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紅茶国C村の日々

オックスフォードの、アシュモレアン・ダイニング(レストラン)で10年ぶりの出会い。

久しぶりのオックスフォードでした。
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8月1日(金)ルイちゃん一家がC村を引き払っていった後で、また楽しい出会いがありました。

10年前にオックスフォードで英語を勉強して、今は埼玉県で英語の先生をしているSeiさんと、ご入籍を済ませた旦那様Tomoさんのお二人と6時に待ち合わせていました。
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昼ご飯の残り、じゃなくて昼ご飯を作ったときに真っ先に別枠で確保しておいたいなり寿司と細巻き寿司とおにぎり少々、パックに詰めて持っていきました。幸い、割とセンターに近いところに駐車できた。ここは、F君とさそさんと吉永小百合さんの朗読会で、パーキングチケット違反(駐車時間の超過だったか、機械に食べさせるお金の種類がなくて、だったか)をとられた場所。要注意、要注意。とりあえず、1時間だけの駐車券をはらって、あとはまた戻ってくるつもりで車を後にした。(実際は、そのことを忘れた。だけど、見回りの人も来なかったみたいで、違反切符をとられなかった。ホッ!ラッキー、あぶない、あぶない。)
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8月の旅行シーズン真っ只中。しかも、天気上々。オックスフォードのハイストリートに午後5時過ぎにこんな人だかりがしているのは、短期語学研修中の若者たちとか、海外や地方からのツーリスト以外に考えられない。あとは地元の勤め人の帰りのラッシュか。
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めずらしく6時の約束の時間より、ちょっと早くたどり着けました。
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この時計塔のふもとにあったベンチに腰掛けていたら、どこかこの辺りのカフェの宣伝らしく二人の若者がお盆に試飲用のカップをのせてみんなに配り歩いていた。なんでも、ピーチ・ティーだとか。ベンチに座っている私にまで持ってきてくれたので、ありがたくいただいた。そのとき、ミチ・・・さんと声をかけてお二人がご到着!
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初対面でもとっても親しく話しやすかったTomoさん。10年ぶり(9年ぶり)に会えたSeiさん。感激の再会!

さて、どこに行きましょうか? ということになり、車を駐車してすぐ見つけた看板を思い出した。

オックスフォード・シアターの向かい側にあるアシュモレアン博物館の屋上レストランが開いてるって。
そこに行きましょうか、ということになり、3人でてくてく。

博物館の正面入り口ではなくて、ウッドストック通りのほうからの入り口でエレベーターで4階へ行きました。その名を、アシュモレアン・ダイニング

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とてもいい感じのレストランで、予約なしでもOKでした。ここのウエイターのお兄ちゃん一人(東洋人の顔立ち、中国系か)が、とっても気が利く人で、たくさん写真をとってくれました。
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 ↑ は 3人でシェアした前菜。ハムとメロンとロケットのサラダ。おいしかった。

でもって、つもる話の発端に、私、つい聞いてしまいました。(⇐私らしいダイレクトさ、率直さというか、ずけずけというか。すみません。)お二人のなれそめは? 
まだお二人に会われてない方たちに先に伝えさせてもらいます。
お二人の職場の同僚同士(?)が同じスポーツをしていて仲がよかったそうで、その同僚を通じて出会われたそうです。

次なる私の質問はこれ(↓)でした。

「実はわたし、ずっと前から胸の内に温めていたテーマがあるんです。退職して、フリーになったら、次のリサーチのテーマにしようと思っているんだけど、私は語学教師で、多少言葉についての関心があるので、いろんな人から「プロポーズの言葉」というのを聞き集めてみたい、できたらそういうものを本にまとめてみたいってずうっと、かねがね、いつも思ってるんです。」と。(⇐ ちょっと大風呂敷!?)

TI さん。「一応、わたしは、正式に、『・・・・・・』という風にいいました。」(ここは、お二人のプライバシーを尊重して、今のところ伏字。(笑)  Tomo and Sei さん、 もっと書いてもいいですか?(笑)

ただし、その時お二人はすでに暗黙の合意というか、了解ができていたのでしょう。ちょうど皇室の高円宮家の次女の方が出雲大社の御曹司とご結婚なさるというニュースの中で、プロポーズの言葉は「ない」 ということが 伝えられているのと同じようなお二人の場合のようでした。

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私たち3人とも、この夜のメインは魚をえらびました。Tomo さんは Hake(メルルーサ)  私とSei さんはPlaice(アカガレイ)。デザートはなしで、飲み物。ゆっくり食事して、たっぷりお話できました。

Tomoさんは旅行好きで、今回も企画立案は、時間のないSei さんに代わって, おひとりで、とか。頼もしい旦那様! お二人の旅は、その後フェイスブックで友達になっていただいた旦那様の写真も含めて、私も一緒に楽しませていただくことができました。コッツウォルズ、レイクディストリクト、イギリスの鉄道の旅、ユーロスターとフランス。いい時に、いいご旅行ができて、ほんとうによかったですね。Tomo & Sei さん!! 今度また10月に 日本でお会いできるのですよね!!!!!!!

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でもって、書きたかったことはこれから、なんです

Sei さんとの出会いは10年前でした。Seiさんが大学生で、その時の彼女の先生が私のIOE (ロンドン大学教育研究所)時代の友人、ピーターさんでした。かれは、(このブログの長年の読者様ならきっとおわかりのように) 沖縄のわが友、かの有名な興南学園のLei先生の旦那様。もちろん Lei さんとも同じ IOE時代にロンドンで1996年に初めて知り合った仲でした。

Seiさんと同じ時期に3人の大学生(でしたっけ、みなさん?)がオックスフォードの学校に1年間留学されました。4人とも、それぞれ別々のホームステイに行かれて、しっかり英語の勉強をされました。最初オックスフォードに着いた時、オックスフォードのチャリティーショップをご案内しました。あの時はシマさんは一緒じゃなかったですね。 

あの時、私は(ちょっと生意気だったかもしれませんが)、「留学中,学校で一番英語の成績が延びたと言われるようにがんばって勉強してね。」などという 檄(ゲキ) を飛ばしたりしました。覚えているかな?私はなぜかよく覚えているのです。(笑)

そうして1年たって、4人の留学期間の終わり頃(といってもシマさんはあと半年、OB大に移って勉強をつづけたけど。)C村にお招きできたのでした。 その時の記事 (←をクリック)は 私がブログをはじめてすぐのこと、日本語教師ブログを始めたばかりで、4人の留学生の記事ではなくて、A校の私の最初の日本語の生徒 J 君のことが中心でした。

でも、あのとき J くんと同じ年のメグ(長女)もいて、ジェラルド君(仮名)に読ませるように って、私の手料理のメニュー表(お品書き)を(二人で)わかりやすくひらがなで書いて用意したり、当日(2015年6月24日土曜日)C村のお屋敷で開かれた村祭り(フェイト)をみんなでそろってぞろぞろと歩いて見に行ったりしたことを、思い出します。

あれから9年。 4人の渡英から10年たちました。この4人は今日本の各地で元気で頑張ってらっしゃる。うれしいことに、4人ともフェイスブックでつながることができて、日々のご活躍ぶりを垣間見せてもらえる。そして可愛い赤ちゃんのお写真を見せてもらえる!!! これはつましく暮らすC村の日々の私には、とっても大きな楽しみになっています。

しかも、それだけじゃなくて、Sei さんのお勤め先の学校の英語部の生徒さんたちと わがA男子校のジャパンクラブの生徒たちと、お手紙やポスター交換などの交流ができるようになって、という記事はすでに書きました。(ここ に。)

でもって、10月の東京ホームステイプログラムの中に、Sei さんの学校(英語部)訪問の時間を含めることができた、というわけです。これも「縁は異なもの、味なもの」 ということなのでしょうか。「人の輪」というか「つながり」ということの味わい深さ、面白さをしみじみとかみしめているこの頃です。


というわけで、この記事は ここ へつながります。
by agsmatters05 | 2014-08-12 09:04 | Comments(0)

紅茶国で(元)日本語教師(今もちょっとだけ)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅や、家族のことなど。

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