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紅茶国C村の日々

ふりかえる姉妹会(14)こぼれ話(3)-おみやげのこと

とにかく、「3人がヒースローに到着したら大成功、その後は何がどうなろうと、(野となれ、山となれ)知るもんか、知らん」というホステス・ミチの気構えで望んだ一週間の姉妹会だったのですが、3姉妹がはるばる遠くからもって来てくれたお土産の質、量に、いまだに圧倒されている三女、わたし。
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全部は書かない、書けないので、取りこぼしもあるとおもいますが、とりあえず思いつくままにメモっておこうとおもいます。心から感謝をこめて・・・。 上の写真も、時間がないから、という思いでそそくさとカメラに納めたので、撮れてないものがたくさん(悔)。

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文房具類〈筆ペン、文字練習帳、そろばん、おりがみ、折り紙作成カッター(なんてものも。←つかったよ。使えますよ。面白い。折り紙がなくなったら、生徒らはこれを大いに活用させてもらうことになるとおもいます。すでに、コチラの生徒らは、紙さえあれば、白くても、色つきでも、四角に切って折り紙用紙に利用してます。日本のようにふんだんに物がある国じゃあないから・・・。(笑)
乾燥、保存食品 (お茶、玄米茶、抹茶、梅干、みそ、桃のジャム、わかめスープ、うどんなどのめん類)
菓子類、(羊羹、せんべい、チョコレート類、ピーナッツブリトル←これが止まらない、止められない。一日ひとかけら、しかも小さいのからいただく、と決めてます。)
韓国海苔、魚の干物、出しの素、ふりかけの素、

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こんなにたくさん、私一人がいただいちゃっていいのでしょうか? 姉妹愛(きょうだいあい)だ!
昨日(12月10日、金曜日)、メグに郵パックのミドルサイズボックスで一箱おすそ分けを送りました。〈芋ケンピ、バイバイ、もどってきてもいいんだよ。戻っておいで(笑)。)

四女ちゃんは、来るときも帰るときも、荷物が重くて、超過料金を払わなければなりませんでした。

ところがここで、大発見。長姉と四女ちゃんはブリティッシュ・エアウエイズ(英国航空)の直行便で来たのですが、預け入れ荷物は23キロまでとか。 帰りの荷造りをするとき、長姉はスーツケースを軽くするため、本類などの重いものを手荷物用〈機内持ち込み用〉のカバンにとり分けていました。四女ちゃんはその逆。機内持ち込み荷物は紅茶の箱のみで、かさばるけど、手荷物は軽くしていました。その分、スーツケースが重い。結局、帰りの搭乗手続きをしたとき、M1姉ちゃんの荷物は制限重量23キロをオーバーすること3キロの26キロ(だったような)。四女ちゃんのスーツケースは6キロオーバーの29キロ(たしか)。ところが超過料金は、23キロ以上31キロオーバーまで一律の40ポンド=5200円だった。というわけで、二人が航空会社に払わなければならなかった荷物の超過料金は、二人とも同じ金額だったのでした。そうと分かっていたら、どうせ超過料金を払うつもりなら、もっと重くしておいてもよかったかも、なのでした。郵便でこれだけの重さのものを送ることを考えたら、9キロオーバーの5200円って、安いものかもしれません、よね。長姉は渡英前に妹達の食べ物の心配をして2箱も大きなダンボール箱で食料品をいっぱい送ってくれたのですが、その料金ときたら、7000円、9000円。目が飛び出すほど高い!とても、パートタイマーミチはそんなお金を使うことはできません。船便にするか、送らないか。実物よりも送料のほうが高い送りものって、ほんとうに必要なの?って考えてしまう貧民、庶民のミチでした。

でもね、こんなとこでナンですが、4人姉妹の中で一番カネマワリの割りがわるいのが、どうやら三女みたいです。紅茶国という国柄がそうさせるんだという一面もあるとおもうのですが。こちらでは、日本で軽く「宅急便」とか「タクシー」というようなことが、ありえないのです。ガソリンスタンドのじょうごにしても、ペットボトルをちょん切ってお店の人が使わせてくれるのが、紅茶国流。特に工業製品は、日本のように進んでいないのです。二言目には、「タクシー」という姉妹たちに、私は正直言って、カルチャーショックを覚えました。こちらの人はそんなことにお金を使わないって。毎年仕事を休んで2週間、3週間とホリデーに行くために、せっせと日常生活を倹約するのが紅茶国流。そこへいくと、日本って、お金、使いすぎてませんの?

別の言い方をすると、今回私はつくづく、もっとお金があったら、豪華旅行を姉妹にさせてあげることができたのに、ふがいないなあ、と思わずにはいられなかったのも事実でした。お金に縁がないように、産み落とされ、育てられたような気がします。ま、しっかたないっすね。まじめで、じょうぶで、健康で、元気に動ける(働ける)ことに感謝して、負け惜しみじゃなくて、与えられたものに感謝して、幸せを味わえる、そういういじましい星の下の、すがすがしい人生。ビバ!われらがビンボウ・シスターズ。

(なんていっちゃってよかったのか。)

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以下、次にまわします。

6)話題になったこと。
7)両親のこと。
8)新聞記事の写真
9)おりがみ
Commented by marri at 2011-12-12 19:35 x
チョッピリ惨めな思いしながら
充分に幸せな三女さんの英国暮らし!姉妹っていいな^^♪
たしかに1000円足らずで、大きな箱が、次の日神奈川に着く幸せ。
不思議の国の私たちでしょうか。
超過料金払うほど、一杯荷物が膨らんで・・・
何より貴方の国の思いで一杯を詰め込んで別れたのね^^;;
Commented by agsmatters05 at 2011-12-13 06:02
marri さん、はいはい、そのとおりなのでございますよ。いつmarri
 さんをストーンヘンジにお連れできるか、楽しみに待っておりますのですよ、はいはい。スーツケースだけで、かるく4-5キロする場合があるじゃないですか。海外旅行、サムソナイトってのは、間違いで、軽い袋でけっこうだと思うんですよ。Marriさんは旅なれてるから大丈夫っすよね。
by agsmatters05 | 2011-12-11 01:59 | Comments(2)

紅茶国で(元)日本語教師(今もちょっとだけ)。身の回りのいろんなことを気ままにつづっていきます。日本語教育のほかに、イギリス風景、たまには映画や料理や本やニュースや旅や、家族のことなど。

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