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紅茶国C村の日々

ブリッジ三昧。

コントラクト・ブリッジ または デュープリケート・ブリッジ。
ウイキペディアの説明は こちら

これが結構いい刺激、気分転換になるゲームです。
昼間どんなに仕事で苦労しても、夜このゲームをすると、すっかり「ここはどこ?私は誰?」状態になれます。つまり別世界の気分てこと。

ハーフタームのお休み中も、ほぼ毎晩この競技会がどこかで行われていて、悪戦苦闘、一喜一憂をつづけています。月曜:トリング または ストークマンデビル BC(ブリッジクラブ)、火曜:A ヴェイル BC (マルティカルチャーセンター)、 水曜: プリンセスリズボロー 、 木曜:なし。たまにエイシーズ、金曜:ミルキン(ファーストン コミュニティーセンター)。 各会場で、4人が一つのテーブルを囲むわけですが、多くて10から12テーブル(40人から48人)、少ないところでは4-5テーブル(16人から20人)。 だいたい普段は夜7時半から10時半ごろまで3時間の競技です。最終的にはコンピューターで結果(〇%の勝率という数値)がでます。各会場のトップ3から5ペアぐらいまでは マスターポイントという EBU(英国ブリッジ連盟)公認のポイントがもらえます。もう十数年以上つづける人が多いこのゲームでは、ベテランは1万点以上のマスターポイントをもっていて、全国区の大会とかに参加する資格をもらえます。私の今の得点はどのくらいかな?5000点ぐらいはもらってるとおもいます。ということは、過去5年間プレイしたとして、年に1000点もらったら、一か月に83点、一か月が4週として、週に20点はもらっているということになりますか。実際は全然甘くない。一晩のクラブでトップになれば約30点、3位とか4位では5点ぐらいもらえることもありますが、ぜんぜんマスターポイントをもらえず、ビリになったりビリから数えた方が早いという夜も。負ければまたやりたくなり、勝てばまたやりたくなる。それがゲームというものの魔物性か。

あるとき、このEBU公認のマスターポイントについて、たくさんもっているという人に聞いてみたことがあります。
「それをそんなにたくさん集めて、どうするんですか?」と。
その答え:「何もしません。死んでお墓に持っていくだけ。」とか(笑)

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とても複雑で、奥が深いゲームですが、、前の日にトップになっても次の日に別の場所で競技するとボトム(ビリ)になることも全く不思議ではないという不思議なゲームです。ビディングと言われる「勝ち名乗り宣言」をするので、気の強い人は手札がプアー(貧弱)でも、大勝利を予言して、結果をかく乱したり、気の弱い人は手札がいいのに勝ち名乗り宣言に乗れず、結果的に勝ち点が低いままで損をしたり、ということがありますから。

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火曜のBC(ブリッジクラブ)の対外試合で、水曜日にビスターというところへ出かけていったときの写真です。
この時は、2チーム(8人)がA市から出かけていって、ビスターブリッジクラブと戦いました。終わった時は本当にぐったり、くたくたになりました。たかがトランプ競技というのに、この力の入れ具合はどうよ。(笑)
そして、頑張った甲斐があって、A市のチームが大勝したのでした。

それから一日おいて金曜日。これは毎年恒例のチャリティーブリッジ大会でした。朝10時半から午後3時半まで、昼食付き、募金のためのくじ引き抽選会付きで、おおきな行事でした。

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ハーフタームとはいえ、平日の日中を使って一日中トランプ競技をするわけですから、現役の会社員というかロードーシャには参加するのは無理でしょう。というわけで、髪の白い高齢者が圧倒的に多い室内スポーツともいえます。

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ラッフルと呼ばれるくじ引きの賞品(↓)。
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ベテランボランティアの手作りランチ。ラザニャかチキンカレーか。私はチキンカレーをいただきました。サラダも少しだけ、4人でシェアするのがちょっとだけついてきました。ワインは全員に一杯はフリー。二杯目から 1.5ポンド(250円)。もちろんお替わりなんて昼間から飲んだりはしませんでしたよ。(笑)
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デザート(これは2皿で4人分)。これも手作り。チョコブラウニーもメレンゲもとってもおいしくできていました。
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結局この日は全部で27テーブルで 27 X 4 = 108 人が競技したのでした。

実はこの日は夜も、月一回のティームプレイの日。4人で組んで、結果を競うもの。こちらの方は先月に続いてトップ。ヒューさんとバーバラさん、私とお師匠さんのペアが4人一組で、がんばりました。

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こういう(↑)風にして同じ手札を、テーブルからテーブルへ回し、どの組が一番高得点を上げたかを、パーセントで算出します。

ブリッジについての記事は一度書いておきたいこぼれ話がありまして。
デレクのこと。ティータイムのこと。続編をまた書くつもり。
by agsmatters05 | 2014-02-24 06:28 | Comments(0)

紅茶国で(元)日本語教師(今もちょっとだけ)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅や、家族のことなど。

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