2009年 02月 15日
8(日)~14(土)日付けを並べて思い出せること、出せないこと。
雪の1週間をふりかえる。
8(日)、そういえば、ナスとトマトとモッツァレラチーズのかさね焼きを作ったかも。覚えているのはその程度。もちろんコンピューターでコントラクトブリッジ(ゲーム)は、してましたねえ。何時間したかって、一日中ってことはないですけど。
C村のゴミ回収は毎週1回木曜日。雪のためにこういう状態が1週間つづきました。
9(月)、午前中のスタッフ連絡会のとき、ヘッドから、いよいよ今週「泣く子も黙るオフステ様(More に注記)が水曜と木曜にお出ましになる」と発表がありました。
この日のミチのレッスンはいつもどおり。女子校で、13年生、12年生、11年生。各クラスでLonlonさんからのメッセージを伝えて、プレゼントを渡して、寄せ書きをして・・・。13年生クラスは2002年のリスニング。
10(火)、オフステ様がジャパンクラブの活動の一端もG校の活動のひとつとしてチェックしたいらしく、いろいろ証拠文献(写真やコピー文書)を集めてPL先生に渡した。授業は、11年生二クラス(午前と午後)。昼休みは階段教室で「キキの宅急便」のアニメ映画上映。25-30人ぐらいは集まったような。暗くてよく見えなかったけど。
11(水)、運良く水曜日はオフの日。オフ様の授業参観をまぬがれることができる!この日は学校中が戦々恐々としてるのは想像がつく。ミチはコタツじゃなくて家でのんびりさせてもらいました。夜はプリボロでブリッジ試合。ビリから二番目。恥ずかしいミスをいっぱいしてしまいました(汗)。
12(木)、先日からキャ先生とのメールのやり取りで、12年生(17歳)の生徒が1人、今から日本語を勉強して来年GCSE試験を受けさせてはという話が持ち上がった。それでなくても受講者数が少なく、日本語は廃止となりかねない恐れがあるので、1人でもニーズがあれば引き受けて教え込むことを断るわけにはいかない。トホ君と呼んでおこうかな。彼とキャ先生と3人での面接があった。そのあと昼休みはクラブで宮崎アニメ。キキが途中で終わり、生徒の希望で「ナウシカ」に入った。階段教室は巨大スクリーンで見れるから迫力があるけれど、機械室の操作を係のお兄様に頼まなければならないのがちょっと面倒。でも、わざわざPCルームを訪ねてDVDの上映をお願いするといつも快諾してくれるんで、ありがたい。生徒はあいかわらず20-30人の間。下級生が多い。
今日はオフステ様の二日目。階段の踊り場のゴミを見て、そばにいる生徒にちょっと拾ってゴミ箱に捨てておきなさい、と指示をだすのもこの頃板についてきたミチ、と我ながら実感。こういうとき、教師が率先してゴミを拾ったりしてはいけないのだ。ミチ流のやりかたでは黙ってゴミを拾って何食わぬ顔をしている、というのが性に合っているような気がするのだけれど、伝統と歴史を重んじる文法学校の先生としては、そういうことを自らやってはいけない(らしい)のだ。生徒に命令して、それを生徒にやらせてこそ、指導力というものが認められる、ということらしい。
午後の授業は、13年生が「ハウスミュージック」と呼ばれる学内縦割り音楽会にでたため、出席者が少なかった。ネイ君はこれにシンガーとして参加し、トップ賞をもらったそうだ。ハウスごとに生徒らが自主的に曲をつくったり、選んだりして、上手な演奏を披露してくれる。紅茶国のほかの学校もみんなそうなのかどうかわからないのだけれど、個別レッスンで楽器をならう子が多くて、それぞれが選んだ楽器でプロ顔負けの演奏のできる子が多い。個別の教育システムが浸透しているいい例だと思う。
放課後女子校では、例の学童保育風景のごたまぜ日本語クラス、男女7年生から12年生まで15人ぐらい集まったかな。レベルがマチマチなので、ひらがな表を書かせる子、カタカナ表を覚えさせる子、そして、「こ、そ、あ、ど」あたりの指示代名詞を文章の中で覚えさせる子。3グループぐらいに分けて、バラバラ授業(よくいえば、個別授業)をした。その間、Lonlonさんへのメッセージもお菓子と引き換えのようにして(笑)、書かせた。寄せ書きに自分の名前を書き込むのは、どの子もすぐに喜んで応じてくれる。
13(金)、午前中の休み時間にオフステ様の査察結果が発表になる、というのでスタッフ全員が集合した。結果は「Outstannding=ずば抜けている」、5段階でもトップに相当するいわゆるお星様付きの評価をもらったそうだ。ヘッドも、去年副校長から格上げになったばかりで、こういう結果になったことを大変よろこび「光栄だ=Priviledged]と言っていた。
オフステ様の学校視察結果は全国的に公表されるので、何一つ包み隠すことができない。視察項目も単なる生徒の成績のみならず、多岐にわたる(これについてはまたあらためて項目の検討をしたい)。とにかく学内全体がホッと一安心ムードであることは間違いない。印刷室のアーニャおばちゃんによると、5人のインスペクター(視察官)のうちリーダーはおかっば頭のかわいい、上品な女性でスコットランドなまりの英語を話す方だとか。それでも紅茶国中のあっちの学校、こっちの学校とチェックして歩くことを専門にしている方達(たしか5名)なのだから、一日や二日ででっち上げた資料ではごまかせないものを調べあげていかれる模様。まだまだリサーチがたりないのですが、この辺のオフステ様の視察の内容をもっと知りたいと思うミチでした。
授業は男子校で二つ。午前中は2002年のリスニング問題を、聞き取りではなくて、問題をテープおこしして、読み取りで個別に答を出してもらった。
午後の12年生は1人歴史のトリップで欠席。新たに加わったトホ君を交えて四人。JBPの6課。「行く、来る」の学習。トホ君。生まれて初めてならった日本語の授業で、ローマ字の教科書をみながら、生まれて初めて作った文章「ビジーさんはきのうデパートにいきました。」と絵を見てみごとに言ってのけた。みんなで拍手喝采してあげた。
女子校で12年生のWJECトピック3のテスト、5人。ひとり土壇場でお母さんの入院のためという理由で欠席がでたので、彼女には再試をしてあげないといけなくなった。他の生徒はみな緊張の面持ちながら、しっかり勉強してくれていて、かなりいい成果が出たと思う。ホッと一安心。
夜はミルキンへコントラクト・ブリッジの試合に行ってきた。
14(土)ハッピー、ハッピー、ハーフ・ターム ホリデー
いい天気。モリソンでランチと買い物をした。
ホリデー第一日目、かくして終わりました。
北国の太陽は昼間でも横からさす、という好例になるでしょうか。せめて影だけでものっぽさんに撮らせてもらいました。自画像ならぬ、自(撮)影像、といってもいいのかな。そのうちにMixiのプロフィールに使うかも、です(笑)。
キャベツ、ピーマン、ねぎなどをよく炒めて、ドライ豆腐というものを細切りにしていれ、煮びたし風によく炊いて、食べようと思ったらすこし汁が大目にでたので春雨をたっぷり入れて味をしみ込ませた。これがけっこうおいしくて、金曜日のお弁当にしたり、土曜日の夕食にしたり、した。
(1)OFSTED オフステッド というのは、the Office for Standards in Education (教育水準局)。とにかく一口に言えば、イギリス全国の学校を視察、チェックして、その結果を公表する、という学校チェック機関。
(2) 藤田英典さんの岐路に立つ日本の教育(10)イギリスの学校で起こっていること
(3)ホームページ(英語版)
(4)オフステッド、来たー2006年2月28日のりささんのブログです。いまはサイトを変えて「いぎりすせいかつ」ライブドアーに移ったらしいですが。
8(日)、そういえば、ナスとトマトとモッツァレラチーズのかさね焼きを作ったかも。覚えているのはその程度。もちろんコンピューターでコントラクトブリッジ(ゲーム)は、してましたねえ。何時間したかって、一日中ってことはないですけど。
9(月)、午前中のスタッフ連絡会のとき、ヘッドから、いよいよ今週「泣く子も黙るオフステ様(More に注記)が水曜と木曜にお出ましになる」と発表がありました。
この日のミチのレッスンはいつもどおり。女子校で、13年生、12年生、11年生。各クラスでLonlonさんからのメッセージを伝えて、プレゼントを渡して、寄せ書きをして・・・。13年生クラスは2002年のリスニング。
10(火)、オフステ様がジャパンクラブの活動の一端もG校の活動のひとつとしてチェックしたいらしく、いろいろ証拠文献(写真やコピー文書)を集めてPL先生に渡した。授業は、11年生二クラス(午前と午後)。昼休みは階段教室で「キキの宅急便」のアニメ映画上映。25-30人ぐらいは集まったような。暗くてよく見えなかったけど。
11(水)、運良く水曜日はオフの日。オフ様の授業参観をまぬがれることができる!この日は学校中が戦々恐々としてるのは想像がつく。ミチはコタツじゃなくて家でのんびりさせてもらいました。夜はプリボロでブリッジ試合。ビリから二番目。恥ずかしいミスをいっぱいしてしまいました(汗)。
12(木)、先日からキャ先生とのメールのやり取りで、12年生(17歳)の生徒が1人、今から日本語を勉強して来年GCSE試験を受けさせてはという話が持ち上がった。それでなくても受講者数が少なく、日本語は廃止となりかねない恐れがあるので、1人でもニーズがあれば引き受けて教え込むことを断るわけにはいかない。トホ君と呼んでおこうかな。彼とキャ先生と3人での面接があった。そのあと昼休みはクラブで宮崎アニメ。キキが途中で終わり、生徒の希望で「ナウシカ」に入った。階段教室は巨大スクリーンで見れるから迫力があるけれど、機械室の操作を係のお兄様に頼まなければならないのがちょっと面倒。でも、わざわざPCルームを訪ねてDVDの上映をお願いするといつも快諾してくれるんで、ありがたい。生徒はあいかわらず20-30人の間。下級生が多い。
今日はオフステ様の二日目。階段の踊り場のゴミを見て、そばにいる生徒にちょっと拾ってゴミ箱に捨てておきなさい、と指示をだすのもこの頃板についてきたミチ、と我ながら実感。こういうとき、教師が率先してゴミを拾ったりしてはいけないのだ。ミチ流のやりかたでは黙ってゴミを拾って何食わぬ顔をしている、というのが性に合っているような気がするのだけれど、伝統と歴史を重んじる文法学校の先生としては、そういうことを自らやってはいけない(らしい)のだ。生徒に命令して、それを生徒にやらせてこそ、指導力というものが認められる、ということらしい。
午後の授業は、13年生が「ハウスミュージック」と呼ばれる学内縦割り音楽会にでたため、出席者が少なかった。ネイ君はこれにシンガーとして参加し、トップ賞をもらったそうだ。ハウスごとに生徒らが自主的に曲をつくったり、選んだりして、上手な演奏を披露してくれる。紅茶国のほかの学校もみんなそうなのかどうかわからないのだけれど、個別レッスンで楽器をならう子が多くて、それぞれが選んだ楽器でプロ顔負けの演奏のできる子が多い。個別の教育システムが浸透しているいい例だと思う。
放課後女子校では、例の学童保育風景のごたまぜ日本語クラス、男女7年生から12年生まで15人ぐらい集まったかな。レベルがマチマチなので、ひらがな表を書かせる子、カタカナ表を覚えさせる子、そして、「こ、そ、あ、ど」あたりの指示代名詞を文章の中で覚えさせる子。3グループぐらいに分けて、バラバラ授業(よくいえば、個別授業)をした。その間、Lonlonさんへのメッセージもお菓子と引き換えのようにして(笑)、書かせた。寄せ書きに自分の名前を書き込むのは、どの子もすぐに喜んで応じてくれる。
13(金)、午前中の休み時間にオフステ様の査察結果が発表になる、というのでスタッフ全員が集合した。結果は「Outstannding=ずば抜けている」、5段階でもトップに相当するいわゆるお星様付きの評価をもらったそうだ。ヘッドも、去年副校長から格上げになったばかりで、こういう結果になったことを大変よろこび「光栄だ=Priviledged]と言っていた。
オフステ様の学校視察結果は全国的に公表されるので、何一つ包み隠すことができない。視察項目も単なる生徒の成績のみならず、多岐にわたる(これについてはまたあらためて項目の検討をしたい)。とにかく学内全体がホッと一安心ムードであることは間違いない。印刷室のアーニャおばちゃんによると、5人のインスペクター(視察官)のうちリーダーはおかっば頭のかわいい、上品な女性でスコットランドなまりの英語を話す方だとか。それでも紅茶国中のあっちの学校、こっちの学校とチェックして歩くことを専門にしている方達(たしか5名)なのだから、一日や二日ででっち上げた資料ではごまかせないものを調べあげていかれる模様。まだまだリサーチがたりないのですが、この辺のオフステ様の視察の内容をもっと知りたいと思うミチでした。
授業は男子校で二つ。午前中は2002年のリスニング問題を、聞き取りではなくて、問題をテープおこしして、読み取りで個別に答を出してもらった。
午後の12年生は1人歴史のトリップで欠席。新たに加わったトホ君を交えて四人。JBPの6課。「行く、来る」の学習。トホ君。生まれて初めてならった日本語の授業で、ローマ字の教科書をみながら、生まれて初めて作った文章「ビジーさんはきのうデパートにいきました。」と絵を見てみごとに言ってのけた。みんなで拍手喝采してあげた。
女子校で12年生のWJECトピック3のテスト、5人。ひとり土壇場でお母さんの入院のためという理由で欠席がでたので、彼女には再試をしてあげないといけなくなった。他の生徒はみな緊張の面持ちながら、しっかり勉強してくれていて、かなりいい成果が出たと思う。ホッと一安心。
夜はミルキンへコントラクト・ブリッジの試合に行ってきた。
14(土)ハッピー、ハッピー、ハーフ・ターム ホリデー
いい天気。モリソンでランチと買い物をした。
ホリデー第一日目、かくして終わりました。
北国の太陽は昼間でも横からさす、という好例になるでしょうか。せめて影だけでものっぽさんに撮らせてもらいました。自画像ならぬ、自(撮)影像、といってもいいのかな。そのうちにMixiのプロフィールに使うかも、です(笑)。
キャベツ、ピーマン、ねぎなどをよく炒めて、ドライ豆腐というものを細切りにしていれ、煮びたし風によく炊いて、食べようと思ったらすこし汁が大目にでたので春雨をたっぷり入れて味をしみ込ませた。これがけっこうおいしくて、金曜日のお弁当にしたり、土曜日の夕食にしたり、した。
(1)OFSTED オフステッド というのは、the Office for Standards in Education (教育水準局)。とにかく一口に言えば、イギリス全国の学校を視察、チェックして、その結果を公表する、という学校チェック機関。
(2) 藤田英典さんの岐路に立つ日本の教育(10)イギリスの学校で起こっていること
(3)ホームページ(英語版)
(4)オフステッド、来たー2006年2月28日のりささんのブログです。いまはサイトを変えて「いぎりすせいかつ」ライブドアーに移ったらしいですが。
by agsmatters05
| 2009-02-15 08:14
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