2014年 11月 10日
ジャパン・トリップ 物語 その9(帰英後 一週間。)
11月2日(日曜日)にヒースロー空港に無事着いた一行6人。
ただ一人、航空券の都合で一日遅れて日本を出ることになったN君に、みんな思いっきりのヤッカミを飛ばしていた。
みんな帰りたくなくて、しょんぼりもいいとこだった。
いつも礼儀正しく私に挨拶をしてくれるO君が、京王プラザホテルで朝7時過ぎに行き会った時、浮かぬ顔をしているので、「どうしたの?元気? ハウアーユー?」 と尋ねたら、一言 「We are depressed. ぼくたち落ち込んでるんです、先生。」だと。帰りたくなくて、日本から離れたくなくて、みんな気分がふさいでいるのだった。
紅茶国に帰ってきてからも、まだまだ日本は続いている感じ。翌日の月曜日、一人だけ授業に出てきたA君。一人でたくさん勉強した後で、ポツンと言った。「寂しい」と。「そうよね、お別れはつらい、悲しいものだからねえ。」 とだけ。私にも慰める言葉はなかった。
あまりにも楽しくて、面白くて、不思議な冒険に満ち満ちていた一週間の日本(東京)体験のあとで、急にそこから離れなければならなくなった彼ら。この心と身体の乖離、ギャップをどうしたらいいのか、みんなもぬけの殻みたいになって一日一日を過ごしてきた。私もそうだったから、よくわかる。まだ心は日本、まだ心は日本、まだ心は日本・・・・
ただ一人、航空券の都合で一日遅れて日本を出ることになったN君に、みんな思いっきりのヤッカミを飛ばしていた。
みんな帰りたくなくて、しょんぼりもいいとこだった。
いつも礼儀正しく私に挨拶をしてくれるO君が、京王プラザホテルで朝7時過ぎに行き会った時、浮かぬ顔をしているので、「どうしたの?元気? ハウアーユー?」 と尋ねたら、一言 「We are depressed. ぼくたち落ち込んでるんです、先生。」だと。帰りたくなくて、日本から離れたくなくて、みんな気分がふさいでいるのだった。
紅茶国に帰ってきてからも、まだまだ日本は続いている感じ。翌日の月曜日、一人だけ授業に出てきたA君。一人でたくさん勉強した後で、ポツンと言った。「寂しい」と。「そうよね、お別れはつらい、悲しいものだからねえ。」 とだけ。私にも慰める言葉はなかった。
あまりにも楽しくて、面白くて、不思議な冒険に満ち満ちていた一週間の日本(東京)体験のあとで、急にそこから離れなければならなくなった彼ら。この心と身体の乖離、ギャップをどうしたらいいのか、みんなもぬけの殻みたいになって一日一日を過ごしてきた。私もそうだったから、よくわかる。まだ心は日本、まだ心は日本、まだ心は日本・・・・
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konatum at 2014-11-10 20:07
色々ミチさんが頑張って実現した緑茶国への旅。
その頑張り甲斐がありましたね。
こんなに、皆んなが、日本を楽しんだなんて。うれしいことですね。
その頑張り甲斐がありましたね。
こんなに、皆んなが、日本を楽しんだなんて。うれしいことですね。
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agsmatters05 at 2014-11-10 23:50
うん、小夏さんからもいっぱい応援してもらって、ありがとうございました。とっても励まされましたんよ。本当に、いやなことや困ったことが一つもなかったの。L ちゃんがバスに帽子を置き忘れたことと、私が最後に京王プラザホテルのロビーにファイルフォルダー(ほとんどいらなくなったプリントばっかりの)を置き忘れたことがミスといえばミスぐらい。あとはもうずうっとウルトラ C の連続って感じでした。もっともっと書きたいですよ。でもね、時間があるかな。
by agsmatters05
| 2014-11-10 08:52
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Comments(2)