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ブログとフェイスブックとツイッターで、ほとんど毎日のようにつながっている Kamitani Maki さんからの情報で、この本(↓)のことを知りました。

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田中真知さんが書いた『たまたまザイール、またコンゴ』(偕成社)という本がが第一回斎藤茂太賞の特別賞にえらばれたというニュースは、7月29日ごろのことでした。それを受けて、9月にサンディエゴでメグに会えるから、ということでさっそくメグに頼んで、待つこと数カ月。9月のサンいディエゴで受け取って、この休みに読み終わりました。

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賞をもらう本は、やはりそれだけの重みというか、読みごたえがあるとつくづく思いました。アフリカ、コンゴ、ザイール、まったく言葉で聞くだけ、単語だけの知識、いえ知識などとは言えない世界(場所)の話なのですが、楽しませてくれました。読んでよかった。

異文化に暮らす身にとって、理不尽なこと、不可解なこと、不信感や違和感は日常茶飯事。心の底からアットホームな気分でくつろげることが、どれほどあるだろうか。もっとも逆の意味でこの異文化生活空間が珍しくもあり、楽しくもあり、また感動や感謝をいっぱい与えてくれる面白さもあるから、まだ帰国しないでいるわけですが・・・・。

というわけで、 Kamitani Maki さん、ご紹介ありがとうございました。

以下、例によって、例のごとく、引用することで、私の興味・関心を強く引いた場所をメモっておこうとおもいます。長文なので、ご注意ください。でも、どれもいいこと言ってると思います。(注、ただしこの本の大部分は、この大河を下って旅した記録なので、下の引用箇所ばかりがこの本のメインの部分とは思われませんように。大変な旅だったのですが、カラーの動画などで、河の様子などを映したものを見せてもらえたら、その魅力が爆発したと思われてなりません。

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「ひとつ大きなハードルを越えた気がした。たかがイモムシなのだが、イモムシが象徴している壁のようなものを超えることができたと思うと少々達成感があった。すくなくとも、イモムシなんてとても食べられないという人に、これからはこういってやることができる。「あんなの、ただのイモムシですよ」(P.204)


「若者はコンゴに来る前は相当に神経質な性格だったという。はじめはシャワーが浴びられないだけで気持ち悪かった。でも、浴びなくてもなんとかなることがわかった。同様に、服をとりかえなくても、プライバシーがなくても、虫がいても、電気や水がなくても、ろくな食べ物がなくても、『私は悪い人です』と顔に書いてある人にからまれても、不条理や理不尽が束になって襲いかかってきても、なんとかなることもわかった。そういうことが際限なくくりかえされるうちに、こうでなくてはだめだ、という思いこみのハードルがどんどん低くなっていったのだろう。

タフであるとは肉体の強靭さとか不屈の意志ということとはあまり関係ない。むしろ、思いこみがはがれ落ちても、中身の自分が意外と大丈夫だと気づくことではないか。

自分だけがそうなのか、あるいはほかの人もそうなのかわからないが、日本にいると、とかく無力感にさらされる機会が多い。それは自分が本当に無力だからではなく、無力だと思いこまされる機会があまりに多いからのような気がする。世の中はありとあらゆる脅威に満ちていて、それに対して保険をかけたり、備えをしたり、あるいは強大なものに寄り添ったりしないことには生きていけない。そんな強迫観念を社会からつねに意識させられているうちに、自分は無力で、弱く、傷つきやすい存在だと思いこまされてしまうのだ。

でも、ここでは自分で何とかしないと、何も動かない。乏しい選択肢の中から、ベストとはほど遠い一つを選び、それを不完全な手段でなんとかする。状況がどんなに矛盾と不条理に満ちていても、それが現実である以上、葛藤なしに認めて取り組むしかない。そういうことをくりかえしていると、意外となんとかなったりするし、なんとかならなくても、まあ、しょうがないやという気になる。まあ、しょうがないやと思えることが、じつはタフということなのだと思う。」(P.250)

「月も星もない闇夜の下では、何の明かりもないほうが、かえってまわりがよく見えるのだ。計器灯のようなわずかな光であっても、それは闇を攪乱して見えないとkろをつくりだしてしまう。光をあてるのはむしろ危険なのだ。闇の微妙な陰影や遠近感を見分ける目が持てるなら、すべての明かりを落として、漆黒の闇のなかで目を凝らしたほうが、いろんなものがしっかり見えるのである。

光を当てると、闇はいっそう濃くなるーこれは少なからず衝撃的な体験だった。観念的にとらえるのもどうかと思うが、見えないからといって光を当てることで、かえって見えなくしてしまったものが、ぼくたちのまわりにどれだけあっただろう。

西洋では光は理性の象徴とされてきた。だが、その理性という光を当てたことによって、その光で説明できなかったものの多くを闇に葬ってきたのも、西洋とアフリカの交流史の一面だったのではないか。コンラッドはこの地を『闇の奥』と呼んだ。だが、闇の陰影を見分けられるような精妙なまなざしを持つ者にとっては闇は闇ではない。そんなことを考えさせられた夜のコンゴ河だった。」(P.276)

「世界は偶然と突然でできている。」(P.281)

「予定をたて、その予定通りに物事が進むことをよしとする考え方は当たり前のものと思われている。西洋の近代合理主義、あるいは近代科学がもたらした思惟方法だ。しかし、それには未来についての予測を可能にするための社会の安定が不可欠だ。

だが、ここでは未来に何が起きるか本当にわからない。ちょっと旅をするだけでも、思いもよらないことが次々と殺到してくる。ルワンダ虐殺のときのように、昨日までの隣人同士が今日は殺し合いをするといった極端なことばかりではなく、こうすればああなるだろうという単純な因果律さえ成り立たないことがあまりにも多い。予定や計画をつらぬこうとする意志の力よりも、おもいもよらない偶然や突然の出来事が起きても、それとなんとか折り合いをつけ、わたりあい、楽しんでしまう力こそがここで生きるうえでは不可欠なのだ。

いや、ここだけではない。じつは世界中どこだってそうなのだと思う。世界は偶然と突然でできている。アフリカだろうとアジアだろうと、世界のどこだろうと、人は偶然この世に生まれ、突然、死んでいく。生きるためにいちばん必要なのは、それらのどうしようもない偶然を否定したり、ねじ伏せたりする力ではなく、どのような偶然とも折り合いをつけていく力だ。」(P.282)

「いろんなことがめちゃくちゃだ。だれもが好き勝手に行動する。人の迷惑なんて考えない。でも、ほかの乗客はたいして気にしていない。さすがである。迷惑だと感じる人がいなければ迷惑はそんざいしないのだ。」(P.291)

「いずれにしても
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by agsmatters05 | 2016-10-31 11:04 | 本を読んで | Trackback | Comments(4)
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シマさんに贈っていただいた新潮文庫全6巻、ようやく読み終えました。

シマさんありがとうございました。ブリッジの本も少しずつ読んでいます。感謝。

何年前にいただいたか、記憶も薄れてしまいました。よく、ロンドンへ行くときなど、カバンの中に入れやすいので持ち歩いていました。でも、続けて一気に1から6まで読み通すまでに、今までかかってしまいました。

けっこう、若い人達の「旅ごころ」を駆り立てるような、ある種の旅の指南書みたいなものでしょうか。

最初に、漠然とした目的(デリーからロンドンまで乗り合いバスで行く)があって、友人たちと賭けをしたというのが発端で、何日、何週間、何か月間、何年間かかるかわからない旅。その「わからなさ」が6巻全編を貫いていて、だから次はどうなるの?という興味、好奇心、、疑問にかられて読み続けさせられた、ような気がする。その「さきゆきのわからなさ」はもうちょっとどうにかならないかとも思われた。実際はすべての旅を終えて、だいぶたってから過去にさかのぼって書いているのだから、整理すればどこに何日間いて、という表が出来上がっているはずなのだけど、著者は旅の時点にもどって書いてくれているので、スリルのようなものがたくさんあった。

誰でもできることじゃない。特に、女性、年寄りには無理だわと、ずっと思いながら、読みました。

以下、私の読後感想文はもっぱらここと思ったところを引用するのが常で、しかもそれだけ。
ちょっと長くなってしまうのですが、タイプ打ちしてみました。

長文の引用なので、飛ばし読みもOKですよ。お引きとめいたしません。時間のある方だけ、どうぞ。(笑)
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「急がなくてはならない。急がないと・・・・・・・やはり御馳走が逃げていってしまう。」(4、p.81)

「『食う』という意味は二重である。ひとつは、文字通り人から親切によって与えられる食物や情報が、旅をしていくために、だから異国で生きていくために必須だということ。もうひとつは、人々の親切が旅の目的そのものになっているということ。つまり私たちのようなその日ぐらしの旅人には、いつの間にか名所旧跡などどうでもよくなっている。体力や気力や金力がそこまで廻らなくなっていることもあるが、重要なことは一食にありつくこと、一晩過ごせるところをみつけること、でしかなくなってしまうのだ。しかし、そうではあっても、いやそうだからこそ、人が大事だと思うようになる。旅にとって大事なのは、名所でも旧跡でもなく、その土地で出会う人なのだ、と。そして、まさにその人と人との関わりの最も甘美な表出の仕方が親切という行為のはずなのだ。」(4、p.83)

「私にはひとつの恐れがあった。旅を続けていくにしたがって、それはしだいにおおきくなっていった。その恐れとは、言葉にすれば、自分はいま旅という長いトンネルに入ってしまっているのではないか、そしてそのトンネルをいつまでも切り抜けることができないのではないか、というものだった。数か月のつもりの旅の予定が、半年になり、一年にもなろうとしていた。あるいは二年になるのか、三年になるか、この先どれほどかかるか自分自身でもわからなくなっていた。やがて終わったとしても、旅という名のトンネルの向こうにあるものと、果たしてうまく折り合うことができるかどうか、自信がなかった。旅の日々の、ペルシャの秋の空のように透明で空虚な生活に比べれば、その向こうにあるものがはるかに真っ当なものであることはよくわかっていた。だが、私は、もう、それらのものと折り合うことが不可能になっているのではないだろうか。

膝の上の『ペルシャ逸話集』には、『四つの講和』と並んで『カーブース・ナーメ』が収められている。『カーブース・ナーメ』は王朝の滅亡を前にして、王が子に残した処世訓集ともいうべき書で、その中に『老齢と青春について』という章がある。いかに若くとも栄光ある神を忘れるな、死に対して安心するな、死は老若の区別をつけないからだ。そう語ったあとで、父は息子にこう言い残している。

若いうちは若者らしく、年をとったら年寄りらしくせよ。


この平凡で、力強い言葉の中に、あるいは『老い』の哲学の真理があるのかもしれなかった。少なくとも、『王のモスク』の老人たちは、その言葉のように老いていた。年をとったら年寄りらしく、年をとったら年寄りらしく・・・・・。
『カーブース・ナーメ』にこうも書いてある。

老いたら一つ場所に落ち着くように心掛けよ。老いて旅するは賢明でない。特に資力ない者にはそうである。老齢は敵であり、貧困もまた敵である。そこで二人の敵と旅するは賢くなかろう。


私は老人たちの荘厳な叫び声を聞きながら、ふと、老いてもなお旅という長いトンネルを抜け切れない自分の姿を、モスクの中を吹き抜ける蒼味を帯びたペルシャの風の中に見たような気がした。」(4, p.175,176)

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by agsmatters05 | 2016-10-30 08:47 | 本を読んで | Trackback | Comments(0)
現在ハーフタームの休み一週間+前後の週末(10月22~30)を過ごしています。

ハーフタームというのは、もちろん一年間に3学期ある学校の各学期の中間に学校が休みになる一週間のことです。だから年に3回あるわけで、これまで13年間の学校勤めで、合計3X13=39回もハーフタームと呼ばれる一週間を過ごしてきたことになるのですが、なぜか今回は今までになく一人静かな一週間を過ごしています。そして、読書、読書、読書の日々。日中、食事の時間と食器洗いや料理の時間以外は、テレビを一切見ないで、読書、読書、読書、三昧。よって、これから4-5回にわたって「本を読んで」のカテゴリーの記事を書く予定です。

その一、ではないのですが、上のタイトル通りの珍しい映画を見ました。

このブログに(ご挨拶もせずに、勝手に、こっそり)リンクさせていただいているブログ、「一歩一歩!振り返れば、人生はらせん階段」の dande550213  さんのブログ記事から イラン映画をユーチューブで見ることができると知り、週末の土曜日、一挙にラップトップでめずらしくイラン映画を見させていただきました。 「雨」という映画。マジッド・マジッディ監督。

Baran (Rain) [2002 ] [Majid Majidi]*You tube no oneさん

1時間半の大作を全部ユーチューブで見せてもらうことができて、感謝でした。



ただし、この(↑)のリンクはもしかしたらブロックされているかもしれません。その時は、映画の題名とか監督名をグーグル・サーチしてユーチューブに入ると見ることができるかも。長い映画なので、忙しい人にはムリかもですが、しみじみと人情を感じさせられるいい映画です。

ハーフタームでなければなかなかこういう映画を見る時間も、こころのゆとりも持ちにくいのが、私のC村の日常ゆえに。


(鑑賞は10月22日、記事投稿は10月28日。}
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by agsmatters05 | 2016-10-29 07:07 | 映画 | Trackback | Comments(4)
ケンブリッジといえば、この風景、この風景といえばケンブリッジと言えるほど、よく知られた場所の写真です(↓)。カム川で舟遊び(パンティングという)をしたい人は、だれもがこの場所から乗り出すところです。夏の盛りはもっとにぎわうけど、今は少し喧騒から遠のいてきていました。

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ところで、本題の10月8日(土)アカデミック・サタデーのことを、振り返ってみます。

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毎年恒例の行事の一つ、ケンブリッジ大学のクイーンズ・カレッジで卒業生を招いて、講演会、食事会をする催しです。毎年10月の第2土曜日。(これは、ほぼ20日遅れの記事だ。)

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もちろん私はここの卒業生ではありませんが、縁あって、これまでに何回もこの行事に出させていただきました。アッシーを兼ねてということです。よく大学受験生と一緒に行くことが多いのですが、今年もクローエちゃんと一緒でした。クローエちゃんはナタリー(仮名)ちゃんの妹。ずっと前、C村の近所に住んでいたご一家の次女です。クローエちゃんのお姉ちゃんが日本語GCSEを勉強していた頃は、クローエちゃんはまだ本当に小さくて、幼かったのですが、あれから何年たったことになるのか、今はもうすらーっと背がたかくなって、しかもハイヒールを履きまくるので、185センチメートルぐらいあるのでは、という女子学生に成長していました。

クイーンズカレッジのフェローとか、レクチャラーとかが、いろいろなテーマで話をしてくれて、それに豪華な食事がつくという催しです。毎年カレッジのマスター(学長)がご挨拶するジョークも同じ。「あとでテストがありますよ」と。

今年の話は、アフリカのエボラ熱で医療介護にあたった人の話とか、サテナビ・システムの先端を研究している人の話とか、アルツハイマーの予防薬の研究者の話とかでした。面白く聞いたのですが、20日過ぎた今、何を覚えているかと自問しても、あまりはっきりと答えられなくて、情けないです。ただし、このカレッジの食事は本当に美味しいです。写真なくて残念。

イベントの後、カレッジの外に出て、グラデュエート・センターでお茶しました。なつかしの、グラデュエートセンターは、セガが2歳半から3歳半の時に過ごしたケンブリッジと全然変わっていない、(ということは35年ぐらい前の話ですが)。このページのトップの写真は、このグラデュエート・センターの3階から撮ったものです。

クイーンズ・カレッジからグラデュエート・センターへ行く途中の細い小径ミル・レーンの自転車屋さん。(↓)

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1980年から1年間、セガと二人でこの街に住んでいたころ、この自転車屋さんによく来ていました。タイヤのパンクを修理してもらうためでした。あのころのまま、この自転車屋さんは営業を続けてる。うれしくて、なつかしかったです。

以上で、ケンブリッジ訪問のレポートは終わりなのですが、実はここに書いておきたいことは、クイーンズ・カレッジの食堂で、メグとフェイス・タイムができたこと。カレッジでは、守衛さんのところで、書類にサインすれば約半年間ぐらい使えるWiFiのパスワードをもらえました。それで、メグとつながって、ちょっとしたホットニュースを聞くことができました。詳しくは、来年4月ごろまた書きます。その頃日本へ帰る用事ができかかったのですが、20日たった今、来年4月の日本帰国の用事はなくなってしまいました。

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それはともかく、何でここで、こういう ↑や↓の写真を載せるかというと、この時フェイスタイムで、メグにハロウイーンバースデーのお祝い何がいい?と聞くと、お母さんのバナナブレッドという答えでした。

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実物は送れないけど、せめて写真だけ送るね、メグちゃん。ケンブリッジから帰って早速作りました。黒砂糖を使ったので、色が濃くなったけど、焦げてはいません。卵をたくさん入れたレシピーだったので、とてもふんわりできました。

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紅白大根なますも作ってみました。せめてもの、お祝いのしるし。まだ大きな声では言えないのですが、来年の4月ごろ、何かが起こりそう。でも、日本へ帰る用事ではないのが、ちょっと残念だけど。
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by agsmatters05 | 2016-10-28 01:34 | Trackback | Comments(0)

贈り、贈られ・・・

10月は2回日本へお誕生祝いカードを送る月。6日はマゴマゴちゃん、31日はメグ。

マゴマゴちゃんの時は、9月の末、かなり押し迫ってほとんど1週間を切るぐらいの日付けでした。別口でお祝いをセガちゃんに渡しておいたりしたので、とりあえずマークス&スペンサーの3-4才児の服と、大きな誕生カードと、チョコレートの詰め合わせ一箱を、バブルラップの大きな茶封筒に入れて、そそくさと宛名書きをしてポストオフィスに持って行きました。A市の街中の、WHスミスという大きな文房具・書籍店の奥にあるポストオフィス。茶封筒の封をするのに、ほそい紙テープをはがして閉じたけれど、なんだかすぐ封が開いてしまいそう。そこで、カウンターの女性にちょっとセロテープをお願いしますというと、以前は親切にセロテープを使わせてくれたのに、この時のこのむっつり女性は、そういうものは自分で買ってきて貼らないと駄目だの一点張り。時間がないので、泣く泣くそのまま、保険もかけずに投函してしまいました。

そういういきさつがあったものだから、無事届いたという知らせが来るまでずいぶんやきもきさせられました。9月末に送ったものが、10月半ばになってもまだ届かないって。本当に心配でした。保険をかけなかったから、あのままなくなってもどうしようもないといわれました。調べようもなく、泣き寝入りだと。

結局10月半ばになって、ようやく届いたという写真が送られてきました。

そういうことがあったので、メグの時は少しだけ早めにしようと、ハーブティーだの、ナッツ類だのとカードを合わせてまたバブルラップの茶封筒に入れて、今度はしっかりガムテープで封をして、郵便局に行ったのが10月14日(金)のことでした。 

この日は12時に歯医者の予約が入っていて、まずは歯医者へ。ところが慣れ親しんだドクター・サラはもうそこにはいなくて、びっくり。新しい若い女性の歯科医サージェさんが、定期検査をしてくれました。

それからメグ宛の大きな茶封筒をもって、郵便局(WHスミスのポストオフィス)へ。

この日は、元気のいいおじちゃん(中年の)が窓口にいて、私の順番が来たら、荷物を受け取ってくれました。保険をかけるかかけないかで料金が5ポンド700円ぐらい違うというので、迷ってしまいました。なくなったらいやだけど、それほどの高価なものでもないし、、、と。するとこのテンションハイのおじちゃん、保険かける、かけない、どうする?ファイナルアンサーは?と。結局保険はかけずに、送ることにしました。その時、念のために撮らせてもらった写真がこれ(↓)。ブログに載せてもいいという承諾をもらっています。

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フウ、調子のいいおじちゃんだったなあ。

郵便局のとなりはM&S(↓)。 街は今、ハロウイーンが近づいて来てる。
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そうして、家に帰ったら、繁子さんからの贈り物がどっさりと。

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日本語を勉強している生徒たちといっしょに、たっぷりと楽しませてもらいます。すでにどら焼きは大好評のうちに消えてしまいました。

繁子さん、本当にありがとうございました。
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by agsmatters05 | 2016-10-26 09:41 | Trackback | Comments(2)
フェイスブックで、 Scrumdiddlyumptious's video (スクラムディドリーアンプシャス) というサイトから たくさん料理の動画が入ってきて、手早く簡単にその動画を見ると、だれでもすぐ作れそうな具合になっていて、ついつい、じゃ作ってみようか、とおもうと、あまり深く考えないでさっさとFBシェアをすることにしています。私のFB友だちは、さぞかし私がたくさんの料理を作っていると思うかもしれません。シェアしてるだけでそれらを全部作っているわけではないのですが。

けど、その中の一つ、今日つくってみました。

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食パンじゃなくて、ブリオッシュみたいなやわらかロールパンがたくさんあって食べきれそうもなかったので、それを小さく切って、卵とバニラエッセンスとシナモンをたくさんいれて(牛乳を入れ忘れた)、あとはりんごを小さく切ったのに、砂糖少々(砂糖の代わりにシロップをすこし)と、コーン・スターチと、少しのウイートジャームなどを入れて牛乳もここに足して(反則)、なんとかできましたよ。砂糖を減らした分、上にアイスクリームを載せていただきました。りんごの酸味とケーキ風の土台(ベース)が混ざっておいしかったです。


そのほか、おにぎりの写真をSNSにアップすると貧困地域の食糧援助になるというサイトがあるそうで、そのためにわざわざ作ってみました。(↓)

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by agsmatters05 | 2016-10-25 10:14 | Trackback | Comments(2)

秋、みつけた。

先週のこと。
朝(といっても昼過ぎのことが多いのですが、笑)、出かけようとしたらふと目に止りました。(↓)

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さらにアップして。
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そうして、おまけ。
週三日、放課後5時半までプライベートの授業を学校でやっているので、夕方五時半という時間がどのくらい明るいか、暗いか、月日の移り変わりがよく感じとれます。これから冬になると、夕方5時半は真っ暗で、寒くて、まるで夜(!)です。来年の2月ごろまでこういう辛さが続きます。2月になると5時半という時刻が少しずつ明るくなっていくので、2月は気持ちがふくらむ季節です。

でもって、10月のある日の5時半過ぎのキャンパスの空はこんな(↓)でした。

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もう一枚。

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いかにも「天高く…」という感じでした。
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by agsmatters05 | 2016-10-24 10:07 | Trackback | Comments(2)
このブログ、更新が不規則でごめんなさい。毎日アップされているトルコのMiki さんや、ブラジルのハチドリさんの真似ができたらいいのですが・・・。いろいろなことがありすぎたり、なさすぎたり、という事情で記事の更新が続かず、とどこおってしまいます。ブログと書き手(私)の距離の問題もあるかもしれません。とかなんとか、またまわりくどい話から始めてしまいました。
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今日の記事は、10月5日(水)の出来事でした。写真だけは早くからここに載せておいたのですが、文章がまにあわなくて、2週間以上も過ぎてしまいました。でもそれが冷却期間ということで、かえってよかったかもです。何しろこの日は大きなブリッジ大会が二つあって、本当にエキサイトした日でした。

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まず、昼の部、11時からコーヒータイムとして始まり、昼食前に1時間、昼食後に1時間ぐらい、およそ10テーブルを囲んで約40人が競技しました。コントラクト・ブリッジというのは、二人で一組の競技なので、相棒(パートナー)がいないとゲームにならないのですが、この日、私はどうしてもパートナーが見つかりませんでした。前々からいろいろな人に聞いてまわりました。おそらく10数人に聞いてまわったのですが、だれもかれもノーって。仕方なく、主催者にメールしてみました。

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このチャリティーブリッジはミルトンキーンズの慈善団体で、家族などを亡くしたかたへのサポートをする団体(MKビリーブメント・サービス)が主催でした。オーガナイザーのキャサリンさんにメールしたら、一人でもOK,なんとかなりますよ。私かディレクターのアビーさんがお相手できるでしょうから、とのことでした。とにかく一人25ポンドのチェック(小切手)をもってどうぞ来てください、との返事でした。

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結局私はディレクターのアビーさんとプレイすることになり、このアビーさんは英ブリッジ史上最年少で国際大会に出場したという国内トップクラスのプレーヤー。今は3人のお子さんを育てながら、夜、昼、コントラクト・ブリッジの普及とクラブの運営にあたっている方です。アビーさんとブレイできるなんて、 ヤッター!というほどの、ありがたいチャンス、なのです。それで、始まるときにしっかりと言われました。私たちが勝ってもプライズ(賞品)はもらえないですよ、って。もちろん、それよりも、アビーさんとプレイできることの方がずっとずっと光栄なことでした。

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この(↑)お昼ごはん、盛り付けは下手ですけど、とってもとってもおいしかったんです。パスタの味付けがとてもよくできていました。ハーブ類も、ナッツ類も、柑橘類も入っていたようなかんじでした。みんな美味しいと大好評でした。

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これにワインがついて、↓ にあるようなデザートがついて、このためだけでもお金を払う価値があったと思えるようなランチでした。

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結果は、アビーさんが言ってた通り、トップ賞は別のペアに渡されました。やっぱり気になったので、後からこっそりアビーさんに聞きました。私たちの順位は?って。そしたら、やっぱり、ちょっとばかり私たちペアがトップだったけど、それは内緒だとアビーさんの言。もうそれで十分一日のゲームを楽しめました。

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ところが、この日はまだおまけがありました。毎週水曜日は、ウエンドーバー、プリボロ、ミルキンなど、複数地区でブリッジ競技会が開かれているのですが、たまたまこの夜、いつものお師匠さんと組んでミルトンキーンズのブリッジ会場に出かけていくことになりました。

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初めて行った場所だったけど、何人か知り合いもいて、会場も明るくて、気分よくプレイができました。そのせいかどうか、最初はビリに近いところから始まったのに、何と最後のどんでん返しみたいに、私らの上にいたペアがどんどん下がって、私らの順位が上がっていって、なんとトップ。これには、びっくり仰天、まさかまさかの驚きでした。しかもこの夜の札は「シム・ペア―」と呼ばれていて、国中(紅茶国中)のいろんなところで参加者が集まって、同じ札を使って競技する、いわゆるサイマルテーニアス(simultaneous)競技会だったのでした。あとからわかったことはこの夜はおよそ1001組の競技者が紅茶国中60か所のクラブ(会場)でプレイしたそうです。われらがペアは何とミルトンキーンズのクラブでトップでも、国中の結果では94位になるのだそうです。びっくり仰天。いつもいつもこういうことが起こるとは限らないのがこのゲームの特徴です。同じようにプレイしていても、うまく行くときと行かない時が必ずあります。自分一人の力ではなくて、同じ会場の他の競技者がどういう結果を出すかによって、相対的にこちらの成績が決まってくるからです。だから、勝ち負けといっても実際は、55%とか、65%とかいう風に割合によって、成績が出されます。この夜、ミルトンキーンズの会場では、60%でトップだったけど、全国の競技者と比較すると、59.14%で94位だというのでした。

終わった後から、ほかのクラブへ行ってもいろんな人達からお祝いを言われてしまいました。そのたびに「アクシデントですから」と返事しました。常時勝てるようになったら、本当にうれしいのですが、このゲームはなかなかそういうわけにはいかないのです。

とりあえず、今のところ、かなりはまっております。週の5日はパートナーを見つけては、のこのこ、いそいそとクラブ(近所の集会所が多い)へ行き、「勝ってうれしい花一匁、負けて悔しい花一匁」を続けているところです。はい。
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by agsmatters05 | 2016-10-20 10:05 | Trackback | Comments(0)

C村の10月

このページの写真をここに並べておいたのは10月5日(水曜日)の夜で、あとから説明を追加する予定でした。

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いつものC村の空や雲や牧場や樹木の写真ですが、なかなか言葉を書き込めませんでした。

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なぜかって、金曜日(7日)の夜からC村の家のインターネット(ブロードバンド)が不通になってしまったから。ちょうど、テレビのニュースでロシアがアメリカのイーメールなどをハッキングしたということが報じられてすぐのことでした。まさか全世界的にインターネットがつながらなくなったのではないかとか、疑ってしまいました。

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インターネットがつながらないって、本当に面白くないですよね。WiFI が使えなくて、アイフォンのメールすら、ついたり消えたり。電話さえうまくつながりませんでした。

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このページの写真とは、まったくウラハラの、つまらない5日間でした。

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ふてくされて、自分にストをかけたくなりました。しかたなくなく、読みかけの本を読み続けた日々でした。

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学校へ行ったらインターネットはつながるけど、ブログを書いてる暇もないし、それに学校はフェイスブックはブロックされてるので、読めません。

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BTブロードバンドを使っているので、土曜日の夜、BTブロードバンドの故障係にでんわしました。訛りのある英語で聞きにくい返事。しかも、何回かけても、なかなか要領を得ない。

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3,4回目の兄ちゃんが、ようやくどうやらこれは回線のトラブルで、近所のブロードバンドの接続箇所をエンジニアが月曜か火曜に点検にくるから、それまで待つように、と。

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月曜、火曜と、おとなしく待ちました。

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エンジニアのくる気配もなくて、ルーターのブロードバンドのスイッチは消えたまま。

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火曜日の今夜、(インターネットがつながらなくなって、5日目、およそ120時間目。) またBTに電話しました。
何度も、何度も。違う人が返事して、同じ返事。回線を調べるからしばらく電話をつないでおくように、とか。じっと待ってても結局電話は切られてました。3人目か、4人目で、どうやらホームハブのバージョンが古いから買い替えるようにだと。新しいホームハブを17ポンドで買えば、ADSLのフィルターを無料で一緒に送ってくれると。

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そういうやりとりのあとで、ADSLのフィルターの接続がどうなっているか、と聞かれてメインの電話線をつないでいる場所へ移動。そうして電話線からルーター(ホームハブ)につなぐ線を外して、つなぎなおしてみました。

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それでこの話は終わりです。ホームハブに点灯している三つの青い光。ひとつは、パワー(電源)、一つはワイアレス、そして一つはブロードバンド、この青い光が三つ灯っていれば、この家のインターネットはOKです。今宵わがインターネットライフが再開されました。

というわけで、写真とはまったく違うおしゃべり(愚痴のような、バカげた笑い話のような、ったく情けない話)になってしまいました。インターネットのない世界って、どんなにか限られた空間と人間関係しか持てないことか。
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by agsmatters05 | 2016-10-12 09:53 | Trackback | Comments(2)

おみやげの話。

サンディエゴ旅行の後日談。

姪の結婚式に集まる予定の、東京、山梨からの参加者に、あれこれずうずうしくお土産をねだってしまいました。

ノスタルジア(郷愁)からという理由もあるにはあるのですが、なによりも日本語を勉強している「私の」(←ここが大事、学校の、じゃない)生徒たちに、日本文化の一端を紹介したくて、という理由でメグや甥に頼んでしまいました。

その一。 「月の雫(しずく)」
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これは 甲州、甲斐の国の銘菓の一つ、ですよね。
皆さん、ご存知でしょうか。
こどもの時から、このお菓子、有名でした。
下の写真の右側3個の白いボールのようなもの。

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白い砂糖の固まり(アイシング)の中に、生の葡萄が一粒。なんとも奇妙な取り合わせ。本当に両者がマッチしているのかいないのかよくわからないようなお菓子。葡萄を先に食べてから、まわりの砂糖を食べるほうがいいか、全部一緒に同時に食べて口の中で混ぜ合わせるのかいいか・・・。葡萄は甘いけど、果物特有の酸味もあるから、砂糖の味にまけてしまわないか。そこがいいところなのか。

とにかく、生徒らに見せたくて、詩的な名前を自慢したくて、ついでに漢字も覚えてもらえるだろうなどと考えて、サンディエゴまでわざわざ甥に持ってきてもらいました。ありがとうね⇒甥のM君。

上の写真、すでに開封済みで、箱の左側に入っているのはカリフォルニアの姪がくれた「キスチョコ」。これもなんだか懐かしいお菓子ですよね。こどものころ、叔母の一人がお土産に持ってきてくれたのが、キスチョコとの最初の出逢いでした。

でもって、木曜日(9月29日)の日本語クラスで、この箱をご披露しました。説明付きで食べてもらいました。中には甘いお菓子が苦手な子もいたかもしれないけど、珍しさにつられてみんな興味を持ってくれた様子。で、一人の生徒(Kくん、13歳)がこんな具合にノートに記録してくれました。(↓)

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月(つき)という私の発音が悪いのか、なかなか TSU(つ)KI(き)というひらがなにたどり着けない。すく、すき、つく、3回間違えてようやく つき というひらがなを書いてくれました。(笑)

右下の英語がまたおもしろい。
moon's dew drop (that thing you ate in 日本 クラブ which was a grape coated in sugar. だと。
そして 絵の説明に stem, grape, sugar だと。

ちょっとした生物の実験授業のようなノートメモ。(笑)

その二、
桔梗屋

さて、明日からの一週間は、桔梗屋の「桔梗信玄餅」をご披露するよていです。(まだ未開封)

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↑ はグーグルイメージからお借りしたのですが、この写真をググっている間に、ユウチューブで面白いサイトを見てしまいました。桔梗屋さんの桔梗信玄餅を袋にいっぱい入れ放題というセールがあるんですね。「わたし主婦の頭の中」のカータンさんの絵がついていましたけど、朝から並んですごい人気のイベントのようでした。 ユーチューブの画面もそこから見れます。が、

" target="_blank">桔梗屋さんの信玄餅詰め放題に行ってきた。




それからメグに持ってきてもらったこれ(↓)

その三、「東京ばな奈、見いつけた」

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生徒らは、どうしてバナナとカタカナで書かないのか、ばな奈の奈という漢字はどういう意味なのか?なぜ漢字が使われてるのか?と。 Who knows!?  知るよしもがな、です。答えに困りましたので、「そういうデザインなのよ」と言ってごまかしておきました。???  グーグルしたら、正解がわかるのかしら・・・

すでに全部捌けてしまってあとかたもない。メグちゃん、ありがとね。おいしかった。
月曜、火曜、木曜のクラスでお披露目したので、私は合計3個食べられたよ。

その四、やがて、お煎餅もこれからいただきます。四女のよっちゃん、お煎餅に感謝です。
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by agsmatters05 | 2016-10-04 08:48 | Trackback | Comments(0)

紅茶国で日本語教師。でも、身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅のことなど。


by dekobokoミチ
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