作りたくて作ったんじゃない。

ハーフタームの休み中だから、毎日が週末と同じようなもの。よって、週末クッキングの記事の続き。

これ(↓)、ちょっとグロテスクでしょ。考えようによっては、ビビる気持ちもあるのですけど、「そこに山があるから山に登る」と答えた登山家の言葉を思い出しながら、ここに鶏が一匹あるから、これをなんとか食べられるようにせねばならぬと思っての一仕事でした。

紅茶国で、このまるごと鶏一匹というのは、そんなに高くないんです。テスコ当たりなら3,4ポンド(5~600円)ぐらいから鶏一匹が買えます。大きさにもよるけど、これ(↓)も10ポンドしなかった。隣村へ行く途中のブッチャー(肉屋さん)でまとめ買いをしたのではっきり値段を覚えてないけど、7ポンド=1000円ぐらいじゃなかったかな。

つい数日前も作ったので、今年に入って2度目の鶏の丸焼きでした。クックパッドとかでざっと調べて、結局鶏全体に塩を揉みこんで低温で焼くという方法にしました。この下味の付け方次第で味もすっかり変わってくるのでしょうが、今回は簡単なやり方でやってみました。ただし、残り物のレモン汁と、塩麴も味付けに足してみました。黒コショウも。そして塩をまわり中にこすりつけた後、一晩冷蔵庫の中に寝かしておきました。(これは1,2時間、室温に放置しておくだけでも、味をつけてすぐ焼き始めるよりも、いいらしい。)

低温で、ファン付きのオーブンなので170度ぐらいで約1時間半ぐらい。焦がさないように、そして生焼きにならないように、焼き加減を見ながらテキトーにやってみました。テスコなど、スーパーで買うと、肉の重さに応じて何分ぐらい焼いたら良いか、だいたいインストラクション(説明書き)がパッケージのどこかに書いてあるので、それに従えばいいわけです。上の肉はブッチャーのもので、そんな説明はなかったので、重さも計らず、テキトーにやってしまいました。

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串を肉にさしてみて、透明な汁が出て来たら、OKとのこと。

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いい焼き色がつきました。これ(↑)は焼き上がりの半分。これ(↓)はお肉を切り分けた半分。

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ていねいに焼くと、肉と骨の身離れがいいということが、今回わかりました。出来上がり(↓)

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お皿に盛り付けると、全然違って見えるでしょ。

残りのお肉は骨の部分をのぞいて、タッパーに入れて冷蔵庫へ。
骨の部分は、生姜やニンニクやレモンや、あればねぎや塩コショウなど薬味になるものを加えてたっぷりの水でぐつぐつ。途中で灰汁取りをていねいにして、おいしい鶏ガラのスープをとりました。ラーメンにしてみるかも、です。

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これで2,3日。いや、4,5日はあれこれ。手を変え品を変えて、利用しつくさねばなりません。食べ物を無駄にしないために、苦労します。美味しくできたら、それはうれしいですけど、食べ過ぎにならないように、気をつけなければ、ね。

人参とひじきがたくさんあったので、こんな(↓)ものも一緒に作ってしまいました。太りそう… 。
あ、これは作りたくて作りました。(笑)

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Commented by marri at 2017-02-16 18:14 x
いやぁ~!
遣りますね。こりゃぁ、本格的料理人だわ。
いかに言っても貴女は根っからの料理人ですね。如何にお国柄が変わろうとて
好きで解体しているところ大だわ。しかし、達成感が有りますね。
この話は、小夏さんじゃないと盛り上がらないでしょう。料理苦手な私では
でも、良く頑張りましたね。「どや顔」が見えてきそう!
Commented by konatum at 2017-02-16 23:30
キャァ〜、すごいすごい!
(ハイ!盛り上がってます!!!)
はい、グロテスクです。
でも、出来上がりは、とっても美味しそう(o^^o)
尊敬します。ミチさん、プロ並みですよ。

うん、お寿司でしょうか?
ひじき、ゴマ?人参、健康に良いものばかりじゃないですか、あー、でも、食べすぎてしまいそうですねぇ、美味しすぎて。


Commented by agsmatters05 at 2017-02-17 08:38
marriさん、コメントありがと。
私「どや顔」という言葉を知らなくて、ググってみなければなりませんでした(恥)。え?そんな得意そうに書いた記事のつもりじゃなかったんですけどね。丸焼きの鶏を切り分けながら、なにごとも勉強勉強!って感じでした。生物の解剖の実験を、時期外れにやってるみたいな(笑)。

それから、(これが大事 ⇒)紅茶国では丸のままの鶏肉のほうが、切り分けてあるのより、安上がりなんです。胸肉も肩も、足も、手羽先も全部別々に買うと、けっこう高くなります。手間賃が省けるからなんでしょうね。
だから、牛や豚の薄切りなんていうの、ふだんのスーパーやブッチャーでは売ってない。なんといってもズボラがとりえの国だから、と言っては怒られるかな。あそうそう、料理方法が、オーブンが主だからでしょうね。
Commented by agsmatters05 at 2017-02-17 08:47
小夏さん、
紅茶国ではこういうのを作ってもそんなに尊敬されない、というか、誰でもこういうのを作るところから料理を覚えるんじゃないかなあ。日本料理との違いは、調理方法が割と単純なこと。オーブン料理に付け合わせ野菜がメインで、あとは前菜とデザートがあれば一通り食事ができます。日本料理のように、焼く、揚げる、和える、蒸すといった手の込んだことは手品のように見えるのではないかしら。

あ、タッパーのは五目飯(のつもりで、お寿司じゃなくて)でした。ちょっと作りすぎて、食べ終わるまでに何日もかかってます(どうしよう?)。
by agsmatters05 | 2017-02-16 10:50 | 食べたもの、作った料理 | Trackback | Comments(4)