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紅茶国C村の日々

マイケル・モーパーゴ 「ケンスケの王国」

これは2月の話になりますが、春学期真ん中の一週間の休み(ハーフ・ターム)中、生徒の一人(サイ君)が貸してくれた本を読むという(私の)宿題がありました。これもまた「情報の逆流」の一例。

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マイケル・モーパーゴという作家は、あの有名な ウォーホース(スピルバーグ監督の映画「戦火の馬」の原作にもなった本)を書いた人。そのほかにたくさん子供向けの本を書いています。 本のリストをのせたサイトは こちら「ハナママゴンの雑記帳」というブログにも、この人の作品がたくさん取り上げられています。

Kaspar: Prince of Cats (2008)
という本を読んだときにも実はタイタニック号の話で、この船に乗っていた少年の名前がやはり MICHIYA  というので、関心を持っていました。これについては、4-5年前に記事を書いたことがあると思うのですが、テーマ分類をしてないので簡単に探し出せない(涙)。KENSUKE's KINGDOM という日本人が出てくる話があることはうすうす知っていたので、読んでみたいとは前々から思っていました。
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でも、まさかこれほど、もろに、出てくるとは・・・。

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マイケルという名前の少年がダディーとマミーと3人で航海にのりだして、、、という話なのですが、

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世界一周の途中でオーストラリアから北上中、難破してしまい

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ケンスケ という人の住む島で助け出されて、、、

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ケンスケの奥さんがKIMI 息子が MICHIYA.

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物語の最後のところで、小川道哉 という漢字になって出てきています。

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こういうこともあるんですね、世の中って。まさか、まさか、まさか、なのでした。

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実はこのほか、今年は 生徒の名前が私と同じ Mitchi (ミッチ) とか、Mitchel (ミッチェル)というケースに2度3度遭遇してしまいました。 


だからどうなの?と言われたら、どうってことないのですが・・・。 いえ、私にとってはとてもくすぐったくて、ビッグニュースなんです。
by agsmatters05 | 2014-03-13 11:16 | Comments(0)

紅茶国で(元)日本語教師(今もちょっとだけ)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅や、家族のことなど。

by dekobokoミチ