時アッと気が付いたこと。襟巻をはずしてから数十秒後、4-5メートルは歩いた後だったかも。とにかく、イアリングの片方が耳から消えてる!と。

好きな濃紺のシンプルな耳飾り。かれこれ10年以上愛用してきたアクセサリーだったので、すぐにあきらめることができませんでした。あれしまった、なくしちゃったよおおおと、黙りがちであるいていたデコボコミチがもと来たほうへ戻りながら、この細くて湿った運河沿いの小道を探し回りましたが、ずっと同じような道の連続で、どの辺でマフラーをはずしたのかも定かでなく、困ったコマッタと一人で途方に暮れていたとき、前後を歩いていたお仲間たちが一緒に探すのに加わってくれました。

とはいえ、上の写真の右上のような場所でしたから、とてもとても小さい耳飾りを見つけ出すなんて、ありえない気配。むりだろうなあ、みんなの進行を止めても悪いし、一人残って探すと言っても、こんな場所で見つかる見込みありっこないしなあ、と思いながら地面を見つめながら行ったり来たりあるいていました。ものの1,2分、いえ数十秒のことだったかも。上の写真の右上のグリーンのブーツをはいていたハイディ。スペイン語の先生だったけど、去年の春さき、急に別の教育関連のお仕事にうつらなければと言ってやめていった女性。彼女があったあったと、見つけてくれました。

うっそお!信じられないありがたさ!でした。無事戻ってきたのを後からカメラに(↓)。
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ハイディ先生、本当に本当にありがとう。彼女の瞳はだてに大きくない!

ときどき霧雨のような雨もおちてきたけど、無事歩き終わって、メンバーのだれかが途中で、今1万歩、、歩いたわよ、とみんなに知らせてくれました。

腕にはめておくだけで、何歩あるいたか分るものがあるんですねえ。食事の後で、フランス語助手のマダム・ブラウンが見せてくれました。(↓)

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アマゾンのオンラインで15ポンド(2000円ぐらい?)で買えるんですって。これを腕にはめてウォーキングすると、何歩歩いて、何カロリーを消費したかとか、教えてくれるんですって。何という名前の道具なんでしょう?日本にもあるんでしょうね、万歩計って腰につけて使うものだとおもってたけど、どうして腕にはめるだけで、歩数がわかるんでしょうね?

とにかく無事歩き終わって、パブでランチ。
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ここではもちろん費用はペイアズユーゴー(自分が食べた分は自分で払う)。このチキン、特別なビールだかラガーに浸したのを焼いたものでしたが、付け合わせが面白くて、美味しかったです。栗とプルーンと、小さい玉ねぎのピックルスを炒めたものでした。栗がたくさん入っていて、美味しかった。真ん中のマッシュポテトも多すぎるかなと思ったけど、結局全部完食でした。£12=1500円ぐらいでした。

というわけで、おしゃべりの尽きないポスト・クリスマス兼(旧)職場新年会+運河沿い2時間歩き会の報告でした。
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by agsmatters05 | 2017-01-12 11:22 | Trackback | Comments(6)


カミラ・レックバリ「氷姫」「説教師」

暮れから正月にかけてずっとこういう(↓)本を読んでました。
スエーデン発のミステリー。
大学時代の友人に「読め!」と言われて、「ミレニアム」に続いて、メグから送ってもらった文庫本。3冊送ってもらったうちの2冊。あとの一冊を読む前に、ちょっと別のミステリーに横滑りしているところです。

こおりひめ
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何しろ、翻訳本なので、読みにくかったよ、YOSHIKOさん。それに2-3ページでどんどん別の話に移るの。場面と登場人物が、誰のことを言ってるのか、わかるまでにとっても時間がかかるの。面白くなった!と思ったら、また別の話に移ってしまう。それに翻訳文の堅さ、え?この段落は誰のことを言ってるの?と思ったことが何度も。だって、主語がなかなか出てこないんだもの。

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そうはいっても、完読したよ。ミステリーだから、最後はちゃんと事件の解決をしてくれて、読み終えた時は一応納得。感動するというのではなくて、よくもこれだけ上手に複雑に、登場人物と筋書きをからませて、つじつまの合うお話を書いたものよ、と思った。その点では合格。

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だけどあえてもう一言。「ミレニアム」は違うのよね。あれは、涙が出てくるほど、悪いやつを憎らしく思い、被害者を助けたく思い、弱くても悪に立ち向かう罪のない者を(本から離れていても)応援している気持ちになってしまった本だった。ミレニアムを読んでいた間はもう、ああミカエル!ああリスベット!と心の中で叫び続けていた私でした。ほんとよ、YOSHIKOさん。

でも、このあと、日本のミステリーを読んでから、またレックバリの三冊目に戻るからね。なにしろ日本から送ってもらった本は片っ端からていねいに読了したいと思っているものですから。
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by agsmatters05 | 2017-01-09 11:45 | 本を読んで | Trackback | Comments(4)


耳栓とシュークリーム

1月2日(月曜日)、届きました。NHSから私の耳栓。


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玄関先にころり。郵便屋さん(ポストレイディー)がドアから放り込んでくれました。ね、気の長い話でしょ。ただ、ということにありがたみを覚えなくては。ショッキングピンクといったけど、かわいらしいピンクでした。


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使い方がまだ不慣れだけど、耳に水が入るのを防ぐ効果はあるはず、と思って入浴、洗髪の際は使おうとおもいます。紅茶国の風呂場は洗い場と風呂桶(バスタブ)が別々になっていないので、気を付けて洗髪しないといけませんから。


シュークリーム作ったよ。
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クリスマスの買いだめ食料品。残りものをせっせと使いました。残ったターキーは、フライドヌードル(ビーフンだったけど)にしたり、スープやシチューにしたりしました。骨と皮以外は無駄にしないで使いました。

残ったものの一つ、ダブル・クリーム。賞味期限が切れる前に何ができるかと考えて、これ(↑)。木曜日の今年最初のクラスの生徒たちに食べてもらいました。生クリームの味を嫌いという人はあまりいませんからね。こちらではシュークリムことを、クリームパフとか、プロフィタロールとか言うみたいです。

もう一つ、使ってしまわないといけないものがありました。カスタードクリーム。それで、
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作ったものはこれ(↑)。カスタード・アップル・パイ。
市販品のパイシート(冷凍もの)の解凍したのが半分残っていたので、それを底に敷いて、カスタードクリームを一面に(たっぷり)塗り、上からりんごのスライスしたのをきれいに並べて載せて、オーブンで焼く。おっと、リンゴはごく薄く切って、レモンとレーズンと蜂蜜などをよく揉みこむようになじませてからのせました。どこかの、誰かのレシピー(クックパッドだったかな)の応用でした。結果?味は悪くないけど、量が大すぎて食べきれない。それに、ちょっとべちゃべちゃ感があって、パイとは言いにくい。ただしこれはレーズンが焦げない限り、なんども温めることができる。マイクロウエーブで温めてももちろん可。りんご、イギリスではとても安いんです。そして乳製品も安い。ダブルクリームやカスタードクリームは500CC以上の大きいのを買っても1ポンドちょっと。150円ぐらいで買えるんです。

でも、そろそろおせち料理が食べたくなってきました。マリさんのブログのお節料理の写真みて、その中のどれか一つでも作ってみようかしら、という気が(今頃)起こってきました。なにしろ簡単に買えないから、あるもので安い材料で工夫して作るしか手がないんです。海外暮らしの不自由さ。でも、かなりがまん強くなってきてると思うのですが・・・。(笑)
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by agsmatters05 | 2017-01-07 09:03 | 食べたもの、作った料理 | Trackback | Comments(0)

    

紅茶国で日本語教師。でも、身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅のことなど。
by dekobokoミチ
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