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紅茶国C村の日々

リーズ出張、帰りの日。

リーズ一泊研修:旅のハプニングもろもろをアイパッドにメモったら、かれこれ15項目ありました。
なんだかんだで、結局すべてが無事にうまく終わったあとでこれを書いてますけど。
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これ(↑)は、リーズ大学の構内。のんびり歩いてB&Bから大学を突っ切って、正門前のバス停に移動したとき。だれが植えたか、どのくらいお金がかかっているのか、見当もつかないけど、きれいに手入れされているのはいい感じ。
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リーズ大学は前の夜の日本語教師たちの二次会で話されていたように、地方都市の中心として君臨(!?)しているために、空港を通るときもリーズ大学に行くというとあまりどうのこうのと質問されないで、通してくれるとか。長崎で「三菱のお方、県庁の人、市役所のヤツ」という言葉遣いをするんだとかいう冗談を、昔々聞いたことがあるのを思い出してしまいました。リーズ大学の関係者はさしずめ、「大学のお方」ということになるのかな。
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日曜日、ガランとしている大学構内の建物を眺めながら歩いていると、18世紀?19世紀?とにかく、今では考えられないデザインの装飾が施された大学の建物がありました。その昔羊毛で栄えた土地柄を反映しているのでしょうね。
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グレートホールとか呼ばれている卒業式(学位授与式)に使われる大きな立派な由緒ある建物(だったという記憶です、たしか・・・。)

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イギリスの大学の話をすると、ラッセル・グループという言葉をお聞きになったことがあるでしょうか?興味のある方は こちら へどうぞ。一部、ウイキ様から引用させていただきますね。

ラッセル・グループは、イギリスの大規模研究型大学24校で構成するグループである。1994年にイギリス政府などへの大学側の要望を伝える、いわゆる圧力団体として設立された。・・・・ラッセル・グループに所属している大学は研究志向が強く、事実、イギリス国内の3分の2の研究費をこの20校で占めている(2006年度)。またこの20校の合計学生数は50万人にのぼり、イギリスの大学生数の20%を占める。参加国別では、イングランドが20校、スコットランドが2校、ウェールズが1校、北アイルランドが1校となっている。


私は中高の一貫校に勤めていますが、18歳になって高3(こちらでは13年生)として卒業していくとき、やはりこのラッセル’グループに入っている大学に進学できることはある種のステータスを確保した感じになるのではないかと思います。(生徒も、親も。)もちろん大学間の競争も甘いものではなさそうですが。

もう一つ、リーズ大学と言えば、私がただ一人Aレベルを正規のカリキュラム内で教えたあのオッ君が行った大学でした。前の夜の2次回でもオッ君の話がでて、もうすぐ卒業らしいのですが、ちょっと困ったことも聞いてしまいました。担当の先生に、私から本人に伝えましょうか?と聞くと、いいえ、黙っていてくださいとのこと。それが何だったのか、おそらく秋ごろにはわかるとおもうのですが。

リーズのバス事情

というわけで、大学の裏側から入って表側にでて、正門前のバス停で長いこと待ちました。ただリーズの駅に行って一路C村に帰るだけの予定でした。のんびりした日曜日。イスラム系の大集団(スカーフをしてるから)の若者たちがどこへ行くのか同じバス停でずっとバスを待っていました。みんな知り合いの仲良したちで、英語をもちろん使っていました。これもイギリスらしい現象かもしれないです。イギリスに行って、イギリス人に会えるかというと、実はアフリカ人だったり、アジア人だったりすることが多く、その人たちはもちろん自分はブリティッシュ(英国人)だと思っているわけです。ただしエスニシティー(人種)は別物で、パキスタン人だったり、ナイジェリア人だったりするわけです。この辺の多民族性というのは、日本にいてはちょっと感覚がつかめないのではないかという気がします。

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ようやくバスがきて、乗り込んでしばらく揺られて、何しろリーズ駅に行くんだから、みんなもそこで降りるんだろうと思いこんだのが大間違いで、これがハプニングその(6)。一緒に乗り込んだ連中が下りるところで降りようとおもっていたら、どうも駅を通り越してしまったみたい。しばらくして気がついて、運転手さんに尋ねてみました。なにも誰もバス停を発表してくれないから、どこで降りるか気を付けていないといけなかったのでした。(大恥)

降りて、歩いて、カメラ片手に、グーグルマップも見ながら。

幸い予約していた電車の時間はまだだいぶ先だったのでリーズの街中をのんびり歩いて駅と思われる方向に(今来たバスの通りを)戻ってみました。

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見知らぬ街の見知らぬ通り、といっても地方都市のど真ん中、大きなビルやオフィスやホテルもいっぱいあって、こんなの(↑)を見つけてしまいました。KPMG。それがどうした?と思われる方も大勢いらっしゃることでしょうが。

ステーションって言ったって。 バスの、電車の、コーチのと それぞれステーションは違うので、電車の駅で降りる人はあのバスでは本当に少なかった、というより全然気がつかずに乗り越してしまったのでした。

そしてしばらく歩いて、そろそろ駅の近くじゃないかと思って交差点のようなところに来たので、ある方向を向いて通りかかった人に聞いてみました。あの、リーズのトレイン・ステーションはどっちへ行ったらいいですか?と。するとああ、そこですよと通行人が指さしてくれた私の背中の方角をみると、なんとそこが駅だったのでした!ったく、私のボケ具合は相当なもの。我ながら呆気にとられました。 ここ(↓)、昨日の朝10時半にタクシーに乗った場所じゃあないかっ!(涙)
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まだまだあるかな、ハプニング?

いいえ、そのあとは昨日来た道(線路)を逆にたどるだけ。リーズからマンチェスターへ。マンチェスターからバージン・トレインでミルトン・キーンズへ。そしてミルトン・キーンズからほんの10分間でレイトン・バザードへ。

途中の線路からいっぱい菜の花畑の写真を撮りました。フェイスブックにも載せて、大勢の方から Like(いいね)のクリックをいただけて、よかった。

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エイミーちゃんに単語送信
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電車の中でただ一つ、日本語教師らしい仕事をしましたよ。次の日(5月11日、月曜日)は 2015年のAレベル(GCEと呼ばれる日本語の試験)の日でした。週1回放課後コツコツと自分で日本語を勉強してきたエイミーちゃんがこの試験を受ける予定でした。(エイミーちゃんはもちろん去年のUKサムライ6人の一人です。)何しろ時間不足で何も教えてあげられなかった。それで過去のAS試験にでてくる典型的な用語、AS試験によく出る単語(例えば、活動、国際交流、教育、かんきょう・・・) というような単語集を抜き出してリストアップして送ってくれ、と頼まれていました。このリーズ旅行中、3回に分けてこれをメールでエイミーちゃんに送ったのですが、うーん、今年のAS試験、エイミーちゃんにはきっとずいぶん難しかったことでしょう。8月の発表が待たれます。





よっぽど暇な方以外は見ないでくださいね。(笑)
1) マンチェスターからリーズまでの汽車が遅れた。
2) リーズ駅から大学までバスに乗れなかった。切符を買っておいたのに。タクシー5ポンド。
3) レクチャーが始まる前の雑音ーオリバーのスピーチー「スーパーノート」というソフトが曲者。
4) スペイン料理店へ行って、お金がない!ナットウエストで引き出し。
5) B&B について。35ポンドが38ポンドに!
6) メガネがない❗️
7) エイミーちゃんに単語送信した。(ハプニングじゃないけど、なんでリーズから?)
8) やっぱり枕が変わると … 湿気と埃。
9) 朝御飯はイングリッシュブレックファーストで。(これもハプニングじゃない。なんでこれを含めたのか?)
10) 領収書を貰い、眼鏡を返す.別のめがねをいただく。
11) 歩いて大学前まで。途中で大学構内を通り抜けた時、写真をパチパチ。
12)リーズのバス事情。ずいぶん長く待たされた。しかも、降りる場所を間違えた。⇐ これは大失敗。
13) ステーションって言ったって。 バスの、電車の、コーチのと。目と鼻の先で違う方向を向いて、通行人に「リーズ駅はどこですか?」と尋ねる間抜けのわたし。(苦笑)
14) 降りて、歩いて、カメラ片手に、グーグルマップも見ながら。
15) まだまだあるかな、ハプニング?いいえもうなにもハプニングはありませんでした。すべて予定通りに、ぶじC村に帰ってきました。5月10日(日)午後4時ごろ。

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ただいま、トヨカロ3号ちゃん。
Commented by konatum at 2015-05-24 15:15
特にこんな田舎に住んでると、周りの人、全て同じ肌の色の人ばかりですものね〜。

ハプニング色々でしたね、でも、兎にも角にも、無事に、お帰りなさい(⌒▽⌒)
Commented by agsmatters05 at 2015-05-25 01:55
小夏さん、
いつもコメントありがとうございます。
はい、おかげさまで、おいしい鶏めしおにぎりお弁当と一緒だったから、とても楽しい遠足でしたよん。

すぐ記事を書けなくて、もう2週間も前のことになってしまいました。5月はあと一週間。カレンダーの予定表は6月がどんどん埋められて、7月もだんだんとふさがってきました。カレンダーとブログと時計が競争してるみたいです。^-^
by agsmatters05 | 2015-05-24 08:56 | Comments(2)

紅茶国で(元)日本語教師(今もちょっとだけ)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅や、家族のことなど。

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